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2013年7月31日

自宅でできる運動イメージ歩行訓練を試してみた


Effects of integrated motor imagery practice on gait of individuals with chronic stroke: A half-cross-over randomized study.
2013  7月  イスラエル

自宅でできる運動イメージ歩行訓練の効果を検証してみたそうな。


家住まいの23人の慢性期脳卒中患者について、運動イメージ訓練台本を使った介入を、実験グループと比較グループとに分け、時期と順番をずらして交互に行った。



次のようになった。

・運動イメージ訓練グループで屋内歩行能力が著しく改善した。

・屋外歩行能力の改善はなかった。

・転倒予防自己効力感もやや改善した。


自宅でできる運動イメージ訓練は屋内歩行の改善には効果的だったが、屋外歩行には効果がなかった、


というおはなし。



2013年7月30日

CI療法 vs 両側上肢トレーニング 優れているのはどっちだ!?


Unilateral Versus Bilateral Upper Limb Training After Stroke: The Upper Limb Training After Stroke Clinical Trial.
2013  7月  オランダ

CI療法と両側上肢トレーニングは従来の上肢リハビリより優れているらしいので確かめてみたそうな。


発症後1-6ヶ月の脳卒中患者60人について、3つのグループに分け、それぞれのリハビリを行った。

その前後、6週間後の回復程度を比較した。


次のようになった。

・いずれのグループも上肢機能が大きく改善し、6週間後も効果が持続した。

・しかし、グループ間で改善程度に明らかな差は見られなかった。


CI療法や両側上肢トレーニングは従来法に比べて優れているわけでもなんでもなかった、


というおはなし。
図:両手と片手トレーニング

2013年7月29日

脳卒中の再発予防法が判明 → 太れ!


Body Mass Index and Stroke: Overweight and Obesity Less Often Associated with Stroke Recurrence.
2013  7月  デンマーク

肥満パラドックスが脳卒中の再発にも当てはまるか調べてみたそうな。


ボディマス指数のわかっている脳卒中患者38000人あまりについて、脳卒中の再発との関連を解析した結果、


次のようになった。

・20%の脳卒中患者が再発ケースだった。

・標準体重に比べ、肥満または過体重だと再発リスクが10%低かった。

・一方、やせの場合、標準体重に比べ再発リスクが23%高かった。


肥満パラドックスは脳卒中の再発についても当てはまった。

太っている脳卒中患者は、標準体重者に比べ、2度めの脳卒中であることは少ない、


というおはなし。




感想:

ほんとか?、って感じ。

2013年7月28日

身長が高いと脳卒中リスクが3-5割低下


Adult Height and Body Mass Index in Relation to Risk of Total Stroke and its Subtypes: The Circulatory Risk in Communities Study.
2013  7月  日本

身長と脳卒中との関係について調べてみたそうな。


40-69歳の日本人12222人について17年間脳卒中の発生を追跡し、身長、体重との関連を解析した結果、


次のようになった。

・この間に565件の脳卒中があった。(脳梗塞326件、脳出血186件)

・概ね 身長が高いと脳卒中リスクが低かった。

・低身長(男<159cm,女<148cm)に比べて、高身長(男>166cm,女>154cm)は脳卒中リスクが男性で30%、女性で56%低かった。

・過体重でない場合、おなじ関連が脳梗塞、脳出血に共通して見られた。



日本人の中年男女は、身長が高いほど脳卒中リスクが低くなる、


というおはなし。



感想:

身長が低いのは幼少時の社会的、身体的環境の反映だからこういう結果になる、みたいなことが書いてある。

身長はコントロールできると言いたげ。



2013年7月27日

消極的で人見知り...そんなあなたは脳卒中後ウツになりやすい


Personality Type as a Predictor for Depressive Symptoms and Reduction in Quality of Life Among Stroke Survivals.
2013  7月  イスラエル

脳卒中後のウツやQOLの低下が、特定の性格気質と関連があるかどうか調べてみたそうな。


84人の脳卒中患者について、クロニンジャー理論に基づく3つの気質(報酬依存、新奇性探求、損害回避)を判定するテストを行い、神経症状やウツの程度との関連を解析した。

