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2022年11月30日

高地チベット住民の脳卒中率

2022  11月  中国


世界人口のすくなくとも5.7%が標高1500m以上の高地で生活している。

気圧や酸素濃度が低い高地での生活と脳卒中との関連についての研究は少なく 結果も一貫していないので、チベット高原住民についてくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月29日

くも膜下出血後もつづく頭痛の種類と期間

2022  11月  イギリス


くも膜下出血のあとも持続する頭痛についての報告は少なく、3年以上フォローした研究はない。

そこで、50万人以上が参加したUKバイオバンクのデータをもちいて、くも膜下出血後の頭痛の頻度と種類の長期傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月28日

ココナッツオイルの脳卒中予防と保護効果

2022  11月  日本


飽和中鎖脂肪酸であるヴァージンココナッツオイル(VCO)は容易に腸に吸収され、代替エネルギー源としてのケトン体に変わり抗酸化作用を示し神経保護作用も報告されている。

そこで、VCOによる脳卒中の発症と生存率について動物でくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月27日

嚥下障害にカプサイシンは結局どうなの?

2022  11月  中国


脳卒中経験者の37-78%が嚥下障害になやんでいると推定されている。

カプサイシンは感覚受容体TRPV1を刺激して嚥下をうながす神経ペプチドの濃度を高めることが報告されている。

そこで、脳卒中で嚥下障害の患者へのカプサイシン治療の効果を評価するべくメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月26日

めまいだけのあとの脳卒中率

2022  10月  カナダ


「めまい」は脳梗塞を見逃してしまう場合にもっともよくある症状である。

症状が一過性のめまいのみの場合、その原因は脳血管ではなく内耳などの末梢性の問題である可能性が高いと主張する者もいる。

そこで、TIA(一過性脳虚血発作)と診断された者のうち、めまいしか症状のない場合の90日以内の脳卒中発症リスクをくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月25日

虫歯でも脳動脈瘤ができるの?

2022  11月  フィンランド


脳動脈瘤の壁には歯周病菌に由来するDNAの存在が報告されている。

そこでう蝕(虫歯)もまた脳動脈瘤に関連するかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月24日

糖尿病のメトホルミンが脳卒中の神経を護るから

2022  11月  中国


メトホルミンは60年以上にわたって糖尿病の第一選択薬として広く使用されてきた。

これまでメトホルミンにはがんの進行を遅らせたり、心血管イベントのリスクを下げる効果が示されている。

さらにこの数年で脳梗塞や脳出血の前臨床試験(動物実験)で神経保護効果が報告されているので、

それらのメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月23日

脳卒中運動機能リハビリテーション 2004年からの傾向

2022  11月  中国


脳卒中後の運動機能障害は後遺症の50-70%を占める。

運動機能のリハビリテーションは生活の質の向上と機能回復のための重要な手段である。

そこで 2004年から2022年までの運動機能リハビリテーション論文の傾向と新分野をあきらかにするべく書誌解析をこころみたそうな。

2022年11月22日

脳卒中後うつの音楽療法メタアナリシス

2022  11月  中国


脳卒中後のうつはほとんどのばあい1ヶ月ほどで発症し、慢性化する傾向があり機能回復の妨げとなる。

そのメカニズムは解明されておらず、有効とされるセロトニン再取り込み阻害薬はしばしば副作用が問題となっているため代替となる治療法が求められている。

そこで、脳卒中後うつへの音楽療法の効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月21日

くもの手術が成功したのにひどい脳梗塞になる割合

2022  10月  オランダ


遅発性脳虚血はくも膜下出血患者の30%に発生するという。

症状が自然に回復する者もいれば死に至る者もいる。

そこで、動脈瘤の治療後に良好な臨床状態にあったくも膜下出血患者が遅発性脳虚血でひどい状態になる頻度をくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月20日

コクラン:脳卒中経験者への厳しい血圧目標は意味ない

2022  11月  スペイン


高血圧や脳卒中などの既往のない人に適した血圧は 140-160/90-100mmHgであり、心血管リスクのある人にはさらに低い130/85mmHg以下がガイドラインで推奨されている。

心血管リスクのある人にとって、低い血圧目標値がほんとうに良い結果をもたらしているかどうかをあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月19日

帯状疱疹と脳卒中の長期関連

2022  11月  アメリカ


アメリカでは50歳以上のほぼすべての人が水痘帯状疱疹ウイルスに感染しているため、免疫不全の状態が続くと「帯状疱疹」を発症する。

帯状疱疹が全身性の炎症や血行動態変化を引き起こし脳卒中の原因となるとする報告が多くあるが、その長期的影響についてはわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月18日

