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2012年11月30日

麻痺した脚に焼きを入れたあと急冷する拷問を8週間続けたら脳卒中患者が歩き出した


Effects of Noxious versus Innocuous Thermal Stimulation on Lower Extremity Motor Recovery 3 Months after Stroke.
2012  11月  台湾
脳卒中下肢麻痺患者への温度刺激効果を調べてみたそうな。


発症3ヶ月程度の脳卒中患者34人について、

下肢に与える温度別に

次の2つのグループに分けた。


47℃/2℃:痛みを感じるほどの高温、低温刺激グループ 

・40℃/24℃:比較グループ


各グループとも、

各回30分間×週3回×8週間 の温度刺激と

通常のリハビリを行い、12週間後まで追跡調査した。




次のようになった。

・痛いほどの温度刺激を受けたグループでは下肢運動機能が凄まじく改善した。

・比較グループではほとんど改善はなかった。

・この改善効果のグループ間の差は12週間後に最大になった。


8週間に及ぶ高温、低温刺激と

通常のリハビリとの組み合わせにより

下肢の運動機能が大きく改善し、

その効果が3ヶ月以上持続することがわかった




というおはなし。

図:温冷刺激と脳卒中麻痺

感想:

動物実験かと思ったら人間だったのでオドロイタ。

この記事↓を思い出した。
温度刺激治療で麻痺脚が動いた

2012年11月29日

ホームページでできる半盲治療


Web-based therapies help thousands of stroke survivors
2012  11月  イギリス




脳卒中で半盲になった人向けの

無料Webリハビリサービスが始まったそうな。



イギリスの大学が開発したWebサイト Read-Right にアクセスすると、

半盲リハビリに必要なアプリケーションを利用することができる。



これまでに194名の脳卒中半盲患者で検証実験をし、

半盲で弱っていた読字能力の回復を促してきた。


おかげで復職できた人も続出している。



インターネットを介して半盲脳卒中患者の自立支援をできることがわかった

というおはなし。




感想:

このサービスの紹介ビデオ


Read-Right ホームページ

画面上で右から左に流れる文字を一生懸命に読んでいると

目の走査能力が改善して自然に半盲が良くなるらしい。


このほかにもEye-Searchというサービスも用意されている。




ニコニコ動画もコメントが右から左にどんどん流れる。


使えるかもしれない。

2012年11月28日

リハビリウム"起立くん" が凄いと海外で話題に


Kinect game helps stroke victims walk again
2012  11月  オーストラリアのブログ




脳卒中患者の歩行リハビリ支援のゲームを日本の大学が開発したそうな。



キネクトセンサーを応用して九州大学が開発したゲーム(起立くん)

は 患者の起立動作を促すよう設計されている。



立ったり座ったりすることでゲーム中の樹が成長してゆき、

リハビリ意欲が持続する仕組み。


この樹のアイデアは "となりのトトロ" からヒントを得たという。




すでに80人を超える患者での検証実験も行われており、良好な結果が得られている。


このゲームは今年(2012)の12月に発売予定で、

価格は $1,166 - $1,748(10-15万円)になる、


というおはなし。





感想:

これ↓


たくさん売れるものではないから

15万円は良心的な価格だと思う。


欲しいと思うかは 別。


リハビリウム起立くん ホームページ

2012年11月27日

牛肉、ハム、ソーセージは脳梗塞のもと


Red and processed meat consumption and risk of stroke: a meta-analysis of prospective cohort studies.
2012  11月  中国


赤肉(牛肉、羊肉)、加工肉と脳卒中との関連を調べたそうな。


医学データベースから関連する過去の5つの研究を厳選した。

これら研究の患者データを統合し、

計23万人の被験者、9500件あまりの脳卒中事例を再解析したところ、


次のようになった。

・赤肉や加工肉を多く摂ると脳梗塞リスクが約1割増しになった。

・脳出血との関連は見られなかった。

・赤肉の摂取量が1日100g増えるごとに脳梗塞リスクが13%増加した。

・加工肉の摂取量が1日50g増えるごとに脳梗塞リスクが11%増加した。





過去の研究を再解析した結果、

赤肉や加工肉を摂ると脳梗塞リスクが高くなることがわかった



というおはなし。




感想:

