2020年9月22日

2020年9月21日

Stroke誌:若い脳卒中は女性がおおかった

2020  9月  アメリカ


いっぱんに心血管リスク因子は男性におおく、これらは若年成人の主要な脳卒中リスク因子でもあると考えられている。

しかし最近のヨーロッパの研究で、若年成人では女性のほうが脳卒中の発生率が高いことがわかってきた。

そこで、アメリカの大規模な保険金請求データベースをもちいて、若年成人の脳卒中発生率の性差をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月20日

日本人は外人よりも再発しやすい

2020  9月  日本


TIA(一過性脳虚血発作)や軽度脳梗塞の国際患者データを集める「TIAregistry.org」研究において、

日本人と非日本人での発症後1年間の短期の再発リスクについての報告はあるが、5年間長期にフォローしたそれはないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月19日

nature.com:不安とデュアルタスク下での上肢機能

2020  9月  イラン


不安症は脳卒中患者の24%にみられるという。

また特定課題に認知課題を重ねるデュアルタスクは、注意リソースを要する運動能力の評価に用いられるが上肢機能についての調査はすくない。

そこで、慢性期脳卒中患者のリーチ把持動作(reach and grasp)におよぼす不安とデュアルタスクの影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月18日

Stroke誌:双子研究 喫煙とくも膜下出血の因果関係

2020  9月  フィンランド


これまで行われた最大規模の双子研究の1つでは、くも膜下出血の原因はおもに非遺伝的であることが示唆されているが、環境因子との因果関係はいまだ不明である。

そこで、双子のいっぽうのみがくも膜下出血で死亡した場合、もういっぽうは最重要な環境因子を共有していない可能性が強い。たとえばそれが喫煙だったとき、そこに因果関係があることを意味する。
この仮説を検証してみたそうな。

2020年9月17日

塞栓源不明の原因4つを機械学習であきらかに

2020  9月  ギリシャ


一般的な「教師なし」機械学習アルゴリズムである階層的クラスタリングは、特に異種疾患における潜在的な病因を探るのに向いている。

そこで、塞栓源不明の脳塞栓症(Embolic Stroke of Undetermined Source:ESUS)における塞栓原因をデータ駆動型の機械学習を用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月16日

綿実油が脳梗塞から神経をまもる

2020  9月  中国


急性脳梗塞への血栓溶解療法に適したタイムウィンドウはとても狭いことから代替的な予防戦略が求められている。

脳梗塞において、ミクログリアとアストロサイトの活性化は炎症の重要ポイントになっている。

綿実油(cottonseed oil:CSO)は抗炎症効果をもつことが知られているが、脳梗塞への神経保護作用についてはいまだ報告がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月15日

ポータブル舌電気刺激で歩行リハビリ

2020  9月  アメリカ


舌電気刺激(Translingual Neurostimulation)は慢性神経疾患におけるバランスや歩行障害の治療に用いられている。

そこで、ポータブル舌電気刺激装置のこれまでのエビデンスについてレビューをこころみたそうな。

2020年9月14日

血液サラサラ脳内出血の反転治療とは

2020  7月  スウェーデン

脳内出血は経口抗凝固薬(OAC)治療のもっとも深刻な副作用の結果でもある。

しかしOACの使用が脳内出血の転帰に及ぼす影響はあきらかになっていない。

ガイドラインではOACによる効果を反転させる治療(reversal therapy:ビタミンKとプロトロンビン複合体4種を与えるなど)がエビデンスが弱いながらも推奨されている。

そこでOACによる脳内出血患者について、OAC反転治療の有無と90日生存率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月13日

Stroke誌:移民の脳卒中回復が良い理由

2020  9月  アメリカ


メキシコ系アメリカ人は白人にくらべ脳卒中発症率が高く、脳卒中後の回復もすぐれないという。

そこで、出生地がアメリカ以外(移民)とアメリカ国内(非移民)の脳卒中患者について、90日後の転帰をくらべてみたそうな。

2020年9月12日

脳卒中後 うんこの出がわるいと認知障害

2020  9月  中国


軽度認知障害(MCI)は認知症の前段階であり、治療可能な期間でもある。

改善可能ないくつかの危険因子がわかっているが、MCIと食生活や排便との関連性は十分にあきらかになっていない。

そこで、シンガポールの高齢者を対象にくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月11日

貧困 田舎住まいのくも膜下出血生存率

2020  9月  オーストラリア


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の、発症後24時間未満(早期)と12ヶ月後(後期)の生存率について、田舎住まい(rurality)と社会経済的地位との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月10日

Stroke誌:睡眠時間と脳卒中の因果関係は?

2020  9月  スウェーデン


睡眠時間と脳卒中の種類との関連についての研究は少ない。さらに因果関係についてはまったくあきらかになっていない。

そこで、睡眠時間と脳卒中の種類別の因果関係をメンデルランダム化解析をつかってくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月9日

リノール酸レベルと脳梗塞リスクのメタアナリシス

2020  7月  中国


リノール酸はオメガ6タイプの不飽和脂肪酸で植物油におおく含まれ、必須脂肪酸でもある。

これまで血圧やコレステロールを下げる効果などが報告されていて、心血管疾患の予防効果も期待されている。

しかし体内のリノール酸レベルと脳卒中リスクとの関連についてはじつはよくわかっていないのでこれまでの研究からメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年9月8日

nature.com:納豆は女性を脳卒中から守る

2020  9月  日本


大豆摂取が脳卒中など心血管疾患および がんのリスクを下げるという報告がある。

しかし発酵大豆食品についての報告はほとんどないので日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月7日

急性期の回復 脳梗塞と脳内出血のちがい

2020  8月  台湾


脳卒中患者の回復可能性を知ることなくして個人に最適化したリハビリテーション計画をたてることはできない。

そこで、脳梗塞と脳内出血とで、急性期リハビリテーションの効果のおおきさをくらべてみたそうな。

2020年9月6日

脳内出血の10年後死亡率を決めるもの

2020  9月  フランス

脳内出血についての早期の死亡に関連する因子はよくわかっているものの(高齢、重症度、意識レベル、出血量、抗凝固薬、脳室内出血、テント下出血など)、

長期のそれについては報告がすくないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年9月5日

便秘と脳卒中リスクの大規模住民調査

2020  9月  デンマーク


脳卒中など心血管疾患で入院中の患者のおよそ50%は便秘であるという。

腸内細菌叢の乱れが動脈硬化や高血圧を招くとも考えられてはいるが実際のメカニズムはよくわかっていない。

そこで、便秘と心血管疾患との関連について大規模住民調査をやってみたそうな。

2020年9月4日

失語症ブログ療法の効果

2020  9月  アメリカ


脳卒中患者の25-40%はなんらかの言語上の障害、失語症を経験するという。

失語症患者は多くの人生変化を経験しており、個人のウェブサイトやブログでこれらの経験を公開するなど、書くことに癒やしを求める患者もいる。

そこで、失語症経験者のブログ活動の治療的側面をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月3日

再発しやすい脳梗塞部位は...

2020  8月  中国


脳卒中で複数の病変または病変体積がおおきい場合には再発リスクが高いことがいくつかの研究で示されている。

しかし病変部位と脳卒中の再発との関係はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月2日

心房細動患者が要注意な季節 Japan

2020  8月  日本


心房細動患者の重篤な有害事象である脳梗塞と大出血には季節的な変動があると考えられているが報告はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月1日

くも膜下出血後の「疲労」の割合

2020  8月  ノルウェー


疲労は動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)後によくある後遺症の1つである。

その原因メカニズムは脳梗塞や脳内出血後の疲労と同様にあきらかになっていない。

また、慢性期でのaSAH疲労の有病率については報告によりおおきく異なっているので、予測因子を含めてくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月31日

脳深部刺激で中枢性疼痛をいやす

2020  8月  オランダ


慢性疼痛に対する視床への脳深部刺激 (Deep brain stimulation:DBS)は成功率にばらつきがあるものの用いられている。

脳卒中後の中枢性疼痛ではその原因箇所として視床の腹尾側核が考えられていて、非常に小さく構造が複雑である。

従来型DBSではリング状の電極による球状の刺激範囲であったが、

指向性をもたせることのできる電極をもった directional DBS が利用できるようになり成果がみられた例があったそうな。

2020年8月30日

杖で歩行は改善しない

2020  8月  ブラジル


脳卒中患者が杖を使用することで歩行の時空間的パラメータ、すなわち速度、歩幅、歩調、対称性、が改善されるものか、システマティックレビューをこころみたそうな。

2020年8月29日

太極拳は運動以外にもいいの?

