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2016年6月18日

低出力レーザー療法(LLLT) 脳卒中痙縮筋肉への効果


Effects of low-level laser therapy (LLLT 808 nm) on lower limb spastic muscle activity in chronic stroke patients.
2016  5月  ブラジル

低出力レーザー療法(LLLT)は細胞、神経、代謝へのさまざまな影響が期待でき リハビリテーションシーンでも利用されることがある。

下肢痙縮筋肉へのLLLTの効果を確かめてみたそうな。




慢性期の脳卒中患者15人について、1週間ごとに

*なにもなし
*偽LLLT
*LLLT

の各状況下で疼痛レベル、等速性筋持久力、膝トルクを測定し 比較した。

LLLTは麻痺側の大腿直筋および内側股筋の各30箇所に直径0.25cmの低出力レーザー照射を行った。


次のようになった。

・LLLT後、疼痛レベルが明らかに低下し、

・筋持久力とトルクも向上した。

低出力レーザー療法(LLLT)には慢性期の痙縮筋肉の持久力 筋力を改善し疼痛を和らげる効果があるのかもしれない、


というおはなし。

写真:LLLT照射位置

感想:

もっと漠然とした温熱療法の類かと思ってたら 意外と細かく照射してるのねぇ。

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