これ↓思い出した。
牛肉を避けて脳卒中予防

【脳梗塞予防】 牛丼はやめて豚丼にしろ


2012年11月26日

脳出血の子供の予後について


Outcomes in Children With Hemorrhagic Stroke.
2012  10月  アメリカ
子供の脳出血の予後について調べてみたそうな。

脳出血で救命センターに入院した49人の子供の医療データを解析し、

患者と両親への面談を行い予後を調査した。


次のようになった。

・20人が脳出血で死亡した。

・生き残った者の多くは軽、中程度の神経症状だった。

・しかし、学業や身体機能に低下を来した者も多かった。

・血管奇形による患者の予後は非常に良かった。

・出血量が多かった者は予後も悪かった。

・入院初期の昏睡が必ずしも悪い予後につながるわけではなかった。


子供の脳出血死亡率は大人よりも低く、後遺症も比較的軽い。

しかし、学業能力の著しい低下を来す場合があることもわかった



というおはなし。
図:子供の脳内出血 予後


感想:

出血の場所によってはヤル気が吹き飛ぶから

学業成績の低下は全く不思議じゃない。


でも、それが悲しむべきことかどうかは考え方次第。



過去記事
子供の脳卒中、傾向と死亡率


2012年11月25日

両側性転移ですぐにリハビリ成果を出す方法について



Motor strategies and bilateral transfer in sensorimotor learning of patients with subacute stroke and healthy subjects. A randomized controlled trial.
2012  11月  イタリア


両側性転移は、例えば一方の手を使って学んだスキルが

もう一方の手に自動的にコピーされる性質を指し、

脳卒中患者の上肢リハビリの助けになるとして注目されている。


この性質をもう少し詳しく調べてみたそうな。




40人の脳卒中患者と40人の健常人を

2つのグループに分けて、

9つの穴に棒を挿すテスト(9ホールペグテスト)を

計2回させた。




各グループは次の順番でテストを行った。

・先に動きにくい方の手で1回、次によく動く方の手で1回。

・先によく動く方の手で1回、次に動きにくい方の手で1回。


各テストを完遂する時間、棒を挿すスピード、等を評価した。




結果は次のようになった。


・先によく動く手で行ったグループの方が、テスト完遂時間の合計が明らかに短かかった。


・先の回の動作方法が次の回の動作速度に影響していた。





よく動く手から、動きにくい方の手への両側性転移を観察できた。

両側性転移は必ずしも繰り返し練習から生じるものではなく、

その直前の動作に影響を受ける性質があることがわかった


というおはなし。

図:両側性転移


感想:

これ↓思い出した。
両側性転移で麻痺手が勝手に良くなるフシギ


[クロスエデュケーション OR 両側性転移]の関連記事



2012年11月24日

【Wii 対 プレステ】上肢リハビリに適したゲーム機が判明


Sony PlayStation EyeToy elicits higher levels of movement than the Nintendo Wii: implications for stroke rehabilitation.2012  11月  カナダ


最近では、バーチャルリアリティ技術を応用したゲーム機が

脳卒中リハビリ現場でも利用されている。



そこで、任天堂のWii とソニーのプレーステーションEyeToy とで、

どちらが上肢リハビリに適しているか実験してみたそうな。




成人の脳卒中患者と健常人 それぞれ10人ずつについて、

被験者の手首に加速度センサーを着けて

各ゲーム中の上肢運動の強さと量を計測した。

また、ゲームの感想や使い勝手についてアンケートをとった。



結果は次のようになった。

・使いやすさやゲームの楽しさの点で両ゲーム機でおおきな違いは見られなかった。

・健常者にとってはEyeToyの方がWiiよりもずっと大きな運動量になった。

・動きの強さは脳卒中患者も健常者も EyeToyの方が激しかった。





Wii も プレステEyeToy も脳卒中リハビリに使いやすい楽しいゲーム機である。

でも、EyeToyの方が よりおおきな運動量、運動強度を得られることがわかった



というおはなし。




感想:

プレーステーションEyeToy を知らなかった。


こんな感じ。


コントローラを握らないぶん有利なんだろな。

2012年11月23日

【ゾマホン】ベナン共和国の脳卒中事情


Stroke in sub-saharan Africa: an urgent call for prevention.
2012  11月  フランス



アフリカ、ベナン共和国の脳卒中事情について調べてみたそうな。


・脳卒中発生率は1000人中4.6人。

・人口900万人中、脳神経科は2施設のみ。

・総ベッド数はそれぞれ14床、6床で、

・脳卒中患者専用ベッドは2床のみ。

・MRIは無く、CTは3台あるが、

・血管治療を施す設備はない。






サブサハラ・アフリカの多くの国は

こんな感じで大変なんですよ



というおはなし。





感想:

ベナン共和国は駐日大使ゾマホンの故郷。



ちなみに

日本の脳卒中発生率はベナンの5分の1くらい。

CT台数は人口あたりで数100倍に相当。

2012年11月22日

ダメ。ゼッタイ。 → 若者の脳卒中予防


Trends in Substance Abuse Preceding Stroke Among Young Adults: A Population-Based Study.
2012  11月  アメリカ


成人脳卒中患者の5%は44歳以下の若者に相当している。

これら若年脳卒中のリスク要因として薬物乱用がある。

そのトレンドを調べてみたそうな。



1993→2005の若年脳卒中患者798人について

患者医療データを解析したところ、

次のようになった。



・喫煙、アルコール、違法ドラッグの乱用は女性よりも男性、白人よりも黒人に多く見られた。

・これら薬物の乱用者割合は45%→62%に増加した。

・特に、違法ドラッグは3.8%→19.8%に激増していた。

・若年脳卒中患者の半数は喫煙者で、5分の1は違法ドラッグ乱用者だった。




若年脳卒中患者の薬物乱用は珍しくないことがわかった。

若い脳卒中患者が入院して来たら、この辺の指導をきちんとしないとね



というおはなし。





ダメ。ゼッタイ。


2012年11月21日

脳出血 この大きさなら 大丈夫


Prediction of Clinical Outcome in Acute Hemorrhagic Stroke from a Single CT Scan on Admission.
2012  10月  インド



脳出血での血腫の大きさと予後との関連について調べたそうな。


150人の急性期脳出血患者の入院時にCT画像を撮影し、

その結果と神経症状の程度との関連を解析した。



次のようになった。

・30日以内に死亡した患者の平均血腫体積は33.16ccだった。

・30日以上生存した患者の平均血腫体積は15.45ccだった。

・重症患者の平均血腫体積は29.03ccだった。

・中、軽症患者の血腫体積は13.69ccだった。

・30cc以上だと予後が非常に悪かった。






脳出血の場合、入院時に撮影したCT画像から

30日時点での死亡率、回復程度がおおかた予想できる。

特に、血腫の大きさが30ccを超える場合には覚悟が必要



というおはなし。






感想:

わたしの場合、コンピュータ画像解析の結果、

血腫の大きさは29.7ccだった。

my_hamatoma.png
ギリギリセーフ

2012年11月20日

ウォーキングで脳卒中予防 そのポイントは


For non-exercising people, the number of steps walked is more strongly associated with health than time spent walking.
2012  11月  香港




日頃運動しない人にとっての

歩行と高血圧、脳卒中、ガンなど との関連を調べたそうな。




普段、歩く以外の運動をしない2417人について

加速度センサー付き歩数計を用いて

1日あたりの歩数、歩行時間、歩行強度を計測した。


この結果と健康状態との関連を解析したところ、


次のようになった。


・1日あたりの歩数が増えるほど、高血圧、脳卒中、ガン、ウツが減った。


・歩行時間や歩行強度は健康パラメータにあまり関連がなかった。






普段 運動をしない人や できない人は

できるだけたくさん歩数を重ねるようにすると

脳卒中などになりにくくなることがわかった



というおはなし。

2012年11月19日

もやもや病とダウン症候群との関連について


Prevalence and Characteristics of Concurrent Down Syndrome in Patients with Moyamoya Disease.
2012  11月  アメリカ




経験的に、もやもや病ダウン症候群 は一緒に起きやすいとされている。


これを確認してみたそうな。




アメリカの全国入院患者データベースから

518人の

もやもや病ダウン症候群患者

を抽出した。




解析の結果、次のようになった。


・もやもや病患者中のダウン症候群の割合は3.8%で、

・15歳未満に限ると9.5%だった。


・白人とヒスパニックに多くみられた。


・この518人中、15.3%に脳梗塞が、2.7%に脳出血が見られた。






もやもや病があると、通常よりも26倍多くダウン症候群が見られた。

この関連がこれら病気の理解に役立つかも知れない



というおはなし。

2012年11月18日

小脳、脳幹の梗塞って重症なんですか?


