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2026年11月1日

脳内出血の回復は終わらない!――3か月後に中等度障害でも6割が自立へ

元
2026  10月  スウェーデン


脳卒中の治療効果や回復程度は、発症90日後の身体機能で評価されることが多い。

しかし、脳内出血では90日を過ぎても回復が続く可能性が指摘されている。

実際に、3か月後に障害が残っている患者は、その後どの程度回復するのだろうか。

そこで、脳内出血患者の発症90日後から1年後までの機能変化をくわしくしらべてみたそうな。

2026年10月27日

右脳出血は手術されやすい!――1.65倍なのに予後は同じ、なぜなのか

元
2026  10月  アメリカ


脳内出血に対する外科手術が注目されるなか、出血が右脳か左脳かによって手術の実施率が異なる可能性がある。

そこで、脳内出血の左右差が手術の選択や、その後の機能予後に関係するかをくわしく検証してみたそうな。

2026年10月17日

脳幹出血の血腫吸引――ロボット精密手術で命は救えても寝たきりは減らず

元
2026  10月  中国


重症の脳幹出血は死亡率が高く、治療法の選択が難しい。

血腫を吸い取って脳幹への圧迫を減らす手術が注目されているが、どの程度の血腫量で効果が期待できるのかは明らかでない。

そこで、ロボット支援による血腫吸引術の有効性と安全性をくわしくしらべてみたそうな。

2026年10月6日

脳内出血3,461例、抗血栓薬はわずか10%?――滋賀県論文が記載しなかった重要データ

元
2026  10月  日本


脳内出血は死亡や重い後遺症につながりやすく、日本を含む東アジアでは発症率が高いとされている。

そこで、滋賀県の大規模な脳卒中登録を使い、現在の日本で脳内出血がどのくらい起きているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年9月28日

若いからこそ一生サラサラ薬?――5~6年で出血リスクが脳梗塞などの再発リスクを追い越す

元
2026  9月  オランダ


若年者の脳梗塞後には、再発予防のため抗血小板薬や抗凝固薬が長く処方される。

しかし、若い人ほど服用期間も長くなる一方で、長期的な出血リスクについては十分わかっていない。

そこで、若年脳梗塞患者における抗血栓薬治療中の出血リスクをくわしくしらべてみたそうな。

2026年9月8日

脳梗塞も脳出血もシロスタゾール?――“血液サラサラ薬”の意外な実力

元
2026  9月  台湾


脳内出血では、血のかたまりである血腫が脳を圧迫するだけでなく、赤血球が壊れたあとの物質も脳を傷つける。そのため、血腫をできるだけ早く片づけることが重要である。

近年、脳脊髄液や老廃物を首のリンパ節へ流す「硬膜リンパ管」が、血腫の除去にも関係していることがわかってきた。

シロスタゾールがこの硬膜リンパ管を増やし、脳内の赤血球の除去を促すことがわかっている。ただしシロスタゾールは抗血小板薬でもあるため、脳出血を悪化させる心配がある。

そこで、通常の臨床に近い量のシロスタゾールを飲ませたとき、血腫の除去と回復を助けながら、出血を悪化させないかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年9月5日

脳出血死の3割が抗凝固薬使用者――その7割は『不適切な抗凝固』だった

元
2026  8月  イギリス


心房細動患者では脳梗塞予防のため抗凝固薬が使われるが、致死的な頭蓋内出血が大きな問題となる。

特に高血圧は重要な修正可能リスク因子である。

そこで、抗凝固薬を服用中に頭蓋内出血で死亡した心房細動患者について、高血圧性血管障害がどの程度関与していたのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年8月21日

