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2023年1月30日

くも膜下出血の「超早期手術」意味なかった

2023  1月  アメリカ


動脈瘤破裂のくも膜下出血患者にたいする最適な治療タイミングについてはいまだ議論の余地がある。

そこで、超早期の治療とそれ以降での治療での転帰をくらべてみたそうな。



2014-2019年の動脈瘤性くも膜下出血にたいして開頭(クリップ)治療または血管内(コイル)治療をうけた患者を対象とした。

発症後24時間以内におこなわれた動脈瘤治療を「超早期治療」とした。



次のことがわかった。

・1013例が対象となり平均年齢56、女性が69%だった。このうち94例9%が超早期治療だった。

・超早期群は、嚢状瘤がおおく、開頭治療の頻度が高く、男性がおおかった。

・超早期治療は、半年以降の神経学的転帰や遅発性脳虚血および入院日数と関連しなかった。


大規模調査の結果、くも膜下出血の超早期治療は、神経学的転帰の改善や遅発性脳虚血の発生率低下、入院日数の短縮をもたらすものではなかった、


というおはなし。
猿の惑星の病院の図



感想:

瘤からの再出血の可能性は最初の出血の直後がもっとも高いから、手術が迅速なほど転帰は良くなるはずなのになんの影響もない。

これはクリップやコイル治療が「まったくの的外れ」であることを意味する↓。





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