2011年4月9日

夢の上肢麻痺治療法、rTMSで信じられない奇跡の成果が 再び


Anti-spastic effect of low-frequency rTMS applied with occupational therapy in post-stroke patients with upper limb hemiparesis.
2011  4月  日本





反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)と通常の作業療法を

脳卒中片麻痺患者に施したところ、

上肢機能が著しく改善した、という いつもの内容。





ここで 被験者として選別する際の上肢麻痺程度の条件として


"手指のBrunnstrom stageから"


とあったので検索してみた。





Brunnstrom stage
brunnstrom.png
(Brunnstrom S: Movement therapy in hemiplegia; A neurophysiological approach. Harper & Row, New York, 1970.)





自分の麻痺経験から、

ステージⅢの "握れるが開けない" と

Ⅳの "横つまみ・僅かな伸展"

との間には非常に高い壁があって、



これを超えるための効果的な治療法は

現在この世には存在していない、と理解している。





もし、このrTMS治療法で ステージⅢをⅣ以上に押し上げる効果があるのだとしたら、

是非、ノーベル医学賞をもらって欲しいと思う。





一方で、ステージⅣ、Ⅴの状態をさらに改善することは極めて易しいことと考える。

(すでに指を開くことが出来るのだから、たくさん練習させればイイだけ。)





だから、Ⅲと Ⅳ,Ⅴの患者を一緒くたにして

上肢麻痺に著しい改善効果があった、


とするのはあまりフェアではないと思うんだよね。


関連記事:rTMS治療中に居眠りしていた脳卒中患者の末路

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