次のようになった。

・損害回避気質が脳卒中後ウツとQOLの低下に関連が強かった。

・損害回避気質と神経障害が予後を悪化させる要因だった。

損害回避気質の脳卒中患者はウツになりやすいことがわかった、

というおはなし。



感想:

調べてみると、

損害回避気質とは、

・新奇性、罰などを回避する傾向の事を指す。

・変化に消極的で人見知り。しかし堅実で気が長く、家庭的。


ぴったり。石橋を叩いて壊す性格だわ。


2013年7月26日

よく運動するひとは脳卒中にならない


Physical Activity Frequency and Risk of Incident Stroke in a National US Study of Blacks and Whites.
2013   7月   アメリカ

運動と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


45歳以上の白人、黒人、男女、27000人について、日常の身体活動状況をアンケートし、その後5.7年間の脳卒中発生件数との関連を解析した。


次のようになった。

・運動トレーニングを週に1度もしない人は、脳卒中リスクが20%高かった。

・週に4回以上運動トレーニングをする人は脳卒中になりにくかった。

・この傾向は男性でより顕著だった。

・運動が高血圧や糖尿病のリスクを改善するためと考えられた。


運動の脳卒中予防効果をもっと啓蒙しましょう、


というおはなし。

2013年7月25日

脳の可塑性を促す最新リハビリ法をならべてみた


Noninvasive strategies to promote functional recovery after stroke.
2013  6月  イタリア

非侵襲的な脳卒中リハビリ方法についてまとめてみたそうな。


現在、次のような方法がある。

・rTMS,tDCSなどの脳刺激法

・ミラーセラピー

・動作観察法

・運動イメージ訓練

・CI療法

・バーチャル・リアリティ

・ロボット支援


これらに加えて、動物実験で確認されている以下の方法がある。

・刺激豊富な環境

・早期強制運動

・社会刺激

・触覚刺激



脳にメスを入れることなくその機能を改善する方法がいろいろと考案、研究されている、


というおはなし。

図:脳の可塑性リハビリ


2013年7月24日

イチョウ葉エキスの脳梗塞治療効果が明らかに


The Effect of Ginkgo biloba on Functional Outcome of Patients with Acute Ischemic Stroke: A Double-blind, Placebo-controlled, Randomized Clinical Trial.
2013  7月  イラン

イチョウ葉エキスの脳梗塞治療効果を調べてみたそうな。


急性期脳梗塞患者102人について、イチョウ葉エキスサプリメントグループと偽薬グループとに分けて、4ヶ月後の神経症状の違いをNIHSSスコアで比較した。


次のようになった。

・NIHSSスコアの改善程度は、イチョウ4.7 vs 偽薬4.1 だった。

・NIHSSスコアが半分以下に改善した患者の割合は、イチョウ59% vs 偽薬19% だった。


イチョウ葉エキスには神経保護効果があるかも知れないので、急性脳梗塞患者にはオススメである、


というおはなし。
図:イチョウ葉エキスとNIHSS

感想:

検索すると脳に効くイチョウ葉サプリメントがたくさん出てくる。

2013年7月23日

お酒好きな日本人女性は脳卒中に…


Alcohol consumption and risk of stroke and coronary heart disease among Japanese women: The Japan Public Health Center-Based Prospective Study.
2013  7月  日本

アルコールと脳卒中、冠動脈疾患との関連を調べたそうな。


40-69歳の女性47100人について追跡調査したところ、


次のようになった。

・平均16.7年の追跡期間中、1846件の脳卒中、292件の冠動脈疾患があった。

・大酒飲み(エタノール300g/週以上)だと、脳卒中リスクが2倍以上高かった。

・特に脳内出血リスクとの関連が顕著だった。

・エタノール150g/週以下の飲酒では、脳梗塞のリスク上昇はなかった。

・酒量に関わらず、冠動脈疾患との関連は見られなかった。


酒をやたら飲む日本人女性は脳卒中になりやすいことがわかった、


というおはなし。



感想:

エタノール150g/週は、1日にビール500cc相当。


でも 酒は2度と 口にする気ないから。


2013年7月22日

降圧薬を勝手にやめちゃう人の脳卒中死亡リスクは...


