2020年7月8日

感覚刺激で上肢麻痺を治す方法

2020  6月  イラン


脳卒中経験者のおおくは運動機能と感覚に障害を抱える。そのためとくに上肢では使用頻度が下がりQoLも低下する。

そこで、外受容感覚(exteroceptive)刺激と固有受容感覚(proprioceptive)刺激による介入が上肢運動機能、痙縮度、ADL に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月7日

刺激豊富な環境による白質再編の仕組み

2020  6月  中国


刺激豊富な環境(EE:Enriched environment)は、感覚運動、認知、社会刺激を強化するための効果的なリハビリテーションプロトコルと考えられている。

EE介入後の脳神経の再編効果については、これまで組織観察による理解が主であり、生体での解明が求められている。

そこで、磁気共鳴画像法(MRI)と18F-FDGポジトロン断層撮影法(PET)を用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月6日

慢性期の上肢セルフリハビリテーションの効果

2020  6月  ベルギー


脳卒中患者の3分の2は上肢機能に障害がのこり、活動に制限が生じていてリハビリテーション上のおおきな課題となっている。

とくに途上国では低コストのリハビリテーションソリューションが求められている。

そこで西アフリカのベナンで、脳卒中後の上肢機能改善のためのセルフリハビリテーションプログラムの有効性を検証してみたそうな。

2020年7月5日

VRゴーグルを買う理由 ミラーニューロンシステム訓練

2020  7月  中国


脳卒中患者へのミラーニューロンシステム訓練(MNST:Mirror neuron system-based training)の上肢機能と認知機能の改善効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月4日

上肢ロボットリハビリ全種類効果なし

2020  6月  ドイツ


さまざまな種類のロボット支援上肢トレーニングの効果を、各種類の直接的な比較のみではなく間接的に得られる結果についても評価できる「ネットワーク・メタアナリシス」の手法をつかって検証してみたそうな。

2020年7月3日

大学病院と田舎の病院のくも膜下出血死亡率

2020  6月  アメリカ


病院が教育機能(teaching status)を兼ねていることやその立地条件と、くも膜下出血の予後をしらべた研究はほとんどない。

そこで、都会の大学病院と教育機能のない病院、地方の病院でのくも膜下出血の死亡率と機能回復度についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月2日

ロボット支援上肢リハビリのメタアナリシス

2020  6月  香港


脳卒中経験者は上肢の運動機能に障害を抱えることがおおく、6ヶ月の後もその回復は限定的である。

そこで、ロボット支援の上肢リハビリ効果についてメタアナリシスを試みたそうな。

2020年7月1日

空気清浄機を買うべき理由

2020  6月  中国


これまでの研究から、浮遊粒子状物質2.5(PM2.5)への暴露が全身性の炎症をもたらし、視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸を活性化させ、その両方が脳卒中の発生と死亡に関連していることが示されている。

しかし、フィルターで清浄化した空気(FA:filtered air)による介入が全身性の炎症とHPA軸の活性化に影響するものかについては、まだほとんどわかっていないので動物実験してみたそうな。

2020年6月30日

睡眠時間、昼寝、脳卒中との関連

2020  5月  アメリカ


睡眠時間と脳卒中リスクについてのこれまでの研究では、7-8時間の睡眠を標準として 両者はJ字型の関係をしめすことがわかっている。

しかしこれら研究のおおくは欧米のものである。アジア人の、とくに高齢者についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月29日

軽くぶつけただけで頭の中に出血する条件とは

2020  6月  日本

軽い頭部外傷のほとんどは後遺症もなく回復しているが 近年、高齢者で頭蓋内出血(tICH:traumatic intracranial hemorrhage)にいたるケースがおおく報告されている。


そこで、軽症頭部外傷からtICHになる条件としての抗血栓薬の使用とその後の回復についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月28日

栄養不良でかつ回復の悪い脳梗塞の種類は

2020  6月  日本


脳卒中と栄養不良との関連はあまりよくわかっていない。

そこで、脳卒中の種類別に栄養不良と機能的回復度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月27日

[日本] 脳卒中後てんかんの条件

2020  6月  日本


脳卒中後のけいれん発作(seizure)には1週間以内におきる早期タイプと、それ以降におきる遅発タイプがある。

これらのメカニズムはまったく異なり、早期タイプは一過性のものであるが、遅発タイプの7割以上は何度もくりかえし てんかん(epilepsy)となる。

そこで、脳卒中後のてんかんの予測因子をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月26日

脳卒中にありがちな潜伏がんの種類は

2020  6月  デンマーク


脳卒中経験者は原因不明の潜伏がんのリスクが高いことがわかっている。

その潜伏がんの種類についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月25日

Stroke誌:脳内出血を予測する飲酒マーカー

2020  6月  スウェーデン


これまでの研究ではアルコール消費量が多いと脳内出血リスクがやや増加することがわかっている。

しかしアンケートによる飲酒の自己申告は、実際の消費量をただしく反映しているとはかぎらない。

ホスファジルエタノール(PEth:Phosphatidylethanol )はエタノール下でのみ存在し、エタノールが体内で分解されてから4週間まで検出可能な物質である。これが飲酒量のマーカーとして使用できることが最近わかってきた。

ホスファジルエタノールと脳内出血リスクとの関連についての研究はこれまでないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年6月24日

メタボ脳梗塞患者の男女のちがい

2020  5月  イタリア


代謝的に不健康な過体重(MU:metabolically unhealthy overweight)が脳卒中予後に及ぼす影響のうち、性別についてのデータは十分でなく結論がでていない。

そこで、MUと脳梗塞患者の重症度および回復程度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月23日

バイノウラルビート 慢性疼痛緩和の二重盲検 RCT


2020  6月  ギリシャ


バイノウラルビート(BB:Binaural Beat)は左右の耳に提示された周波数のわずかにことなる音響刺激によって生じる。

それら周波数差に相当する周期的なうなり(ビート)が知覚され、このビート周波数に脳のはたらきが同調するエントレインメント効果が確認されている。

バイノウラルビートの疼痛緩和効果についての報告がいくつかある。しかし慢性疼痛についての報告は1件のみである。

そこで、慢性疼痛患者へのシータ・バイノウラルビートの急性および長期の効果について二重盲検のランダム化比較試験をやってみたそうな。

2020年6月22日

アマンタジンで脳出血の植物状態が回復した


2020  6月  中国


近年、アマンタジン(Amantadine)が外傷性脳損傷による重度の意識障害である無反応覚醒症候群(UWS:unresponsive wakefulness syndrome)に有効であるとするRCT報告が増えている。

しかし脳出血患者への応用の報告はまだない。

そこで、脳出血でUWSの患者へのアマンタジンの効果を試してみたそうな。

2020年6月21日

睡眠時無呼吸症がくも膜下出血を護る

2020  6月  アメリカ


睡眠時無呼吸症候群(OSA:Obstructive Sleep Apnea)は脳卒中など心血管疾患リスクの増加に関連している。

しかし最近の研究では高二酸化炭素血症や慢性的低酸素状態が脳卒中などの虚血イベントから脳を保護する可能性が指摘されている。

そこで、くも膜下出血患者の予後とOSAとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月20日

ランセット誌:未破裂AVMを手術してはいけない!

2020  6月  カナダ


未破裂の脳動静脈奇形(AVM)への侵襲的治療の効果を検証するためのランダム化比較試験であるARUBA(A Randomized trial of Unruptured Brain Arteriovenous malformations)トライアルの最終結果がでたそうな。

2020年6月19日

アームスリングは歩行やバランスに良いか?

2020  6月  ベルギー

脳卒中患者の肩の痛みや亜脱臼にたいするアームスリングの効果はあきらかになっていないが、アームスリングがほかに役立つシーンがあるかもしれない。

これまで、上肢が脳卒中患者の歩行やバランスにおおきな役割を果たしている可能性が指摘されている。

そこで、脳卒中患者の歩行やバランスへのアームスリングの効果についてシステマチックレビューをこころみたそうな。

2020年6月18日

歯周病と頸の動脈硬化

2020  6月  インド


アテローム性動脈硬化は、心筋梗塞、脳卒中、腎不全、末梢血管疾患、認知症の原因の1つと考えられている。

頸動脈内膜中膜肥厚(CIMT:Carotid Intima-Media Thickness)はアテローム性動脈硬化の指標とされ超音波検査で測定できる。

CIMTは10歳時点では0.4-0.5mmほどで、50代では0.7-0.8mmに達する。そして1.0mmを超えると異常とされ、1.2mmから先は心血管疾患の高リスク群と考えられている。

また、アテローム性動脈硬化と歯周病との関連をしめす報告がある。

そこで、歯周病とCIMTとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月17日

動脈瘤の発生と大きさを決めるもの

2020  6月  オランダ


成人人口における未破裂頭蓋内動脈瘤(UIA:unruptured intracranial aneurysms)の有病率は約3%である。

頭蓋内動脈瘤の破裂は致命的になる可能性があり、UIAの発生と大きさを決める因子を同定することは重要である。

そこで、一般成人集団におけるUIAの関連因子を幅広くしらべてみたそうな。

2020年6月16日

マトリックスリズムセラピーの効果

2020  6月  トルコ


脳卒中の片麻痺への治療法には、ボバースセラピー、運動トレーニング、電気刺激、支持装具、鍼などがある。

マトリックスリズムセラピー(MRT:Matrix rhythm therapy)では、痙縮を起こした筋肉にα波に相当する8-12ヘルツの振動を与えると、細胞レベルでの微小循環に影響して筋紡錘やゴルジ腱器官のはたらきを改善できるとする最新の治療方法である。

MRTの脳卒中患者への適用はほとんど例がないので実験してみたそうな。

2020年6月15日

未破裂瘤のコイル治療後の再入院率

2020  6月   アメリカ


2000年以降、未破裂頭蓋内動脈瘤の治療件数が増加している。

そこで、全国再入院データベース(Nationwide Readmission Database:NRD)を用いて未破裂脳動脈瘤治療後90 日間の再入院率をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月14日

センチネル頭痛は脳梗塞にもあり?


2020  6月  ロシア


くも膜下出血の数日から数週間まえに現れる前兆的頭痛は センチネル頭痛(Sentinel Headache)としてよく知られている。

しかし、脳梗塞のまえのセンチネル頭痛の有無について対照群を設けた調査は知る限り存在していないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月13日

後ろ歩きトレッドミルとボツリヌス療法


2020  5月  イタリア


神経疾患患者の歩行でのCPG(central pattern generator)メカニズムの改善のために、後方歩行が推奨されている。

また、ボツリヌス毒素A型は、脳卒中後の痙縮に対する有効でかつ安全な治療法と考えられている。


そこで、ボツリヌス毒素A型治療を受けている慢性脳卒中患者の歩行障害を、後方トレッドミルトレーニング(BTT)と標準的な前方トレッドミルトレーニング(FTT)で比較してみたそうな。

2020年6月12日

インフルエンザとCOVID-19 脳卒中くらべ

2020  5月  アメリカ


COVID-19が脳卒中を引き起こすとする報告が数おおくある。

しかしインフルエンザのような呼吸器感染症よりも関連が強いのかについてはあきらかになっていないので、両者で脳卒中発生率をくらべてみたそうな。

2020年6月11日

肩の痛みと固有感覚

2020  5月  トルコ

片麻痺の肩の痛み(HSP:Hemiplegic shoulder pain)は脳卒中患者の65-70%にみられ麻痺腕の動きを制限する。

さらにHSPは感覚障害を伴うことがおおい。しかし関節の曲がり具合などを知る 固有感覚(proprioception)についての研究は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月10日

動脈瘤がいくつもあるときの破裂因子

2020  5月  アメリカ


多発性頭蓋内動脈瘤(MIA)は頭蓋内動脈瘤(IA)患者の3分の1に発生し,これまで予後の悪化と関連すると考えられてきた。

単一のIAを有する患者でのIA形成および破裂の危険因子はよく知られている。

しかし、MIA患者の破裂に関連する危険因子はあまり研究されていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月9日

腸内細菌の異常と脳卒中の回復不良

2020  5月  中国


腸内細菌叢とその代謝物は、脳卒中において重要な役割を果たすことが報告されている。

腸内細菌叢由来の短鎖脂肪酸(SCFAs:short-chain fatty acids)は、免疫系、内分泌系、迷走神経系、およびその他の液性経路を介して直接的または間接的に脳機能を調節する。

しかし、脳卒中の重症度が異なる急性脳梗塞患者において、腸内細菌と短鎖脂肪酸の種類や脳卒中転帰との関連を評価した研究は比較的少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月8日

認知機能の低下から見える長期予後

2020  5月  イギリス


脳卒中のあとの認知障害と予後との関連をしめす報告はあるが、長期に調べたものはすくない。

そこで、脳卒中から3ヶ月間での認知機能の変化と5年後の回復度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月7日

遅発性脳虚血がおきやすい血液型

2020  5月  アメリカ


近年、くも膜下出血(SAH)を含む多くの疾患において 重要な止血酵素学的特性が発見され、ABO血液型の役割が注目されるようになってきた。

しかし、遅発性脳虚血(DCI)の発症、臨床経過およびSAH後の転帰におけるABO血液型の役割については、現在のところほとんど解明されていない。

そこで、動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)後のDCIおよび臨床転帰におけるABO血液型の役割をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月6日

起床時脳卒中の機能回復度は?

