元2023 12月 インド
脳内出血(ICH)は脳卒中全体の10%を占めるに過ぎないが、脳梗塞と比較すると死亡率が高い。
その病理学的機序は部位により異なる。たとえば、脳葉出血は穿通枝動脈壁へのベータアミロイド沈着による破裂、いっぽう深部出血では被殻または視床の小動脈の動脈硬化による破裂とされている。
脳内出血患者は認知機能障害の有病率も高いとされているので、くわしくしらべてみたそうな。
自然発症の脳内出血生存者を対象として、神経内科外来で6ヵ月後の経過観察が報告された時点でさらなる追跡調査を行った。
発症時と経過観察時の神経画像記録を用いて、ICHの部位、ICHの体積、脳室内進展、水頭症について調査した。
全患者はAddenbrooke's cognitive examination ACE IIIによる認知機能評価を受け分類された。
次のようになった。
・合計120人の患者が調査され、そのうち77人(64%)が男性、43人(36%)が女性で、年齢層は26歳から75歳であった。・平均年齢は62.3歳であった。・特に男性の平均年齢は56.9歳、女性は63.4歳であった。・認知機能障害は、6ヵ月から12ヵ月の検査で120人中34人(28%)に認められ、脳葉出血の19人中11人、皮質下深部出血の94人中21人、小脳テント下出血の7人中2人に認められた。