2020  8月  中国


脳卒中後の運動機能以外の障害(認知、うつ、睡眠など)にたいする太極拳の効果をあきらかにするために、これまでの研究のシステマティックレビューおよびメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月28日

Neurology誌:くも膜下出血の5年後

2020  8月  スペイン


くも膜下出血の臨床的進展を長期にフォローした調査は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月27日

Stroke誌:初年の脳萎縮率変化

2020  8月  オーストラリア


アルツハイマー病研究では、認知症の前段階として脳の萎縮が観察されることがわかっている。

しかし脳卒中や血管性認知症患者での脳萎縮についての報告はすくないので、脳梗塞後1年間の脳萎縮率をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月26日

発症まえの睡眠時間と脳卒中後うつ

2020  5月  アメリカ


睡眠障害とうつは脳卒中患者によく見られるが、脳卒中後うつにおける睡眠の役割についてはほとんど知られていない。

そこで、脳卒中まえの睡眠時間と、脳卒中から90日後のうつとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月25日

ミラー療法は両手運動が良さげ

2020  7月  台湾


脳卒中患者へのミラー療法時に両手または片手のみを動かしたときの運動野の活性化の程度を脳磁図(MEG)でくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月24日

Stroke誌:脳梗塞の5年生存率と再発率

2020  8月  ドイツ


脳卒中後の長期生存率と再発に関するデータは不足している。

そこで、住民ベース20年間の急性脳卒中の登録記録をもちいて、脳梗塞の種類別に死亡率 再発率の傾向をしらべてみたそうな。

2020年8月23日

脳卒中患者はどこへ?コロナの影響

2020  8月  オーストラリア


オーストラリアではCOVID-19の有病率は低く、医療崩壊は報告されていない。

この状況下で、急性脳卒中の発生、脳卒中センターでの画像診断、治療件数の減少が起きたかどうかを確認してみたそうな。

2020年8月22日

重い認知障害になるくも膜下出血の特徴

2020  8月  アメリカ


動脈瘤破裂によるくも膜下出血のあとの認知機能障害はいっぱんてきである。

しかし認知機能障害の予測因子はよくわかっていない。

そこで、くも膜下出血で良好な機能転帰が予想される患者について、重度の認知機能障害と関連する因子を くわしくしらべてみたそうな。

2020年8月21日

脳卒中のサルコペニア率 メタアナリシス

2020  8月  日本

サルコペニアは骨格筋量の低下と機能低下を意味し、転倒や骨折 身体障害との関連がふかい。

一般高齢者では15%にサルコペニアがみられるという。

脳卒中患者についてもおおくの報告があるが、その有病率についてメタアナリシスはないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月20日

YouTubeの脳卒中動画の質は?

2020  8月  ポーランド


Youtubeは20億人以上のユーザーがいる動画媒体であり、おおくの健康情報が共有されている。

そこで、YouTube上の脳卒中関連動画の質、信頼性、視聴者の関心の強さ、をしっかりと評価してみたそうな。

2020年8月19日

重度脳損傷への早期上体起こし

2020  8月  デンマーク

脳卒中患者での早期リハビリテーションは長く注目されてきた。

これに外傷性や低酸素性の脳損傷もふくめた重度の後天性脳損傷(acquired brain injury)での、早期の上体起こし(head-up mobilisation)のリスクとベネフィットについてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月18日

TMSで注意機能と日常生活動作は

2020  8月  中国


脳卒中患者の45-65%がなんらかの注意障害を示し、30%は認知症に至るという。

脳卒中後の注意障害は認知機能の重要な指標の1つで、運動機能や日常生活動作の回復にも影響する。しかし有効な治療法がない。

TMS(経頭蓋磁気刺激)は非侵襲的に脳神経を刺激できる方法で、アルツハイマー病や外傷性脳損傷での注意障害の改善が報告されている。

脳卒中後の注意障害への応用は報告が少ないので実験してみたそうな。

2020年8月17日

瞑想の脳卒中予防効果

2020  6月  アメリカ


瞑想はシンプルかつ低コスト 低リスクのストレス軽減法である。瞑想の健康上のベネフィットについてこれまでおおくの研究がなされてきた。

2017年に米国心臓協会は、瞑想を心血管リスクを低減しうる補助的な介入方法である、として認める声明をだした。

そこで、国民健康聞き取り調査(National Health Interview Survey)のデータを用いて、瞑想の効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月16日

1年内の再入院/死亡率

2020  7月  ポルトガル


初回脳梗塞やTIAの患者が再入院してくることはよくある。

いくつかのリスク因子があきらかになっているが、それらのおおくは単一施設の短期間の調査によるものである。

そこで、住民ベースの大規模データをもちいて、発症から1年間の再入院/死亡 の頻度と関連因子をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月15日

MCA脳梗塞の左右脳の回復のちがい

2020  8月  アメリカ


脳卒中でリハビリ入院する患者の半数はMCA(中大脳動脈)域の損傷患者である。

左MCAの患者は右MCA患者よりも神経症状が重く死亡率も高いという。

MCA脳卒中の左右脳でのリハビリ回復の差についての報告はないので、FIM(機能的自立度評価)の点からくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月14日

第一週の上肢の使用頻度

2020  8月  アメリカ


アメリカでは脳卒中経験者の88%に上肢運動機能の問題が生じ、日常生活や社会参加に影響が及んでいるという。

上肢のリハビリのタイミングや量、非麻痺手の扱いについては動物実験でのさまざまな知見が得られてきた。

とくに脳卒中ネズミの 発症から5日後以降に開始の上肢(前脚)トレーニングでは、非麻痺手の使用が麻痺手を圧倒してしまい麻痺手のスキル獲得を妨げてしまうことがわかった。

そこで、同様のことが人でも起きうるものか実験してみたそうな。

2020年8月13日

軽い脳卒中なのにいつまでも握力が弱い

2020  8月  スペイン


脳卒中患者のおよそ70%は上肢運動機能になんらかの障害がおきるという。しかし握力パフォーマンスについてのくわしい報告はほとんどないのでしらべてみたそうな。

2020年8月12日

rTMS治療の半分以上はプラセボ効果だった

2020  8月  中国


神経障害による疼痛やうつなどの薬物臨床試験のメタアナリシスにより、これらの効果のかなりの割合をプラセボ効果が担っていることがあきらかになってきた。

薬物療法以外のたとえばrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)のような治療法でのプラセボ効果を系統的に調べた報告はまだない。

rTMSは脳卒中後の運動機能の回復やうつに効果があるとされている。対照群としてのsham(偽)刺激の方法は研究によりまちまちで、偽コイルの使用、コイル位置をずらす、コイル角度や刺激強度を弱める、などの方法がとられている。

そこで、脳卒中患者のrTMS治療でのプラセボ効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月11日

nature.com:復職すると健康を損ねる

2020  8月  スウェーデン


脳卒中患者のおよそ3分の1はうつを、2分の1がなんらかの疼痛を経験する。
これらは10年経っても経験される問題であるという。

いっぽう脳卒中後の復職は心身の健康におおきく影響すると考えられる。

脳卒中のあと1年以内に53%が復職するという報告があるが、復職ステータスが長期の健康感、うつ、疼痛におよぼす影響についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月10日

ボツリヌス注射と上肢運動パフォーマンス

2020  7月  アメリカ


脳卒中経験者の20-40%は痙縮を経験し、その97%は中等度以上の痙縮レベルという。

痙縮があると筋力が低下し、運動能力も低下する。

ボツリヌス神経毒(BoNT)注射は局所的な痙縮に対する第一選択の治療法として考えられている。

そこで、脳卒中経験者での痙性上腕二頭筋の力制御に対するBoNT注射の効果を定量評価してみたそうな。

2020年8月9日

Stroke誌:脳卒中経験者のCOVID-19は「死亡」

2020  7月  中国


コロナウイルス疾患(COVID-19)の脳卒中歴のある患者への影響を報告した研究はほとんどないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年8月8日

「カプサイシン」で嚥下障害改善

2020  8月  台湾


嚥下障害は脳卒中後の合併症としてめずらしくない。

アイスキャンディーや唐辛子で症状が改善するといった報告があるがいずれもサンプル数が小さい。

そこで、アイス刺激とカプサイシン刺激を組み合わせたときの効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月7日

ビタミンB1と脳卒中後の認知障害

2020  8月  中国


脳卒中後の認知障害は血管性認知障害と考えられ、脳卒中患者の3分の1におきる。

糖尿病や心房細動などいくつかのリスク因子はアルツハイマー病と共通している。

そしてチアミン(ビタミンB1)の欠乏はアルツハイマー病に見られる特徴の1つであり、ウェルニッケ脳症やコルサコフ症候群の原因でもある。

そこで、脳梗塞後の認知障害とチアミンとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月6日

若年脳梗塞の特徴 Japan

2020  7月  日本


脳梗塞は75歳以上の高齢者におおく、18-55歳の若年成人の割合は10-20%にすぎない。

かれら若年成人の脳梗塞リスク因子と特徴について、アジア人での報告はすくないので日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月5日

音楽聴きながらエクササイズ→失語症改善

2020  8月  ギリシャ


脳卒中患者の21-38%は失語症を経験するという。

失語症の治療には通常、言語聴覚療法(speech and language therapy:SLAT)が行われるがじゅうぶんな効果は得られていない。
薬物療法やrTMSなどの脳刺激法にも公式に認可されたものはない。

いっぽう、脳卒中後の代替療法としてエクササイズトレーニングがよく利用される。

また、音楽リスニングによる脳の構造や機能の可塑的変化、辺縁系でのドーパミン調節効果が報告されている。

そこで、音楽を聴きながらのエクササイズトレーニングが失語症へおよぼす影響について実験してみたそうな。

2020年8月4日

マグネシウムと認知障害

2020  7月  アメリカ


マグネシウムは中枢神経系におおくみられるミネラルで、記憶の保持に関わっている。

マグネシウムが欠乏すると学習や記憶、認知機能に障害がみられるという報告がある。

そこで、脳卒中のおおい地域の住民を10年以上フォローしたREGARDS研究をつかってマグネシウムと認知障害との関連をしらべてみたそうな。

2020年8月3日

早期リハビリの個人データ メタアナリシス

2020  7月  オーストラリア


脳卒中の早期リハビリ(early mobilisation)の安全性と有効性をしらべるために、

これまでの研究参加者の個人レベルのデータ(IPD:individual participant data)統合による精度の高いメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月2日

頭蓋内ステントは役に立つの?