Adherence to antihypertensive therapy prior to the first presentation of stroke in hypertensive adults: population-based study.
2013  7月  フィンランド

降圧薬治療中に薬をちゃんと飲まない人の脳卒中リスクを調べたそうな。


脳卒中経験のない30歳以上の高血圧症患者73527人について、降圧薬を飲み始めてから2年後、10年後の状況を追跡調査した結果、


次のようになった。

・この間に2144人が死亡した。24560人が脳卒中で入院した。

・降圧薬をちゃんと飲んでいない者の脳卒中死亡リスクは2年後3.8倍、10年後3.0倍だった。

・脳卒中入院リスクも2年後2.7倍、10年後1.7倍だった。

・脳卒中を発症した年に限ると、死亡リスクは5.7倍で、入院リスクは1.9倍だった。


降圧剤治療の服薬を遵守しない人は遅かれ早かれ脳卒中になるョ、


というおはなし。


2013年7月21日

脳卒中患者のテロメアが短いのは遺伝か?


Decreased Leukocyte Telomere Length (LTL) Is Associated with Stroke but Unlikely to Be Causative.
2013  7月  中国

テロメアの長さと脳卒中との関連が遺伝的なものなのか調べてみたそうな。


150人の脳梗塞患者とその兄弟150人、健康な150人の計450人について、白血球のテロメア長を測定し、脳卒中およびそのリスク要因との関連を解析した結果、


次のようになった。

・脳梗塞グループのテロメアは、兄弟や健常人に比べ非常に短かった。

・兄弟と健常人のテロメア長は大した差がなかった。

・テロメアが短いことと、高血圧、社会的プレッシャーとの間に関連があった。


テロメアが短いことと脳梗塞は関連が有りそうだったが、それ自体が脳梗塞の原因というわけでは無さそうだった、


というおはなし。



感想:

おもしろい。ストレスでテロメアが短くなるのかね。


過去のテロメア関連記事
【悲報】脳卒中になる人のテロメアは短いことが判明

脳梗塞患者のテロメアは とても短くて致命的


2013年7月20日

クモ膜下出血で言語障害があるとかなりやばい


Speech disturbance at stroke onset is correlated with stroke early mortality.
2013  7月  日本

言語障害と脳卒中の種類、死亡率との関連を調べてみたそうな。


京都の脳卒中患者1693人分のデータについて解析したところ、


次のようになった。

・言語障害は、脳梗塞の53%、脳内出血の48%、クモ膜下出血の8%に見られた。

・言語障害の有/無と死亡率の比は、脳梗塞で5.2%/1.2%,脳内出血で12.5%/4.1%,クモ膜下出血62.5%/9.0% だった。

・言語障害がある場合の死亡リスクは、言語障害がない場合に比べ、脳梗塞で2.6倍、脳内出血で4.2倍、クモ膜下出血で20倍だった。



急性期脳卒中患者の言語障害の有無は、直近の死亡可能性を推測する手がかりになる、


というおはなし。




感想:

クモ膜下出血での言語障害がこんなにも稀だとは知らなかった。

2013年7月19日

中国人は白人よりも脳卒中になりやすく脳内出血が多い


Epidemiology of stroke and its subtypes in Chinese vs white populations: A systematic review.
2013  7月  台湾
Chinese People May Be at Higher Risk for Stroke Than Caucasians

