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2024年5月26日

革新的手術で「痙縮」を劇的改善:神経切断と即時修復の新たな希望

2024  5月  シンガポール


神経切断術は、筋肉が引き伸ばされるときに起こる反射(ストレッチ反射)を中断することで、痙縮(筋肉の異常な緊張)の治療に使用できる。

神経切断術と神経修復を組み合わせることで、痙縮を減少させながら運動機能を維持できると仮定した。

これは、神経の再生過程で運動神経(筋肉に指令を送る神経)が感覚神経(筋肉の状態を脳に伝える神経)よりも優先的に回復するためである。

そこで、肘の屈筋(肘を曲げる筋肉)の痙縮を治療するために、上腕の近位部で筋皮神経の切断と即時修復(エピニュラル修復法)を行った1年間の結果をしらべてみたそうな。



次のようになった。

・脳卒中や外傷性脳損傷による肘の屈筋の痙縮を持つ成人患者10人がこの治療を受けた。

・結果は、この手術が効果的に肘の屈筋の痙縮を減少させ、肘の自然な位置や肘の積極的な伸展を改善することが示された。

・少なくとも12ヶ月間にわたって患者の目標達成に役立つことが示唆された。

・エビデンスレベルは、Ⅰ(最高)~Ⅴのうちの、Ⅳであった。


というおはなし。


神経切断と即時修復術

神経切断と即時修復術



感想:

神経を一度切断してすぐに縫合することで、痙縮をもたらす脳からの異常な信号をカットしつつ運動神経のみを優先的に再生させること、を目指す手術ってこと。



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