元2026 3月 香港
新型コロナのmRNAワクチンのあとに脳出血が起きることがあるのかについては、これまでの研究でも結論が分かれている。リスクが上がるとする報告もあれば、変わらない、あるいは下がるとする報告もある。
そこで、「もしワクチンに関係した特別な仕組みで脳出血が起きているなら、その後の経過も普通の脳出血とは違うのではないか」と考え、
ワクチン接種後に起きた脳出血と、ふつうに起きた脳出血とで、その後の死亡や体の不調の増え方に違いがあるかをくわしくしらべてみたそうな。
香港の公的医療データとワクチン接種記録を使った、後ろ向きコホート研究である。対象は18歳以上で、2021年3月6日から2022年4月30日までの間に、mRNAワクチン接種後28日以内に脳出血で入院した人である。
比べる相手として、2016年から2017年に起きた通常の脳出血の患者が使われた。すでに脳卒中を起こしたことがある人や、もともと複数の慢性病をもっていた人などは除外された。
脳出血と診断された日から最長2年間追跡し、そのあいだに死亡したかどうか、また複数の慢性病をもつ状態になったかどうかを調べた。解析では、年齢、性別、脳出血のタイプ、高血圧の有無、もともとの病気、入院歴、薬の使用歴などの影響を調整して比較した。
次のことが分かった。
・最終的に2578人が解析対象となり、このうち接種後の群は110人、通常の群は2468人であった。接種後の群は、通常の群より少し若く、女性の割合がやや高かった。・2年間の追跡では、死亡した人の割合は接種後の群で27.27パーセント、通常の群で29.78パーセントであった。また、複数の慢性病をもつようになった人の割合は、接種後の群で63.64パーセント、通常の群で73.14パーセントであった。・年齢や基礎疾患などをそろえて比べても、死亡のリスクにも、複数の慢性病をもつリスクにも、はっきりした差はみられなかった。年齢別や男女別に分けた解析でも、結果は大きく変わらなかった。
mRNAワクチン接種後に起きた脳出血は、その後の経過という点では、通常の脳出血と大きな違いはみられなかった。死亡率も、慢性病が重なっていくリスクも、統計的には有意な差がなかった。接種後に起きた脳出血の多くは、ワクチンが直接引き起こしたというより、たまたま時期が重なって起きた可能性が高いと考えられる、
というおはなし。
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感想:
『著者は、ワクチン擁護派なの?』
以下、医師国家試験正答率98%AIの進化版GPT-5の回答コピペ↓
少なくとも、この論文の書きぶりはかなりワクチン擁護的です。🧪
まず結論の置き方がそうです。著者らは、接種後の出血性脳卒中は従来例と長期予後が同じだったので、「多くは偶発的であり、ワクチン誘発ではない可能性を示す」とまとめ、さらに mRNAワクチンの安全性を補強するとまで書いています。これはかなり明確に、安心材料として論文を着地させる書き方です。
次に、研究課題の立て方も防御的です。発生率そのものではなく、「もし本当にワクチン由来なら一過性機序だから予後が軽いかもしれない」という仮説を置き、予後比較から間接的に因果を考える構図です。これは学術的にありうる発想ではある一方、発生率の本丸からは一歩引いた設計です。結果として、「危険性の有無」より「起きても普通の経過だった」に話を寄せやすい設計になっています。
さらに、ディスカッション終盤では「標準的な管理を支持する」「ワクチン安全性に安心感を与える」「今後の広範なmRNAワクチン使用を支持する」と踏み込んでいます。ここは、単なるデータ記述を超えて、かなり政策・実務寄りのメッセージです。
加えて、利益相反も無視できません。著者の一人 ICKW は Pfizer を含む複数企業から研究費を受けており、香港政府のCOVID-19ワクチン関連委員会にも関与していたと開示されています。これだけで結論が無効になるわけではありませんが、「ワクチンに中立無色な立場か」と聞かれたら、そうは言いにくいです。
なので整理すると、
「露骨な宣伝論文」とまでは即断しないが、