2020  6月  中国


起床時脳卒中(WUS:Wake-up stroke)は睡眠から覚めたときに気づく脳卒中を指す。正確な発症時刻が不明なため血栓溶解療法の対象からは外される。

これまでの報告からWUSは全脳梗塞患者の8-39%を占めるとされている。

非WUSとくらべたときのWUSの特徴は、報告により少なからず異なるので くわしくしらべてみたそうな。

2020年6月5日

迷走神経刺激の上肢1年間リハビリの効果

2020  6月  イギリス

迷走神経刺激(Vagus nerve stimulation:VNS)と上肢訓練の組み合わせ効果が動物実験のほか人でもいくつか報告されている。


しかし長期にフォローしたものはほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月4日

靴底を1.5cm上げる効果

2020  6月  ブラジル


脳卒中で片麻痺の患者では麻痺脚がわの膝の屈曲や足首の背屈が困難になる。その結果、脚の振り出し時につまづき 転倒する。

これを代償する動作として伸び上がり歩行や異常な身体の傾き、分廻し歩行が発生する。

靴底の補高(shoe lifts)は強制的に体重をシフトさせてこれらの代償動作を改善するテクニックであるが、その補高最適値は報告によりばらつきがあり、0.6-3.8cmの範囲にある。

そこで、靴底の1.5cm補高での効果を実験してみたそうな。

2020年6月3日

上肢訓練プライミングのメタアナリシス

2020  5月  ブラジル


ニューロリハビリテーションにおいて繰り返し運動訓練の効果を高めるために、その直前になんらかの刺激を与えることを良しとする「プライミング(予備的、準備的)」という考え方がある。

プライミング刺激としておもに次の5種、
1)脳刺激(rTMSやtDCS)、2)運動イメージや動作観察、3)感覚刺激(末梢感覚など)、4)運動準備(両手対称運動など)、5)薬理刺激、の分類がある。

これらの慢性期脳卒中の上肢麻痺への効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年6月2日

室頂核への乳様突起電気刺激とうつ

2020  5月  中国


脳卒中後のうつは患者のおよそ30%が経験するとされ、治療としてSSRI系の薬が用いられることもあるが十分な効果は得られていない。

小脳の室頂核への刺激 fastigial nucleus stimulation (FNS) は脳虚血にたいする神経保護効果や抗炎症効果が報告されていて、動物実験でうつや認知機能の改善効果も期待されている。

FNSを非侵襲的におこなう percutaneous mastoid electrical stimulator (PMES:乳様突起電気刺激) は中国では脳血管機能療法の専用装置として使用されている。

しかしPMESの脳卒中後うつについての報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月1日

ビタミンDサプリメントと脳卒中 メタアナリシス

2020  5月  アメリカ

ビタミンDは骨代謝に関わることで知られているが、最近は脳卒中などの心血管疾患予防への効果が期待されている。

この背景にはビタミンD欠乏症患者での心血管疾患リスクの高さを示すいくつもの報告がある。

しかしビタミンDサプリメントと心血管疾患との関連はあきらかになっていないのでメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年5月31日

Stroke誌:COVID-19の脳卒中率は高くなかった

2020  5月  アメリカ


COVID-19パンデミックでは、患者が脳梗塞などの血栓塞栓性合併症を引き起こす凝固障害を示すエビデンスが増えてきている。

しかし脳卒中と併せてCOVID-19になった患者の臨床的特徴、脳卒中の発生機序、転帰に関するデータは限られているのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月30日

コレステロール値と脳梗塞後の感染症

2020  5月  イタリア

いくつかの疾患の急性期においてコレステロールが免疫システムとの間で調節機能を担っているとの報告がある。

脳梗塞では感染性の合併症が予後におおきく影響する。

脳梗塞患者でのコレステロールと感染症との関連についての研究はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月29日

心房細動に適したベストな血圧とは

2020  5月  イギリス


心房細動で直接経口抗凝固薬(DOAC)を処方されている患者に適した血圧のデータは少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月28日

中枢性疼痛のメタアナリシス

2020  5月  イギリス


脳卒中後の中枢性疼痛(CPSP)は、脳血管イベントの急性期または慢性期に発生する神経障害性疼痛と定義され、体性感覚路中枢部の病変によるものである。

そこで、CPSPの有病率とその特徴についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年5月27日

ピロリ菌と脳卒中のメタアナリシス

2020  5月  エジプト

若年者での脳卒中増加の原因として細菌感染による炎症や免疫反応を介したアテローム形成の可能性が注目されている。

世界人口の半分以上が感染しているとされるヘリコバクターピロリ菌(HP)と脳卒中との関連が、すでにいくつかの研究で指摘されているが、それを否定する研究もあるのでメタアナリシスを試みたそうな。

2020年5月26日

脳卒中後の疲労対策は「歩く」

2020  5月  ノルウェー

脳卒中後の「疲労」について、亜急性期から慢性期にかけてその有病率の変化と、活動内容との関連をしらべる
ランダム化比較試験 Life After STroke (LAST)研究をやってみたそうな。

2020年5月25日

社会的孤立は心臓発作、脳卒中、死亡のリスクを高める

2020  5月  ドイツ


COVID-19パンデミックで社会的接触が制限されているなか、「孤立」が脳卒中など心血管疾患に及ぼす影響に注目があつまっている。

今週の欧州神経会議 European Academy of Neurology (EAN) Virtual Congress での発表内容。

2020年5月24日

飲酒が脳出血を招く証拠

2020  5月  デンマーク

アルコールは血液凝固や線維素溶解に直接影響する。

そこで、一般的な出血(例:鼻血)や 生命にかかわる病院治療が必要な出血(例:脳出血)にアルコールがどのように関係しているかを大規模に住民調査してみたそうな。

2020年5月23日

歯がない脳卒中患者の回復は

2020  5月  ブラジル

慢性的な口腔内感染症と 動脈硬化や心血管疾患との関連が注目されている。

そこで、歯の喪失本数が脳梗塞患者の頸動脈狭窄や回復不良にどのていど関連するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年5月22日

1日3回の歯磨きで脳卒中予防

2020  5月  韓国

歯周病や口腔衛生の不良は、脳卒中の仲介因子である局所感染、炎症、全身性炎症反応の原因となる可能性がある。

そこで、口腔衛生と脳卒中リスクとの関連を住民ベースで大規模に調査してみたそうな。

2020年5月21日

睡眠時無呼吸症のCPAPは脳卒中を防ぐのか

2020  5月  台湾

持続的気道陽圧療法(CPAP)は閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の主な治療法である。

これまでのところ、CPAPの使用と脳卒中発症との関連については報告に一貫性がない。

そこで、OSA患者の脳卒中発症率に対するCPAPの効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月20日

Stroke誌:脳卒中なのに喫煙つづける人の割合と傾向

2020  4月  アメリカ

脳卒中のあとの喫煙は再発のリスクを高める。

この20年で禁煙のための効果的な薬が利用できるようになったが、どれだけの脳卒中経験者が喫煙を続けているかはあきらかになっていない。

そこで、過去20年間での脳卒中経験者の喫煙傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月19日

ラクナ梗塞は睡眠時無呼吸を疑え

2020  5月  サウジアラビア

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA:Obstructive sleep apnea)は、脳卒中など血管疾患の主要なリスク因子として確立されている。

しかし、OSAに関連する脳卒中の種類についての情報は乏しいのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月18日

上肢機能の主観的回復曲線


2020  5月  スウェーデン

脳卒中後の上肢麻痺は、急性期では患者の50-70%に、慢性期では40%に見られるという。

上肢機能の客観指標として、NIHSSやFMA-UE、ARATなどがある。

いっぽう ABILHANDアンケートは患者視点での日常生活動作を反映することができる。

ABILHANDスコアの重症度別、長期の回復過程についての研究はないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月17日

Stroke誌:低周波振動で血栓溶解治療がはかどる

2020  5月  アメリカ

急性脳梗塞患者が遠隔地にいる場合や交通渋滞が予想される場合、ヘリコプターによる移送が行われ、このとき患者は移送中に血栓溶解薬 tPAの治療をうけることがありドリップ シップ(drip and ship)と呼ばれている。

しかしヘリコプターの強い低周波振動がもたらす tPA治療への影響についてはまったくわかっていないので、動物実験でたしかめてみたそうな。

2020年5月16日

ランセット誌:COVID-19で脳卒中は減っていない


2020  5月  イギリス

イギリスでは、2020年3月23日に国家的なロックダウンが導入されて以来、救急救命科への受診が激減したとの報告が広くなされている。

さらに心臓発作や脳卒中の受診が「病院から消えた」との噂もあり、そのような患者は治療が遅れていることになる。

この真偽を検証してみたそうな。

2020年5月15日

[日本人]体重減少でおきる脳卒中死の種類


体重の変化と心血管疾患との関連が報告されている。たとえば、体重増加は冠動脈疾患や静脈血栓塞栓症と、体重減少は心不全に関連するという。

しかしこれら報告のおおくは欧米のものなので、

肥満度や脳出血頻度の大きくことなる日本人について、体重変化と脳卒中など心血管疾患(CVD)による死亡率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月14日

Neurology誌:同名半盲の幻覚の頻度と特徴

2020  4月  フランス

同名半盲(Homonymous hemianopia)は、脳卒中後によくある視野障害の1つである。
これらの患者の中には幻覚を起こす人もいるが、その直接の原因と頻度はほとんどわかっていない。

そこで、脳卒中後の同名半盲患者での幻覚の発生と、脳病変の位置(ブロードマン領域)、頻度、およびタイプ別に神経解剖学的関係を検討してみたそうな。

2020年5月13日

梗塞への炎症反応で反対側の脳が縮む

2020  4月  トルコ

中枢神経系と免疫系の間には微妙な恒常性バランスが存在する。

脳卒中が起きると、神経グリア組織への免疫反応を抑制する状態が誘発される。

しかし、この保護反応により感染症が発生しやすくなる。

そこで、脳卒中後の健常側の脳半球の体積を評価し、炎症性の反応との関係を明らかにしてみたそうな。

2020年5月12日

AVMの脳内出血は回復良いの?


2020  4月  スイス


脳動静脈奇形に伴う脳内出血(bAVM-ICH)と特発性(自然発症)の脳内出血(SICH)では、致死率や回復不良率が異なる。

しかしこれらは、血腫除去術が必要となったケースで比較されたことがないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月10日

NEJM誌:COVID-19で脳卒中激減は本当だった


Collateral Effect of Covid-19 on Stroke Evaluation in the United States
2020 5月  アメリカ

COVID-19パンデミックがそれ以外のメディカルケア、とくに「脳卒中」に与える影響の定量化を試みたそうな。

2020年5月9日

被殻出血での血腫量と運動障害


Relationship between Hematoma Volume and Motor Impairment in Putaminal Hemorrhage.
2020  4月  日本

脳卒中が疑われる患者の初期評価にはCTが用いられる。
CT画像を用いた運動転帰の予測は,臨床リハビリテーションのために重要である。
しかし,被殻出血患者の血腫量と運動転帰に関する数少ない論文の報告には一貫性がない。

そこで、発症時CT画像を用いて被殻出血患者における血腫の方向と血腫量と運動転帰の関係を明らかにするために、患者170人をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月8日

アルコールと末梢動脈疾患と脳卒中

2020  5月  スウェーデン

飲酒と心血管疾患との因果関係はいまだあきらかでない。

そこで、メンデルランダム化解析を用いて、アルコール摂取と心血管疾患との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月7日

腸内細菌の短鎖脂肪酸が脳卒中回復をうながす


Gut Microbiota-Derived Short-Chain Fatty Acids Promote Post-Stroke Recovery in Aged Mice
2020  5月  アメリカ

腸と脳のはたらきには双方向コミュニケーションがあり、腸脳軸(gut-brain axis)ともよばれる。

脳卒中がおきると腸の運動性や透過性に変化が生じ、腸内細菌叢の多様性が失われるディスバイオシスがおきる。

ディスバイオシスは高齢化でもなりやすく、高齢脳卒中患者が重症化し障害が長期化する一因とも考えられている。

そこで、高齢脳卒中ネズミの腸内細菌叢の若返りで回復が促されるものか、とくに短鎖脂肪酸(SCFA)にフォーカスして実験してみたそうな。

2020年5月6日

Stroke誌:デルタ脳波は回復のあかし


Low-Frequency Oscillations Are a Biomarker of Injury and Recovery After Stroke
2020  4月  アメリカ

脳卒中後の運動機能の障害程度は、梗塞の大きさや皮質脊髄路への損傷の大きさをみると予想がつく。

さらに最近の研究では脳波の低周波成分(デルタ周波数)が脳の損傷を反映すると同時に、正常時の活動にも特徴的に見られるという。

そこで デルタ周波数帯の脳波と、脳卒中後の脳の損傷程度と運動機能回復との関連についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月5日

