元2026 5月 カナダ
くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤の破裂によって起こる。したがって、原因となった動脈瘤を早く見つけ、再出血を防ぐことがきわめて重要である。
とくに未治療の破裂脳動脈瘤は死亡率が高く、再出血を起こすと転帰が一気に悪化する。そのため、くも膜下出血では「出血しているか」を確認するだけでなく、「どの動脈瘤が破れたのか」をできるだけ早く突き止める画像戦略が必要になる。
現在はCT血管造影、つまりCTAが最初の検査としてよく使われる。しかし、くも膜下出血があるのに、初回CTAで動脈瘤が見つからない患者が一定数存在する。これを「動脈瘤はなかった」と安心してよいのか、それとも「まだ見えていないだけ」と考えるべきなのか、くわしくしらべてみたそうな。