元2022 3月 日本
コロナウイルス感染症ワクチン接種後に神経系の有害事象が報告されているが、動脈瘤破裂のくも膜下出血との関連の報告はほとんどない。
ファイザー製mRNAワクチン接種直後にくも膜下出血を発症した患者が3例あったそうな。
岩手県で、2021年3月から6月にコロナワクチンの初回または2回め接種を受けた人の医療記録を見直し、
接種後3日以内にくも膜下出血を発症した例を抽出した。
さらに、パンデミック以前の2013-2017年の同時期でのくも膜下出血発症率と比較した。
次のことがわかった。
・ファイザーワクチン接種者34475人のうち、接種後3日以内にくも膜下出血を発症した患者は3人いた。・内訳は、44歳女性が2回目接種の4時間後に発症、72歳女性と75歳女性が初回接種の3日後に発症した。・パンデミック以前の同地域、同時期のくも膜下出血発症率は、年間10万人あたり20.7人であるいっぽう、・接種後3日間でのくも膜下出血発症率は、年間10万人あたり1058.7人に相当し桁違いに高かった(1058.7/20.7=51倍)。
岩手県では、コロナワクチン接種後に非常に高頻度でくも膜下出血が発生していた。注意が必要である、
というおはなし。
感想:
国民の8割以上がすでに複数回接種してしまったいま、うっかり批判的なことを言うと基地外あつかいされそうなので気をつけるようになった。