脳卒中後の性機能障害の治療:コクランレビュー


Interventions for sexual dysfunction following stroke
2020  5月  オーストラリア

脳卒中後の性機能障害はめずらしくないが、おおくは見過ごされてきた。
しかし性機能障害に対する認識が高まっているため、エビデンスのある治療法が求められている。

そこで、脳卒中後の性機能障害を軽減するための介入の有効性と有害事象についてこれまでの研究のシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年5月4日

都市の緑地と脳卒中リスク


Urban green space and the risks of dementia and stroke
2020  4月  カナダ

都市化はストレスや孤立、神経疾患のリスクであると示唆する報告がすくなくない。

そこで、都市の緑地が主要な神経疾患、特に認知症や脳卒中のリスク低下と関連しているかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月3日

日本人140万人からわかる2年再発率


Two-Year Recurrence After First-Ever Stroke in a General Population of 1.4 Million Japanese Patients - The Shiga Stroke and Heart Attack Registry Study
2020  4月  日本

脳卒中の再発予防のための多くの効果的戦略があるにもかかわらず、脳卒中経験者の再発リスクは高い。

そこで、日本の大規模調査から2年間の再発率をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月2日

片麻痺患者は目が乾きやすい


Dry eye in chronic stroke patients with hemiplegia- A cross-sectional study
2020  4月  トルコ

ドライアイは目の表面の病気で、加齢とともに増える。またいくつかの神経疾患との関連が報告されている。

そこで、脳卒中後の片麻痺患者でのドライアイ症状をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月1日

nature.com:運動イメージ+歩行訓練のRCT


A randomized controlled trial of motor imagery combined with structured progressive circuit class therapy on gait in stroke survivors
2020  4月  タイ

脳卒中経験者の歩行は、脚の運びに時間を要し 速度も歩調もおそい。また33-55%には時空間的にあきらかな非対称性がみられるという。

運動イメージ訓練(MI:Motor Imagery)はこれまで上肢機能への応用がおおくなされてきたが下肢機能についてのそれは少ない。

そこで、運動イメージ訓練と下肢のトレーニング Structure Progressive Circuit Class Training (SPCCT) を組み合わせたときの効果を検証してみたそうな。

2020年4月30日

[日本] 食後の歯磨きをサボると脳卒中


Frequency of daily tooth brushing and subsequent cardiovascular events
2020  4月  日本


先行研究では毎日の歯磨きの頻度と心血管リスク因子との間に逆相関があることが示されているが、心血管イベントに関する研究は限られている。

そこで、毎日の歯磨きの頻度とその後の脳卒中など心血管イベントとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月29日

NEJM誌:COVID-19 血栓できて若い人にも脳卒中


Large-Vessel Stroke as a Presenting Feature of Covid-19 in the Young
2020  4月  アメリカ

ニューヨーク市のある医療機関に2020年3月23日から4月7日までの2週間で、50歳未満の若年患者5名が主幹動脈の閉塞による脳卒中で入院してきたそうな。

2020年4月28日

nature.com:バイノウラルビートで脳卒中リハを加速?


40-Hz Binaural beats enhance training to mitigate the attentional blink
2020  4月  カナダ

非侵襲的な脳刺激法には磁気のTMSや電流のtDCSがある。

このほかに、視覚や触覚 聴覚からの感覚刺激を用いた脳刺激法がある。このうちバイノウラルビート(Binaural Beat)は両耳にわずかに周波数のことなる音を聴かせたときにその周波数差に相当するビート(うなり音)が意識に生じる現象を指す。

バイノウラルビートの周波数に脳の活動が同調する(entrainment)効果が脳波や脳磁図計測から確認されている。

いっぱんに40Hzのガンマ周波数での脳活動は注意や特徴統合、記憶、学習、と関連が深いとされている。

そこで、「注意のまばたき」(attentional blink:数100ms間隔で連続提示される視覚ターゲットの2番め(T2)は、1番目のターゲット(T1)にくらべ見落とされやすい現象)がガンマ・バイノウラルビートを使った訓練により改善するものか、実験してみたそうな。

2020年4月27日

出生時体重でわかる脳卒中のなりやすさ


Birth Weight and Risk of Cardiovascular Disease Incidence in Adulthood- a Dose-Response Meta-analysis
2020  4月  イラン

胎児期の栄養の過不足は出生時の体重(BW:Birth Weight)にあらわれ、のちの代謝関連疾患のなりやすさを反映すると考えられる。

これまでのBWと脳卒中など心血管疾患との関連についての研究ではかならずしも結論が一致せず、BWとの用量関係もわかっていないのでメタアナリシスではっきりさせてみたそうな。

2020年4月26日

軽い脳卒中での空間ナビゲーション


Impairments in spatial navigation during walking in patients 70 years or younger with mild stroke
2020  4月  ノルウェー

空間ナビゲーション(spatial navigation)は目的地を決めルートを維持し続ける能力を指し、自立生活を送るうえで重要である。

軽症の脳卒中患者の空間ナビゲーションについての研究はほとんどないので実験してみたそうな。

2020年4月25日

脳卒中後の疲労 18ヶ月後までの軌跡


Trajectories of fatigue among stroke patients from the acute phase to 18 months post-injury: A latent class analysis
2020  4月  ノルウェー

脳卒中後の疲労(Post-stroke fatigue)は脳卒中経験者の23-75%に影響するという。

この疲労は、労作レベルとは関係のない休息をとっても回復しないタイプの疲労で、慢性的で主観的なエネルギー不足、倦怠感、努力嫌悪な状態 とされている。

これは施設入所や死亡のリスク増加と関連しており、多くの患者が脳卒中後の最悪の症状の1つと考えている。疲労の経時的変化についての研究は、関連因子を理解するのに役立つ可能性があるが、現在までに実施された研究はわずかであるのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月24日

COVID-19感染症の神経障害と再活性化


Explanation for COVID-19 infection neurological damage and reactivations
2020  4月  アメリカ

2019年に中国の武漢に出現した病原性ウイルスによりCOVID-19感染症がうまれた。
典型症状として発熱、咳、下痢、倦怠感を引き起こし、高い死亡率をもたらしている。

2020年1月中旬から2月中旬にかけて、確認されたCOVID-19感染症の重症患者を含む214人を神経内科医が診察した。

78人の患者(36.4%)がめまい、頭痛、意識障害、脳梗塞または脳出血の急性脳血管障害、運動失調、痙攣などの中枢神経系症状、
さらに味覚障害、嗅覚障害、視力障害、神経痛などの末梢神経系症状、
を示した。

2020年4月23日

COVID-19の重症化 「脳卒中歴あり」のばあい


Cerebrovascular disease is associated with an increased disease severity in patients with Coronavirus Disease 2019 (COVID-19): A pooled analysis of published literature
2020  4月  アメリカ

コロナウイルス感染症(COVID-19)は、高い罹患率と死亡率を特徴とする現在進行中のパンデミックである。

限られた資源の賢明な利用のために、COVID-19感染に関連する重症度と死亡率の臨床的・生物学的予測因子を特定することが急務となっている。

COVID-19の危険因子や治療法に関するデータは乏しく、現在のところ予測のほとんどは重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の先行経験に基づいている。
SARSやMERS患者における脳卒中の既往は、転帰の悪化や医療資源利用の増加と関連していることが示されている。

そこで、COVID-19患者における脳卒中の既往と転帰との関連を評価するために、メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年4月22日

上肢麻痺ボツリヌス療法のメタアナリシス


Botulinum Toxin Type A for Upper Limb Spasticity in Poststroke Patients- A Meta-analysis of Randomized Controlled Trials
2020  4月  中国

脳卒中のあとの痙縮の発生率は3ヶ月時点で20%、12-18ヶ月では36%に見られるという。

痙縮治療のための全身投与薬たとえばバクロフェンなどは正常な筋力の低下をもたらし効果も長続きしない。

ボツリヌス毒素A型の注射は肘、手首、指などの特定の筋肉にたいし筋緊張を軽減する効果があり脳卒中後の痙縮治療に期待されている。

そこで、ボツリヌス毒素A型の痙縮治療効果について、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年4月21日

「目に見えない」視覚障害とは


"Invisible" visual impairments. A qualitative study of stroke survivors` experience of vision symptoms, health services and impact of visual impairments
2020  4月  ノルウェー


脳卒中後の視覚障害(Visual impairments)は生活に悪影響を及ぼし、脳卒中経験者の60%に及ぶという。にもかかわらず、視覚障害者はしばしば見過ごされている。

そこで、視覚障害をもった脳卒中経験者が医療サービスにおける視覚ケアをどのように体験しているか、また、視覚障害が脳卒中後最初の3ヵ月間の日常生活にどのような影響を与えているかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月20日

ビタミンB1は足りているのか?


Prevalence of Low Plasma Vitamin B1 in the Stroke Population Admitted to Acute Inpatient Rehabilitation
2020  4月  アメリカ

ビタミンB1(チアミン)の不足は「脚気」の原因としてよく知られている。

ビタミンB1は炭水化物の代謝を助ける補酵素としての働きのほかに、神経伝達物質の合成にも関わっていて、脳が正常にはたらくために必要な栄養素でもある。

そこで、脳卒中患者でのビタミンB1欠乏者の割合をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月19日

nature.com:認知 身体機能の低下からの脳卒中


Cognitive and physical impairment and the risk of stroke - A prospective cohort study
2020  4月  オランダ

脳卒中経験者およそ3分の1は認知障害を経験し、半数は日常生活動作に困難が生じる。

これら認知、身体機能の低下は脳卒中になるまえに9-14%の患者で見られるという。

また、認知、身体機能の低下は血管ダメージの蓄積を意味するとも考えられる。

さらに血管ダメージの病理的種類によって、影響する機能もことなる。たとえば、動脈硬化は実行機能に影響し、アミロイドβは記憶に関連する。

そこで、認知、身体機能の各ドメインのスコア低下が脳卒中リスクとどのように関連するものかくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月18日

コロナ時代のリハビリ戦略 "Take Charge"とは


Taking Charge after Stroke- A randomized controlled trial of a person-centered, self-directed rehabilitation intervention
2020  4月  ニュージーランド

脳卒中リハビリテーションでは 現在おもに特定課題について訓練を繰り返す方式がとられている。しかし大規模なランダム化比較試験では患者の自立やQoLを高めるとするエビデンスは得られておらず、別の効果的な方法が求められている。

"Take Charge"(自分で責任をもつ)リハビリは、自己決定理論(Self Determination Theory)にもとづき 退院後の脳卒中患者が自らの管理のもとにリハビリをすすめる方法である。

すでに Maori and Pacific Stroke Study (MaPSS)では統計学的に高い有意性をもった結果が得られている。

そこで、非Maori、非Pacific を対象とした、 Take Charge のより規模のおおきい介入実験(Taking Charge after Stroke :TaCAS)をこころみたそうな。

2020年4月17日

脳卒中などへの糞便移植の成果


Fecal Microbiota Transplantation in Neurological Disorders
2020  3月  オランダ

神経疾患と腸内細菌叢との関連を示す研究がおおくあり、腸内細菌叢の改変が治療戦略となりうるとを示唆している

糞便微生物移植(FMT:Fecal microbiota transplantation)は、現在、最も効果的な腸内細菌叢への介入であり、クロストリジオイデス ディフィシル(Clostridioides difficile)感染症の再発対策として用いられている。

神経障害患者に対するFMTの適応を評価するために、FMTに関するこれまでの文献をまとめてみたそうな。

2020年4月16日

認知機能べつ異常率 回復率


The Occurrence and Longitudinal Changes of Cognitive Impairment After Acute Ischemic Stroke
2020  3月  中国

脳卒中の予後に認知機能障害が密接に関連していることを示すエビデンスが増えてきている。

中国人患者で、急性脳梗塞後のことなる時期での認知機能障害の発生と程度変化をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月15日

蛋白質エネルギー栄養障害と運動機能


Preventing protein-energy malnutrition after cortical stroke enhances recovery of symmetry in forelimb use during spontaneous exploration
2020  4月  カナダ

脳卒中のあと "蛋白質エネルギー栄養障害"(PEM:protein-energy malnutrition)がよくみられる。

PEMは嚥下障害や意識低下、うつ、上肢の麻痺などによっておきやすくなる。PEMはまた高死亡率、機能回復不良とも関連している。

そこで、PEM予防による脳卒中の前足機能、梗塞サイズ、への改善効果を動物で実験してみたそうな。

2020年4月14日

ジャガイモは脳梗塞の原因なのか?


