2010年5月31日

降圧薬をきちんと飲むのは男か女か


Antihypertensive Drug Use and Adherence After Stroke. Are There Sex Differences?
5月27日



脳卒中後の降圧薬を毎日きちんと飲むのは男性か女性か、
また、飲まないとどうなるのか、を調べた研究。

ちゃんと飲み続ける割合は男女で違いはなく、
飲むのを途中でやめちゃった人々は、飲み続けたひとよりも
早く死んでしまったのだそうな。





自分もときどき、

この薬を一生のまなくちゃいかんのか…

やめちゃおっかな   と思うことがある。


そんなときには 一病息災と考えるようにしている。

2010年5月30日

上肢リハビリのイメージトレーニングは厳密にやるべきか


Determining specificity of motor imagery training for upper limb improvement in chronic stroke patients: a training protocol and pilot results.
5月25日



慢性期脳卒中患者の上肢リハビリにイメージトレーニングを応用したとき、
イメージトレーニングの内容についてのみ改善がみられるのか、
それとも上肢機能一般の改善が見られるのか、
を調べた研究。


運動イメージの複雑さが増すほど特定の機能改善のみが得られ、
応用が利かなくなる、

と理解した。

2010年5月29日

Wiiはリクレーションセラピーよりもリハビリによい


Effectiveness of Virtual Reality Using Wii Gaming Technology in Stroke Rehabilitation. A Pilot Randomized Clinical Trial and Proof of Principle.
5月27日



任天堂Wiiを脳卒中リハビリに使うと、
トランプやビンゴ、ジェンガなどのリクレーションセラピーよりも
良い結果がでることがわかった、という研究。




でも ひとりでWiiやってると、かえって抑うつがひどくなりそうな予感。

2010年5月28日

脳卒中に生命保険ってひつようか?

脳内出血になるほんの数カ月前のこと。


どういうわけか、
20年以上かけ続けていた終身契約の生命保険を

『もうこんなものに頼って生きるのはやめよう!』

などと突然に思い立ち、  解約してしまった。




病院に担ぎ込まれて半身不随状態を認識してまっさきに
思ったことの一つがこの件だった。

なんというタイミングだろうか…

特約もいっぱい入っていたのに…

いまさら悔やんでも仕方がないか…

とか いろいろな思いがあたまをよぎった。





でも、健康保険はよくできていて、
入院生活に要した費用は全部で50万円程度だったと思う。

支給された傷病手当金などもふくめると、
直近の金銭的ダメージはほとんどなかったと言ってよいと思う。

ほんのすこし焼け太ったくらいである。




こういう病気はお金がいっぱいあるからといって
よくなるものでもなんでもない。


自分は運良く? 激しく回復したから

結果として   

生命保険は まったく必要ではなかった。





もしも保険契約がそのままで 大金が降りる可能性があったとしたら…

ほんの数千万円のお金のために
病気の悪化と重度の後遺症が残ることを祈る気持ちが わずかでも湧いていたかもしれない。


そう思うとあの時の解約の決断は間違っていなかった、と思えてならないのである。

2010年5月27日

介護者へ負担をかけている感を計測する


The balance of give and take in caregiver-partner relationships: An examination of self-perceived burden, relationship equity, and quality of life from the perspective of care recipients following stroke.
5月



脳卒中患者が介護者に対して負担をかけている感を計測して、
生活の質との関連を調べたという研究。

互いの関係が対等でケア内容が妥当であると感じられない場合、
患者は介護者にたいして大変申し訳なく思っている、ということがわかったそうな。



調べるまでもないような気もするけれど、
"負担をかけている感" が計測可能であるという点がオモシロイ。





急性期病院で、
入院後初めてシャワーを浴びたとき、

ヘルパーのおじさんがやってくれたのだけれど、
数週間ぶりの洗髪があまりに気持ちが良くて
どういうわけか そのおじさんに大変申し訳なく思って、
終始恐縮しきっていたことを思い出した。


