元2021 5月 アメリカ
収縮期血圧介入の臨床試験(SPRINT)は、目標値を120mmHg未満とすること(集中治療)が、140mmHg未満とすること(標準治療)よりも心血管イベントの発生率が低くなるかどうかを検証するためにおこなわれた。
SPRINTの未評価のデータについて最終報告をこころみたそうな。
糖尿病や脳卒中の既往がない9361人の収縮期血圧について、
集中治療群:120mmHg未満を目標、
標準治療群:140mmHg未満を目標、
にランダムに分けた。
脳卒中などの心血管疾患の発生をフォローして関連を解析した。
次のようになった。
・心血管疾患および総死亡率は集中治療群で有意に低かった。・低血圧、電解質異常、急性腎不全、失神などの重篤な有害事象は集中治療群で有意におおかった。・臨床試験後におこなったさらなるフォローでも治療効果と有害事象に同様のパターンがみられた。
収縮期血圧の目標値を120mmHg未満にすると、これまでにくらべて脳卒中など心血管疾患と死亡のリスクが低かったが、腎不全や失神などの深刻な有害事象が増えた、
というおはなし。
感想:
上のグラフみると、「有意に」と言っても ほんのちょっとの差。
退院してすぐにディオバンという評判のよろしくないクスリを処方されて「失神」を経験した思い出。
そして6年以上まえに降圧薬はきっぱりとやめた。