Substitutions between potatoes and other vegetables and risk of ischemic stroke
2020  4月  デンマーク

欧米では脳梗塞予防のために野菜を豊富に含む食事を推奨している。しかしどの野菜がより有益であるかはわかっていない。

ジャガイモは根菜類に分類されるが、米や小麦とならんで主食としても広く消費されている。他の野菜とくらべてジャガイモはエネルギー密度が高く、グリセミック指数も高く栄養価は低いためジャガイモを摂ることは不健康であるとする者もいる。

そこで、ジャガイモを他の野菜と置き換えることで脳梗塞予防になるかどうか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年4月13日

Stroke誌:体重が増えた時期と脳卒中リスク


Change in Body Weight and Long-Term Risk of Stroke and Death in Healthy Men
2020  4月  ノルウェー

肥満は脳卒中など心血管疾患のあきらかなリスク因子である。しかし肥満が独立したリスク因子なのかそれとも高血圧などの他の因子を介したものなのかはいまだわかっていない。

そのため脳卒中予防を減量にフォーカスするべきか否か結論はでていない。

いくつかの研究では人生早期での体重の増減が脳卒中リスクと関連することがしめされているが、後期のそれとの関連は一致した見解がない。

そこで、人生の早期、中期での体重の増減と脳卒中リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。



40-59歳の健康な男性2014人について、
募集時と7年後に心血管系の検査を行った。

また、25歳ころの「早期」の体重変化の記録と、募集時から7年後までの「中期」の体重変化を測定した。

早期、中期の両体重変化期について、脳卒中および死亡との関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・2014人のうち、全員について早期の体重変化に関する記録がみつかった。

・人生早期について、体重が0-4.9kg増加した者にくらべ、体重増加が5-9.9kgの者では脳卒中のハザード比は1.46、体重増加が10kg以上の者では1.39、体重減少があった者では1.46であった。

・総死亡については、ハザード比はそれぞれ1.08、1.14、1.29であった。

・人生中期での体重増減には、脳卒中または総死亡のリスクに体重グループ間での有意差は認められなかった。

健康な男性では、人生早期(25歳~)の体重増減が長期的な脳卒中リスクの増加に関連しているようだった。人生中期(40歳~)での体重増減との関連はなかった、


というおはなし。

図:体重増減と脳卒中リスク



感想:

若いころに体重をめっちゃ増やすお相撲さんは命削ってるんだな。いっぽうで中年ぶとりは問題なし。
経験者の肥満の自覚と減量成果

Stroke誌:脳卒中でなお太ろうとする肥満の割合

脳卒中にならない体重 400万人調査から

2020年4月12日

小児脳卒中の年齢別の回復


Predicting Recovery and Outcome After Pediatric Stroke- Results from the International Pediatric Stroke Study
2020  3月  アメリカ

小児の脳卒中からの回復に関係する因子および年齢についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月11日

ニセ脳卒中の頻度と特徴


Stroke-mimics in stroke-units. Evaluation after changes imposed by randomized trials
2020  2月  フランス


脳卒中の血栓溶解治療の適応は4.5時間を超え拡張傾向にあり、機械的血栓除去術の適応時間はもっと長い。そのため治療を検討するべき患者数は増え、画像検査等にようする間接業務も増大している。

そこで、これら治療が必要のない脳卒中類似症状(stroke mimics)の患者をすばやく見分けるべく、その特徴と割合についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月10日

新型肺炎COVID-19のおかげで脳卒中患者激減中


COVID-19: Are Acute Stroke Patients Avoiding Emergency Care?
2020  4月  アメリカ

COVID-19パンデミックのなか、アメリカ全土で急性脳卒中患者数の劇的な減少が相次いでいるそうな。

2020年4月9日

くも膜下出血ファミリーの最要注意人物


Higher risk of intracranial aneurysms and subarachnoid haemorrhage in siblings of families with intracranial aneurysms
2020  3月  オランダ

脳動脈瘤は成人の3%に存在する。脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血(aSAH)は家族歴がリスク要因でもある。

1親等内にaSAH経験者が2人以上いるばあい、そのグループの25%にくも膜下出血や未破裂脳動脈瘤が見つかるという。

親族の種類(親、兄弟、子供)によってその関係がどのようにことなるのかについては一致した見解が得られていないので大規模にくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月8日

ナッツの増減と脳卒中リスク


Changes in Nut Consumption and Subsequent Cardiovascular Disease Risk Among US Men and Women- 3 Large Prospective Cohort Studies
2020  4月  アメリカ

ナッツには不飽和脂肪酸やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、繊維が豊富に含まれているいっぽう、脂肪がおおくエネンルギー密度が高いため不健康であるとする者もいる。

ナッツの摂取量と脳卒中など心血管疾患との関連の研究は少なくないが、個人内でナッツの摂取量が増減したばあいの調査はないのでアメリカの3つの大規模調査からくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月7日

むずむず脚症候群は尾状核と橋の梗塞で


Acute post-stroke restless legs syndrome- the body of caudate nucleus considerations
2019  12月  中国

脳卒中後のむずむず脚症候群(restless legs syndrome:RLS)の有病率は10~15%という。

神経解剖学的研究では、脳卒中後RLSは大脳基底核と橋領域に関連していることが示唆されている。 これらの研究には共通して サンプル数が少ないこと、病変部位の詳細な評価がなされていない問題がある。

また、脳卒中後の急性期に脳卒中後RLSが存在することは、患者の予後不良と関連しているという報告もある。そこで、急性期の脳卒中後RLSと病変部位との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月6日

やはり高血圧は腸内細菌のせいだった


Hypertension Is Associated With Intestinal Microbiota Dysbiosis and Inflammation in a Brazilian Population
2020  3月  ブラジル

高血圧は 脳卒中や心血管疾患の主なリスク因子であり、世界的な健康問題でもある。

高血圧は 内因性因子と環境因子が複雑に絡み合った結果、血圧が高く持続することを特徴とする多因子性の臨床状態をさす。

腸内細菌叢が高血圧に関与している可能性が想定されてはいたが、その役割はまだ十分に理解されていない。

そこで、16S rRNA系統解析を用いて、高血圧患者48人と正常血圧患者32人のブラジル人の糞便サンプルの微生物組成をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月5日

新型肺炎COVID-19に脳卒中の薬が使えるかも


Is There a Role for Tissue Plasminogen Activator (tPA) as a Novel Treatment for Refractory COVID-19 Associated Acute Respiratory Distress Syndrome (ARDS)?
2020  3月  アメリカ

・COVID-19のパンデミックにより急性呼吸窮迫症候群(ARDS)が急増している。

・ARDSには人工呼吸器による対応が主流である。

・人工呼吸器やECMOを利用できない患者を救済する方法が求められている。

2020年4月4日

脳卒中とパーキンソン病は関係あるの?


Association Between Stroke and Parkinson's Disease- a Meta-analysis
2020  3月  中国

パーキンソン病(PD)は線条体のドーパミン作動性ニューロンの損失とαシヌクレインを主成分とするレビー小体の異常凝集をしめす神経変性疾患の一つである。しかしその病因は明らかになっていない。

最近のエビデンスでは、PDと脳卒中は頻繁に併発し、相互に影響し合っていることが示されているが、一部の研究では相反する結果が得られている。

そこで、1975-2019のPubMed、EMBASE、コクランライブラリーのデータベースに掲載された研究を基に、これら2つの障害の関係を明らかにするため、脳卒中リスクに関するPD患者のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年4月3日

80歳超え日本人のくも膜下出血治療成績


Outcomes in Elderly Japanese Patients Treated for Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage- A Retrospective Nationwide Study
2020  3月  日本

日本は高齢化が世界最高レベルにある。

80歳以上の高齢者を含む脳動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)患者の予後に関するデータが不足していることから、日本全国の入院患者データベースを用いてaSAH患者54805人の特徴を解析し、治療法と回復程度をしらべてみたそうな。

2020年4月2日

運動イメージ訓練が手足の廃用をふせぐ


Motor Imagery Training During Arm Immobilization Prevents Corticomotor Idling- An EEG Resting-State Analysis.
2020  3月  フランス

手足を使わないでいると運動機能に測定可能なあきらかな変化を引き起こす。

運動イメージ訓練は、四肢の廃用や固定化による運動障害を予防するための行動戦略として用いられてきた。

しかし、四肢を短期に固定化したときに運動イメージ訓練が神経レベルでどのように作用するのかについては、まだ十分な研究がなされていない。

そこで、12時間手足を固定して この間の運動イメージ訓練が固定化に関連した脳波上の変化を防ぐことができる可能性を検証することにしたそうな。

2020年4月1日

日本人くも膜下出血発生率さいきんの傾向


A register-based SAH study in Japan- high incidence rate and recent decline trend based on lifestyle
2020  3月  日本

日本はくも膜下出血(SAH)の発生率が世界で最も高い(かつ増加している)といわれている。しかし、日本におけるくも膜下出血の全国レベルでの発生率や最近の傾向についての報告はない。

そこで、登録ベースの研究で日本のくも膜下出血の推定全国発生率と最近の傾向を明らかにし,その変化の理由を明らかにしてみたそうな。

2020年3月31日

余暇活動が実行機能低下を防ぐ


Cognitive Reserve Attenuates 6-Year Decline in Executive Functioning after Stroke
2020  3月  スイス

脳卒中からその後の6年間の実行機能の低下が、認知予備能によって異なるかどうかを検討した。

2020年3月30日

Brain誌:急性期発話機能の前頭 側頭-頭頂での乖離


Dissociation between frontal and temporal-parietal contributions to connected speech in acute stroke
2020  3月  アメリカ

人は単語を検索して複雑な文章に統合することができる。

これまでの研究では、発話に必要な脳領域の特定は 主に慢性期脳卒中の患者を対象とすることがおおかったが、慢性期では脳の機能がすでに再編成しおえて他の領域に移行している可能性があった。

急性期患者であれば重症でない小病変の患者も対象にすることができ、機能と病変とのマッピングがより詳細にできると考えられる。

そこで、脳卒中急性期の52人の自発的な発話内容の構造と脳の損傷パターンとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月29日

90歳超えでも復活する日本人脳梗塞


Clinical outcomes of cerebral infarction in nonagenarians compared among four age groups
2020  3月  日本

日本の女性の平均寿命は約90歳であり、医療現場では90歳以上の脳卒中患者に遭遇することがときどきある。

そこで、90歳以上の脳梗塞患者の臨床的特徴と回復可能性についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月28日

[日本人] 毎日風呂に浸かると脳内出血ふせげる


Habitual tub bathing and risks of incident coronary heart disease and stroke
2020  3月  日本

浴槽浴(tub bathing)は血行動態を改善することで脳卒中などの心血管疾患の予防効果があると考えられている。しかし、心血管疾患リスクに関して浴槽浴の長期的な効果の研究はないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月27日

中国50万人の脳卒中死亡率と再発率


Mortality and recurrent vascular events after first incident stroke- a 9-year community-based study of 0·5 million Chinese adults
2020  3月  中国

脳卒中は世界的に死亡および障害の主な原因である。

診断と治療の大幅な改善にもかかわらず、中国を含む低中所得国では、初回脳卒中後の短期および長期の予後についてはほとんど知られていない。

そこで脳卒中のタイプ別に、再発リスクと死亡率を短長期的にしらべてみたそうな。

2020年3月26日

nature.com:日本人女性に適したアルコール量


Alcohol consumption and risks of hypertension and cardiovascular disease in Japanese men and women
2020  3月  日本
日本人男女の高血圧と脳卒中など心血管疾患のリスクに対するアルコールの影響を調査した大規模研究のレビュー。

とくにアジア人女性についての研究はこれまでほとんど行われていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月25日

LDLコレステロールを下げると脳内出血?


Significant reduction in the LDL cholesterol increases the risk of intracerebral hemorrhage- a systematic review and meta-analysis of 33 randomized controlled trials
2020  2月  中国

スタチン治療には脳内出血のリスクを高めるなどの副作用をもたらす可能性がある。

スタチン治療とLDLコレステロール値、および脳内出血リスクとの関係についてはいまだ議論の余地があるので、システマティックレビューとメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年3月24日

オリーブオイルの脳卒中予防効果


Olive Oil Consumption and Cardiovascular Risk in U.S. Adults
2020  2月  アメリカ

オリーブオイルの摂取は、地中海地域の人々の脳卒中など心血管疾患リスクの低下と関連しているといわれているが、アメリカ人についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月23日

理学療法を長く続けるべきか?