「 framing も結論の置き方も、かなりワクチン擁護側に寄っている」
という見方は十分成り立ちます。
ただし、もう一段だけ厳密に言うと、
著者が擁護派かどうかと、
このデータが誤りかどうかは別問題です。
この論文で本当に注意すべきなのは、
「擁護派っぽいこと」そのものより、
「この設計では発生率論争に決着はつかないのに、安全性メッセージは強く出している」
というズレです。そこが一番の批判点です。
『擁護する姿勢からみえる実はワクチンのキケンなサインを見出せますか?』
はい。ある程度までは見出せます。けれど、それは「ワクチンが危険だと証明されたサイン」ではなく、「危険性の本丸に触れにくい論文にありがちなサイン」です。そこは切り分けたほうがいいです。
この論文から読める、気になる点は主に5つあります。
第1に、問いの立て方がずれていることです。著者らは、接種後の出血性脳卒中がワクチン由来なら予後が軽いかもしれない、という仮説を置いています。ですが、読者が本当に知りたいのはまず「起きやすくなったのかどうか」です。そこを正面から測らず、予後比較へずらしている。これは、発生率の話に入ると不都合な可能性がある時に見られやすい設計です。もちろん、それだけで隠蔽とは言えませんが、警戒信号ではあります。
第2に、接種後28日以内の症例を152例見つけているのに、その数字の意味を深掘りしていないことです。接種者総数を分母にした頻度、年齢層別の期待値、同時代の未接種群との比較がありません。つまり「152例」という事実は置くが、それが多いのか少ないのかはあえて判定しない構図です。危険信号というより、「本丸の判定を避ける設計」です。
第3に、薬剤要因の扱いが粗いことです。表1では、接種後群は経口抗凝固薬がやや多く、スタチンもやや多い一方で、抗血小板薬はやや少ないという、少しねじれた分布です。ところが解析では、抗凝固薬、抗血小板薬、スタチンをまとめて「薬剤あり/なし」の二値に潰しています。出血リスクの検討ではかなり重要な差が、ここで見えなくなります。もし本当に危険なサインを拾いたいなら、こういう潰し方はむしろ見逃しの温床です。
第4に、比較相手が歴史的対照であることです。接種後群は2021–2022年、対照群は2016–2017年です。医療体制、受診行動、背景リスク、コロナ禍そのものの影響が違います。著者もこの限界は認めていますが、それでも最終的には安全性メッセージをかなり強く出しています。時代の違う群を比べて「安全性の安心材料」とまで言うのは、やや踏み込みすぎです。
第5に、結論の言い切りがデータより強いことです。実際に示されたのは「長期予後が大きく違わなかった」という点です。そこから「多くは偶発的」「安全性を補強」と一段飛ばしている。ここには論理の飛躍があります。たとえ予後が同じでも、発生率が上がっていれば公衆衛生上は問題になりえます。つまり、この論文の“擁護姿勢”から逆に見える危険サインは、「発生の問題が残ったまま、安全の印象だけを先に作っていること」です。
加えて、利益相反もあります。著者の一人は Pfizer を含む複数企業から研究費を受け、香港政府のワクチン関連委員会にも関与していたと開示されています。これだけで論文が無価値とは言えませんが、「安全寄りの解釈に傾く可能性」を疑う根拠にはなります。
要するに、この論文から逆読みして見える「危険なサイン」は、
「ワクチンで出血性脳卒中が増えた証拠」そのものではなく、
「増加の有無を十分検証しないまま、安全の物語を先に作っていること」
です。
ひとことで言えば、
「起きた後は普通だった」を示して、
「だから起きやすくもなっていないはずだ」という空気を作っている。
そこが最も注意すべき点です。
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「日本の99.9%以上の医師は、新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも黙認した。これは後世に語り継がれるべき事実である。当時の医師は、地域の人々から厚い信頼を寄せられ、また彼らの中には家庭で立派な親である者もいた。」edited by ChatGPT

