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2024年2月28日

起立性低血圧:脳卒中再発と降圧治療の新たな見解

2024  2月  スウェーデン

 
起立性低血圧(OH)に対する恐怖や心血管(CV)イベントのリスク増加の関連性が報告されていることから、脳卒中後の降圧治療が制限される可能性がある。

NAILED試験では,140/90mmHg未満の目標を立て、降圧薬の漸増により血圧が低下し,脳卒中発症率が低下した。

そこで、脳卒中(脳梗塞、脳出血)またはTIA集団におけるOHとCVイベントまたは死亡との関連、およびNAILED試験におけるOHリスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。



 
NAILED試験においてベースライン時に完全な血圧測定を行った全患者(n=814)を対象とした。

OHは座位から起立1分後の収縮期血圧≧20または拡張期血圧≧10mmHgの低下と定義した。

OHと脳卒中、心筋梗塞および死亡との複合関連を解析した。




次のようになった。

・平均4.8年の追跡期間中、35.3%の患者がOHを経験した。

・OHは複合アウトカムと有意な関連を示さなかった。

・NAILED試験における介入群(降圧薬の漸増による目標血圧の達成)への割り当ては、追跡期間中のOHとは関連していなかった。


起立性低血圧は、この脳卒中またはTIA集団における心血管イベントや死亡のリスク増加とは関連しなかった。降圧薬の漸増は、通常治療と比較して起立性低血圧を増加させなかった。したがって、起立性低血圧は降圧治療の妨げにはならない、


というおはなし。
起立性低血圧

起立性低血圧:脳卒中再発と降圧治療の新たな見解

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起立性低血圧:脳卒中再発と降圧治療の新たな見解


感想:

退院してまもないころ、地元の病院でディオバンという悪名高い降圧薬を処方された。

翌日、椅子から立ち上がると視界が真っ白になり膝が崩れ落ちた。すぐに血圧をはかると、80/60だった。



この研究では降圧薬治療は起立性低血圧とは関係なかったみたいだけど、

血圧下げると脳卒中にはならなくても死んでしまいやすいんよ↓。





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