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2017年7月31日

失語症と構音障害 3ヶ月後に治ってる割合


Aphasia and Dysarthria in Acute Stroke: Recovery and Functional Outcome.
2017  7月  イギリス

脳卒中のあとの失語症や構音障害は患者の社会参加や生活の質、復職をむつかしくする原因でもある。

とくに構音障害についてはその回復過程の研究はおおくない。

失語症と構音障害の3ヶ月後の回復スピードと生活自立度への影響をしらべてみたそうな。


脳卒中患者データベースから8904人を抽出して NIHSSの失語症と構音障害スコアが1以上の者の3ヶ月後の回復状況をしらべたところ、


次のことがわかった。

・入院時、45.4%が失語症、69.5%が構音障害で、29.6%が両方だった。

・3ヶ月時点で脳卒中患者の17.9%で失語症が、40.1%で構音障害が治り、

・23.7%で失語症が、27%で構音障害がつづいていた。

・失語症が3ヶ月時点でも続いていると生活自立度も低かった。

失語症と構音障害は3ヶ月時点でも脳卒中患者の4分の1で続いていて、生活自立度の低下につながっていた、


というおはなし。
図:構音障害の回復

感想:

右脳の出血だけど ことばが出にくいことが いまだにある。だからゆっくりとはなすようにしている。

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