2020  7月  アメリカ


動脈硬化で狭くなった血管への自己拡張型の頭蓋内ステント(Wingspan stent)は2005年に人への適用が例外的に認可された。

しかしのちのSAMMPRIS試験により脳卒中と死亡が有意に増加することがわかり、2012年にFDAは頭蓋内ステントは脳卒中予防効果なしと結論づけた。

しかし一部のステント支持者によるWEAVE研究の成果をうけて、FDAは過去7日間に脳卒中症状のない患者に限るなど条件を厳しくしてその使用を最近 認可した。

そこで、このあらたな適用基準でどれくらいの患者にベネフィットがあるものか、SAMMPRISのデータを再解析してみたそうな。

2020年8月1日

くも膜下出血の転帰 喫煙の影響

2020  7月  ノルウェー


喫煙がくも膜下出血のリスク因子として明らかになっているいっぽう、喫煙が転帰におよぼす影響についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年7月31日

脳卒中後うつ2020 レビュー

2020  7月  アメリカ


脳卒中後のうつ(PSD:Post-stroke depression)は一般的であり、うつを伴わない脳卒中にくらべて死亡率の上昇、回復の遅れ、認知機能の低下、生活の質の低下と関連する。

そこで、PSDのリスク因子、病態生理、評価、予防、治療について包括的かつ臨床的に有用なレビューをおこなってみたそうな。

2020年7月30日

高齢くも膜下出血の1年後

2020  7月  フィンランド


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で集中治療をうける高齢者は増加している。

これら患者の長期の回復をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月29日

日中の過度な眠気と脳卒中 メタアナリシス

2020  7月  中国


日中の過度な眠気(EDS:Excessive daytime sleepiness)は成人の10-33%に見られ、加齢にともない増加する。

EDSは健康を損ねるといわれているが決定的ではない。

そこで、EDSと脳卒中など心血管疾患リスクとの関連についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月28日

視覚フィードバック療法の上肢機能への効果

2020  4月  中国


脳卒中患者の上肢機能回復と運動関連皮質機能の回復についての、

ミラーニューロン理論に基づく視覚フィードバック療法(VFT:visual feedback therapy)の効果をfMRIを用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月27日

プロトンポンプ阻害薬と脳梗塞

2020  7月  イスラエル


プロトンポンプ阻害薬(PPI:proton pump inhibitors)は胃薬としてよく用いられているが、高齢者の心血管疾患に関係するデータは少ない。

そこで、PPIの使用と高齢での初回脳梗塞の発生(FTIS:first-time ischemic stroke)との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月26日

rTMSの痙縮改善効果 メタアナリシス

2020  7月  中国


脳卒中後の痙縮にrTNS(反復経頭蓋磁気刺激)やiTBS(間欠的シータバースト)が有効であるとする報告がいくつかある。

これらRCTのメタアナリシスも存在するが最新の研究成果がふくまれていないので、あらためてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月25日

日光浴療法 うつと身体活動

2020  7月  台湾


これまでの研究では、脳卒中患者の30%近くが発症後5年以内にうつ症状を呈していることが示されている。

脳卒中後のうつ症状は身体的にも心理的にも患者におおきな影響を与えるため、リハビリテーション進展の妨げになる。

そこで、日光浴療法(sunlight exposure therapy)の脳卒中後うつとリハビリテーションへの効果を検証してみたそうな。

2020年7月24日

常夜灯で梗塞がおおきくなる

2020  7月  アメリカ


サーカディアンリズムは身体機能の最適化のために生理と行動を同期させる内因性の生体サイクルをさす。

これら体内リズムは日々の太陽光によって正確に24時間に設定されている。しかし夜間照明の普及はこれら生体機能の調節を乱す可能性がある。

入院患者はその生理学的脆弱性からとくに夜間照明の影響をうけやすいと考えられる。そこで、脳卒中の動物をつかってこの仮説を検証してみたそうな。

2020年7月23日

グレードⅤのくも膜下出血3年後

2020  7月  日本


くも膜下出血でWFNS(世界脳神経外科連合)分類のグレードⅤに相当する患者の長期予後についての研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月22日

心房細動は腸内細菌のせい

2020  7月  日本


心房細動は脳卒中や心不全のきっかけになり生活の質を低下させる。

心房細動の発症と腸内代謝物との関連は、心房細動と腸内細菌叢の異常(ディスバイオシス)との因果関係を示唆しているが、その関係はまだじゅうぶんに理解されていない。

そこで、心房細動患者34人と年齢、性別、併存疾患のマッチする心房細動のない66人についてくらべてみたそうな。

2020年7月21日

いびきがうるさいほど脳卒中がおきやすい


2020  7月  オーストラリア


いびきと脳卒中など心血管疾患との関連はいまだあきらかになっていない。

そこで、閉塞性睡眠時無呼吸症候群と心血管疾患についての Sleep Apnea cardiovascular Endpoints (SAVE)トライアルをつかってくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月20日

COVID-19から脳梗塞になる割合

2020  7月  シンガポール


急性脳梗塞はCOVID-19の合併症の1つで命にかかわるという。そのメカニズムはいまだよくわかっていない。

そこで、COVID-19患者での急性脳梗塞の臨床的特徴についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年7月19日

鉄分と脳卒中死との関係 メタアナリシス


2020  7月  中国


食事からの鉄分摂取と脳卒中などの心血管疾患(CVD)による死亡との関連をしらべた研究は数多くあるが、その結論は一貫していない。

そこで食事から摂る鉄(トータル鉄、ヘム鉄、非ヘム鉄)の量と、CVDによる死亡の用量関係についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月18日

オメガ3脂肪酸サプリメントおおいと出血や心房細動

2020  7月  イタリア


オメガ3脂肪酸サプリメントによる脳卒中など心血管疾患への効果については一致した見解が得られていない。

そこで、メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月17日

未破裂瘤の治療 コイルとクリップ 高齢者で

2020  6月  韓国


画像診断技術の進歩により高齢者にも未破裂脳動脈瘤がますますみつかるようになった。

彼らへの治療法としてクリップとコイルのどちらが適しているのかについてはいまだ結論がでていない。

そこで、75歳以上での未破裂脳動脈瘤の治療成績についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月16日

軽い脳卒中と認知障害 メタボとの関係


2020  7月  中国


メタボリックシンドローム(Mets:metabolic syndrome)は認知機能障害の危険因子群でもある。

TIAや軽度脳梗塞患者での認知機能障害とMetsとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月15日

女性は新月に脳梗塞になる

2020  7月  中国


脳卒中は死亡や障害の主な原因のひとつであり、これを防ぐ有効な治療法はいまのところない。

いっぱんに、月の満ち欠け(月相)は人間の生理、行動、健康に影響をあたえるとおおくの人が信じている。

そこで、月相が脳卒中(脳内出血、TIA、脳梗塞)の発生率にも影響するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年7月14日

心房細動を予防する方法

2020  7月  アメリカ


客観的身体活動レベルと心房細動との関連についてはあきらかになっていない。

そこで、REasons for Geographic and Racial Differences in Stroke(REGARDS)研究をもちいて、中等度-激しい運動(MVPA:moderate and vigorous physical activity)と心房細動との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月13日

収縮期だけ高血圧の脳卒中死亡リスク


2020  7月  イギリス


若年~中年にかけての 収縮期血圧だけが高い(収縮期血圧が140mmHg以上で拡張期血圧は90mmHg未満)孤立性の収縮期高血圧(ISH:isolated systolic hypertension)の予後についてはいまだよくわかっていない。

そこで、30-49歳のISHと脳卒中など心血管疾患リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月12日

後方歩行訓練のメタアナリシス

2020  7月  中国

後方歩行(Backward walking)訓練は脳卒中リハビリテーションでますます用いられるようになってきてはいるが、その有効性はいまだあきらかになっていない。

そこで脳卒中患者への後方歩行訓練の効果のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月11日

脳内出血 入院を急ぐ理由はなかった

2020  6月  スペイン


脳内出血のばあい、その診断と治療のタイミングが予後におおきく影響するかどうかは実はよくわかっていない。

そこで、脳内出血の発症から高度な治療のできる包括的脳卒中センター(comprehensive stroke centre)へ入院するまでの時間と回復度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月10日

脳卒中患者が重視する研究テーマ

2020  7月  スウェーデン


脳卒中はこの数十年間で治療も予防もできない病気から治療も予防も可能な疾患へと移行しており、高齢化の進展もあって脳卒中経験者のさらなる増加が予想されている。

脳卒中後の生活を改善するための研究がますます求められている。

そこで、脳卒中とその介護にあたる者が、脳卒中後の生活に関連した研究のうちどの分野により価値を見出しているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月9日

脳卒中後の認知機能 女性がよくないわけ

2020  7月  アメリカ


脳卒中から90日後の認知機能が、男性と女性とでどのていどことなるものか、住民ベースにくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月8日

感覚刺激で上肢麻痺を治す方法

2020  6月  イラン


脳卒中経験者のおおくは運動機能と感覚に障害を抱える。そのためとくに上肢では使用頻度が下がりQoLも低下する。

そこで、外受容感覚(exteroceptive)刺激と固有受容感覚(proprioceptive)刺激による介入が上肢運動機能、痙縮度、ADL に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月7日

刺激豊富な環境による白質再編の仕組み

2020  6月  中国


刺激豊富な環境(EE:Enriched environment)は、感覚運動、認知、社会刺激を強化するための効果的なリハビリテーションプロトコルと考えられている。

EE介入後の脳神経の再編効果については、これまで組織観察による理解が主であり、生体での解明が求められている。

そこで、磁気共鳴画像法(MRI)と18F-FDGポジトロン断層撮影法(PET)を用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月6日

慢性期の上肢セルフリハビリテーションの効果

2020  6月  ベルギー


脳卒中患者の3分の2は上肢機能に障害がのこり、活動に制限が生じていてリハビリテーション上のおおきな課題となっている。

とくに途上国では低コストのリハビリテーションソリューションが求められている。

そこで西アフリカのベナンで、脳卒中後の上肢機能改善のためのセルフリハビリテーションプログラムの有効性を検証してみたそうな。

2020年7月5日

VRゴーグルを買う理由 ミラーニューロンシステム訓練

2020  7月  中国


脳卒中患者へのミラーニューロンシステム訓練(MNST:Mirror neuron system-based training)の上肢機能と認知機能の改善効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月4日

