元2023 8月 ギリシャ
脳卒中は頻度の高い死因であり、障害やうつ病の最も一般的な原因のひとつである。
とくにうつ病は脳卒中患者の機能制限、セルフケアの低下、死亡率の上昇と関連している。
これらの患者ではしばしば「怒り」が生じ、回復の過程を阻害する可能性がある。
そこで、脳卒中患者の抑うつ症状の有無、怒りの表出、機能・自立の程度をくわしくしらべてみたそうな。
元2023 8月 ギリシャ
元2024 3月 日本
元
Anger and stroke: a potential association that deserves serious consideration.
2016 6月 ブラジル
・慢性的な怒りと脳卒中 および特定の脳部位の損傷と怒りには関連がありそうだった。
・しかし怒りの定義自体が研究者により異なっていて、評価がバラバラだった。
・脳の損傷部位と怒りとの関連について共通した結論はなかった。
・いくつかの研究では右脳損傷が怒り行動の原因で、別の研究では左脳が怒りに関連すると結論していた。
・脳卒中の前と後の怒り感情についても共通の見解はなく、この2つに関連がないと考える研究者もいた。

元2023 5月 中国
元
Anger expression and the risk of cardiovascular disease among urban and rural Japanese residents- The Circulatory Risk in Community Study (CIRCS)
2019 12月 日本
元
Outbursts of anger as a trigger of acute cardiovascular events: a systematic review and meta-analysis
2014 3月 アメリカ
・1966-2013の9件の研究が見つかった。
・内訳は、4546件の心筋梗塞、590件の脳梗塞、215件の脳出血など だった。
・特に、怒りの爆発から2時間以内の脳梗塞リスクは4倍、脳出血6倍、心筋梗塞5倍だった。
・怒りの頻度が高いほど発症率も増えた。

元
Factors associated with post-stroke anger proneness in ischaemic stroke patients.
2013 5月 韓国
・15.1%の患者で怒り傾向が病的と判定された。
・脳卒中の既往歴、入院時の神経症状の重さ、モノアミン酸化酵素の量が関連していた。

元
Anger, hostility and risk of stroke- a meta-analysis of cohort studies
2019 2月 中国
・被験者52277人を含む10の研究がみつかった。
・怒りや敵愾心レベルと脳卒中リスクとの間にあきらかな関連はみられなかった。
・ただし社会経済的地位の高いグループを除くと有意な関連がみられリスク1.30倍となった。

怒るから脳卒中なのか それとも脳卒中だから怒るのか
争おうとする意気込みの強いひとは脳卒中リスク2倍以上
怒りと脳卒中との関連が明らかに
元
Chronic Stress, Depressive Symptoms, Anger, Hostility, and Risk of Stroke and Transient Ischemic Attack in the Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis
2014 7月 アメリカ
・この間に147件の脳卒中、48件のTIAがあった。
・敵愾心の強い人は脳卒中やTIAのリスクが2倍以上高かった。
・同様に、ウツ症状が強いと1.9倍高く、ストレスが強いと1.6倍高かった。
・怒りの感情と脳卒中リスクとの関連は見られなかった。
元
Clinical Features and Related Factors of Poststroke Pathological Laughing and Crying: A Case-Control Study.
2015 12月 中国
・病的な泣き笑い症状の患者は軽度認知障害、怒り傾向が明らかに強かった。
・病的泣き笑い患者のほとんどに脳幹部の橋 両側に複数の病変を確認できた。

感情失禁になる患者の割合について
元2025 10月 アメリカ
元2023 5月 中国
Heart attack, stroke risks higher for combative types
2010 8月 イタリア
元
Low Testosterone Level as a Predictor of Poststroke Emotional Disturbances- Anger Proneness and Emotional Incontinence
2018 9月 韓国
・患者の40%にAP/EIがあった。
・AP/EIは脳卒中の重症度や病巣位置によらなかった。
・しかしテストステロンレベルは 2.1 vs. 3.9ng/ml であきらかにAP/EI有りのグループが低かった。
・テストステロンレベルが高いとAP/EIになるリスクが0.68倍だった。
・テストステロンの合成に影響すると考えられるスタチンの使用の有無はAP/EIと関連しなかった。
元2024 3月 中国
元
Impaired Recognition of Emotional Faces after Stroke Involving Right Amygdala or Insula.
2018 2月 アメリカ
・右脳損傷患者は健常者にくらべポジティブな感情もネガティブな感情も認識する精度があきらかに低かった。
・とくに右脳の扁桃体と島皮質前部に損傷のある患者は怒りと喜びの識別スコアがはっきりと劣っていた。
・右脳の扁桃体と島皮質前部をふくむトータルの損傷体積が個々の感情識別エラー率と関連していた。

Posttraumatic Stress Disorder and Adherence to Medications in Survivors of Strokes and Transient Ischemic Attacks.
2012 5月 アメリカ
・18%の脳卒中経験者がPTSDと診断された。
・41%の脳卒中経験者で服薬順守できていなかった。
・PTSDの脳卒中経験者の非服薬順守率はPTSDがない者の3倍だった。
元
Emotional prosody expression in acoustic analysis in patients with right hemisphere ischemic stroke.
2015 3月 ポーランド
・喜び、怒り、悲しみを発話表現する際の声の周波数変化の幅は、健常者よりも患者グループで非常に狭かった。
・脳皮質に梗塞がある場合、喜び表現および怒り表現時の低音周波数の変化域が皮質下梗塞の患者よりもずっと制限されていた。
[コミュ障] 右脳損傷患者は会話から感情を読み取れないことが明らかに
元2025 4月 オーストラリア