脳卒中のなりやすさとその種類を、白人と中国人とで比べてみたそうな。

関連する過去の研究論文を厳選し、データを統合して再解析したところ、

次のようになった。

・3935人の中国人脳卒中患者と、4568人の白人脳卒中患者のデータが集まった。

・脳卒中リスクは白人よりも中国人で高く、

・中国人では10万人あたり、205-584人が、

・白人では、170-335人が脳卒中になった。

・また、脳内出血の割合が、中国人では33%、白人は12%だった。

・脳卒中になる年齢も中国人では若干若かった。


中国人は、白人に比べ脳卒中になりやすく、特に脳内出血が多いことがわかった、


というおはなし。



2013年7月18日

「火事ですか、救急ですか?」「おじいちゃんが おじいちゃんがぁーーーーーーーーーーっ」


"Can you send an ambulance please?": a comparison of callers' requests for emergency medical dispatch in non-stroke and stroke calls.
2013  7月  イギリス

救急車出動を要請する電話の内容から脳卒中を判断することは難しく、脳卒中患者の半分は別の病気を想定される。

そこで、救急車要請電話で語られるキーワードの違いを、脳卒中患者とそうでない場合とで比較してみたそうな。


次のようになった。

・脳卒中患者でなかった277のケースでは、
"脳卒中"に触れたケースが3%、"手足の脱力"は4%、"言葉に問題あり"は4%だった。

・また、複数の脳卒中症状について訴える電話はなかった。


・脳卒中患者だった473のケースでは、
"脳卒中"に触れたケースが40%、"手足の脱力"は15%、"言葉に問題あり"は15%だった。

・また、複数の脳卒中症状を訴える電話は3%だった。



患者が脳卒中でない場合、救急車要請電話の中で脳卒中や手足の脱力、言葉がもつれる、顔がゆがむなどの症状を訴えるケースは稀だった。

しかしたとえ患者が脳卒中であっても、これらの症状が語られることは多くはなかった、


というおはなし。

2013年7月17日

乗馬セラピーでQOLが改善する


Effects of horseback riding therapy on quality of life in patients post stroke.
2013  6月  ブラジル

脳卒中患者には苦悩が多く、生活の質の改善が必要である。

そこで、乗馬セラピーの効果を試してみたそうな。


24人の脳卒中患者について、通常のリハビリを行い、併行して乗馬セラピーあり、なしのグループに分けた。

4ヶ月のセラピーの後、SF-36という生活の質をスコア化するアンケート調査を行い、比較した。


次のようになった。

・乗馬セラピーグループでSF-36のスコアが著しく改善した。

・通常のリハビリ+乗馬セラピーは、脳卒中患者の身体機能、メンタルヘルスの改善と関連があった。



脳卒中リハビリに乗馬セラピーを加えることでQOLの向上につながるかもしれない、


というおはなし。



感想:

片麻痺状態でどうして馬に乗れるのか?と疑問に思ったが、実際はこんな感じらしい。

写真:乗馬セラピー

2013年7月16日

脳出血は脳内出血とクモ膜下出血の総称で3人に1人はひと月以内に死んでしまう


Mortality after hemorrhagic stroke: Data from general practice (The Health Improvement Network).
2013  7月  イギリス

脳出血の致命率、死亡率の特徴を調べたそうな。


脳内出血およびクモ膜下出血患者の30日内致命率と、1年後の死亡率について調査した結果、


次のようになった。

・脳内出血の致命率は42%、クモ膜下出血は29%だった。

・年齢別20-49歳では、脳内出血の致命率は30%、クモ膜下出血は20%、

・80-89歳では、脳内出血の致命率は55%、クモ膜下出血は57%だった。

・2001-2008にかけて、脳内出血の致命率は53%→36%に、クモ膜下出血は33%→25%になった。

・脳内出血経験者の1年間の死亡リスクは健常人の2.6倍、クモ膜下出血は2.8倍だった。


脳出血では3分の1以上の患者が1ヶ月以内に死亡する。50歳未満では脳内出血の方がクモ膜下出血よりも致命率は高かった。

すぐに死ななかったとしても脳出血経験者は、死亡リスクが高い状態がその後も続く、


というおはなし。




感想:

わずか10年足らずの間に脳内出血の致命率が かくも下がるのものなのか???

2013年7月15日

アスピリンやワルファリンの使用は脳出血のもとなのか?