きっとそういうことなんだと思う。

2010年5月26日

ソフトドリンクをやめると血圧が下がる


疫学批評:糖分添加飲料の摂取減で、血圧低下。



上記リンク日本語のページ。


血圧が気になるひとはジュースは飲むな!ってことと理解。


これは驚いた。

もう飲まない。


夏は麦茶。

2010年5月25日

脳卒中後の障害受容とうつ


'Feeling sad and useless': an investigation into personal acceptance of disability and its association with depression following stroke.
5月18日




脳卒中後遺症の受容度とうつの関係を調べたイギリスの研究。

脳卒中患者のおよそ30%がうつになる。

障害受容についてみずらを責め、

時に 役に立たない存在である と思いがちである、

一方 うまく受容できた患者はうつになりにくい、


   そんな話。







わかるような気がする。



でも日によって かなり体調が違う。

昨日元気で、今日障害者みたいなことがある。


だから そう簡単なはなしでもない、とも思う。

2010年5月24日

脳卒中とうつの両方経験者は死亡率高い


Depression and increased risk of death in adults with stroke.
1月15日



脳卒中とうつの履歴の有無が死亡率にどの程度影響あるか、
を調べたもの。

どちらもない人に比べ、

脳卒中とうつの両方の経験のある人の方が早く死んでしまうそうな。

とは言っても、うつ経験があることの相乗影響はさほど大きくない、

という点がユニーク。

2010年5月23日

中年以降、5人に1人は脳卒中になる 日本人


Lifetime Risk of Stroke in Japan.
5月20日発表



滋賀医大の研究。

年齢層ごとに、残りの人生での脳卒中のなりやすさを調べたところ、

45,55,65歳の各年齢層で共通して、そのときに健康でも、
残りの人生で5人に1人の割合で脳卒中になるってことがわかった、
という内容。


特に脳梗塞の方が脳内出血よりも8-10倍くらい多いそうな。






自分は貴重な経験をしているわけだ。

2010年5月22日

脳卒中後うつは女性に多い 中国


A prospective cohort study of the incidence and determinants of post-stroke depression among the mainland Chinese patients.
5月発表


中国人を対象にした研究。

脳卒中後、うつになる患者は約3割ほどいて、
うつ歴のある女性で後遺症の重い人ほどなりやすいとのこと。

2010年5月21日

妊娠中の脳卒中で早産の危険はない


Stroke during pregnancy: no increased risk of preterm delivery and low birth weight, a nationwide case-controlled study.
5月16日発表

台湾の研究。

妊娠中の脳卒中が早産や低体重と関連があるかどうかを調べたそうな。

脳卒中のなかった人と違いはなかった、とのこと。

低所得家族の妊婦が脳卒中になりやすい、ってなことも。






ちょっと違和感を感じる。


母体が亡くなった場合は除外しているのかな。

2010年5月20日

磁気刺激は気分改善程度


Effect of repetitive transcranial magnetic stimulation on cognition and mood in stroke patients: a double-blind, sham-controlled trial.
5月発表 韓国



rTMSで脳刺激をしたら脳卒中後の認知機能低下やうつ気分の
改善に役立つかどうかを調べた研究。


認知機能の改善はないけれど、多少気分がよくなるかもしれない、という結論。

2010年5月19日

2010年5月18日

ほとんどのひとは脳卒中とわかっていても救急車を呼ばない


Lack of Association Between Stroke Symptom Knowledge and Intent to Call 911. A Population-Based Survey.
5月13日発表




アメリカの研究。

住民アンケートで調べた結果、
脳卒中を示す症状を正しく理解しているひとでさえ、そのほとんど(8割以上)が
実際にそういったシーンに直面しても救急車を呼ばないであろうことがわかった、という話。