Continual Long-Term Physiotherapy After Stroke- A Health Technology Assessment
2020  3月  カナダ

脳卒中患者を対象とした長期の理学療法の有効性、安全性、費用対効果、公的予算への影響、患者の評価などについてしらべてみたそうな。

2020年3月22日

肥満に適した目標血圧は、、


Associations between ideal blood pressure based on different BMI categories and stroke incidence
2020  3月  中国

2017年の米国心臓病学会の高血圧に関するガイドラインでは、収縮期血圧が130mmHg以上、または拡張期血圧が80mmHg以上を高血圧と定義している。

しかし、脳卒中予防に適した肥満度(BMI)ごとの最適な血圧はいまだよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月21日

脳梗塞死亡率と要介助率の長期トレンド


Long-term trends in death and dependence after ischaemic strokes- A retrospective cohort study using the South London Stroke Register (SLSR)
2020  3月  イギリス

脳卒中になった患者のおよそ1/4は1ヶ月内に亡くなり、生存者の半数は日常生活に他者の介助が必要となる。

脳卒中の87%は虚血性のものである。

治療技術の進歩により脳卒中の死亡率や障害率は低下していると考えられるので、最近16年間のトレンドをロンドンの住民ベース調査からくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月20日

慢性期での触覚訓練の効果


Sensory retraining improves light touch threshold of the paretic hand in chronic stroke survivors- a single-subject A-B design
2020  3月  イラン

触覚(light touch)の障害は脳卒中経験者の32-89%にみられるという。

触覚の再訓練による触覚しきい値や上肢運動機能の改善についての研究はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月19日

脳梗塞患者の心房細動の割合


Prevalence of atrial fibrillation in acute ischemic stroke patients- A hospital-based study from India
2020  2月  インド

脳梗塞は再発の予防がとても大切。

心房細動はそのリスク要因の1つである。脳梗塞患者での心房細動の有病率について、インドの研究はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月18日

アスピリンでくも膜下出血を予防できる?


Association between aspirin use and risk of aneurysmal subarachnoid hemorrhage- a meta-analysis
2020  3月  中国

くも膜下出血の発生率は、年間10万人あたり 全世界では9人、中国2人、中南米4.2人、フィンランド19.7人、日本22.7人 である。

28日間の致命率は42%で、生存者の50%が障害を負う。85%は脳動脈瘤の破裂によるという。

脳動脈瘤の治療技術の進歩にもかかわらず、その発生率にあきらかな変化はない。

脳動脈瘤の破裂には炎症反応が強く関わっていると考えられていて、抗炎症薬でもあるアスピリンは脳動脈瘤の破裂予防薬として期待されている。

しかしその効果については見解が一致していないので、これまでの研究のメタアナリシスから検証してみたそうな。

2020年3月17日

くも膜下出血の年間症例数と院内死亡率


Effects of case volume and comprehensive stroke center capabilities on patient outcomes of clipping and coiling for subarachnoid hemorrhage
2020  3月  日本

くも膜下出血は症例数が豊富な病院の患者ほど回復結果が良いという報告がおおくある。

いっぽうブレインアタック連合(Brain Attack Coalition)は高度な脳血管治療が可能な包括的脳卒中センター(comprehensive stroke center:CSC)の設立を勧めている。

そこで、日本での病院ごとのくも膜下出血症例数とCSC規模が患者の回復程度にどのくらい関係しているのか、クリップとコイル治療別にくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月16日

Stroke誌:喫煙パラドックスのからくり


Smoking Paradox in Stroke Survivors?
2020  3月  台湾

「喫煙パラドックス」は、心筋梗塞や脳梗塞からの回復良好者が喫煙者におおいことを指し、血栓溶解療法の効果にも同様のパラドックスが見られるという。

喫煙は脳卒中のリスク要因であるにもかかわらずこのような矛盾がみられる原因について いまだあきらかになっていない。

そこで、台湾の2つの大規模調査のデータをつかって、喫煙パラドックスをくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月15日

運転には右脳が大切


The right hemisphere is important for driving-related cognitive function after stroke
2020  3月  日本

脳卒中経験者にとって自動車運転は社会生活をいとなむうえでとくに重要な能力である。

交通事故を未然にふせぐための、路上やシミュレーターをつかった運転能力評価は状況限定的でありかならずしも信頼性は高くない。

そこで患者の脳の損傷位置と注意反応とその維持、運転技術との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月14日

rTMS vs. シータバースト 認知障害


High-frequency versus theta burst transcranial magnetic stimulation for the treatment of poststroke cognitive impairment in humans
2020  3月  台湾

脳卒中後の認知障害は30-40%の患者にみられるという。

また、背外側前頭前野への磁気刺激はパーキンソン病患者の認知機能の注意、視空間ドメインの改善をもたらすとされている。

これを脳卒中で認知障害をしめす患者について、高周波数(5Hz)のrTMSとiTBS(シータバースト)のことなる磁気刺激条件で効果に差があるものか、実験してみたそうな。


左脳の脳卒中後に認知障害をしめす患者41人について、

5Hz rTMS の11人、

iTBS の15人、

偽刺激の15人、

にわけて左側の背外側前頭前野への10日間10セッションの磁気刺激治療をおこなった。

アーバンス検査(Repeatable Battery for the Assessment of Neuropsychological Status :RBANS)で認知機能を評価した。


次のことがわかった。

・偽刺激にくらべ、5Hz rTMSではRBANSトータルスコアおよび、注意力、遅延記憶で有意に改善しており、

・iTBSでもRBANSトータルスコアと遅延記憶で有意に改善した。

・5Hz rTMSはiTBSよりも注意力改善の点ですぐれていた。

・高血圧のない患者でこれらの治療効果が顕著だった。
脳卒中で認知障害の背外側前頭前野への磁気刺激プロトコールは、5Hz rTMSが注意改善の点でiTBSよりも好ましかった、


というおはなし。

図:高血圧の有無とrTMSの注意改善効果



感想:

認知障害は小血管病によるところがおおきく、小血管病は高血圧が原因。だから高血圧患者は小血管病が進みすぎていて効果が薄い、という解釈。
反対側へのシータバーストと慢性期脳卒中の機能回復

連続シータバースト刺激が脳を護る仕組み

シータバースト刺激が脳卒中に良い理由

2020年3月13日

脳卒中になる昼寝の長さと頻度


Association of daytime napping with incident stroke in middle-aged and older adults- a large community-based study
2020  3月  中国

睡眠障害と脳卒中とは関連があるという。

また、昼寝をすると冠動脈疾患での死亡率が下がるという報告があり、ストレス緩和メカニズムが考えられている。

さらに、長時間の昼寝は糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクを上げるという報告もある。

昼寝と脳卒中との関連の研究はいくつかあるが一致した結論は得られていない。

そこで、昼寝の時間や頻度と脳卒中リスクとの関連を住民ベースに大規模にしらべてみたそうな。

2020年3月12日

脳卒中後うつの脳体積変化の位置


Altered gray matter volumes in post-stroke depressive patients after subcortical stroke
2020  2月  中国

脳卒中後のうつは5年以内に39-52%に起きるという。おもな症状として、抑うつ気分、性欲減退、活力喪失、集中力の低下、無能感、があげられる。

そのメカニズムはいまだあきらかでない。脳の灰白質の体積に変化があるとする報告がいくつかあるが結論は一致していない。

そこで脳卒中後うつ患者の灰白質の体積をきっちりと測定して、うつでない患者とくらべてみたそうな。

2020年3月11日

麻痺しなかった手への影響はずっと続くのか


Chronic Stroke Survivors Experience Continued Impairment of Dexterity but not Strength in the Nonparetic Upper Limb
2020  2月  アメリカ

脳卒中患者のおよそ3分の2は上肢とくに手の機能に障害を負うという。

さらに麻痺のなかった手についても動きのスピードや正確性が低下するという報告が数おおくあがっている。

しかしこれら非麻痺手がもともと利き手であったか否かや、手の巧緻性と筋力を分けてしらべたものはほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月10日

むちゃ飲み脳梗塞の実行機能


Executive Dysfunction Related to Binge Drinking in Ischemic Stroke
2020  3月  フィンランド

Binge drinking(酒のむちゃ飲み)は通常飲酒量(エタノール13.5グラム相当)の5倍以上を1度の機会(2時間以内)に飲む場合をさす。

アルコール使用障害(alcohol use disorder)に至らないレベルのむちゃ飲みでも認知機能のとくに実行機能や言語記憶に障害があらわれやすいとする報告がいくつかある。

脳卒中経験者の35-90%は認知機能に障害をもつという。

そこで脳卒中患者でのむちゃ飲み歴の認知機能への影響についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月9日

海藻が脳梗塞死亡をふせぐ


Frequency of Seaweed Intake and Its Association with Cardiovascular Disease Mortality: The JACC Study
2020  3月  日本

海藻はアジアの国とくに日本、韓国、中国でよく摂られている。海藻は食物繊維などをおおく含み、心血管疾患のリスクである血圧や脂質、血糖、肥満を改善すると考えられている。

日本人は1日に海藻を9.9g摂るとされ、平均寿命の長さとの関連が疑われている。

海藻の摂取頻度と脳卒中の種類別死亡リスクについての研究はほとんどないので大規模にしらべてみたそうな。

2020年3月8日

Stroke誌:「疲労」は脳卒中の原因になりうるのか


Self-Reported Fatigue Predicts Incident Stroke in a General Population
2020  3月  イギリス

疲労は身体的 精神的に活動を嫌悪する状態をさす。

疲労は脳卒中経験者に著しく現れることが知られている。また一般診療での相談の25%に疲労が症状として含まれるという。疲労は死亡率と関連することがわかっている。

疲労と脳卒中の発生との関係はあきらかではなく、その間接要因として、睡眠不良、慢性ストレス、心不全、貧血、甲状腺障害が考えられる。

そこで健康状態についてのアンケート Short Form 36 に現れる疲労と、脳卒中の発生について大規模な住民調査をこころみたそうな。

2020年3月7日

聴覚刺激訓練で半側空間無視はなおるのか?


Can auditory cues improve visuo-spatial neglect- Results of two pilot studies
2020  2月  ドイツ

半側空間無視は右脳脳卒中の急性期40%の患者に見られるという。

この治療方法の1つに聴覚刺激(auditory cue)が期待されている。無視が生じる方向に音源があるときに無視症状が改善するという報告があるものの、サンプル数はすくなく、短期の効果についてしかわかっていない。

さらに聴覚刺激の音源が移動する状況下での調査もない。

そこで移動音源をつかった聴覚刺激を繰り返し長期にほどこしたときの半側空間無視の改善とその効果の持続を実験してみたそうな。

2020年3月6日

アチアチひんやり療法の脳活動


Immediate effects of noxious and innocuous thermal stimulation on brain activation in patients with stroke
2020  2月  台湾

温熱刺激(thermal stimulation)はシンプルかつ実用的治療手段として脳卒中リハビリにも用いられている。

痛いくらい(noxious)の温熱刺激が健常者の前運動野に可塑的変化をもたらすという報告がある。

これを脳卒中患者についても確認するべく比較実験をこころみたそうな。

2020年3月5日

運動イメージ訓練とスローファイブ(Slow-5)


Motor Imagery Training After Stroke Increases Slow-5 Oscillations and Functional Connectivity in the Ipsilesional Inferior Parietal Lobule
2020  2月  中国

運動イメージ訓練(Motor Imagery Training)やメンタルプラクティスは実際の身体活動をともなわない認知機能上のリハーサル訓練であり、通常の脳卒中リハビリに組合せるとより効果的であるとする報告が数おおくある。

そのメカニズムとして、運動野をふくむ前頭-頭頂ネットワークの機能再編が考えられている。

こんかい、シンプルかつデータ再現性の高い「安静時fMRI」で観測できる灰白質由来のシグナル "Slow-5"(0.01-0.027Hz)に着目して、脳卒中患者での運動イメージ訓練の効果についてランダム化比較試験をこころみたそうな。

2020年3月4日

HALリハビリのRCT やはり残念だった


A randomized controlled study incorporating an electromechanical gait machine, the Hybrid Assistive Limb, in gait training of patients with severe limitations in walking in the subacute phase after stroke
2020  2月  スウェーデン

脳卒中で片麻痺の患者には3ヶ月以内におおくの繰り返し訓練をほどこすことで神経可塑性がすすみ歩行機能をとりもどすことができると考えられている。

訓練量や強度を増やすための工夫の1つとして歩行支援ロボットがある。

そのうちHAL(Hybrid Assistive Limb)は患者の自発的な筋肉シグナルをトリガーとして(CVC:Cybernic Voluntary Control)あらかじめ想定しておいた体重移動をうながす動作をおこなう(CAC:Cybernic Autonomous Control)2つのシステムからなる。

これまでHALをつかった研究は比較対照群を設けないものがほとんどだったので、通常のリハビリとその効果をくらべてみたそうな。

2020年3月3日

小脳やられると暴走運転の可能性


Impairments in Emotion Recognition and Risk-Taking Behavior After Isolated, Cerebellar Stroke
2020  2月  オランダ

小脳へのダメージは運動機能の障害につながるとながらく考えられてきた。

これにくわえてさいきんでは高次の認知機能、とくに感情認識に障害が起きることがあきらかになり、「cerebellar cognitive affective syndrom:小脳性認知 情動症候群」 とも呼ばれている。

この状態の患者は「社会認知機能」に問題を抱えるとされ、たとえば他人の感情を読み取り共感する能力の欠如から自然とリスキーな状況判断をしてしまうことが考えられる。

脳卒中によるこれら社会認知機能の障害の研究は前頭葉に関してはおおいものの小脳についてはまだほとんどなされていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月2日

動物で早期リハビリ実験した結果、、、


An Animal Trial on the Optimal Time and Intensity of Exercise after Stroke
2020  2月  中国