Antithrombotic drugs and risk of hemorrhagic stroke in the general population.
2013  7月  イギリス

アスピリン、ワルファリンと脳出血との関連を調べたそうな。


1797件の脳内出血、1340件のクモ膜下出血の患者データおよび10000人の健常人データから、アスピリン、ワルファリン使用との関連を解析した。


次のようになった。

・アスピリンの使用と脳内出血との関連はなかった。一方、 クモ膜下出血のリスクは若干下がった。

・アスピリンを3年以上使っていると、クモ膜下出血のリスクが37%下がった。

・ワルファリン使用者の脳内出血リスクは、非使用者の2.8倍だった。クモ膜下出血は1.7倍。

・特にINRが3以上の場合、脳内出血リスクは7倍に達した。


アスピリンの使用は脳内出血リスクに影響なかった。むしろ長期使用によってクモ膜下出血予防になるかも知れない。
一方、ワルファリンの使用は脳内出血リスクを非常に高くすることが明らかになった、


というおはなし。



感想:

もし 自分がワルファリンを勧められたら...どうするかな?

調べてみると、ワルファリンは殺鼠剤でもある。

食べたネズミが内出血で死ぬ。

また、テロリストは爆弾に殺鼠剤(ワルファリン)を混ぜることがある。

傷を負った人の出血が止まらなくなり、現場の凄惨さを演出する効果があるらしい。

写真:ワルファリン

2013年7月14日

キネシオテーピングで手のむくみが治るのか


Effects of kinesio tape to reduce hand edema in acute stroke.
2013  6月  アメリカ

脳卒中のあとの手のむくみにキネシオテーピングが効くかどうか試してみたそうな。


急性期の脳卒中片麻痺で 手にむくみのある17人の患者について、キネシオテーピングあり、なしのグループに分けた。
並行して通常のリハビリを行いながら6日後に手の周囲径を測り、むくみの程度を比較した。


次のようになった。

・キネシオテーピングで手首と中手指節関節で若干のむくみ改善が見られたものの、統計的に有意な違いは見られなかった。


キネシオテーピングのむくみ改善効果はさらなる検証が必要だろう、


というおはなし。

写真:キネシオテーピング



感想:

最初の1年ほど、動くのに なぜか手が赤くむくんでいたので関心をもった。



2013年7月13日

rTMSで失語症を治す方法が判明


Effects of Noninvasive Brain Stimulation on Language Networks and Recovery in Early Poststroke Aphasia.
2013  6月  アメリカ

rTMS(経頭蓋反復磁気刺激)の失語症治療効果を検証してみたそうな。


24人の脳卒中患者について、右脳の下前頭回の働きを抑制する1Hzの磁気刺激を 20分間×10日間 施した。
比較のための偽磁気刺激グループもつくった。

両グループには並行して1回45分間の言語療法も施した。

治療前後での脳の言語ネットワークの活動を調べるPET検査も行い、言語能力の改善程度との関連を解析した。


次のようになった。

・rTMSグループの言語命名スコア、理解度スコアの向上が著しかった。

・rTMSグループの左脳の活動領域の拡大が偽刺激グループに比べ著しかった。

・この活動領域が大きくなった人は、言語テストスコアの改善度も高かった。


脳梗塞で失語症患者の右脳の下前頭回を抑制するrTMS治療は、結果的に左脳の言語ネットワークを刺激して、言語療法の効果を強める、


というおはなし。

写真:下前頭回
下前頭回

2013年7月12日

アパシーは4ヶ月後に始まり、半年間つづく だいたい...


