2019年4月22日

レジリエンスと生活の質


Factors associated with quality of life early after ischemic stroke- the role of resilience
2019  3月  中国

レジリエンス(resilience)は逆境に対する精神的な対処能力を指す。レジリエンスが高いと重い病気にかかってもメンタルヘルスを維持できる能力も高いと考えられている。

しかし一部のがん患者ではレジリエンスとQoLとの関連が見られない、とする報告もある。

そこで脳卒中患者ではどうか、くわしくしらべてみたそうな。



脳梗塞患者215人について、

レジリエンスを "Connor-Davidson Resilience Scale"で評価した。

さらにQoL、身体機能、不安、うつ、の程度をしらべて関連を解析したところ、



次のようになった。

・レジリエンススコアの平均は、全25項目を0-4点評価の合計100点中の 62.36だった。

・レジリエンス、不安、うつは各々QoLとあきらかな関連があり、

・とくにレジリエンスは不安やうつと逆相関にあった。

・レジリエンスが高い患者は、身体機能や不安、うつ、社会経済状況によらずQoLも高かった。

レジリエンスの高い脳卒中患者は他の要因によらずQoLが高かった、


というおはなし。

図:レジリエンスの評価精神経誌(2008)110巻9号


感想:

レジリエンスはさいきんよく耳にするので関心をもった。

上の表がその評価項目で 各0-4点をつけて100点が満点。
やってみたら33点だった。一般人は80点以上という。

どの項目も就活学生のような必死感がすごい。かえって自信のなさの裏返しに思えてぜんぜん共感できなかった。
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