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2019年2月23日

降圧薬のうちきりが認知症をふせぐ?


Discontinuation of Antihypertensive Medication, Cognitive Complaints, and Incident Dementia
2019  2月  オランダ

70代の70%以上は高血圧という。彼らの血圧と認知症リスクとの関係は Jシェイプを描き、血圧を下げるとかえって認知障害を起こしやすくなるので降圧薬治療をやめるべきとする考え方がある。

実際に降圧薬治療をうちきった場合の認知症リスクを調査した例はほとんどないので
Prevention of Dementia by Intensive Vascular care trial(preDIVA試験)のデータを用いてくわしくしらべてみたそうな。


preDIVAの被験者7772人のうち降圧薬治療を受けていた70-78歳の1934人を2年毎に6-8年間フォローして、降圧薬の処方を打ち切られた者と
認知症の発生との関連を解析した結果、


次のことがわかった。

・認知症率は 13.4% vs 6.2% で降圧薬治療をやめたグループにおおく発生していた。

・このときの認知症リスクは2.15倍で、血圧や薬の数、脳卒中歴などを考慮するとリスク1.79倍になった。

・死亡率への影響を効果を考慮したモデルでは降圧薬をやめることによる認知症リスクは1.49倍だった。
70代高齢者の降圧薬治療のうちきりはむしろ認知症リスクを上昇させてしまうかも、


というおはなし。

図:


感想:

さきにボケちゃったから医師が薬を停止したケースは気にしなくていいレベルなんだって。
JAMA誌:がんばって血圧下げれば認知症にならない?

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