実はこれ、ものすごくよくわかる気がする。


自分は、発症当日、
まず足がフラつくようになり、次に左手の感覚がグングン失われてゆくようになって、

これは明らかに脳の中で大変なことが起こっている
たぶん血管が切れたか詰まったかの状態である

と 脳卒中であることを一瞬で理解したにも関わらず、

なぜか、

しょうがない うちに帰ってひと眠りしよう
と考えて誰に相談するわけでもなく、静かに職場を早退して駅に向かった。



いま思い出すと不思議で仕方がないのだが、

とにかく一人暮らしのアパートに帰って ひとまず休もう

そう考えていた。

無事帰り着いていたら、と思うとコワイ。



きっと あまりにも重大な事態に遭遇すると、ひとはその状況を認めたくなくなる、
認めることができなくなってしまうのではないか…

と思う。

2010年5月17日

脳卒中2年後の自殺率高い


Suicide in patients with stroke: a population-based study of suicide victims during the years 1988-2007 in northern Finland.
2010年春




フィンランドの研究。

もともとうつ気味だった脳卒中患者は
そうでない脳卒中患者にくらべ2倍くらい自殺の危険性が
高いことがわかったそうな。

特に、発症2年後がもっとも危険なんだって。





自分は1年半経つ。

じゃ いったい
なにを気を付けたらいいのかわからない。

2010年5月16日

2年経つと半数近くが薬を飲むのをやめてしまう


Many stroke survivors quit using preventive meds within two years
5月16日の記事



脳卒中患者の多くが、再発予防のための薬(降圧薬やスタチン、ワルファリンなど)
を2年ほどでやめてしまうことがわかったそうな。




なるほど、とも思う。

調べると
降圧薬の再発予防効果はほとんど実証されていないらしいし、
ワルファリンを飲んでいる人には脳出血の副作用が多いとも聞く。


ようするに
患者本人に 薬を摂り続けることの意義を理解させることができる十分な根拠がない、
ということと理解した。

2010年5月15日

どんなご病気ですか

昨日、地元の警察署で免許更新をしたときのこと。

申請書には病気の申告欄があって、

"意識障害をともなう病気になったことがある"、
の項目番号と
すでに済んでいる適性検査実施日を記して提出した。


しばらくして名前を呼ばれカウンターへ行くと
事務員風のおばちゃんに

『適性検査日以降に同様の病気になったことはありませんか?』

『医師に運転を止められてはいませんか?』

『失礼ですがどんなご病気ですか?』

と訊かれた。



なんだい、医師でもないのに人の病名を訊いて
あんたになにかわかるのかい?
だいいちオレが正直に答えているかどうかなんて
どうやって裏をとるつもりなんだ?

と心のなかで思ったけれど黙っていた。



でもしばらくして思った。

こういう曖昧さがあるおかげで
自分のような脳卒中経験者でも車の運転を許されているのだと。


もし自分が政治家で健康であったなら、
片麻痺の自動車運転禁止を主張していたかも知れない、と思う。

2010年5月14日

免許更新行ってきた

病気になったあと、すでに運転適性検査は受けて
"免許条件不要"
の判定はもらっている。


今回は誕生日が近いので
そのための更新に行ってきた。


発症後 なぜかすっかり視力が落ちてしまい左右ともに0.3程になった。

メガネをかけなくては怖くて乗れないので
視力検査にあたり当然のごとくメガネをかけて臨んだ。

すると

『じゃ、メガネを外してくださいね』
という。


裸眼と両方検査するつもりなんだろうな、
と思った。


ところが
輪の開いた方を適当に答えていたら
あっさりと裸眼で合格してしまった。



というわけで免許証にはこれまでとおり
メガネなしの写真を載せることができた。




それがとても嬉しい。

2010年5月13日

伝統中国医学に見る脳卒中後うつ


Characteristics of traditional Chinese medicine syndromes in post-stroke depression.
5月8日発表



正直わけがわからなかった。

脳卒中後うつ伝統中国医学的にはどのような症状に分類
されるのか、を調べた研究 と理解した。


結論はが滞っているからうつになる、ってことらしい。



ドラゴンボールの世界みたいだ。

qi(気) yin(陰)とか fireとか もうなにがなんだか…



そのうちこいういう種類の研究でいっぱいになりそうな予感。

2010年5月12日

受動喫煙で血圧上昇 日本人女性


Association of environmental tobacco smoke exposure with elevated home blood pressure in Japanese women: the Ohasama study.
5月6日発表



