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2024年1月20日

高収入地域の驚愕:脳内出血後の死亡率とエリート意識

2024  1月  アメリカ


脳内出血(ICH)後の死亡は一般的である。

近隣の社会経済的地位(nSES)は、臨床転帰に影響を及ぼす重要な健康の社会的決定要因(SDoH)である。

そこで、nSESを含むSDoHが、脳内出血患者における生命維持治療の中止(WLSTs)と死亡率の違いに寄与しているかどうかをくわしくしらべてみたそうな。



2017年1月から2022年12月までの3次病院におけるICH患者を対象とした。

年齢、臨床的重症度、人種/民族、世帯収入、保険、配偶者の有無、宗教、退院前の死亡率、WLSTに関するデータを電子カルテから収集した。



次のことがわかった。

・868例のICH患者(年齢中央値67、女性43%)を同定した。

・そのうち16%が非ヒスパニック系黒人、17%がアジア系、15%がヒスパニック系であった。また、50%がメディケア、22%がメディケイドに加入しており、世帯収入の中央値は81857ドルであった。

・死亡は患者の17%に認められ、そのうちの84%がWLSTであった。

・世帯所得の中央値が高い郵便番号地域の患者は、WLSTの率と死亡率があきらかに高かった。

・黒人非ヒスパニック人種は、WLSTおよび退院時死亡率の低下と有意に関連していた。

・年齢と重症度スコアを調整後、高所得地域に居住する患者はWLSTおよび退院前死亡の可能性が高かった。


社会経済的地位の高い地域の住民は、脳内出血後の延命治療の中止と高死亡率が関連している、


というおはなし。
高所得の延命治療

低所得層の延命治療

高所得層の延命治療

低所得層の延命治療


感想:

なぜこういうことになるのか?



AI「豊かな階級の選択肢」仮説:高収入地域の住民は、豊かな生活様式や価値観を持つため、伝統的な医療観念を超えた選択をする可能性があります。彼らは人生の質を重視し、延命措置を拒否することで、死を自らの条件で受け入れるという哲学的なアプローチを取るかもしれません。

「エリート意識と医療決定」仮説:高所得者はしばしばエリート意識を持ち、自分たちは一般大衆とは異なる特別な選択をするという考えを持つことがあります。これは、医療の決定においても反映され、一般的な選択よりも個別化された、あるいは非伝統的な道を選ぶことを意味するかもしれません。

「医療の商業化と社会的地位」仮説:高収入地域の住民は、医療システムの中でより高い社会的地位を享受し、医療決定において特権的な選択を行うことができるという見方もあります。これにより、通常は利用できない高度な医療オプションや、倫理的な問題を引き起こす可能性のある選択肢を利用できる可能性があります。』



彼らは生産性を失った人間は負債でしかないと考え、身内であっても損切りするに躊躇がないがゆえに高収入であるってこと。



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