運動は安全かつ経済的な脳卒中のリハビリ手段ではあるが、いつどのくらいの強度でおこなったら良いのかいまだよくわかっていない。

これをあきらかにするべく動物実験をこころみたそうな。

2020年3月1日

Neurology誌:ベジタリアンの脳梗塞 脳出血リスク


Vegetarian diet and incidence of total, ischemic, and hemorrhagic stroke in 2 cohorts in Taiwan
2020  2月  台湾

ベジタリアン食を実践すると血圧や血糖 コレステロールが低下して心血管疾患での死亡が減るという。

しかしベジタリアン食ではビタミンB12が不足しがちであり、これが原因でホモシステインが上昇し、脳卒中リスクを高めるという考え方がある。

さらに動物性たんぱく質には脳出血を予防する効果も期待されている。

そこでベジタリアン食と脳卒中との関係を台湾の2つの研究データからくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月29日

50歳以上の脳卒中生涯リスク


Lifetime risk of stroke in the general male population
2020  2月  スウェーデン

世界では年間1700万人が脳卒中になり、脳卒中はがん 心臓病に次いで死亡原因の3位にある。

脳卒中のうち脳梗塞は全体の78%を占めるが、ヨーロッパに限定すると85%である。脳卒中経験者の30%は日常生活動作に介助を要し、ヘルスケアコストの2-4%は脳卒中関係である。

25歳以上が脳卒中になる生涯リスクは、男性24.9%、女性25.1%という。

これらの調査はおもに特定の病院に入院してきた患者についてのもので、住民ベースに長期にフォローした研究はとてもすくない。

そこで、スウェーデンで1913年に生まれた男性855人を50歳以降に48年間フォローした研究結果をつかって脳卒中の生涯リスクをしらべてみたそうな。

2020年2月28日

脳出血直後のけいれん発作と死亡率


Acute symptomatic seizures in intracerebral and subarachnoid hemorrhage- A population study of 19,331 patients
2020  2月  ドイツ

脳卒中はてんかんのおもな原因である。

脳卒中後7日以内の発作を急性症候性けいれん発作(acute symptomatic seizure)といい、のちのてんかんのリスク要因と考えられている。

とくに脳出血では急性症候性けいれん発作は8.4-28%におこり、その後に3-12%がてんかんになるとされている。

脳出血の種類べつの急性症候性けいれん発作の頻度や死亡率についての住民ベースの報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月27日

Stroke誌:抗凝固薬を飲んでいた者ほど再発しやすい理由


Atrial Fibrillation-Associated Ischemic Stroke Patients With Prior Anticoagulation Have Higher Risk for Recurrent Stroke
2020  2月  日本

エビデンスの蓄積により心房細動患者への抗凝固薬の使用が徐々に増えている。

しかし抗凝固薬を使用してなお、すくなからぬ患者が脳梗塞になっていることも事実である。

これは抗凝固薬の血栓予防効果に問題がある可能性をしめしていて、薬がただしく飲まれていないか、別の生物学的要因を示唆しているのかもしれない。

もしそうなら、抗凝固薬を使用していたのに脳梗塞になった心房細動患者はきっと再発率も高いはずなので、これを検証してみたそうな。

2020年2月26日

夏時間への切り替えと心房細動


Changes in atrial fibrillation admissions following daylight saving time transitions
2020  1月  アメリカ

夏時間(Daylight saving time)は70カ国以上で採用されている。春に基準になる時刻を1時間進めて秋に戻す。

夏時間の導入時には人の概日リズムが乱れ睡眠が影響される。その結果、交通事故や労働事故が増える。

また脳梗塞や心筋梗塞もふえることもわかっている。

睡眠呼吸障害が心房細動と関連することから、夏時間の導入による心房細動への影響が考えられるのでたしかめてみたそうな。

2020年2月25日

Stroke誌:脳卒中ベルトについてさいきんの理解


Twenty Years of Progress Toward Understanding the Stroke Belt
2020  2月  アメリカ

アメリカ南東部は他の地域にくらべ 少なくとも1940年代から脳卒中死亡率が高く、1970年ころからこの地域を「脳卒中ベルト」と呼ぶようになった。

1968年の調査では脳卒中ベルトでの脳卒中死亡率は年間10万人あたり582人で、他の地域では433人だった。


脳卒中ベルトのさいきん20年間の理解状況をまとめてみたそうな。

2020年2月24日

幹細胞治療を思いとどまらせることはできるのか?


Are patient educational resources effective at deterring stroke survivors from considering experimental stem cell treatments? A randomized controlled trial
2020  2月  ニュージーランド

障害を抱えた脳卒中経験者は世界全体で3300万人いる。これら障害にたいして幹細胞治療が期待されてはいるが、大規模なランダム化比較試験はいまだほとんどおこなわれておらずリスクとベネフィットを適切に評価することができない状況にある。

しかしアジア、ロシア、南アメリカの個人クリニックでは幹細胞治療が野放しな状況にあり、それらの治療で脳や脊髄に腫瘍ができたとする報告もあがっている。

このような実験的幹細胞治療をうけている患者の実数はあきらかではないが、脳卒中経験者の25%が前向きに検討していることを示す調査結果がある。

そこで、脳卒中の幹細胞治療のリスクを啓発する冊子やビデオによって患者の姿勢に変化を生じさせうるものか、ためしてみたそうな。

2020年2月23日

Stroke誌:脳出血と脳梗塞の死亡率トレンド


Time Trends in Survival Following First Hemorrhagic or Ischemic Stroke Between 1991 and 2015 in the Rotterdam Study
2020  2月  オランダ

この数十年で脳卒中の診断と治療の技術がおおきく進歩した。患者の生存率は重要な指標ではあるが入院患者ベースの調査は選択バイアスが強く一般化がむつかしい。

そこで大規模な住民ベースの調査から、さいきんの年齢調整死亡率を脳卒中の種類別に傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月22日

杖歩行で健常手に異常


Short-term cane use in subacute stroke patients affects the nonparetic upper extremity nerves
2020  2月  韓国

慢性期の脳卒中患者が健常手を酷使すると神経障害を生じることがある。しかし亜急性期での杖使用による影響はほとんどしられていない。

そこで、亜急性期の脳卒中患者の杖使用による上肢神経への影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月21日

「リマインド・トゥ・ムーブ」が上肢の運動野を活性化


"Remind-to-Move" Treatment Enhanced Activation of the Primary Motor Cortex in Patients with Stroke
2020  2月  香港

脳卒中経験者の70%には半身になんらかの麻痺が残る。その結果、たとえば健常なほうの手ばかりを使って麻痺側の手の使用頻度が低下する。これを「学習された不使用」とよぶ。

この対策としてCI療法があるが、CI療法ではすでに手を開いたり閉じたりできるハイパフォーマンスな患者しか対象とならない。さらに1日6時間以上 健常手を束縛する厳しさから完遂できる患者がきわめて限られる。

CI療法の代わりとしての "Remind-to-Move" (リマインド・トゥ・ムーブ:RTM)の報告がいくつかある。RTMでは麻痺手に着けたデバイスが視覚メッセージとバイブレーションで手を使うことを思い起こさせてくれる。

RTMでは健常手を抑制する必要がないもののCI療法と同レベルの効果が得られているという報告もある。

さらに振動刺激が体性感覚野を活性化する効果、運動準備のための注意をうながし背外側前頭前野の活動を高める効果も期待される。

そこで、RTMによる脳皮質の活動を脳卒中患者と健常者で比べてみたそうな。

2020年2月20日

白人、黒人、カリブ系ヒスパニックの脳卒中リスク


Blacks, Hispanics of Caribbean descent have higher stroke risk than white neighbors - EurekAlert! Science News
2020  2月  アメリカ

これまで黒人とメキシコ系ヒスパニックの脳卒中リスクは白人よりも高いことが報告されてきた。

カリブ系のヒスパニックについても詳細があきらかになったそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルス 国際脳卒中カンファレンスでの発表内容。

2020年2月19日

脳卒中後のけいれん発作で死亡や障害


Developing seizures after stroke may increase risk of death, disability
2020  2月  メキシコ

アメリカでは脳卒中がてんかんの最大の原因である。しかしその理解は進んでいないので、頻度やリスク要因についてくわしくしらべてみたそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでの発表内容。

2020年2月18日

楽観主義者は脳卒中の回復もはやい


Being an optimist will help recovery after stroke, study says - CNN
2020  2月  アメリカ

心臓のバイパス手術では「楽観的」な患者のほうが生存率が高く回復も早いことがわかっている。

脳卒中患者についても同様のことが観察されたそうな。

今週水曜日のロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでの発表。

2020年2月17日

歯周病で脳の動脈が狭くなる


Gum disease, inflammation, hardened arteries may be linked to stroke risk
2020  2月   アメリカ
歯周病はからだの炎症を反映し脳卒中との関連がおおく報告されている。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでこれに関係した2つの研究発表がなされるという。

2020年2月16日

翼口蓋神経節の刺激で握力アップ


Stimulation of nerve cluster during stroke may have beneficial effects -- ScienceDaily
2020年  2月  アメリカ

脳梗塞の血栓溶解療法の適応になる患者はすくない。病院到着がおくれた患者への治療方法が求められている。

鼻の後ろ 口蓋のすぐ上を通る 翼口蓋神経節(sphenopalatine ganglion)への電気刺激で、脳梗塞からの回復と握力の改善がみられたそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスで発表内容。

2020年2月15日

貧困農家の5年再発率


Rate and Determinants of Recurrence at 1 Year and 5 Years After Stroke in a Low-Income Population in Rural China
2020  1月  中国
全世界で年間440万人が脳卒中で亡くなっていて、全死亡原因の9%をしめている。

高所得国での脳卒中発生率は低下傾向にあるものの、絶対発症者数は過去20年間で84%増加している。

また75歳未満の脳卒中経験者数は高所得国にくらべ中低所得国のほうが30%おおい。

アメリカ、イギリス、オーストラリアでのこれまでの調査では脳卒中の5年間の累積再発率は19-32%にあることがわかっている。

いっぽう中国では年間250万人があらたに脳卒中になり、脳卒中経験者は750万人いると考えられている。さらに都市部と農村部での脳卒中発生率は過去20年間上昇傾向にある。

脳卒中の再発率についての住民ベースの調査がすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月14日

JAMA誌:神経疾患別の自殺率ランキング


Association Between Neurological Disorders and Death by Suicide in Denmark
2020  2月  デンマーク

脳卒中をふくむ神経疾患では身体機能や認知機能に障害が生じ、生活の質の低下そして自殺リスクにつながると考えられる。

これまで外傷性脳損傷や脳卒中、てんかん、多発性硬化症と自殺との関連が指摘されてきた。

いっぽう患者数のすくないハンチントン病や筋萎縮側索硬化症ALS、パーキンソン病では自殺との関連がかならずしもあきらかになっていない。

そこで、大規模調査によりこれら神経疾患での自殺リスクや発症からの時期との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月13日

脳梗塞後てんかんになりやすい条件


Long-term follow-up of post-stroke epilepsy after ischemic stroke- Room for improved epilepsy treatment
2020  1月  スウェーデン

脳卒中後のてんかんリスクは最初の2年間がもっとも高く、10年経ってもリスクが高い状態が続く。しかしそのメカニズムはほとんどわかっていない。

さらに脳卒中後てんかんや早期けいれん発作のリスク要因も報告によりことなる。

また脳卒中の再発とてんかんとの関連についての報告もすくない。

そこで脳卒中後てんかんの長期の発生率と予測因子、抗てんかん薬の使用状況をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月12日

くも膜下出血 数年後の頭痛


The burden of headache following aneurysmal subarachnoid hemorrhage- a prospective single-center cross-sectional analysis
2020  2月  ドイツ

くも膜下出血は脳卒中ぜんたいの5%をしめ、年間10万人あたり0.7-23.9人が発症し、この率はわずかに低下傾向にある。

発症時に「雷鳴頭痛」をともなうことがおおい。また平均して若年の患者におおく、治療技術の進歩により致命率は低下している。

くも膜下出血のあと数年後の頭痛の有無とQoLを長期にフォローしたものはすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月11日

コーヒーと脳卒中の因果関係は?