上肢ロボットリハビリ全種類効果なし

2020  6月  ドイツ


さまざまな種類のロボット支援上肢トレーニングの効果を、各種類の直接的な比較のみではなく間接的に得られる結果についても評価できる「ネットワーク・メタアナリシス」の手法をつかって検証してみたそうな。

2020年7月3日

大学病院と田舎の病院のくも膜下出血死亡率

2020  6月  アメリカ


病院が教育機能(teaching status)を兼ねていることやその立地条件と、くも膜下出血の予後をしらべた研究はほとんどない。

そこで、都会の大学病院と教育機能のない病院、地方の病院でのくも膜下出血の死亡率と機能回復度についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月2日

ロボット支援上肢リハビリのメタアナリシス

2020  6月  香港


脳卒中経験者は上肢の運動機能に障害を抱えることがおおく、6ヶ月の後もその回復は限定的である。

そこで、ロボット支援の上肢リハビリ効果についてメタアナリシスを試みたそうな。

2020年7月1日

空気清浄機を買うべき理由

2020  6月  中国


これまでの研究から、浮遊粒子状物質2.5(PM2.5)への暴露が全身性の炎症をもたらし、視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸を活性化させ、その両方が脳卒中の発生と死亡に関連していることが示されている。

しかし、フィルターで清浄化した空気(FA:filtered air)による介入が全身性の炎症とHPA軸の活性化に影響するものかについては、まだほとんどわかっていないので動物実験してみたそうな。

2020年6月30日

睡眠時間、昼寝、脳卒中との関連

2020  5月  アメリカ


睡眠時間と脳卒中リスクについてのこれまでの研究では、7-8時間の睡眠を標準として 両者はJ字型の関係をしめすことがわかっている。

しかしこれら研究のおおくは欧米のものである。アジア人の、とくに高齢者についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月29日

軽くぶつけただけで頭の中に出血する条件とは

2020  6月  日本

軽い頭部外傷のほとんどは後遺症もなく回復しているが 近年、高齢者で頭蓋内出血(tICH:traumatic intracranial hemorrhage)にいたるケースがおおく報告されている。


そこで、軽症頭部外傷からtICHになる条件としての抗血栓薬の使用とその後の回復についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月28日

栄養不良でかつ回復の悪い脳梗塞の種類は

2020  6月  日本


脳卒中と栄養不良との関連はあまりよくわかっていない。

そこで、脳卒中の種類別に栄養不良と機能的回復度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月27日

[日本] 脳卒中後てんかんの条件

2020  6月  日本


脳卒中後のけいれん発作(seizure)には1週間以内におきる早期タイプと、それ以降におきる遅発タイプがある。

これらのメカニズムはまったく異なり、早期タイプは一過性のものであるが、遅発タイプの7割以上は何度もくりかえし てんかん(epilepsy)となる。

そこで、脳卒中後のてんかんの予測因子をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月26日

脳卒中にありがちな潜伏がんの種類は

2020  6月  デンマーク


脳卒中経験者は原因不明の潜伏がんのリスクが高いことがわかっている。

その潜伏がんの種類についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月25日

Stroke誌:脳内出血を予測する飲酒マーカー

2020  6月  スウェーデン


これまでの研究ではアルコール消費量が多いと脳内出血リスクがやや増加することがわかっている。

しかしアンケートによる飲酒の自己申告は、実際の消費量をただしく反映しているとはかぎらない。

ホスファジルエタノール(PEth:Phosphatidylethanol )はエタノール下でのみ存在し、エタノールが体内で分解されてから4週間まで検出可能な物質である。これが飲酒量のマーカーとして使用できることが最近わかってきた。

ホスファジルエタノールと脳内出血リスクとの関連についての研究はこれまでないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年6月24日

メタボ脳梗塞患者の男女のちがい

2020  5月  イタリア


代謝的に不健康な過体重(MU:metabolically unhealthy overweight)が脳卒中予後に及ぼす影響のうち、性別についてのデータは十分でなく結論がでていない。

そこで、MUと脳梗塞患者の重症度および回復程度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月23日

バイノウラルビート 慢性疼痛緩和の二重盲検 RCT


2020  6月  ギリシャ


バイノウラルビート(BB:Binaural Beat)は左右の耳に提示された周波数のわずかにことなる音響刺激によって生じる。

それら周波数差に相当する周期的なうなり(ビート)が知覚され、このビート周波数に脳のはたらきが同調するエントレインメント効果が確認されている。

バイノウラルビートの疼痛緩和効果についての報告がいくつかある。しかし慢性疼痛についての報告は1件のみである。

そこで、慢性疼痛患者へのシータ・バイノウラルビートの急性および長期の効果について二重盲検のランダム化比較試験をやってみたそうな。

2020年6月22日

アマンタジンで脳出血の植物状態が回復した


2020  6月  中国


近年、アマンタジン(Amantadine)が外傷性脳損傷による重度の意識障害である無反応覚醒症候群(UWS:unresponsive wakefulness syndrome)に有効であるとするRCT報告が増えている。

しかし脳出血患者への応用の報告はまだない。

そこで、脳出血でUWSの患者へのアマンタジンの効果を試してみたそうな。

2020年6月21日

睡眠時無呼吸症がくも膜下出血を護る

2020  6月  アメリカ


睡眠時無呼吸症候群(OSA:Obstructive Sleep Apnea)は脳卒中など心血管疾患リスクの増加に関連している。

しかし最近の研究では高二酸化炭素血症や慢性的低酸素状態が脳卒中などの虚血イベントから脳を保護する可能性が指摘されている。

そこで、くも膜下出血患者の予後とOSAとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月20日

ランセット誌:未破裂AVMを手術してはいけない!

2020  6月  カナダ


未破裂の脳動静脈奇形(AVM)への侵襲的治療の効果を検証するためのランダム化比較試験であるARUBA(A Randomized trial of Unruptured Brain Arteriovenous malformations)トライアルの最終結果がでたそうな。

2020年6月19日

アームスリングは歩行やバランスに良いか?

2020  6月  ベルギー

脳卒中患者の肩の痛みや亜脱臼にたいするアームスリングの効果はあきらかになっていないが、アームスリングがほかに役立つシーンがあるかもしれない。

これまで、上肢が脳卒中患者の歩行やバランスにおおきな役割を果たしている可能性が指摘されている。

そこで、脳卒中患者の歩行やバランスへのアームスリングの効果についてシステマチックレビューをこころみたそうな。

2020年6月18日

歯周病と頸の動脈硬化

2020  6月  インド


アテローム性動脈硬化は、心筋梗塞、脳卒中、腎不全、末梢血管疾患、認知症の原因の1つと考えられている。

頸動脈内膜中膜肥厚(CIMT:Carotid Intima-Media Thickness)はアテローム性動脈硬化の指標とされ超音波検査で測定できる。

CIMTは10歳時点では0.4-0.5mmほどで、50代では0.7-0.8mmに達する。そして1.0mmを超えると異常とされ、1.2mmから先は心血管疾患の高リスク群と考えられている。

また、アテローム性動脈硬化と歯周病との関連をしめす報告がある。

そこで、歯周病とCIMTとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月17日

動脈瘤の発生と大きさを決めるもの

2020  6月  オランダ


成人人口における未破裂頭蓋内動脈瘤(UIA:unruptured intracranial aneurysms)の有病率は約3%である。

頭蓋内動脈瘤の破裂は致命的になる可能性があり、UIAの発生と大きさを決める因子を同定することは重要である。

そこで、一般成人集団におけるUIAの関連因子を幅広くしらべてみたそうな。

2020年6月16日

マトリックスリズムセラピーの効果

2020  6月  トルコ


脳卒中の片麻痺への治療法には、ボバースセラピー、運動トレーニング、電気刺激、支持装具、鍼などがある。

マトリックスリズムセラピー(MRT:Matrix rhythm therapy)では、痙縮を起こした筋肉にα波に相当する8-12ヘルツの振動を与えると、細胞レベルでの微小循環に影響して筋紡錘やゴルジ腱器官のはたらきを改善できるとする最新の治療方法である。

MRTの脳卒中患者への適用はほとんど例がないので実験してみたそうな。

2020年6月15日

未破裂瘤のコイル治療後の再入院率

2020  6月   アメリカ


2000年以降、未破裂頭蓋内動脈瘤の治療件数が増加している。

そこで、全国再入院データベース(Nationwide Readmission Database:NRD)を用いて未破裂脳動脈瘤治療後90 日間の再入院率をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月14日

センチネル頭痛は脳梗塞にもあり?


