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2021年5月20日

NEJM誌:脳底動脈の血管内治療 やる意味ない

2021  5月  オランダ


脳底動脈の閉塞による脳梗塞患者への血管内治療(血栓除去術)の有効性は証明されていないので、マルチセンター試験でくわしくしらべてみたそうな。



脳底動脈の閉塞から6時間以内の患者を、

血管内治療群と内科治療群にランダムに割り付けた。

90日後の mRSスケール0-3の転帰良好者と、

治療から3日以内の脳出血および90日後死亡率を評価した。



次のようになった。

・血管内治療群154人、内科治療群146人の計300人の患者を対象とした。

・静脈内血栓溶解療法は、それぞれ78.6%、79.5%の患者に行われた。

・血管内治療は、発症後、中央値4.4時間後に開始された。

・転機良好者は、血管内治療群44.2%、内科治療群37.7%で有意な差はなかった。

・脳出血は血管内治療群におおく、そのリスクは内科治療の6.9倍だった。

・90日後死亡率に有意な差はなかった。


脳底動脈閉塞による脳梗塞患者への血管内治療は、内科治療とくらべて転機良好割合に有意な差はなかったが、頭蓋内出血があきらかにおおかった、


というおはなし。
脳底動脈の血管内治療


感想:

お医者さんが得意になって勧めてくる治療法は話半分に聞くべし、ってこと。



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