元2023 8月 アメリカ
心房細動は脳卒中リスクを高める。
ガイドラインでは経口抗凝固薬の長期使用を推奨しているが、服薬遵守率は高くない。
そこで、初回の処方以降の服薬を放棄した者と継続した者とで、その後の脳卒中および全身性塞栓症のリスクをくらべてみたそうな。
2017年4月1日から2020年10月31日まで直接経口抗凝固薬DOACを処方された心房細動患者の記録を対象とした。
次のことがわかった。
・200398例と211352例がそれぞれ放棄群と継続群に分類された。・平均フォロー期間はそれぞれ14.9ヵ月と15.7ヵ月であった。・フォロー期間12ヵ月の時点で、脳梗塞/全身性塞栓症の発生率は放棄者群で1.34%、継続者群で1.00%であった・脳梗塞/全身性塞栓症のリスクは放棄者群が継続者群より35%高かった。
経口抗凝固薬の処方について、初回以降の使用を放棄した者は継続した者と比較して、脳梗塞または全身性塞栓症になるリスクが有意に高かった、
というおはなし。
感想:
有意に高いんだけど、1年間に脳梗塞になる確率が100人中1人が1.35人になる程度のちがい。
上のグラフをみるとほとんど同一の軌跡。
そのいっぽうで、この抗凝固薬DOACが市場投入されて以降、脳内出血が爆増しているのも事実↓。
オレだったらまちがいなく服薬「放棄」してるとおもう。