長生きできる脳内出血、再発する脳内出血――そして語られない危険因子

元
2026  8月  台湾


脳内出血はひとまとめにされがちだが、原因や出血する場所によって、その後の経過はかなり違う可能性がある。

たとえば、高血圧による深い場所の脳内出血と、脳動静脈奇形や動脈瘤などが関係する非高血圧性の脳内出血では、長期の生存率や死因も異なるかもしれない。

そこで、脳内出血を原因や再発の有無で分け、その後の生存率や死因を最長15年間くわしくしらべてみたそうな。 

2026年8月9日

脳内出血を吸い出しても効果は不明――STICH後も続く日本の外科介入

元
2026  8月  日本


自然発症の脳内出血では、血腫による圧迫を減らす目的で外科的血腫除去が行われることがある。

近年は開頭術より低侵襲とされる内視鏡的血腫除去術が普及しているが、高齢者、抗血栓薬使用者、さまざまな出血部位を含む実臨床でのデータは十分ではない。

そこで、一施設で行ってきた内視鏡的血腫除去術の治療成績をまとめ、その安全性、血腫除去率、90日後の機能予後などをくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月7日

認知症は「脳出血の結果」ではなく「原因」だった!?

元
2026  6月  中国


精神疾患と脳出血の関係はよく知られているが、その多くは「脳出血のあとにうつや不安、認知機能低下が起こる」という見方である。

しかし、精神疾患が脳出血のリスクを高めるのか、つまり「脳出血の前からある精神・認知の病態が出血を招くのか」は十分に調べられていなかったので、
16種類の精神疾患と脳出血の因果関係を、メンデルランダム化解析と実臨床データの両方からくわしくしらべてみたそうな。

2026年6月21日

脳出血を起こしたのに、また血液サラサラ薬? 小規模試験が投げた重い疑問

元
2026  6月  ノルウェー


脳内出血を経験した患者では、再び出血を起こす危険がある一方で、脳梗塞や一過性脳虚血発作などの虚血性イベントを起こす危険もある。

そのため、脳内出血後に抗血小板薬を再開すべきか、避けるべきかは判断が難しい。

STATICH試験で、この問題について抗血小板薬の長期使用の安全性と有効性をくわしくしらべてみたそうな。

2026年4月21日

豚肉が脳内出血を減らす? 遺伝学研究が示した意外な食事因子

元
2026  4月  中国


食事と脳卒中の関係については、これまで多くの研究で関連が指摘されてきた。しかし、それが本当に原因と結果の関係なのかは、まだはっきりしていなかった。

とくに、脳卒中全体だけでなく、虚血性脳卒中、ラクナ梗塞、脳内出血などのタイプごとに、どの食品がどう関わるのかは十分に調べられていなかった。

そこで、通常の観察研究よりも交絡や逆因果の影響を受けにくい方法を使い、食事と脳卒中の因果関係をくわしくしらべてみたそうな。 

2026年4月15日

脳内出血は血圧を下げれば救えるのか? 深部出血でも葉性出血でも有意な利益なし

元
2026  4月  アメリカ


急性期の脳内出血では、血圧をしっかり下げることで、その後の重い後遺症を減らせる可能性があると考えられてきた。

しかし、脳内出血には深部出血と葉性出血という、生物学的にも臨床的にも性質の異なる2つの主なタイプがある。この降圧治療の効果が、両者で同じように現れるのかどうかは、はっきりしていなかった。

そこで、集中的な降圧治療が機能予後に与える影響が、出血部位によって異なるかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年4月14日

軽症脳梗塞でも安心できない 小さな脳内出血で死亡率が急上昇

元
2026  4月  カナダ


脳梗塞のあとに頭の中で出血が起こると、その後の回復に悪い影響が出やすいことが知られている。とくに軽症の脳梗塞では、もともと回復しやすいと考えられやすいため、たとえ小さな出血でも見過ごせない影響を持つ可能性がある。

そこで、軽症の虚血性脳卒中で頭蓋内出血が起きた場合に、その後の経過にどのような影響があるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年4月13日