迷走神経刺激装置で脳卒中治療

2022  11月  トルコ


頸部を走る迷走神経を電極の体内埋め込みなしに電気刺激できる装置が頭痛対策用に2017年からFDA承認されている。

脳卒中への迷走神経刺激で梗塞体積を小さく抑える効果が動物実験で報告されているが、この非侵襲的刺激装置の脳卒中患者での安全性についての報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月17日

nature.com:高血圧を癒やす温泉入浴時間帯は (別府

2022  11月  日本


高血圧はその初期治療として薬物に頼らない方法が必要である。

温泉入浴は日本やアジアから世界に広まり、高血圧の予防効果も報告されている。

しかし入浴条件の詳細はわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月16日

Neurology誌:トラネキサム酸のウルトラ再解析

2022  10月  オランダ


くも膜下出血では再出血のほとんどが数時間以内に起こるため動脈瘤の閉塞治療が間に合わないことがおおい。

抗線溶(止血)薬であるトラネキサム酸の効果をしらべたULTRA試験では、6ヶ月後の臨床転帰の改善はみられなかった。

しかしULTRA試験には動脈瘤をもたない患者が15%ほど含まれていたため効果が過小評価されていた可能性があるので、解析しなおしてみたそうな。

2022年11月15日

二重課題トレーニングの認知障害への効果

2022  10月  中国


脳卒中後の認知障害への運動と認知の二重課題トレーニングの有効性とそのメカニズムについての理解は充分でないので、ランダム化比較試験をやってみたそうな。

2022年11月14日

脳卒中後もつづく頭痛の割合

2022  9月  ポルトガル


脳卒中による頭痛が、容体が安定してなお続く状態を PHAPS(Persistent headache attributed to past stroke)という。

これまでの報告では、PHAPSの有病率は10-20%とされているが、ほとんどがレトロスペクティブ研究であり、もともと頭痛がちであったかや鎮痛薬の使いすぎなどの評価がなされていなかったので、

あらためてくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月13日

コロワクについて脳卒中経験者の見解

2022年  10月  イギリス


脳卒中を経験したひとはCOVID-19による合併症のリスクが高い。

したがって、このような脆弱集団へのワクチン接種は重要である。

ワクチンを躊躇することなく接種率を最大化するために、脳卒中経験者個人の見解をよりよく理解する必要があるのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月12日

背が低いほど高血圧と脳梗塞のわけ

2022  11月  ドイツ


先進国では長年にわたり成人身長の増加が観察されており、栄養状態の改善、社会経済的地位の向上、疾患有病率の減少を反映していると考えられている。

そこで、身長と脳卒中など心血管疾患との関連を大規模にしらべてみたそうな。

2022年11月11日

Stroke誌:脳由来神経栄養因子がふえる運動

2022  11月  オーストラリア


BDNF(脳由来神経栄養因子)は、神経細胞の成長やシナプス機能亢進を調節するタンパク質で、脳卒中後の機能回復と関連すると考えられている。

脳卒中患者において、運動後にBDNF濃度が上昇するとする報告があるが、くわしい条件はあきらかになっていないのでメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月10日

お灸の脳卒中あとの認知障害への効果

2022  11月  中国


脳卒中後の認知機能障害(PSCI)は患者や社会におおきな負担を強いる。

しかしその有効な治療法は確立されていない。

そこで、PSCIに対する「お灸」の効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月8日

18歳時の肥満とのちの心房細動

2022  11月  スウェーデン


過去50年間で肥満の有病率は約3倍に増えた。

心房細動の有病率は2-4%とされ、心不全や脳梗塞の原因となる。

青年期の肥満がのちの心房細動に及ぼす影響を大規模にしらべてみたそうな。

2022年11月7日

脳卒中になる座りっぱなしの時間

2022  9月  中国


近年、日常生活における座りっぱなし行動は増加の一途をたどっており、脳卒中など心血管疾患の危険因子であることが報告されている。

そこで、座位時間と脳卒中リスクとの用量関係をあきらかにするべく、メタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月6日

右脳卒中の認知コミュニケーション障害

2022  6月  ブラジル


脳の右半球に損傷をうけると「認知コミュニケーション障害」という言語変化をしめすことがある。

これは注意、実行機能、作業記憶の低下によるコミュニケーション上の障害と考えられている。

これまで、声の強弱、単語の理解、情報の秩序、推論などでの障害が報告されている。

そこで、談話生成課題を用いて右脳損傷患者の特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月5日

Neurology誌:若年成人の飲酒と脳卒中の種類

2022  11月  韓国


アルコール摂取は若年成人の脳卒中危険因子のひとつである。

若年成人におけるアルコール摂取の累積負担と脳卒中との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月4日

Stroke誌:脳内出血が再発しない血圧は

2022  11月   香港


脳内出血は再発リスクが高い。

血圧コントロールはこれらリスクを下げる有効な治療法であるが、最適な目標血圧はあきらかになっていないので、

現行の血圧推奨値130/80未満よりも厳格なコントロールをおこなった場合について、くわしくしらべてみたそうな。

2022年11月3日

北海道の脳梗塞死亡率が改善した理由とは

2022  10月  日本


北海道は日本でもっとも面積がひろく人口密度はもっともひくい。

脳卒中の高度医療は都市部と地方とで異質であり、臨床転帰に地域格差をもたらす可能性があるので、くわしくしらべてみたそうな。

2022年11月2日

脳卒中後「疲労」のメタアナリシス

2022  10月  中国


脳卒中後疲労(PSF)はよくある合併症のひとつである。

そこで、PSFの有病率や人口統計学的特徴をあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年11月1日

フローダイバーター対コイル治療の比較

2022  9月  中国


パイプライン塞栓デバイスいわゆるフローダイバーターは脳動脈瘤を塞ぐために広く用いられている。

しかしその有効性や安全性が従来のコイル治療よりも優れているかどうかについては結論がでていないので、メタアナリシスをこころみたそうな。

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