日本の研究。

たばこの煙に曝される生活環境にある女性は、
そうでない人に比べ、
明らかに血圧が高くなることがわかった、という内容。




いまさらな感がしないでもないけれど、
因果関係はわかっていないんじゃないかな。


身近にたばこに依存する人がいるだけでストレス源になりそうだし、
きっとそういう人はイライラし易く、ついでにパチンコも好きだったりして、
周囲の人間の血圧を上げまくっている、という仮説。

2010年5月11日

前頭葉脳梗塞がいちばん入院がながい


Rehabilitation in patients affected by different types of stroke. A one-year follow-up study.
4月23日発表 イタリア



・人数比 脳梗塞:脳内出血=3:1くらい
・特に前頭葉が広く梗塞になっている患者はその回復に時間がかかり入院が長い。
・脳卒中の種類や部位、広さ によってリハビリ対応を変えよう。
って内容。

図:脳梗塞のタイプと入院日数



私の印象だと、入院期間の長短は、
病院利益の最大化をおもな基準に決められているように思う。

2010年5月10日

重症でない脳卒中患者は家でリハビリしたほうが良い


Changes in perceived health between one and five years after stroke: A randomized controlled trial of early supported discharge with continued rehabilitation at home versus conventional rehabilitation.
5月4日発表



症状が重くないんだったら、さっさと家に返して
自宅をベースにリハビリをする方が
病院でだらだらとリハビリするよりも
長い目で見たときにその回復の程度ははるかに良い、ってことがわかった 

と理解した。






なんとなくわからないでもない。


病院ってとこは最弱者を基準に生活のペースが決められている。

リハビリのスケジュールや
食事内容、
各種行動制限、
入浴時間、
などありとあらゆることが じいさんばあさんに心地よく出来ている。

そういうところに回復の可能性が大いにある患者が長く居ると、
周囲の活動基準があまりにも低いため
ダメダメの状態を普通と思い込み満足してしまい、
その後の自分の可能性に思いが至らず、向上心もなくなってしまう。



自分の場合も、
医者は あとふた月ほど長く居させるつもりだったようだけれども、
このままではあぶないと感じ、
半ば強引に退院させてもらった経緯がある。

2010年5月9日

睡眠時間が短いと脳卒中になりやすい



In Elderly Hypertensive Patients, More Sleep May Prevent Stroke: Presented at ASH (HYP)
5月8日




日本での研究。

睡眠時間が短くて(<7.5時間)、血圧も高い人は
そうでない人に比べ脳卒中になる危険性が何倍も高いことがわかった、とのこと。






当時は確かに睡眠時間が短かった。

朝5時に起きて、7時前には職場にいた。

夜は仕事持ち帰りだし。




今後は
これまで以上に積極的に眠ろう、と思う。

2010年5月8日

復職は男性がはやい


Determinants of early return to work after first stroke in Japan.




脳卒中になった日本人では、

男性で、かつ中程度の障害をもった人が
復職タイミングが早い傾向がある、というはなし。




自分の場合は、身体機能が回復しすぎてしまったんだよな…と やや反省。

2010年5月7日

チョコレートで脳卒中治療


The flavanol (-)-epicatechin prevents stroke damage through the Nrf2/HO1 pathway.


Dark chocolate could reduce risk of stroke




チョコレートやココアなどのカカオがいっぱい入った食品を摂ると、
そこに含まれるエピカテキンというフラボノイドが
脳卒中で血のめぐりが悪くなって壊死してしまいそうな脳組織を守ってくれることがわかった、という話。




特に再発しそうな人はビターチョコレートを常にポケットに入れておいて、
手がしびれる、ろれつが回らない、などの症状が出たらすかさず
チョコを口に頬張ると良い。

病院への到着が多少遅れてもエピカテキンが頑張ってくれる、そんな期待ができるそうな。

2010年5月6日

カッピング療法の脳卒中改善効果


Cupping for stroke rehabilitation: A systematic review.