2020  6月  ロシア


くも膜下出血の数日から数週間まえに現れる前兆的頭痛は センチネル頭痛(Sentinel Headache)としてよく知られている。

しかし、脳梗塞のまえのセンチネル頭痛の有無について対照群を設けた調査は知る限り存在していないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月13日

後ろ歩きトレッドミルとボツリヌス療法


2020  5月  イタリア


神経疾患患者の歩行でのCPG(central pattern generator)メカニズムの改善のために、後方歩行が推奨されている。

また、ボツリヌス毒素A型は、脳卒中後の痙縮に対する有効でかつ安全な治療法と考えられている。


そこで、ボツリヌス毒素A型治療を受けている慢性脳卒中患者の歩行障害を、後方トレッドミルトレーニング(BTT)と標準的な前方トレッドミルトレーニング(FTT)で比較してみたそうな。

2020年6月12日

インフルエンザとCOVID-19 脳卒中くらべ

2020  5月  アメリカ


COVID-19が脳卒中を引き起こすとする報告が数おおくある。

しかしインフルエンザのような呼吸器感染症よりも関連が強いのかについてはあきらかになっていないので、両者で脳卒中発生率をくらべてみたそうな。

2020年6月11日

肩の痛みと固有感覚

2020  5月  トルコ

片麻痺の肩の痛み(HSP:Hemiplegic shoulder pain)は脳卒中患者の65-70%にみられ麻痺腕の動きを制限する。

さらにHSPは感覚障害を伴うことがおおい。しかし関節の曲がり具合などを知る 固有感覚(proprioception)についての研究は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月10日

動脈瘤がいくつもあるときの破裂因子

2020  5月  アメリカ


多発性頭蓋内動脈瘤(MIA)は頭蓋内動脈瘤(IA)患者の3分の1に発生し,これまで予後の悪化と関連すると考えられてきた。

単一のIAを有する患者でのIA形成および破裂の危険因子はよく知られている。

しかし、MIA患者の破裂に関連する危険因子はあまり研究されていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月9日

腸内細菌の異常と脳卒中の回復不良

2020  5月  中国


腸内細菌叢とその代謝物は、脳卒中において重要な役割を果たすことが報告されている。

腸内細菌叢由来の短鎖脂肪酸(SCFAs:short-chain fatty acids)は、免疫系、内分泌系、迷走神経系、およびその他の液性経路を介して直接的または間接的に脳機能を調節する。

しかし、脳卒中の重症度が異なる急性脳梗塞患者において、腸内細菌と短鎖脂肪酸の種類や脳卒中転帰との関連を評価した研究は比較的少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月8日

認知機能の低下から見える長期予後

2020  5月  イギリス


脳卒中のあとの認知障害と予後との関連をしめす報告はあるが、長期に調べたものはすくない。

そこで、脳卒中から3ヶ月間での認知機能の変化と5年後の回復度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月7日

遅発性脳虚血がおきやすい血液型

2020  5月  アメリカ


近年、くも膜下出血(SAH)を含む多くの疾患において 重要な止血酵素学的特性が発見され、ABO血液型の役割が注目されるようになってきた。

しかし、遅発性脳虚血(DCI)の発症、臨床経過およびSAH後の転帰におけるABO血液型の役割については、現在のところほとんど解明されていない。

そこで、動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)後のDCIおよび臨床転帰におけるABO血液型の役割をくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月6日

起床時脳卒中の機能回復度は?

2020  6月  中国


起床時脳卒中(WUS:Wake-up stroke)は睡眠から覚めたときに気づく脳卒中を指す。正確な発症時刻が不明なため血栓溶解療法の対象からは外される。

これまでの報告からWUSは全脳梗塞患者の8-39%を占めるとされている。

非WUSとくらべたときのWUSの特徴は、報告により少なからず異なるので くわしくしらべてみたそうな。

2020年6月5日

迷走神経刺激の上肢1年間リハビリの効果

2020  6月  イギリス

迷走神経刺激(Vagus nerve stimulation:VNS)と上肢訓練の組み合わせ効果が動物実験のほか人でもいくつか報告されている。


しかし長期にフォローしたものはほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月4日

靴底を1.5cm上げる効果

2020  6月  ブラジル


脳卒中で片麻痺の患者では麻痺脚がわの膝の屈曲や足首の背屈が困難になる。その結果、脚の振り出し時につまづき 転倒する。

これを代償する動作として伸び上がり歩行や異常な身体の傾き、分廻し歩行が発生する。

靴底の補高(shoe lifts)は強制的に体重をシフトさせてこれらの代償動作を改善するテクニックであるが、その補高最適値は報告によりばらつきがあり、0.6-3.8cmの範囲にある。

そこで、靴底の1.5cm補高での効果を実験してみたそうな。

2020年6月3日

上肢訓練プライミングのメタアナリシス

2020  5月  ブラジル


ニューロリハビリテーションにおいて繰り返し運動訓練の効果を高めるために、その直前になんらかの刺激を与えることを良しとする「プライミング(予備的、準備的)」という考え方がある。

プライミング刺激としておもに次の5種、
1)脳刺激(rTMSやtDCS)、2)運動イメージや動作観察、3)感覚刺激(末梢感覚など)、4)運動準備(両手対称運動など)、5)薬理刺激、の分類がある。

これらの慢性期脳卒中の上肢麻痺への効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年6月2日

室頂核への乳様突起電気刺激とうつ

2020  5月  中国


脳卒中後のうつは患者のおよそ30%が経験するとされ、治療としてSSRI系の薬が用いられることもあるが十分な効果は得られていない。

小脳の室頂核への刺激 fastigial nucleus stimulation (FNS) は脳虚血にたいする神経保護効果や抗炎症効果が報告されていて、動物実験でうつや認知機能の改善効果も期待されている。

FNSを非侵襲的におこなう percutaneous mastoid electrical stimulator (PMES:乳様突起電気刺激) は中国では脳血管機能療法の専用装置として使用されている。

しかしPMESの脳卒中後うつについての報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月1日

ビタミンDサプリメントと脳卒中 メタアナリシス

2020  5月  アメリカ

ビタミンDは骨代謝に関わることで知られているが、最近は脳卒中などの心血管疾患予防への効果が期待されている。

この背景にはビタミンD欠乏症患者での心血管疾患リスクの高さを示すいくつもの報告がある。

しかしビタミンDサプリメントと心血管疾患との関連はあきらかになっていないのでメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年5月31日

Stroke誌:COVID-19の脳卒中率は高くなかった

2020  5月  アメリカ


COVID-19パンデミックでは、患者が脳梗塞などの血栓塞栓性合併症を引き起こす凝固障害を示すエビデンスが増えてきている。

しかし脳卒中と併せてCOVID-19になった患者の臨床的特徴、脳卒中の発生機序、転帰に関するデータは限られているのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月30日

コレステロール値と脳梗塞後の感染症

2020  5月  イタリア

いくつかの疾患の急性期においてコレステロールが免疫システムとの間で調節機能を担っているとの報告がある。

脳梗塞では感染性の合併症が予後におおきく影響する。

脳梗塞患者でのコレステロールと感染症との関連についての研究はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月29日

心房細動に適したベストな血圧とは

2020  5月  イギリス


心房細動で直接経口抗凝固薬(DOAC)を処方されている患者に適した血圧のデータは少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月28日

中枢性疼痛のメタアナリシス

2020  5月  イギリス


脳卒中後の中枢性疼痛(CPSP)は、脳血管イベントの急性期または慢性期に発生する神経障害性疼痛と定義され、体性感覚路中枢部の病変によるものである。

そこで、CPSPの有病率とその特徴についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年5月27日

ピロリ菌と脳卒中のメタアナリシス

2020  5月  エジプト

若年者での脳卒中増加の原因として細菌感染による炎症や免疫反応を介したアテローム形成の可能性が注目されている。

世界人口の半分以上が感染しているとされるヘリコバクターピロリ菌(HP)と脳卒中との関連が、すでにいくつかの研究で指摘されているが、それを否定する研究もあるのでメタアナリシスを試みたそうな。

2020年5月26日

脳卒中後の疲労対策は「歩く」


2020  5月  ノルウェー

脳卒中後の「疲労」について、亜急性期から慢性期にかけてその有病率の変化と、活動内容との関連をしらべる
ランダム化比較試験 Life After STroke (LAST)研究をやってみたそうな。

2020年5月25日

社会的孤立は心臓発作、脳卒中、死亡のリスクを高める

2020  5月  ドイツ


COVID-19パンデミックで社会的接触が制限されているなか、「孤立」が脳卒中など心血管疾患に及ぼす影響に注目があつまっている。

今週の欧州神経会議 European Academy of Neurology (EAN) Virtual Congress での発表内容。

2020年5月24日

飲酒が脳出血を招く証拠

2020  5月  デンマーク

アルコールは血液凝固や線維素溶解に直接影響する。

そこで、一般的な出血(例:鼻血)や 生命にかかわる病院治療が必要な出血(例:脳出血)にアルコールがどのように関係しているかを大規模に住民調査してみたそうな。

2020年5月23日

歯がない脳卒中患者の回復は

2020  5月  ブラジル

慢性的な口腔内感染症と 動脈硬化や心血管疾患との関連が注目されている。

そこで、歯の喪失本数が脳梗塞患者の頸動脈狭窄や回復不良にどのていど関連するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年5月22日

1日3回の歯磨きで脳卒中予防

2020  5月  韓国

歯周病や口腔衛生の不良は、脳卒中の仲介因子である局所感染、炎症、全身性炎症反応の原因となる可能性がある。

そこで、口腔衛生と脳卒中リスクとの関連を住民ベースで大規模に調査してみたそうな。

2020年5月21日

睡眠時無呼吸症のCPAPは脳卒中を防ぐのか

2020  5月  台湾

持続的気道陽圧療法(CPAP)は閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の主な治療法である。

これまでのところ、CPAPの使用と脳卒中発症との関連については報告に一貫性がない。

そこで、OSA患者の脳卒中発症率に対するCPAPの効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月20日

Stroke誌:脳卒中なのに喫煙つづける人の割合と傾向

2020  4月  アメリカ

脳卒中のあとの喫煙は再発のリスクを高める。

この20年で禁煙のための効果的な薬が利用できるようになったが、どれだけの脳卒中経験者が喫煙を続けているかはあきらかになっていない。

そこで、過去20年間での脳卒中経験者の喫煙傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月19日

ラクナ梗塞は睡眠時無呼吸を疑え

2020  5月  サウジアラビア

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA:Obstructive sleep apnea)は、脳卒中など血管疾患の主要なリスク因子として確立されている。

