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2016年6月17日

病院着くまえに症状が消えている脳虚血患者の割合は


Differences in Clinical Characteristics between Patients with Transient Ischemic Attack Whose Symptoms Do and Do Not Persist on Arrival.
2016  6月  日本

一過性脳虚血発作(TIA)の患者は病院到着時に症状が残っていてもやがて解消する。

病院到着時に症状の残っている患者と 症状が消えている患者の違いを調べてみたそうな。


TIA患者データベースの記録を見なおしたところ、


次のことがわかった。

・患者266人(男性158、平均年齢68)の記録を抽出した。

・そのうち39.5%が病院到着時にも症状が持続していた。

・彼らには 感覚障害、救急車使用、60分以上の持続症状、発症からの到着までの時間が短い という特徴があった。

・症状の持続している患者は非持続患者に比べ 69% vs. 57%で まず脳卒中専門医の診察を受け、59% vs. 43%で 脳卒中専門病棟に入院した。

TIA患者の扱いは病院到着時に症状が持続しているか否かで変わるのかもしれない、


というおはなし。

図:救急車

感想:

「顔と手がしびれるぅー!」と大騒ぎして救急車呼んで、病院着くまえにすっかり症状消えてたら かなり気まずい。

そんなときのためにスマホで実況ビデオを撮っておくことを勧める。↓
自分の脳卒中動画を晒す女性が現れる

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