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2022年3月2日

くも膜下出血後に人格変わる割合

2022  2月  香港


くも膜下出血はまれで重篤な脳卒中の一種である。

発症平均年齢は55歳と若いため、その後の人生への影響が非常におおきい。

くも膜下出血経験者のおおくは長期にわたる認知障害、QoLの低下、うつ、人格変化、PTSD、疲労などの精神神経障害がめずらくないが、軽視されがちである。

そこで、くも膜下出血後の人格変化(Personality changes)について、その頻度、重症度、臨床経過、関連要因、生活への影響をあきらかにするべくシステマチックレビューをこころみたそうな。



次のようになった。

・くも膜下出血、人格変化、前頭葉症候群、についての、患者1227人を含む質の高い8件の研究を選んだ。

・くも膜下出血後の人格変化の頻度は44%だった。

・その症状は軽度から中程度だった。

・人格変化の臨床経過はあきらかでなかった。

・障害や外科治療が人格変化リスクを増加させた。

・人格変化した患者は就業可能性が少なかった。


くも膜下出血後の人格変化は患者の44%に認められ、侵襲度の高い治療との関連がみられた、


というおはなし。
人格変化


感想:

くも膜下出血でコブが発見されると、たとえ重症でなくても鎮静剤により強制的に意識不明にされてしまう。


そのため、患者本人はコブ手術への同意や拒否を示すチャンスもなく、目覚めたときには手術が終わっている。

しかもクリップやコイルによるコブ手術の有効性を証明する臨床試験はこの世に存在していない。

おまけに、患者の20%ほどは探してもコブがみつからないので手術ができず保存治療になる。にもかかわらず彼らの予後はとても良く8割がほぼ完全に回復できる↓。





じぶんがこんな目にあったら、人格変わる自信がある。

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