しかし、OSAに関連する脳卒中の種類についての情報は乏しいのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月18日

上肢機能の主観的回復曲線


2020  5月  スウェーデン

脳卒中後の上肢麻痺は、急性期では患者の50-70%に、慢性期では40%に見られるという。

上肢機能の客観指標として、NIHSSやFMA-UE、ARATなどがある。

いっぽう ABILHANDアンケートは患者視点での日常生活動作を反映することができる。

ABILHANDスコアの重症度別、長期の回復過程についての研究はないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月17日

Stroke誌:低周波振動で血栓溶解治療がはかどる

2020  5月  アメリカ

急性脳梗塞患者が遠隔地にいる場合や交通渋滞が予想される場合、ヘリコプターによる移送が行われ、このとき患者は移送中に血栓溶解薬 tPAの治療をうけることがありドリップ シップ(drip and ship)と呼ばれている。

しかしヘリコプターの強い低周波振動がもたらす tPA治療への影響についてはまったくわかっていないので、動物実験でたしかめてみたそうな。

2020年5月16日

ランセット誌:COVID-19で脳卒中は減っていない


2020  5月  イギリス

イギリスでは、2020年3月23日に国家的なロックダウンが導入されて以来、救急救命科への受診が激減したとの報告が広くなされている。

さらに心臓発作や脳卒中の受診が「病院から消えた」との噂もあり、そのような患者は治療が遅れていることになる。

この真偽を検証してみたそうな。

2020年5月15日

[日本人]体重減少でおきる脳卒中死の種類


体重の変化と心血管疾患との関連が報告されている。たとえば、体重増加は冠動脈疾患や静脈血栓塞栓症と、体重減少は心不全に関連するという。

しかしこれら報告のおおくは欧米のものなので、

肥満度や脳出血頻度の大きくことなる日本人について、体重変化と脳卒中など心血管疾患(CVD)による死亡率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月14日

Neurology誌:同名半盲の幻覚の頻度と特徴

2020  4月  フランス

同名半盲(Homonymous hemianopia)は、脳卒中後によくある視野障害の1つである。
これらの患者の中には幻覚を起こす人もいるが、その直接の原因と頻度はほとんどわかっていない。

そこで、脳卒中後の同名半盲患者での幻覚の発生と、脳病変の位置(ブロードマン領域)、頻度、およびタイプ別に神経解剖学的関係を検討してみたそうな。

2020年5月13日

梗塞への炎症反応で反対側の脳が縮む

2020  4月  トルコ

中枢神経系と免疫系の間には微妙な恒常性バランスが存在する。

脳卒中が起きると、神経グリア組織への免疫反応を抑制する状態が誘発される。

しかし、この保護反応により感染症が発生しやすくなる。

そこで、脳卒中後の健常側の脳半球の体積を評価し、炎症性の反応との関係を明らかにしてみたそうな。

2020年5月12日

AVMの脳内出血は回復良いの?


2020  4月  スイス


脳動静脈奇形に伴う脳内出血(bAVM-ICH)と特発性(自然発症)の脳内出血(SICH)では、致死率や回復不良率が異なる。

しかしこれらは、血腫除去術が必要となったケースで比較されたことがないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月10日

NEJM誌:COVID-19で脳卒中激減は本当だった


Collateral Effect of Covid-19 on Stroke Evaluation in the United States
2020 5月  アメリカ

COVID-19パンデミックがそれ以外のメディカルケア、とくに「脳卒中」に与える影響の定量化を試みたそうな。

2020年5月9日

被殻出血での血腫量と運動障害


Relationship between Hematoma Volume and Motor Impairment in Putaminal Hemorrhage.
2020  4月  日本

脳卒中が疑われる患者の初期評価にはCTが用いられる。
CT画像を用いた運動転帰の予測は,臨床リハビリテーションのために重要である。
しかし,被殻出血患者の血腫量と運動転帰に関する数少ない論文の報告には一貫性がない。

そこで、発症時CT画像を用いて被殻出血患者における血腫の方向と血腫量と運動転帰の関係を明らかにするために、患者170人をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月8日

アルコールと末梢動脈疾患と脳卒中

2020  5月  スウェーデン

飲酒と心血管疾患との因果関係はいまだあきらかでない。

そこで、メンデルランダム化解析を用いて、アルコール摂取と心血管疾患との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月7日

腸内細菌の短鎖脂肪酸が脳卒中回復をうながす


Gut Microbiota-Derived Short-Chain Fatty Acids Promote Post-Stroke Recovery in Aged Mice
2020  5月  アメリカ

腸と脳のはたらきには双方向コミュニケーションがあり、腸脳軸(gut-brain axis)ともよばれる。

脳卒中がおきると腸の運動性や透過性に変化が生じ、腸内細菌叢の多様性が失われるディスバイオシスがおきる。

ディスバイオシスは高齢化でもなりやすく、高齢脳卒中患者が重症化し障害が長期化する一因とも考えられている。

そこで、高齢脳卒中ネズミの腸内細菌叢の若返りで回復が促されるものか、とくに短鎖脂肪酸(SCFA)にフォーカスして実験してみたそうな。

2020年5月6日

Stroke誌:デルタ脳波は回復のあかし


Low-Frequency Oscillations Are a Biomarker of Injury and Recovery After Stroke
2020  4月  アメリカ

脳卒中後の運動機能の障害程度は、梗塞の大きさや皮質脊髄路への損傷の大きさをみると予想がつく。

さらに最近の研究では脳波の低周波成分(デルタ周波数)が脳の損傷を反映すると同時に、正常時の活動にも特徴的に見られるという。

そこで デルタ周波数帯の脳波と、脳卒中後の脳の損傷程度と運動機能回復との関連についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月5日

脳卒中後の性機能障害の治療:コクランレビュー


Interventions for sexual dysfunction following stroke
2020  5月  オーストラリア

脳卒中後の性機能障害はめずらしくないが、おおくは見過ごされてきた。
しかし性機能障害に対する認識が高まっているため、エビデンスのある治療法が求められている。

そこで、脳卒中後の性機能障害を軽減するための介入の有効性と有害事象についてこれまでの研究のシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年5月4日

都市の緑地と脳卒中リスク


Urban green space and the risks of dementia and stroke
2020  4月  カナダ

都市化はストレスや孤立、神経疾患のリスクであると示唆する報告がすくなくない。

そこで、都市の緑地が主要な神経疾患、特に認知症や脳卒中のリスク低下と関連しているかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月3日

日本人140万人からわかる2年再発率


Two-Year Recurrence After First-Ever Stroke in a General Population of 1.4 Million Japanese Patients - The Shiga Stroke and Heart Attack Registry Study
2020  4月  日本

脳卒中の再発予防のための多くの効果的戦略があるにもかかわらず、脳卒中経験者の再発リスクは高い。

そこで、日本の大規模調査から2年間の再発率をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月2日

片麻痺患者は目が乾きやすい


Dry eye in chronic stroke patients with hemiplegia- A cross-sectional study
2020  4月  トルコ

ドライアイは目の表面の病気で、加齢とともに増える。またいくつかの神経疾患との関連が報告されている。

そこで、脳卒中後の片麻痺患者でのドライアイ症状をくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月1日

nature.com:運動イメージ+歩行訓練のRCT


A randomized controlled trial of motor imagery combined with structured progressive circuit class therapy on gait in stroke survivors
2020  4月  タイ

脳卒中経験者の歩行は、脚の運びに時間を要し 速度も歩調もおそい。また33-55%には時空間的にあきらかな非対称性がみられるという。

運動イメージ訓練(MI:Motor Imagery)はこれまで上肢機能への応用がおおくなされてきたが下肢機能についてのそれは少ない。

そこで、運動イメージ訓練と下肢のトレーニング Structure Progressive Circuit Class Training (SPCCT) を組み合わせたときの効果を検証してみたそうな。

2020年4月30日

[日本] 食後の歯磨きをサボると脳卒中


Frequency of daily tooth brushing and subsequent cardiovascular events
2020  4月  日本


先行研究では毎日の歯磨きの頻度と心血管リスク因子との間に逆相関があることが示されているが、心血管イベントに関する研究は限られている。

そこで、毎日の歯磨きの頻度とその後の脳卒中など心血管イベントとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月29日

NEJM誌:COVID-19 血栓できて若い人にも脳卒中


Large-Vessel Stroke as a Presenting Feature of Covid-19 in the Young
2020  4月  アメリカ

ニューヨーク市のある医療機関に2020年3月23日から4月7日までの2週間で、50歳未満の若年患者5名が主幹動脈の閉塞による脳卒中で入院してきたそうな。

2020年4月28日

nature.com:バイノウラルビートで脳卒中リハを加速?