Coffee consumption and risk of stroke- a Mendelian randomization study
2020  2月  中国

習慣的にコーヒーを飲むことが心血管疾患の発生をへらすという。

しかしコーヒー摂取と脳卒中との関連についてはかならずしも結論が一致していない。

その理由として調査ごとの対象人口の違いやコーヒーの評価方法 または逆因果関係(身体の弱いひとがコーヒーを避けているなど)などのバイアスが考えられる。

メンデルランダム化解析は遺伝変数を介在させることでこれらバイアスの問題を排除して因果関係をあきらかにできるので、コーヒーと脳卒中との関連をこの方法でしらべてみたそうな。

2020年2月10日

上肢機能の2年間回復曲線


Recovery of upper limb function is greatest early after stroke but does continue to improve during the chronic phase: a two-year, observational study
2019  10月  オーストラリア

脳卒中患者の最大70%は上肢機能に障害をうけるという。

その回復プロセスには上肢の能力とパーフォーマンスの側面がある。

これらを長期にしらべた報告はすくないので、脳卒中の早期から24ヶ月間までの回復をフォローしてみたそうな。

2020年2月9日

ウイルス感染リスク25倍 帯状疱疹のばあい


Higher risk of herpes zoster in stroke patients
2020  2月  台湾

帯状疱疹(herpes zoster)は知覚神経節に潜んでいる水痘ウイルスの再活性化により発症し、生涯に10-30%のひとが罹り神経痛が続くという。そして高齢になるほどその発症率、重症度は高くなる。

帯状疱疹があると脳卒中になるリスクが1.3-4倍高いという報告がある。

いっぽう脳卒中のあとには23-65%がなんらかの感染症になる。脳梗塞や脳出血のあとの帯状疱疹の発生リスクはあきらかになっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月8日

脳梗塞 慢性期の「頭痛」


Headache at the Chronic Stage of Ischemic Stroke
2020  2月  ポルトガル

脳卒中の急性期での頭痛はよくあることで、とくに脳内出血では緊張型や片頭痛型の頭痛がおおい。

さいきんの国際頭痛分類第3版では脳梗塞が安定したあとに3ヶ月以上続く頭痛を「脳梗塞による持続性頭痛」として分類してはいるものの、その頻度や種類についてはほとんど報告がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月7日

Neurology誌:右脳のこのあたりで話しの感情をみる


Right hemisphere ventral stream for emotional prosody identification- Evidence from acute stroke
2019  12月  アメリカ
話しことばの理解にはその内容の把握と感情韻律(プロソディ)のよみとりが必要である。

感情プロソディは右脳の腹側路や辺縁系、上側頭回(STG)、下前頭回(IFG)、扁桃体などが深く関わっているとされている。

これらの構造にダメージを負うと感情プロソディの認識に障害を生じ、配偶者との不仲や介護者の心理負担につながると考えられる。

そこで右脳ダメージの脳卒中患者で感情プロソディと損傷位置との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月6日

3mm以下の微小脳動脈瘤の手術成績


Safety and efficacy of treatment of very small intracranial aneurysms
2019  9月  ポーランド

診断技術の進歩により微小脳動脈瘤を破裂するまえに見つけ出すことができるようになった。

これら微小脳動脈瘤をじっさいに治療する場合の方法と結果、合併症についてさいきんの結果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月5日

高気圧酸素治療と認知機能


Hyperbaric oxygen therapy improves neurocognitive functions of post-stroke patients - a retrospective analysis
2020  1月  イスラエル

脳卒中のあとおよそ半数の患者は認知機能に障害をもち、その程度は脳梗塞よりも脳出血でおおきいという。

高気圧酸素治療は損傷脳の神経可塑性と神経細胞の増殖をうながすと考えられている。脳卒中患者への適用で記憶能力が向上したという報告もある。

しかし脳卒中の種類や他の認知機能ドメインへの影響についてはわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月4日

「疲労」もんだいと日中の活動パターンの関係


Post-stroke fatigue and daily activity patterns during outpatient rehabilitation- An experience sampling method study
2020  1月  オランダ

脳卒中後の疲労(fatigue)はめずらしいことではなく25-85%が経験するという。

その原因はいまだあきらかでなく、神経学的、心理学的、社会学的側面がからみあった複雑なものと考えられている。

これまでの脳卒中後の疲労の研究のおおくはアンケート表に記入させ、後日それらを解析する方法がおもだった。

しかし疲労は数ヶ月、数週間、数日続くことがあり、また日中のタイミングによっても変化する。1回のアンケートではこのような変化を捉えることができず、記憶にたよることによるバイアスも問題になる。

そこで、さまざまな活動のなかでのリアルタイムの疲労状況をモニターし解析する 経験サンプリング法(experience sampling method)を採用してくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月3日

全身振動装置で脚の痙縮が解けるのか


Whole-body vibration modulates leg muscle reflex and blood perfusion among people with chronic stroke- a randomized controlled crossover trial
2020  1月  香港

脳卒中後の痙縮はめずらしくない。痙縮の筋緊張には反射亢進によるものと非反射性の筋硬直によるものがある。

全身振動装置は下肢に機械的な振動刺激をあたえることができ痙縮の緩和効果が期待されている。

健常者では全身振動装置で屈曲反射である H反射が抑制され、さらに腓腹筋内の血流増加によりトレーニング効果が得られることがわかっている。

そこで脳卒中患者の麻痺脚の筋緊張に全身振動装置がおよぼす影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月2日

軽い脳卒中はすぐに家に帰すべきか


Are patients afraid to go home- Disposition preferences after transient ischaemic attack and minor stroke
2020  1月  アメリカ

一過性脳虚血発作(TIA)や軽い脳梗塞(minor stroke:MS)の疑いで 救急科にきた患者(TIAMS)にたいしては、すぐに救急科から退院させてクリニックなどの外来診察でフォローする、もしくはいったん入院させて様子をみる の2通りの対処のしかたがある。

これが患者の希望に沿う場合には満足度はたかく、その後の回復にも影響すると考えられる。

その関連要因として救急治療シーンでの心理的ストレスたとえば無力感や脆弱感による脅威認識(threat perception)がありPTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因ともなりうる。

これら脅威認識にたいし ある患者は入院による手厚いフォローを好ましく感じるいっぽう 入院によるストレスでかえって絶望してしまう患者もいると考えられる。

そこでTIAMS患者の脅威認識と「即退院からの外来フォロー」もしくは「入院」措置の好みとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月1日

脳組織を再生するに適した運動強度


Different exercises can modulate the differentiation-maturation of neural stem-progenitor cells after photochemically induced focal cerebral infarction
2020  1月  日本

脳卒中後の運動は脳の可塑性をうながし機能の再編をすすめると考えられている。

また脳のなかには脳室下帯(subventricular zone)に代表される位置で神経新生がおこなわれている。

脳虚血がきっかけで神経新生がすすむことがわかっているが、運動の種類が新生した神経細胞の成熟へどう影響するのかはあきらかになっていないので実験してみたそうな。

2020年1月31日

重症くも膜下出血でも退院できれば復職率25%以上


Survival and outcome in patients with aneurysmal subarachnoid hemorrhage in Glasgow coma score 3-5
2020  1月  ノルウェー

くも膜下出血で 意識レベルが低いグラスゴー・コーマ・スケール(GCS)3-5 やハントヘスグレードⅤに相当する重症の患者は全体の4-24%を占めるという。

これまでは重症の患者は死亡率が高いために積極的な治療はおこなわず保存的措置としてきた。

しかしさいきんは治療技術の進歩から回復が良い患者がふえ、ヨーロッパやアメリカのガイドラインでは早期の脳動脈瘤治療を重症度にかかわらず勧めるようになっている。

これがどのていど事実なのかさいきんのデータから確認してみたそうな。

2020年1月30日

性交渉中に脳梗塞 そして閉じ込め症候群


Basilar artery thrombosis during sexual intercourse
2020  1月  ドイツ

脳卒中患者290人の調査では1.7%が性交渉が発症のきっかけだったという。

性交渉中には腹部や胸部の内圧が上昇してバルサルバ法に似た効果が生じ血栓ができる可能性がある。

さらに性交渉中の過呼吸が脳血流を50%低下させるとする報告や、オルガスムの直後には脳血管が収縮し頭痛の原因になるという報告もある。

若い女性が性交渉をきっかけに脳底動脈の血栓で脳梗塞から閉じ込め症候群(locked-in syndrome)になった事例があったそうな。

2020年1月29日

「不安」でなやむ割合


Frequency of anxiety after stroke- An updated systematic review and meta-analysis of observational studies
2020  1月  イギリス

脳卒中後のうつや不安 無気力といった気分の問題はめずらしくないが、とくに不安(anxiety)の理解はすすんでいない。

そこで、2011年の44の研究についてのシステマチックレビューに最新の研究成果を加えてあらためてレビューをこころみ、脳卒中後不安の有病率をしらべてみたそうな。

2020年1月28日

「大便失禁」 脳卒中が原因の割合


Urinary and fecal incontinence in stroke survivors followed in general practice- a retrospective cohort study
2020  1月  ドイツ

脳卒中後の尿失禁や大便失禁の発生頻度の調査はこれまでにもあって、3→12ヶ月の尿失禁率は44→38% で、大便失禁は脳卒中経験者で7%一般人で3% あるという。

しかしこれらの報告は発症後数年の調査にかぎられ長期のものはほとんどない。さらにサンプルサイズが小さく単一病院施設によるものしかないうえに尿失禁と大便失禁をまとめて調べたものもすくない。

そこで、脳卒中発症後10年間の尿失禁と大便失禁の発生頻度を大規模にしらべてみたそうな。

2020年1月27日

脳卒中歴のある超高齢者がボケないために


The importance of stroke as a risk factor of cognitive decline in community dwelling older and oldest peoples- the SONIC study
2020  1月  日本

高齢化のすすんだ日本では認知障害や認知症はおおきな社会問題である。

認知機能の低下に関連するリスク要因として高齢と脳卒中歴がある。

高齢者、超高齢者の脳卒中経験の有無と認知機能低下との関連についての住民ベースの研究はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月26日

くるまの運転が再発を招くとする根拠


Clinical Characteristics of Driving-related Stroke Occurring as a Recurrent Stroke
2020  1月  日本

脳卒中患者のうち4%は自動車運転中に発症したものだとする報告がある。

軽い脳卒中で障害が残っていないように見える場合には 間もなく医師による自動車運転再開の許可がでる。

運転中に再発してしまう頻度について、これまで報告がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月25日

【鍼灸院歓喜】はっきりと効果がでるまでの回数


Application of survival analysis techniques to determine the optimal number of acupuncture therapy sessions for stroke patients
2020  1月  タイ

鍼(はり)は副作用のすくない治療法として脳卒中患者にもよく用いられていて、タイでは国の医療保険対象となっている。

鍼治療には 挿している時間、鍼の操作、電気刺激の周波数や強度がパラメータとしてあるが、

何回のセッションをおこなえば十分な効果が得られるのかについては ほとんどあきらかになっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月24日

脳内出血の半数以上が抗血栓薬を使っていた


Mortality in patients with intracerebral hemorrhage associated with antiplatelet agents, oral anticoagulants or no antithrombotic therapy
2020  1月  イタリア

脳内出血は脳卒中の10-15%を占め、短期死亡率は30%と高い。

血腫の体積と拡大速度、位置、脳室への進展が死亡リスクとして知られている。

アスピリンなどの抗血小板薬(antiplatelet agents:APs)や
ワルファリンなどの抗凝固薬(vitamin K antagonists :VKAs)また
直接経口抗凝固薬(direct oral anticoagulants:DOACs)
をつかった抗血栓療法も脳内出血のリスクである。

たとえばVKAs使用患者の脳内出血率は年間0.3-0.6%で致命率は45-50%といわれ、これら抗血栓薬の使用は予後をも悪化させると考える者もいる。

そこで、脳内出血患者について発症前の抗血栓薬使用の有無と短期死亡率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月23日

嚥下リハビリと腸内細菌の共起ネットワーク


Re-initiation of Oral Food Intake Following Enteral Nutrition Alters Oral and Gut Microbiota Communities
2019  12月  日本

脳卒中後の嚥下障害は6ヶ月時点で11-13%にみられ、肺炎や栄養不良の原因になる。これをさけるためにチューブを使った経管栄養が用いられる。

しかし長期に経管栄養をほどこすと下痢や便秘、微量栄養素の欠乏がおきる。

いっぽう健康には多くの微生物が関わっていてそれらの多様性とはたらきのネットワークの崩れ(dysbiosis)がおおくの病気を引き起こすとする報告が多数ある。

そこでリハビリによって嚥下障害を克服し経口摂取ができるようになった患者の口腔内と腸内の細菌叢の変化をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月22日

【写真】足首テーピングの正しい巻き方


Effects of talus stabilization taping versus ankle kinesio taping in patients with chronic stroke- a randomized controlled trial
2019  12月  韓国

脳卒中の慢性期では麻痺足首の背屈に困難を生じることがありバランスの低下と転倒の原因になる。

キネシオテーピングは、痛みの緩和や筋力強化、関節位置の補正、姿勢矯正、固有感覚や関節可動域の改善に使用されている。

さいきん、距骨安定テーピング(talus stabilization taping)が距骨の後方スライドにより足首を背屈しやすくするという報告があった。

これを脳卒中患者に応用した報告はほとんどないのでキネシオテーピングとくらべてみたそうな。

2020年1月21日

混ぜるな危険 電子タバコと普通のたばこ


Risk of Stroke With E-Cigarette and Combustible Cigarette Use in Young Adults
2019  12月  アメリカ

2010年ころから電子タバコの使用量がおおはばに増加している。電子タバコには心血管系に有害と考えられる物質 たとえば ニコチン、酸化剤、アルデヒド、香料、鉛などが含まれる。