Incident Apathy During the First Year After Stroke and Its Effect on Physical and Cognitive Recovery.
2013  7月  日本

脳卒中後1年間、アパシー(無気力)と回復程度との関連を調べてみたそうな。


56人の脳卒中患者についてアパシーの有無、認知、身体障害、自立度を3ヶ月毎に1年間評価した。

次のようになった。

・この間に41%がアパシーになった。

・アパシーは平均3.8ヶ月後に現れ、5.6ヶ月間続いた。

・アパシーがあると認知機能、日常生活動作の回復が著しく遅れた。


脳卒中後1年内のアパシーは珍しいことではなく、自立が遅れる原因にもなる、


というおはなし。
アパシー
感想:

自慢じゃないけど未だ続いている感がある。

2013年7月11日

高齢になると一人暮らしよりも夫婦世帯のほうが病院に行くのが遅れる


Impact of Life and Family Background on Delayed Presentation to Hospital in Acute Stroke.
2013  7月  日本

日本では人口の20%が65歳以上であり、高齢者のみの世帯が増えている。

脳卒中の発症から入院までの時間と世帯構成との関係を調べてみたそうな。


平均年齢71、計253人の脳卒中患者について調査した結果、

次のようになった。

・1世帯に1人 または65歳以上の2人世帯の場合、発症から病院到着まで3時間以上かかるリスクが非常に高かった。

・夜間に発症した場合の病院到着遅延時間は家族構成により大きく異なった。

・特に高齢者2人暮らしの場合、3人以上の世帯に比べ遅延時間が非常に大きかった。


高齢夫婦世帯で夜間に脳卒中が発症した場合、病院への到着が非常に遅れることがわかった、


というおはなし。




感想:

その後の死亡率や回復程度も調べないと、ことの良し悪しを判断できないな。


うっかり早く病院に到着したおかげで積極的に治療されて脳出血ドバッ

みたいなメールをたま~にいただくことがあるので...


2013年7月10日

高齢者の脳卒中のうち13%は脳卒中ではなかった


Conditions that Mimic Stroke in Elderly Patients Admitted to the Emergency Department.
2013  7月  トルコ

脳卒中の疑いで救急搬送されてきた患者のうち脳卒中でなかった者の特徴を調べてみたそうな。


救急部で脳卒中とされた65歳以上の患者について記録を再調査したところ、


次のようになった。

・671人の患者のうち、87.3%(586人)は脳卒中で、12.7%(85人)は脳卒中類似症状と診断された。

・類似症状とされた85人は、実は救急部で脳梗塞またはTIAと診断されていた。

・種々の検査の結果、この85人のうち16人は正確には 椎骨脳底動脈循環不全 とされ、

・65人はすぐに帰宅し、18人のみが入院した。


脳卒中で救急搬送された高齢患者のうち、12.7%が脳卒中類似症状に当てはまることがわかった、


というおはなし。

図:脳卒中類似症状の正体

感想:

脳卒中類似症状関連の記事を思い出した。
『妻が脳卒中に... orz』、医師『ただの偏頭痛でした』

脳梗塞でもないのにrt-PA治療されてしまうことがたまにある



2013年7月9日

中国漢方ニューロエイドで脳梗塞が治る!は本当か?


Chinese Medicine Neuroaid Efficacy on Stroke Recovery: A Double-Blind, Placebo-Controlled, Randomized Study.
2013  6月  シンガポール

Herbal stroke remedy no better than dummy pill
ロイター

脳梗塞治療に絶大な効果があるとする中国漢方薬 ニューロエイド(NeuroAiD) の効き目を検証してみたそうな。

1100人の急性期脳梗塞患者をNeuroAiDグループと偽薬グループに分けて、3ヶ月後の機能回復程度を比較した。

次のようになった。

・両グループ間で患者の回復程度に違いはなかった。

今回の研究ではNeuroAiDの効果を証明することはできなかったが、どこかに効く人もいるに違いないと期待している、


というおはなし。


感想:

NeuroAiDのホームページ

3ヶ月間ぶんでおよそ15万円。

どうやらこの企業が自ら音頭をとって検証実験したところ否定的な結果が出てしまったようだ。


その正直さとあきらめない姿勢には好感が持てる。




2013年7月8日

Stroke誌:脳内出血は脳梗塞に比べ最初の数ヶ月だけ凄いスピードで中途半端に回復する


Differences in Outcome and Predictors Between Ischemic and Intracerebral Hemorrhage: The South London Stroke Register.
2013  6月  イギリス

