元2021 7月 アメリカ
非心原性の脳梗塞やTIA後の再発予防に、抗血小板薬の2剤併用療法(DAPT)が用いられることが増えたが、いっぽうで重篤な出血を引き起こす可能性が指摘されている。
米国脳卒中協会ではガイドラインを作成するべくエビデンスレビュー委員会を設けて、その効果のメタアナリシスをこころみたそうな。
1999-2019の第Ⅲ相または第Ⅳ相で100人以上の規模のランダム化比較試験についてデータを統合、再解析した。
次のことがわかった。
・90日以内の短期効果についての3つの臨床試験が確認され、単剤治療にくらべて、・2剤併用療法は 90日後の脳梗塞の再発リスクは低く、・命にかかわる大出血の有意な増加は認められなかった。・長期(18-40ヶ月)の治療効果についての2つの臨床試験では、単剤治療にくらべて、・2剤併用療法での脳梗塞再発リスクの有意な低下は認められず、・大出血のリスクは2.4倍に及んだ。
軽い脳梗塞後の抗血小板薬の2剤併用療法は、治療期間が90日未満の場合には単剤治療よりも高い再発予防効果がみられた。しかし治療期間が長くなると再発予防効果の優位性は消え、大出血リスクだけが高くなった、
というおはなし。
感想:
せいぜい3ヶ月間まで、ってこと。
何種類もずうっと飲んでいるひと、いないのかな。