直近のメタアナリシスでは電子タバコの使用が心拍や血圧を上昇させることがわかっている。

しかし脳血管系への影響については調査がすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月20日

脳梗塞が原因で心房細動が起きる


Exploring the causal pathway from ischemic stroke to atrial fibrillation- a network Mendelian randomization study
2020  1月  中国

心房細動は不整脈が持続する状態をさし、脳卒中や認知症の原因と考えられている。

脳梗塞で心房細動のある患者の約半数は脳梗塞の発症後に心房細動が発見されている。さらにその半数は心房細動発作が30秒未満しか続かない。

ガイドラインでは心房細動のあるすべての者に抗凝固療法をすすめているが、これら脳梗塞後に心房細動が見つかるばあい心房細動が再発しないケースもあり彼らは不要な出血リスクを負うことになる。

これまでの研究から脳梗塞が心房細動のリスク要因の1つであることはわかっているが、その因果関係はあきらかになっていないので、これをあきらかにするべくメンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2020年1月19日

認知障害と腸内細菌


The Association of Post-Stroke Cognitive Impairment and Gut Microbiota and its Corresponding Metabolites
2020  1月  中国

脳卒中から1年以内の認知障害は7.4 - 41.3%に見られるという。しかし有効な治療薬はない。

腸と脳の相互作用(gut-brain axis)が脳卒中後の認知障害と関係するという報告がある。

じっさい腸内細菌叢にダメージを与えると認知障害がひどくなることが動物実験でわかっている。そのメカニズムは不明である。

そこで脳卒中後の認知障害(Post-stroke cognitive impairment:PSCI)と腸内細菌叢およびその代謝物質との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月18日

頸動脈のアテローム動脈硬化とネガティブ感情


Modifiable risk factors for carotid atherosclerosis- a meta-analysis and systematic review
2019  11月  中国

頸動脈のアテローム動脈硬化(carotid atherosclerosis:CA)は脳梗塞のおもな原因で、おおくは脳卒中がおきるまで症状がない。

CAの指標となるパラメータとして、頸動脈内膜中膜肥厚(Carotid Intima-Media Thickness:CIMT)とプラーク(局所的に壁が非常に厚い箇所)の存在、がある。

CAはライフスタイルや高血圧 糖尿病などをターゲットにした治療薬により影響をうける。

これら改善可能なリスク要因をすべて洗い出した文献は知る限りないので、これまでの研究からまとめてみたそうな。

2020年1月17日

緑茶はアテローム性の脳卒中も防げる?


Tea consumption and the risk of atherosclerotic cardiovascular disease and all-cause mortality: The China-PAR project
2020  1月  中国

冠動脈疾患と脳卒中は中国の死因トップ2である。

茶の摂取が心血管疾患のリスクを下げるとする報告はおおくある。それら報告のおおくはアジアの茶文化とは異なる国のものもおおく中国でもあてはまるものかうたがわしい。

そこで、茶の摂取習慣とアテローム動脈硬化性心血管疾患(atherosclerotic cardiovascular disease:ASCVD)との関連を大規模にしらべてみたそうな。

2020年1月16日

「長芋」を食べると手が動くようになる根拠


Short-chain fatty acids improve post-stroke recovery via immunological mechanisms
2019  12月  ドイツ

脳卒中は はなれた臓器にも影響をあたえる全身性の病気であるとの考え方があって、たとえば脳卒中のあとに腸内細菌叢の多様性が壊滅的影響をうける(dysbiosis)ことが知られている。

腸と脳は双方向に干渉しあっている(腸脳相関やgut-brain axis)ことから腸のダメージが脳卒中の回復をさまたげるとする報告がすくなくない。

この関係を仲介する物質の有力な候補として、血液脳関門を通過できる酪酸などの短鎖脂肪酸(Short-chain fatty acids:SCFA)が考えられている。

そこで、SCFAをサプリメントとしてあたえたときの脳卒中の回復を動物で実験してみたそうな。

2020年1月15日

Stroke誌:若い睡眠障害は頸動脈硬化


Associations Between Sleep Apnea and Subclinical Carotid Atherosclerosis
2019  12月  アメリカ

睡眠時無呼吸症(sleep apnea:SA)は睡眠中に上気道が繰り返し閉塞する状態をさし、アメリカ男性の24%、女性の9%におきるという。

SAと脳卒中との関連は数おおく報告されていて、さらに頸動脈の動脈硬化との関係も指摘されている。

そこでSAと頸動脈の動脈硬化指標でもある内膜中膜肥厚(Carotid intima-media thickness:CIMT)とプラーク(部分的に壁が極端に厚い箇所)との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月14日

イチョウ葉エキスの慢性期と再発予防効果は?


Ginkgol Biloba extract as an adjunctive treatment for ischemic stroke- A systematic review and meta-analysis of randomized clinical trials
2020  1月  中国

脳卒中は世界2位の死亡原因で、年間1500万人がかかりそのうち500万人は死亡し ほかの500万人に障害が残るという。
また67%の脳梗塞はアジアでおきている。

治療法として、血栓溶解療法や血栓除去術があるが適応も効果も限定的である。また再発防止の抗血栓療法は頭蓋内出血のリスクがおおきい。

中国ではイチョウ葉エキスをつかった脳梗塞治療がめずらしくなく、これまでに2つのシステマチックレビューがあり、抗酸化作用、神経保護効果、血液粘度の改善が確認されている。

しかしその長期および再発予防効果についてはよくわかっていないのでメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年1月13日

退院できたくも膜下出血の8割は回復良好


Outcome, Return to Work and Health-Related Costs After Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage
2020  1月  スイス

治療技術の進歩もあって重症度グレードの高いくも膜下出血であっても再び自立生活が送れる患者がふえているという。

しかし重症度グレードの高い患者は入院もながく復職可能性も低いことからその社会コストはおおきいと考えられる。

そこで、さいきんのくも膜下出血患者について重症度グレード別に、その回復度と復職率、トータルコストをくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月12日

遠隔虚血コンディショニングと脳卒中後の認知障害


Efficacy of remote limb ischemic conditioning on poststroke cognitive impairment
2019  12月  中国

脳卒中後の認知障害はめずらしくなく、さらに認知症へ進む者もいる。

遠隔虚血コンディショニング(remote limb ischemic conditioning:RLIC)は腕や脚の血流を一時的に止めて虚血による離れた臓器の保護反応を引き出すという考え方で、RLICには脳卒中などの虚血イベントのまえ(pre)とあと(post)におこなうものがある。

脳卒中後のRLICには梗塞拡大を防ぐ効果が報告されているが認知機能の低下については報告がほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月11日

脳卒中有病率とリスク要因


Prevalence of stroke and stroke related risk factors- a population based cross sectional survey in southwestern China
2020  1月  中国

中国では年間300万件の初回脳卒中が発生している。

急激な経済環境変化の脳卒中への影響をフォローできている住民レベルでの大規模な調査はほとんどない。

脳卒中有病率は中国北部で高く南部で低い。しかし死亡率は南部が高いという。

そこでいまなお経済発展いちじるしい南部の住民について脳卒中の有病率とリスク要因を大規模にしらべてみたそうな。

2020年1月10日

痙縮がよくなる風呂の条件


Tibetan Medicated Bathing Therapy for Patients With Post-stroke Limb Spasticity- A Randomized Controlled Clinical Trial
2019  12月  中国

近年、チベット医学にもとずく薬用剤を用いた入浴療法が世界中にひろがりをみせている。

このチベット薬用入浴療法の脳卒中後の痙縮にたいする効果については臨床試験がおこなわれたことがないのでやってみたそうな。

2020年1月9日

脳卒中から臓器提供へのながれと家族の役割


Factors affecting organ donation rate during devastating brain injuries- A 6-year data analysis
2020  1月  トルコ

臓器移植を待つ人の数にくらべ臓器提供者数はまったく不足している。

脳死にいたるもっともよくある原因として、脳内出血、外傷性脳損傷、くも膜下出血、無酸素性脳症などがある。

臓器摘出の80-90%は脳死が宣言されてからおこなわれている。

これら脳死から臓器提供にいたる率(Donor conversion rate)と臓器提供にいたらない理由についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月8日

BMJ誌:高濃度PM2.5への長期暴露と脳卒中


Long term exposure to ambient fine particulate matter and incidence of stroke- prospective cohort study from the China-PAR project
2019  12月  中国

大気中の微小粒状物質(fine particulate matter)PM2.5への長期暴露と脳卒中の発生との関連についてはよく研究されている。

しかしそれらのおおくは北米やヨーロッパでの低濃度PM2.5(25μg/m3以下)についてのもので、低中所得国での高濃度PM2.5への長期暴露と脳卒中リスクについての研究はすくないのでやってみたそうな。

2020年1月7日

半側空間無視は作業メモリの問題


The relationship between visuospatial neglect, spatial working memory and search behavior
2020  1月  オランダ

視空間無視(Visuospatial neglect:VSN)は脳卒中患者の20-50%にみられるとされ、左右いっぽうへの視覚注意が欠けた状態が主で半側空間無視ともよばれる。

視空間無視は通常 抹消課題に反映され、空間作業メモリ(spatial working memory:SWM)の障害をともなうことがいくつか報告されている。

しかしSWMの障害がなぜ一方向への注意障害につながるのかはわかっていない。

そこでSWMの障害が空間探索にどのように影響するものかくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月6日

ボツリヌス療法にダイナミックスプリントは意味無し


Effects of dynamic lycra orthosis as an adjunct to rehabilitation after botulinum toxin-A injection of the upper-limb in adults following stroke: A single-blinded randomized controlled pilot study
2019  12月  トルコ
脳卒中後の上肢の痙縮にたいして、ボツリヌス毒素の注射とリハビリテーションの組み合わせが効果的であるとすすめられている。

しかしどのようなリハビリを組み合わせるべきはよくわかっていない。

ダイナミックスプリントの一種であるライクラ軟性装具(dynamic lycra orthosis)は その素材による保温性、圧力、ストレッチ力により筋緊張を調整し 感覚運動機能を改善する効果があると考えられている。

そこでボツリヌス毒素注射にライクラ軟性装具を組み合わせたリハビリをおこなったときの効果を実験してみたそうな。

2020年1月5日

Stroke誌:喫煙ステータスと脳梗塞からの回復


Smoking Status and Functional Outcomes After Acute Ischemic Stroke
2020  1月  日本

喫煙は脳卒中のリスク要因であり、吸う本数がふえるほど脳卒中になりやすくなる。
さらに禁煙により再発や死亡するリスクを抑えられることもわかっている。

いっぽうニコチンはいくつかの中枢神経系疾患に保護作用を示すと考えられているため脳卒中後の喫煙については賛否がある。

脳卒中後の喫煙状況と回復度の研究はほとんどないので、日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月4日

7年後の筋緊張と痙縮、拘縮


Increased muscle tone and contracture late after ischemic stroke
2020  1月  スウェーデン

脳卒中後の筋緊張の増加は12ヶ月間で4-46%の患者に見られるという。

これをさらに長期にフォローした研究はほとんどない。

そこで、筋緊張の増加、痙縮、拘縮を7年間フォローして予測因子をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月3日

日本の脳卒中発生率10年間トレンド


Ten-Year Cerebrovascular Disease Trend Occurrence by Population-based Stroke Registry in an Aging Japan Local Prefecture
2019  12月  日本

日本では1951-1981まで脳卒中が死亡原因の1位だった。げんざいは がん、心臓病、老衰、に次ぐ4位である。

岩手県では1991年に脳卒中患者のデータベース化を一部地域で始め、2008年には県全体でその全数をカバーできる規模にまで拡大した。

そこで、過去10年間の脳卒中発生率の傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月2日

リハビリに歯科衛生士さんが必要な理由


Assignment of Dental Hygienists Improves Outcomes in Japanese Rehabilitation Wards- A Retrospective Cohort Study
2019  12月  日本

リハビリ病院患者の71-85%は口腔衛生状態が悪いという。

とくに脳卒中患者の口の中が汚いと咀嚼が衰え 栄養不良、嚥下障害や肺炎になりやすく、機能回復もよくない。

そこで歯科衛生士を介入させる効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月1日

腹筋トレで上肢機能が回復する


Abdominal muscle strength and the recovery of upper extremity function in stroke patients- a study using propensity score matching
2019  12月  日本

さいきん体幹機能と脳卒中患者の上肢機能との関連をしめす報告があった。体幹姿勢を安定させる支持具をとりつけると上肢機能が直ちに改善したという。

そこで体幹機能のうちとくに「腹筋力」に着目して上肢機能との関連をくわしくしらべてみたそうな。

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回復と予防のヒント100記事(~2017Jan.)

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緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明

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ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
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手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
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1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について

脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!

心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに

悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない

生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ

刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
美容院で脳卒中になる女性が続出!
「ストレスが原因」と語る脳卒中患者ほど実はなにもわかっていない
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
運転リハビリに良さそうなおすすめドライブゲーム
【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明

高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
朝ごはんを食べない日本人は脳内出血になることが判明!
脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』