元2023 5月 中国
観察研究では、怒りっぽさ(irritability)が脳卒中など心血管疾患のリスクを高めることが示唆されている。
しかし、因果関係はあきらかでないので、メンデルランダム化解析を用いて、怒りっぽさと心血管疾患リスクとの因果関係をくわしくしらべてみたそうな。
怒りっぽさに関するデータは、90,282の症例と232,386のコントロールを含むUKバイオバンクから取得し、
心血管疾患のデータは公表されたゲノム関連研究(GWAS)とFinnGenデータベースから集めた。
次のようになった。
・遺伝的に予測される怒りっぽさが心血管疾患リスクを有意に増加させた。・とくに、脳卒中全体 ではオッズ比 2.334、脳梗塞全体はオッズ比 2.249、および 主幹動脈硬化性脳梗塞のオッズ比 14.326、であった。・喫煙、不眠、抑うつ的影響が怒りっぽさが心血管疾患に進行する過程を媒介するとわかった。