40-Hz Binaural beats enhance training to mitigate the attentional blink
2020  4月  カナダ

非侵襲的な脳刺激法には磁気のTMSや電流のtDCSがある。

このほかに、視覚や触覚 聴覚からの感覚刺激を用いた脳刺激法がある。このうちバイノウラルビート(Binaural Beat)は両耳にわずかに周波数のことなる音を聴かせたときにその周波数差に相当するビート(うなり音)が意識に生じる現象を指す。

バイノウラルビートの周波数に脳の活動が同調する(entrainment)効果が脳波や脳磁図計測から確認されている。

いっぱんに40Hzのガンマ周波数での脳活動は注意や特徴統合、記憶、学習、と関連が深いとされている。

そこで、「注意のまばたき」(attentional blink:数100ms間隔で連続提示される視覚ターゲットの2番め(T2)は、1番目のターゲット(T1)にくらべ見落とされやすい現象)がガンマ・バイノウラルビートを使った訓練により改善するものか、実験してみたそうな。

2020年4月27日

出生時体重でわかる脳卒中のなりやすさ


Birth Weight and Risk of Cardiovascular Disease Incidence in Adulthood- a Dose-Response Meta-analysis
2020  4月  イラン

胎児期の栄養の過不足は出生時の体重(BW:Birth Weight)にあらわれ、のちの代謝関連疾患のなりやすさを反映すると考えられる。

これまでのBWと脳卒中など心血管疾患との関連についての研究ではかならずしも結論が一致せず、BWとの用量関係もわかっていないのでメタアナリシスではっきりさせてみたそうな。

2020年4月26日

軽い脳卒中での空間ナビゲーション


Impairments in spatial navigation during walking in patients 70 years or younger with mild stroke
2020  4月  ノルウェー

空間ナビゲーション(spatial navigation)は目的地を決めルートを維持し続ける能力を指し、自立生活を送るうえで重要である。

軽症の脳卒中患者の空間ナビゲーションについての研究はほとんどないので実験してみたそうな。

2020年4月25日

脳卒中後の疲労 18ヶ月後までの軌跡


Trajectories of fatigue among stroke patients from the acute phase to 18 months post-injury: A latent class analysis
2020  4月  ノルウェー

脳卒中後の疲労(Post-stroke fatigue)は脳卒中経験者の23-75%に影響するという。

この疲労は、労作レベルとは関係のない休息をとっても回復しないタイプの疲労で、慢性的で主観的なエネルギー不足、倦怠感、努力嫌悪な状態 とされている。

これは施設入所や死亡のリスク増加と関連しており、多くの患者が脳卒中後の最悪の症状の1つと考えている。疲労の経時的変化についての研究は、関連因子を理解するのに役立つ可能性があるが、現在までに実施された研究はわずかであるのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月24日

COVID-19感染症の神経障害と再活性化


Explanation for COVID-19 infection neurological damage and reactivations
2020  4月  アメリカ

2019年に中国の武漢に出現した病原性ウイルスによりCOVID-19感染症がうまれた。
典型症状として発熱、咳、下痢、倦怠感を引き起こし、高い死亡率をもたらしている。

2020年1月中旬から2月中旬にかけて、確認されたCOVID-19感染症の重症患者を含む214人を神経内科医が診察した。

78人の患者(36.4%)がめまい、頭痛、意識障害、脳梗塞または脳出血の急性脳血管障害、運動失調、痙攣などの中枢神経系症状、
さらに味覚障害、嗅覚障害、視力障害、神経痛などの末梢神経系症状、
を示した。

2020年4月23日

COVID-19の重症化 「脳卒中歴あり」のばあい


Cerebrovascular disease is associated with an increased disease severity in patients with Coronavirus Disease 2019 (COVID-19): A pooled analysis of published literature
2020  4月  アメリカ

コロナウイルス感染症(COVID-19)は、高い罹患率と死亡率を特徴とする現在進行中のパンデミックである。

限られた資源の賢明な利用のために、COVID-19感染に関連する重症度と死亡率の臨床的・生物学的予測因子を特定することが急務となっている。

COVID-19の危険因子や治療法に関するデータは乏しく、現在のところ予測のほとんどは重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の先行経験に基づいている。
SARSやMERS患者における脳卒中の既往は、転帰の悪化や医療資源利用の増加と関連していることが示されている。

そこで、COVID-19患者における脳卒中の既往と転帰との関連を評価するために、メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年4月22日

上肢麻痺ボツリヌス療法のメタアナリシス


Botulinum Toxin Type A for Upper Limb Spasticity in Poststroke Patients- A Meta-analysis of Randomized Controlled Trials
2020  4月  中国

脳卒中のあとの痙縮の発生率は3ヶ月時点で20%、12-18ヶ月では36%に見られるという。

痙縮治療のための全身投与薬たとえばバクロフェンなどは正常な筋力の低下をもたらし効果も長続きしない。

ボツリヌス毒素A型の注射は肘、手首、指などの特定の筋肉にたいし筋緊張を軽減する効果があり脳卒中後の痙縮治療に期待されている。

そこで、ボツリヌス毒素A型の痙縮治療効果について、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年4月21日

「目に見えない」視覚障害とは


"Invisible" visual impairments. A qualitative study of stroke survivors` experience of vision symptoms, health services and impact of visual impairments
2020  4月  ノルウェー


脳卒中後の視覚障害(Visual impairments)は生活に悪影響を及ぼし、脳卒中経験者の60%に及ぶという。にもかかわらず、視覚障害者はしばしば見過ごされている。

そこで、視覚障害をもった脳卒中経験者が医療サービスにおける視覚ケアをどのように体験しているか、また、視覚障害が脳卒中後最初の3ヵ月間の日常生活にどのような影響を与えているかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月20日

ビタミンB1は足りているのか?


Prevalence of Low Plasma Vitamin B1 in the Stroke Population Admitted to Acute Inpatient Rehabilitation
2020  4月  アメリカ

ビタミンB1(チアミン)の不足は「脚気」の原因としてよく知られている。

ビタミンB1は炭水化物の代謝を助ける補酵素としての働きのほかに、神経伝達物質の合成にも関わっていて、脳が正常にはたらくために必要な栄養素でもある。

そこで、脳卒中患者でのビタミンB1欠乏者の割合をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月19日

nature.com:認知 身体機能の低下からの脳卒中


Cognitive and physical impairment and the risk of stroke - A prospective cohort study
2020  4月  オランダ

脳卒中経験者およそ3分の1は認知障害を経験し、半数は日常生活動作に困難が生じる。

これら認知、身体機能の低下は脳卒中になるまえに9-14%の患者で見られるという。

また、認知、身体機能の低下は血管ダメージの蓄積を意味するとも考えられる。

さらに血管ダメージの病理的種類によって、影響する機能もことなる。たとえば、動脈硬化は実行機能に影響し、アミロイドβは記憶に関連する。

そこで、認知、身体機能の各ドメインのスコア低下が脳卒中リスクとどのように関連するものかくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月18日

コロナ時代のリハビリ戦略 "Take Charge"とは


Taking Charge after Stroke- A randomized controlled trial of a person-centered, self-directed rehabilitation intervention
2020  4月  ニュージーランド

脳卒中リハビリテーションでは 現在おもに特定課題について訓練を繰り返す方式がとられている。しかし大規模なランダム化比較試験では患者の自立やQoLを高めるとするエビデンスは得られておらず、別の効果的な方法が求められている。

"Take Charge"(自分で責任をもつ)リハビリは、自己決定理論(Self Determination Theory)にもとづき 退院後の脳卒中患者が自らの管理のもとにリハビリをすすめる方法である。

すでに Maori and Pacific Stroke Study (MaPSS)では統計学的に高い有意性をもった結果が得られている。

そこで、非Maori、非Pacific を対象とした、 Take Charge のより規模のおおきい介入実験(Taking Charge after Stroke :TaCAS)をこころみたそうな。

2020年4月17日

脳卒中などへの糞便移植の成果


Fecal Microbiota Transplantation in Neurological Disorders
2020  3月  オランダ

神経疾患と腸内細菌叢との関連を示す研究がおおくあり、腸内細菌叢の改変が治療戦略となりうるとを示唆している

糞便微生物移植(FMT:Fecal microbiota transplantation)は、現在、最も効果的な腸内細菌叢への介入であり、クロストリジオイデス ディフィシル(Clostridioides difficile)感染症の再発対策として用いられている。

神経障害患者に対するFMTの適応を評価するために、FMTに関するこれまでの文献をまとめてみたそうな。

2020年4月16日

認知機能べつ異常率 回復率


The Occurrence and Longitudinal Changes of Cognitive Impairment After Acute Ischemic Stroke
2020  3月  中国

脳卒中の予後に認知機能障害が密接に関連していることを示すエビデンスが増えてきている。

中国人患者で、急性脳梗塞後のことなる時期での認知機能障害の発生と程度変化をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月15日

蛋白質エネルギー栄養障害と運動機能


Preventing protein-energy malnutrition after cortical stroke enhances recovery of symmetry in forelimb use during spontaneous exploration
2020  4月  カナダ

脳卒中のあと "蛋白質エネルギー栄養障害"(PEM:protein-energy malnutrition)がよくみられる。

PEMは嚥下障害や意識低下、うつ、上肢の麻痺などによっておきやすくなる。PEMはまた高死亡率、機能回復不良とも関連している。

そこで、PEM予防による脳卒中の前足機能、梗塞サイズ、への改善効果を動物で実験してみたそうな。

2020年4月14日

ジャガイモは脳梗塞の原因なのか?


