元2023 12月 中国
未破裂脳動脈瘤(UIA)の有病率は2.3%~3.2%で、その年間破裂率は1.4%という。
UIAの破裂リスクは、民族、位置、高血圧、年齢、くも膜下出血の既往、瘤のサイズ、にもとずくPHASESスコアで推定できるが、限界がある。
そこで、破裂のさらなるリスク因子をあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。
PubMed、Embase、Cochrane Libraryの電子データベースを用いて、2023年6月までの関係する研究を厳選した。
次のことがわかった。
・未破裂脳動脈瘤(UIA)患者17069例および動脈瘤破裂2699例を含む18の研究が対象として選択された。・高脂血症およびくも膜下出血(SAH)の家族歴は動脈瘤破裂リスクの「低下」と関連していた。・一方、大型の動脈瘤、および前交通動脈(ACA)、中大脳動脈(MCA)、椎骨脳底動脈(VABA)、にある瘤は、高い破裂リスクと関連していた。・さらに、動脈瘤破裂のリスクは年齢、性別、現在喫煙、高血圧、糖尿病、SAHの既往、多発性動脈瘤には影響されなかった。
未破裂脳動脈瘤患者における動脈瘤破裂のリスク因子として、高脂血症と家族歴は保護的に関連していた。大型サイズ、ACA、MCA、VABAの瘤の破裂リスクは高かった。また、年齢や血圧、喫煙、別位置の動脈瘤には影響されなかった、
というおはなし。
感想:
家族歴があると破裂しにくいんだって。おかしくない?