脳出血の治療中止は本当に妥当か 24時間以内の判断を問う

元
2026  4月  スペイン


脳出血は死亡率が高く、発症してすぐの段階で「これ以上の積極的な治療は広げない」という判断が入ることが少なくない。

しかし、その判断が早すぎると、本当は回復の余地がある人まで見込みなしと判断してしまうおそれがある。近年は、脳出血でも急性期治療によって転帰が改善する可能性が示されているので、入院24時間以内の治療制限と、24〜72時間での治療制限とで、何が違うのかをくわしくしらべてみたそうな。  

2026年3月24日

40ヘルツ刺激が脳の排出系を動かす アミロイド除去と脳内出血予防の可能性

元
2024  2月  アメリカ


 
アルツハイマー病では、脳にたまった異常タンパク質であるアミロイドをどう減らすかが大きな課題である。これまで、40Hzの光と音による刺激でアミロイドが減ることは報告されていたが、その理由は十分にはわかっていなかった。

そこで、脳の老廃物を流して外へ出す「脳の排出システム(グリンパティック系)」に注目した。40Hz刺激がこの排出を後押ししている可能性をくわしくしらべてみたそうな。

2026年3月12日

スタチンは本当に無害なのか日本人脳内出血患者で低LDL-Cほど死亡率が高かった理由

元
2026  3月  日本


LDL-Cは、いわゆる悪玉コレステロールであり、これを下げることで心筋梗塞や脳梗塞などの予防につながることが知られている。

一方で、コレステロールが低すぎると血管がもろくなり、出血しやすくなったり、出血後の修復がうまくいかなくなったりする可能性も指摘されている。これまでにも、脳内出血のあとにLDL-Cが低い患者ほど短期予後が悪いという報告はあったが、出血の場所や原因、スタチンや抗血栓薬の影響まで含めて詳しく調べた研究は多くなかった。

とくに日本人を対象にした大規模データは少なく、日本は脳内出血が比較的多い国でもあるため、この点をはっきりさせるべく自然に起こった脳内出血のあとで、LDL-Cの値が短期予後にどう関係するかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年3月11日

巨大AVMを積極治療しないほうがましな証拠

元
2026  3月  中国


脳動静脈奇形 AVM は、若い世代でも起こりうる脳出血の原因として重要である。そのなかでも 6cm を超える巨大AVM はまれで、脳の大事な部位に広がっていることが多く、治療がとても難しい。

手術、塞栓術、放射線治療などの方法はあるが、どれも簡単ではなく、かえって合併症を招くこともある。そのため、巨大AVMでは「積極的に治療したほうがよいのか、それとも慎重に経過をみたほうがよいのか」が大きな問題になってきた。

しかし、これまで巨大AVMにしぼって、自然経過と治療後の成績をしっかり比べた研究は多くなかった。そこで、巨大AVMの出血リスクや長期経過を調べたうえで、介入治療と保存的管理の成績をくわしくしらべてみたそうな。

2026年1月10日

軽症脳梗塞に血栓溶解──テネクテプラーゼ後に致死的脳幹出血が3件発生

元
2026  1月  中国


脳梗塞の急性期治療では、血栓を溶かす薬が広く使われている。テネクテプラーゼもその一つで、比較的安全と考えられており、症状が軽い脳梗塞にも使われることがある。

しかし、軽症脳梗塞は自然によくなる場合も多く、本当に血栓溶解が必要なのかは意見が分かれている。著者らは、軽症にもかかわらず、テネクテプラーゼ投与直後に命に関わる脳幹出血を起こした症例を経験し、その危険性を共有するために本報告をおこなったそうな。

2026年1月4日

そのDAPT、本当に効いている? 軽症脳梗塞で見えた「42時間限界説」

元
2026  1月  韓国


軽症の脳梗塞や高リスクの一過性脳虚血発作(TIA)では、発症後24時間以内にデュアル抗血小板療法(DAPT)を始めることが勧められている。

しかし実際の診療では、すぐに病院を受診できないケースも少なくない。その場合、24時間を過ぎてからDAPTを始めても本当に効果があるのかは、はっきりしていなかった。

そこで、発症から治療開始までの時間によって、DAPTの効果がどのように変わるのかをくわしくしらべてみたそうな。

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