Substitutions between potatoes and other vegetables and risk of ischemic stroke
2020  4月  デンマーク

欧米では脳梗塞予防のために野菜を豊富に含む食事を推奨している。しかしどの野菜がより有益であるかはわかっていない。

ジャガイモは根菜類に分類されるが、米や小麦とならんで主食としても広く消費されている。他の野菜とくらべてジャガイモはエネルギー密度が高く、グリセミック指数も高く栄養価は低いためジャガイモを摂ることは不健康であるとする者もいる。

そこで、ジャガイモを他の野菜と置き換えることで脳梗塞予防になるかどうか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年4月13日

Stroke誌:体重が増えた時期と脳卒中リスク


Change in Body Weight and Long-Term Risk of Stroke and Death in Healthy Men
2020  4月  ノルウェー

肥満は脳卒中など心血管疾患のあきらかなリスク因子である。しかし肥満が独立したリスク因子なのかそれとも高血圧などの他の因子を介したものなのかはいまだわかっていない。

そのため脳卒中予防を減量にフォーカスするべきか否か結論はでていない。

いくつかの研究では人生早期での体重の増減が脳卒中リスクと関連することがしめされているが、後期のそれとの関連は一致した見解がない。

そこで、人生の早期、中期での体重の増減と脳卒中リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。



40-59歳の健康な男性2014人について、
募集時と7年後に心血管系の検査を行った。

また、25歳ころの「早期」の体重変化の記録と、募集時から7年後までの「中期」の体重変化を測定した。

早期、中期の両体重変化期について、脳卒中および死亡との関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・2014人のうち、全員について早期の体重変化に関する記録がみつかった。

・人生早期について、体重が0-4.9kg増加した者にくらべ、体重増加が5-9.9kgの者では脳卒中のハザード比は1.46、体重増加が10kg以上の者では1.39、体重減少があった者では1.46であった。

・総死亡については、ハザード比はそれぞれ1.08、1.14、1.29であった。

・人生中期での体重増減には、脳卒中または総死亡のリスクに体重グループ間での有意差は認められなかった。

健康な男性では、人生早期(25歳~)の体重増減が長期的な脳卒中リスクの増加に関連しているようだった。人生中期(40歳~)での体重増減との関連はなかった、


というおはなし。

図:体重増減と脳卒中リスク



感想:

若いころに体重をめっちゃ増やすお相撲さんは命削ってるんだな。いっぽうで中年ぶとりは問題なし。
経験者の肥満の自覚と減量成果

Stroke誌:脳卒中でなお太ろうとする肥満の割合

脳卒中にならない体重 400万人調査から

2020年4月12日

小児脳卒中の年齢別の回復


Predicting Recovery and Outcome After Pediatric Stroke- Results from the International Pediatric Stroke Study
2020  3月  アメリカ

小児の脳卒中からの回復に関係する因子および年齢についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月11日

ニセ脳卒中の頻度と特徴


Stroke-mimics in stroke-units. Evaluation after changes imposed by randomized trials
2020  2月  フランス


脳卒中の血栓溶解治療の適応は4.5時間を超え拡張傾向にあり、機械的血栓除去術の適応時間はもっと長い。そのため治療を検討するべき患者数は増え、画像検査等にようする間接業務も増大している。

そこで、これら治療が必要のない脳卒中類似症状(stroke mimics)の患者をすばやく見分けるべく、その特徴と割合についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月10日

新型肺炎COVID-19のおかげで脳卒中患者激減中


COVID-19: Are Acute Stroke Patients Avoiding Emergency Care?
2020  4月  アメリカ

COVID-19パンデミックのなか、アメリカ全土で急性脳卒中患者数の劇的な減少が相次いでいるそうな。

2020年4月9日

くも膜下出血ファミリーの最要注意人物


Higher risk of intracranial aneurysms and subarachnoid haemorrhage in siblings of families with intracranial aneurysms
2020  3月  オランダ

脳動脈瘤は成人の3%に存在する。脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血(aSAH)は家族歴がリスク要因でもある。

1親等内にaSAH経験者が2人以上いるばあい、そのグループの25%にくも膜下出血や未破裂脳動脈瘤が見つかるという。

親族の種類(親、兄弟、子供)によってその関係がどのようにことなるのかについては一致した見解が得られていないので大規模にくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月8日

ナッツの増減と脳卒中リスク


Changes in Nut Consumption and Subsequent Cardiovascular Disease Risk Among US Men and Women- 3 Large Prospective Cohort Studies
2020  4月  アメリカ

ナッツには不飽和脂肪酸やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、繊維が豊富に含まれているいっぽう、脂肪がおおくエネンルギー密度が高いため不健康であるとする者もいる。

ナッツの摂取量と脳卒中など心血管疾患との関連の研究は少なくないが、個人内でナッツの摂取量が増減したばあいの調査はないのでアメリカの3つの大規模調査からくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月7日

むずむず脚症候群は尾状核と橋の梗塞で


Acute post-stroke restless legs syndrome- the body of caudate nucleus considerations
2019  12月  中国

脳卒中後のむずむず脚症候群(restless legs syndrome:RLS)の有病率は10~15%という。

神経解剖学的研究では、脳卒中後RLSは大脳基底核と橋領域に関連していることが示唆されている。 これらの研究には共通して サンプル数が少ないこと、病変部位の詳細な評価がなされていない問題がある。

また、脳卒中後の急性期に脳卒中後RLSが存在することは、患者の予後不良と関連しているという報告もある。そこで、急性期の脳卒中後RLSと病変部位との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月6日

やはり高血圧は腸内細菌のせいだった


Hypertension Is Associated With Intestinal Microbiota Dysbiosis and Inflammation in a Brazilian Population
2020  3月  ブラジル

高血圧は 脳卒中や心血管疾患の主なリスク因子であり、世界的な健康問題でもある。

高血圧は 内因性因子と環境因子が複雑に絡み合った結果、血圧が高く持続することを特徴とする多因子性の臨床状態をさす。

腸内細菌叢が高血圧に関与している可能性が想定されてはいたが、その役割はまだ十分に理解されていない。

そこで、16S rRNA系統解析を用いて、高血圧患者48人と正常血圧患者32人のブラジル人の糞便サンプルの微生物組成をくわしくしらべてみたそうな。

2020年4月5日

新型肺炎COVID-19に脳卒中の薬が使えるかも


Is There a Role for Tissue Plasminogen Activator (tPA) as a Novel Treatment for Refractory COVID-19 Associated Acute Respiratory Distress Syndrome (ARDS)?
2020  3月  アメリカ

・COVID-19のパンデミックにより急性呼吸窮迫症候群(ARDS)が急増している。

・ARDSには人工呼吸器による対応が主流である。

・人工呼吸器やECMOを利用できない患者を救済する方法が求められている。

2020年4月4日

脳卒中とパーキンソン病は関係あるの?


Association Between Stroke and Parkinson's Disease- a Meta-analysis
2020  3月  中国

パーキンソン病(PD)は線条体のドーパミン作動性ニューロンの損失とαシヌクレインを主成分とするレビー小体の異常凝集をしめす神経変性疾患の一つである。しかしその病因は明らかになっていない。

最近のエビデンスでは、PDと脳卒中は頻繁に併発し、相互に影響し合っていることが示されているが、一部の研究では相反する結果が得られている。

そこで、1975-2019のPubMed、EMBASE、コクランライブラリーのデータベースに掲載された研究を基に、これら2つの障害の関係を明らかにするため、脳卒中リスクに関するPD患者のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年4月3日

80歳超え日本人のくも膜下出血治療成績


Outcomes in Elderly Japanese Patients Treated for Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage- A Retrospective Nationwide Study
2020  3月  日本

日本は高齢化が世界最高レベルにある。

80歳以上の高齢者を含む脳動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)患者の予後に関するデータが不足していることから、日本全国の入院患者データベースを用いてaSAH患者54805人の特徴を解析し、治療法と回復程度をしらべてみたそうな。

2020年4月2日

運動イメージ訓練が手足の廃用をふせぐ


Motor Imagery Training During Arm Immobilization Prevents Corticomotor Idling- An EEG Resting-State Analysis.
2020  3月  フランス

手足を使わないでいると運動機能に測定可能なあきらかな変化を引き起こす。

運動イメージ訓練は、四肢の廃用や固定化による運動障害を予防するための行動戦略として用いられてきた。

しかし、四肢を短期に固定化したときに運動イメージ訓練が神経レベルでどのように作用するのかについては、まだ十分な研究がなされていない。

そこで、12時間手足を固定して この間の運動イメージ訓練が固定化に関連した脳波上の変化を防ぐことができる可能性を検証することにしたそうな。

2020年4月1日

日本人くも膜下出血発生率さいきんの傾向


A register-based SAH study in Japan- high incidence rate and recent decline trend based on lifestyle
2020  3月  日本

日本はくも膜下出血(SAH)の発生率が世界で最も高い(かつ増加している)といわれている。しかし、日本におけるくも膜下出血の全国レベルでの発生率や最近の傾向についての報告はない。

そこで、登録ベースの研究で日本のくも膜下出血の推定全国発生率と最近の傾向を明らかにし,その変化の理由を明らかにしてみたそうな。

2020年3月31日

余暇活動が実行機能低下を防ぐ


Cognitive Reserve Attenuates 6-Year Decline in Executive Functioning after Stroke
2020  3月  スイス

脳卒中からその後の6年間の実行機能の低下が、認知予備能によって異なるかどうかを検討した。

2020年3月30日

Brain誌:急性期発話機能の前頭 側頭-頭頂での乖離


Dissociation between frontal and temporal-parietal contributions to connected speech in acute stroke
2020  3月  アメリカ

人は単語を検索して複雑な文章に統合することができる。

これまでの研究では、発話に必要な脳領域の特定は 主に慢性期脳卒中の患者を対象とすることがおおかったが、慢性期では脳の機能がすでに再編成しおえて他の領域に移行している可能性があった。

急性期患者であれば重症でない小病変の患者も対象にすることができ、機能と病変とのマッピングがより詳細にできると考えられる。

そこで、脳卒中急性期の52人の自発的な発話内容の構造と脳の損傷パターンとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月29日

90歳超えでも復活する日本人脳梗塞


Clinical outcomes of cerebral infarction in nonagenarians compared among four age groups
2020  3月  日本

日本の女性の平均寿命は約90歳であり、医療現場では90歳以上の脳卒中患者に遭遇することがときどきある。

そこで、90歳以上の脳梗塞患者の臨床的特徴と回復可能性についてくわしくしらべてみたそうな。

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カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について

脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!

心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに

悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない

生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ

刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
美容院で脳卒中になる女性が続出!
「ストレスが原因」と語る脳卒中患者ほど実はなにもわかっていない
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
運転リハビリに良さそうなおすすめドライブゲーム
【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明

高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
朝ごはんを食べない日本人は脳内出血になることが判明!
脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』