脳梗塞と脳内出血の回復の違いと悪化する要因について調べたそうな。

1995-2011のロンドンの脳卒中患者データについて、発症7日、3ヶ月、1年、5年、10年での回復状況と関連要因を解析したところ、


次のようになった。

・脳内出血の場合、高齢で失禁があると回復が悪かった。

・一方、脳梗塞は高齢、失禁、嚥下障害、心房細動、糖尿病が予後不良の因子だった。

・脳内出血は3ヶ月、1年後の回復は良くなく、5年、10年後は脳梗塞と違いはなかった。

・しかし、7日から3ヶ月後までの回復の程度は脳内出血のほうが圧倒的に良かった。


脳内出血の回復は5年間は脳梗塞に劣る。けど、3ヶ月後までに限定するとその回復スピードは脳梗塞よりもずっと早い、


というおはなし。
図:脳梗塞と脳内出血 回復スピードの違い


感想:

たしかにひと月半くらいからの回復はめざましかった。

もうすぐ5年経つから低迷期を脱するってことなのかな。


Stroke誌:脳梗塞と脳出血の回復の過程の違い

2013年7月7日

睡眠不足、睡眠過多は脳卒中で早死する


Insufficient and excessive amounts of sleep increase the risk of premature death from cardiovascular and other diseases: The Multiethnic Cohort Study.
2013  6月  アメリカ

睡眠時間と死因別死亡率の関連を調べたそうな。


病気のない61936人の男性、73749人の女性を平均13年間追跡調査した結果、


次のようになった。

・この間に19335人が死亡した。

・男女ともに睡眠時間が5時間以下または9時間以上の場合、総死亡率、心血管系疾患の死亡リスクが上昇した。

・ただしガンは関連がなかった。

・この関連は人種、年齢、喫煙、肥満に依らなかった。


睡眠不足や寝過ぎは、脳卒中を含む心血管系疾患の死亡リスクを高めることがわかった、

というおはなし。



2013年7月6日

脳卒中患者の栄養失調は病院の食事が美味しくないせいなのか


Malnutrition and Risk of Malnutrition in Patients With Stroke: Prevalence During Hospital Stay.
2013  7月  オランダ

脳卒中患者の入院中の栄養不良がどの程度あるのか調べてみたそうな。


73人の急性期脳卒中患者について栄養状態を調査した。
このうち23人は入院日から10日後までの栄養状況を知ることができた。


次のようになった。

・入院時、9%が栄養良好でなかった。

・10日後、26%が栄養不良、39%が栄養良好でない状態だった。

・つまり入院10日間で、栄養上の危険状態にある患者の割合が9%→65%に激増した。



脳卒中患者は最初の10日間で栄養状態が急激に悪くなる可能性が高い、


というおはなし。




感想:

最初の3日間くらいはなにも食べなかった気がする。

点滴のおかげでお腹が空かないし喉も渇かない。


そのあとの病院食が恐ろしくマズくて、お腹が空いているのに残したくなるほどだった。

だからこの調査結果には妙に納得。

2013年7月5日

病院から様子を尋ねる手紙や電話って来るものなのか?企業ならやるよね


Telephone follow-up was more expensive but more efficient than postal in a national stroke registry.
2013  7月  オーストラリア

脳卒中患者の退院後の状態を確認する手段として、手紙と電話の違いを調べてみたそうな。


脳卒中または一過性脳虚血発作で入院した患者について、退院後の様子を手紙アンケートまたは電話聞き取りで調査した。

各々の方法での回答率、費用の額などを比較した。


次のようになった。

・手紙に比べ、電話調査は要する時間が短かった。

・しかしコストは電話調査の方が大きく、

・回答率は両者で違いはなかった。


脳卒中患者の退院後のフォローは、電話を使うと早いけど、手紙だと同等の回答率でかつ低コストで済む、


というおはなし。




感想:

入院した救急病院とリハビリ病院から退院後のフォローはない。


かつての記事を思い出した。
退院後、リハビリ病院からハガキが届いたらうれしいと思う

「スタッフ一同、またのお越しをお待ちしております」って。

2013年7月4日

ミニトランポリン療法を試してみた


Effects of a predefined mini-trampoline training programme on balance, mobility and activities of daily living after stroke: a randomized controlled pilot study.
2013  7月  ドイツ

ミニトランポリン療法の脳卒中リハビリ効果を調べてみたそうな。


18-80歳の脳卒中患者で、2分間以上立っていられる40人について、ミニトランポリン療法グループと通常のリハビリグループに分けた。

それぞれ3週間の訓練の前後でのバランス能力、歩行能力、生活自立度を評価、比較した。


次のようになった。

・ミニトランポリン療法グループのバランススコア向上が著しかった。

・一方、歩行能力と生活自立度については大した違いは見られなかった。



ミニトランポリン療法は脳卒中患者の姿勢維持能力の向上に役立つことがわかった、


というおはなし。


写真:ミニトランポリンリハビリ


2013年7月3日

回復する脳は10ヘルツで振動していることが判明


Alterations in spontaneous brain oscillations during stroke recovery.
2013  4月  フィンランド

脳卒中患者の脳神経の活動周期と回復程度との関連を調べたそうな。


16人の急性期脳卒中患者について、1週間目、1か月後、3ヶ月後の脳磁図を計測した。

(脳磁図は発信源の位置特定精度が脳波測定よりもずっと高い。)

機能回復結果との関連を解析したところ、


次のようになった。

・追跡期間を通して概ね患者は順調に回復した。

・彼らには、1か月-3ヶ月後にかけて、損傷側の側頭頭頂部に10Hzの強い神経活動が観察された。

・当初7人の患者で損傷箇所の周辺に1Hzの異常な低周期神経活動が見られた。

・このうち4人は3ヶ月後にもこの1Hz振動が継続していた。

・この4人の損傷箇所の大きさは他の患者よりもかなり大きく、機能回復も悪かった。



回復順調な損傷脳の側頭頭頂部には、10ヘルツの強い神経活動が見られた。

一方、1ヘルツの低周波振動が継続する患者は 回復は悪いことがわかった、


というおはなし。



10Hz活動の分布
写真:回復する脳
写真:10ヘルツ脳
10Hz活動の強度  AH:損傷側脳、UH:健常側脳



感想:

こういうはなし好き。


2013年7月2日

頭に乾電池の電極を貼り付けても失語症は治りそうもないことが明らかに


Transcranial direct current stimulation (tDCS) for improving aphasia in patients after stroke.
2013  6月  ドイツ

失語症患者への経頭蓋直流電気刺激(tDCS)の効果を調べてみたそうな。


世界の医学研究データベースから信頼の置ける関連論文を厳選し、内容を吟味した。


次のようになった。

・計54人の被験者を含む5件の研究が見つかった。

・いずれの研究も会話能力を正式に評価したものはなく、線画命名課題の成績をもって失語症を評価していた。

・tDCSが言語療法効果を高める結果は出ていなかった。

・有害事象はなかった。


いまのところ、tDCSが失語症に効くという証拠はなかった、


というおはなし。


 写真:tDCSの仕組み
tDCSに必要な物(乾電池と銅線2本、スポンジ)



感想:

手軽さが受けているようで、最近 やたらtDCSの論文をみかける。


2013年7月1日

PM2.5と脳卒中との関連について


A five-year study of particulate matter (PM2.5) and cerebrovascular diseases.
2013  6月  チリ

大気中の粒子状物質(PM2.5)と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


サンティアゴで、脳血管疾患で入院した患者の記録と、気象観測データとの関連を解析した結果、


次のようになった。

・2002-2006までに33624件の脳卒中入院があった。

・PM2.5の濃度は明らかに冬に高かった。

・PM2.5濃度と脳卒中入院数との間に関連があった。

・PM2.5濃度が10μg/m3増加する毎に脳血管疾患の発生が1.29%増加した。


というおはなし。




感想:

この種の研究は中国の独擅場かとおもってた。
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