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2021年4月13日

「軽症」脳内出血の定義

2021  4月  スペイン


軽症脳卒中(minor stroke)の概念は脳内出血については明確になっていない。

そこで脳内出血(ICH)患者について、軽症脳内出血(mICH)を定義するための NIH Stroke Scale (NIHSS)の最適なカットオフポイントをくわしくしらべてみたそうな。



脳内出血は 3ヶ月後に転機良好(mRS 2以下)の場合に「軽症」とした。

テント上478人、テント下85人の脳内出血患者を対象にした。

入院時のNIHSSと3ヶ月後の転帰との関連は、ROC曲線下の面積(AUC-ROC)を評価してmICHを定義するカットオフポイントを特定した。

このカットオフポイントをもちいて、別施設のテント上脳内出血242人について検証した。



次のようになった。

・テント上mICHを定義する最適なNIHSSカットオフポイントは6であった。

・テント下のmICHのそれは4だった。

・これらカットオフポイントを使うと、脳内出血患者の40.5%がmICHに相当した。

・彼らのうち、3ヶ月後に70.2%は生存し、6.5%は死亡した。

・非mICHと判定された患者では3ヶ月後の転帰良好者は11.3%で死亡率は51%だった。


軽症脳内出血を定義するNIHSSカットオフポイントはテント上で6、テント下で4だった。これらは転帰良好が期待できる患者の識別に有用である、


というおはなし。
脳内出血
感想:

たしかに、「軽症の脳内出血」という言い方はほとんど記憶にない。そのかわり血腫が30mlを超えるとヤバいとか、「微小脳出血」はよく見かけた。








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