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2023年7月16日

脳卒中リハビリの新たな可能性:上肢機能の3つの鍵

2023  6月  アメリカ


アメリカには700万人以上の脳卒中経験者がおり、約半数が慢性的な障害を持っている。

上肢の片麻痺は最も一般的な障害で、生活の質に大きく影響する。

片麻痺の上肢リハビリテーションについて最近では年間300件ペースでランダム化比較試験が行われているにもかかわらず、有効な治療法は見つかっていない。

そこで、慢性期の脳卒中経験者の上肢機能回復に「有望な」3つの治療法(高用量訓練、両側運動プライミング、迷走神経刺激)についてまとめてみたそうな。



高用量訓練

・リハビリテーションの時間や活動的な時間、セッション内で達成される反復回数など、訓練の「量」を指す。

・訓練量は「多ければ多いほど良い」と考えられているが、高用量(18-36時間)の有効性については結果がまちまちである。

・最近の研究では、さらに高用量の90時間から300時間の上肢訓練が有意な改善をもたらしている。

・現行の訓練量はこれをはるかに下回っている。


両側運動プライミング

・プライミングは、治療前に行われる神経調節技術で、脳を「準備(プライミング)」し、運動回復を強化することを目指す。

・両側運動プライミングでは、両手を機械的に連結した装置に固定し、治療前に両手首をリズミカルに、対称的に屈伸させる。


迷走神経刺激

・迷走神経刺激は、上肢訓練と組み合わせて使用すると、麻痺した上肢の治療に効果的であることが示されている。

・迷走神経刺激は、脳内の神経伝達物質の放出を増加させ、神経可塑性を強化すると考えられている。


これらの研究結果は有望ではあるが、時間的制約のなかで実行可能にする工夫、たとえば自宅での導入プログラムが必要になるだろう、


というおはなし。
リーチング

高用量訓練

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