カッピング(吸玉)療法が脳卒中リハビリにイイという噂を検証するべく、
世界の研究データを調べたところ、

その効果を信用できるような研究は見当たらなかった、という話。



カッピングの写真はこちら


気色悪い。

背筋がぞわぞわっとする。


こんな恐ろしいものがどうしてリハビリに役立つと思うのかふしぎでしかたがない。

2010年5月5日

ベッドからすべり落ちた

ベッドと車椅子との間の乗り移りができるようになったころのこと。


ベッドの縁に腰掛けて床頭台の上の本を取ろうと
手を伸ばした途端、ベッドからすべり落ちた。

尾てい骨の部分をしたたかに打ち、
それはもう、痛かった。


音がすごかったので看護師が駆けつけてきた。

そのときにはすでにベッドによじ登り
痛みをこらえ、何事もなかったようにふるまっていたのだが

すぐに要注意人物としてマークされ、
それ以降 少しでも勝手な動きをするとこっ酷く叱られるようになった。


このころは病院のルールが未だよく理解できていなくて
精神的にホントきつかった。


洗面所で、車椅子の爺さんに、
『こんなところに止めたら通れないだろッ!』
と怒鳴られた記憶もある。



けどいまは懐かしい。

2010年5月4日

リハビリは可塑性を促すが脳再生はしない


Rehabilitation after intracerebral hemorrhage in rats improves recovery with enhanced dendritic complexity but no effect on cell proliferation.




脳内出血を起こさせたねずみに
集中的にリハビリ訓練を施したところ

脳の神経細胞の腕が伸びていることがわかり、
一方、病巣の大きさは変化せず神経の復活は
ほとんどみられなかった、

という内容と理解した。










自分にはねずみよりも強い生命力があるのではないか…
と思う今日このごろ。

2010年5月3日

歯周病があると脳内出血になりやすい


Association between periodontitis and hemorrhagic stroke among Koreans: a case-control study.




歯周病脳内出血との関連を調べた韓国の研究。

その結果、収入の少ない太った男性ほど、歯周病と脳内出血を
併発しやすい、ということがわかった。




どういう因果関係があるのかはわからないけど、

自分も、ちょうど めまいが気になりだした頃に
下顎の前歯茎からの出血が目立つようになっていた記憶がある。


出血しやすい体質を反映するのが歯茎、ってことなんじゃないか…と思う。

2010年5月2日

肩の痛みを取るために身体に装置を埋め込む


Electrical stimulation for treating chronic poststroke shoulder pain using a fully implanted microstimulator with internal battery.




脳卒中後の肩の痛みを和らげるために
身体に神経を刺激する充電池付きの装置を埋め込む手術をした人の報告例。

いくらかは良くなったらしい。




これは脳卒中になった人にしか分からない痛みだと思う。
しかも脳卒中患者の多くが、同じ痛みの経験を持っているようである。


つい最近まで、
1年以上もの間、
自分も腕を上げたりするときに肩が痛くて非常に辛かったのだが、

突然、その痛みが消えてしまった。


理由はわからないけどいまは全く痛みがない。

2010年5月1日

ボトックスで麻痺が治るのか?


BOTOX Gives Stroke Patient a New Life



ボトックスで麻痺を治療する、といった話をよく耳にする。

ボトックスというのは、
ボツリヌス菌毒素のことで、
これを麻痺した手足に注射すると こわばっていた筋肉が弛緩して、
動かしやすくなるんだとか。


いつも思うのだけれど、脳卒中による手足の麻痺、というのは、
手足の筋肉や骨に障害や原因があるのではなく、

頭の中に由来することなんだよね。

なのに、療法士が一生懸命に手足をマッサージしたり、

ボトックスを注射したりするっていうのは、

ものすごく的がハズレている気がする。

調べてみると、このボトックス治療というのは
顔のしわ取りにも頻繁に利用されているようで、

ますます怪しい気がしてくる。

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