The Relatively Good Outcome of Cerebellum-Brainstem Ischemic Strokes.
2012  11月  イスラエル



小脳や脳幹の梗塞患者の予後について調べてみたそうな。



259人の小脳または脳幹梗塞の患者と

1029人の大脳半球の梗塞患者について、

病因、重症度、回復度等について比較した。




次のようになった。


・小脳、脳幹梗塞患者は若く、

・心臓に原因があることは少なかった。

・入院時の症状は軽く、

・退院時に自立度が低下している患者は稀だった。

・多くは自宅に帰ることができた。

・半年、1年後の死亡率も低く、

・その死亡率は半分程度だった。





小脳、脳幹梗塞患者は心臓に問題があることは少なく、

症状も軽く、予後もとても良いことが確認できた



というおはなし。





感想:

まったく同じ印象を持っていた。


メールで体験談を聞いていると


脳幹や小脳の梗塞のケースって

一見、重症そうに思うんだけど、


痺れもなくフツーの生活に戻っている人が

実はおおい。

2012年11月17日

超越瞑想(TM)をやらせたら血圧が下がって脳卒中予防になった


Stress Reduction in the Secondary Prevention of Cardiovascular Disease: Randomized, Controlled Trial of Transcendental Meditation and Health Education in Blacks.

Meditation may reduce risk of dying from heart attack, strokes

2012  11月  アメリカ


超越瞑想(TMの脳卒中予防効果について調べたそうな。



201人の肥満の黒人系アメリカ人について

次の2グループに分けた。

・瞑想グループ:1日に、20分間の超越瞑想(TM)を2回

・学習グループ:食事と運動についての20分間のお勉強



これらを3月間継続したあとその後の状況を5年間フォローアップし、比較した。


次のようになった。

・瞑想グループでは血圧が約5mHg低下した。

・また、怒りの感情スコアも下がった。

・禁煙が進み、

・脳卒中を含む心血管系疾患と死亡率も低下した。




TMには脳卒中予防効果が期待できることがわかった


というおはなし。





感想:

中学生のときに、このTMプログラムを受講したことがある。


瞑想の際、頭の中で繰り返しイメージするマントラっていう "音"

教えてもらうだけの非常にシンプルな講義内容。


当時は日本に入って来たばかりで5000円程度だったけど、

今では10倍以上の受講料になっている。



でも結局、高血圧で脳出血になったわけで…

2012年11月16日

【OT革命】ロボットアーム "マイヨモ" を試してみた


Portable upper extremity robotics is as efficacious as upper extremity rehabilitative therapy: a randomized controlled pilot trial.
2012  11月  アメリカ




上肢運動支援ロボットMyomo(マイヨモ)を試してみたそうな。


Myomo(マイヨモ)は上肢筋肉の電気信号を検出して

モーターでその動きを支援して訓練を円滑にする装具である。



16人の慢性期脳卒中患者を

Myomoあり、なしのグループに分けて

作業療法士の指導のもと、

30分間×週3回×8週間の上肢訓練を行った。




その結果、

グループ間で劇的な違いは無かったものの、

Myomoの有効性を確認できた



というおはなし。





感想:

調べてみると多くの動画が見つかった。

思いのほか普及しているのかも知れない。


使い方がよくわかる




NEDO海外レポート: ロボット装具で脳卒中の回復を補助(pdf)



2012年11月15日

疲れやすいのは尾状核のせいだった


Poststroke fatigue is associated with caudate infarcts.
2012  11月  香港



脳卒中後疲労と梗塞の位置との関係を調べたそうな。



500人の急性期脳梗塞患者について、

疲労度、運動機能、ウツ症状、自立度等を評価し、梗塞位置との関連を解析した。




次のようになった。


・125人(25%)が脳卒中後疲労を経験していた。

・脳卒中後疲労は 女性や、高脂血症、ウツ症状のある患者によくみられた。

・脳卒中後疲労がある患者は尾状核や被殻に梗塞がありがちだった。

・脳幹部の梗塞と脳卒中後疲労との関連はみられなかった。

・特に尾状核に梗塞があると非常に高確率で脳卒中後疲労になった。





脳卒中後疲労の患者には尾状核に梗塞があることが多い


というおはなし。




尾状核の位置
写真:尾状核



感想:

この↓記事を思い出した。

脳のこのあたりにダメージを受けて無気力になってしまった女性



2012年11月14日

同名半盲を改善する訓練法 VRTとは


Reading Performance After Vision Rehabilitation of Subjects With Homonymous Visual Field Defects.
2012  11月  ドイツ


同名半盲患者の視野を回復するトレーニング効果を検証してみたそうな。



後頭頂部の脳卒中で同名半盲のある11人の患者について、

自宅のパソコン画面を使って行う視野再生トレーニングVRT)を1日1時間×6ヶ月間行った。




その結果、

・視野が大きく拡がり、

・1分間に読める単語が109→122個に増えた。

・視野の拡がりと読字速度との間に高い相関が見られた。

・眼球の動きとの関連はなかった。





VRTによって同名半盲患者の視野と文字を読むスピードが改善した。

これは役に立つ訓練かも知れない



というおはなし。

図:VRTの同名半盲治療効果


感想:

VRTってこんな感じの訓練。

中心を見つめて、画面のどこかが光ったらクリックする。




今回、半側空間無視と同名半盲の違いに無関心だった自分に気づいた。

[半盲]の関連記事

2012年11月13日

脳卒中患者は口の中が汚いから清潔にね


A randomized clinical trial of oral health promotion interventions among patients following stroke.
2012  11月  香港



脳卒中患者への口腔衛生指導の効果を調べたそうな。



リハビリ病院に入院中の102人の脳卒中患者について、


・口腔衛生教育のみ

・口腔教育+クロルヘキシジンでうがい

・口腔教育+クロルヘキシジンでうがい+歯磨き指導

の3グループにわけて、


歯垢や歯ぐきの出血等の改善程度を評価した。





次のようになった。


・教育前は口腔衛生状態が非常に悪かった。

・クロルヘキシジンでうがいをする2つのグループでは歯垢が大幅に減った。

・クロルヘキシジンでうがいをするグループでは歯ぐきの出血も激減した。

・この間、肺炎の発生はなかった。





脳卒中患者にクロルヘキシジンをつかった歯磨き指導をすると

口腔衛生を良好にできることがわかった



というおはなし。





感想:

クロルヘキシジンって唯一歯周病予防効果が確認されている薬効成分らしいけれど、

それを含むデンタルリンス商品が見つからない。

一説によるとサンスターのデンタルリンスGUMが相当するらしい。


試してみるか…




同じ研究者の過去記事↓
脳卒中患者の口の中は病原菌でいっぱい


2012年11月12日

麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について


Mild sensory stimulation protects the aged rodent from cortical ischemic stroke after permanent middle cerebral artery occlusion.
2012  8月  アメリカ


一般に、高齢になるほど脳卒中による脳のダメージは大きくなる。


若いネズミを使った研究では、

脳虚血にしてもヒゲを刺激するだけで梗塞を防げることがわかっている。



老齢ネズミでも同様のことが起きるか実験してみたそうな。



老齢ネズミを人為的に脳虚血状態にした直後に、


・虚血にした脳と反対側のヒゲをチロチロと2時間、間欠的に刺激するグループ


・ヒゲ刺激なしグループ


とに分けて、


その後の梗塞の大きさ、感覚運動機能を測定、比較した。



次のようになった。


・ヒゲ刺激ありの老齢ネズミは若いネズミと同様の回復をみせた。


・ヒゲ刺激が無いと立派な梗塞ができたが、ヒゲ刺激があると脳梗塞ゼロだった。

図:ヒゲ刺激で梗塞が消えた



脳虚血ネズミのヒゲ刺激により、

老齢であっても脳がしっかりと保護されることがわかった。

はやく人間で実験してみたい



というおはなし。



感想:

入院当初、

麻痺した左手足を右手で一生懸命さすりなさい、と誰かが言ってくれて、


ずっとそうしていた記憶…


過去記事↓
脳卒中後の感覚刺激で脳ダメージを防ぐ

脳卒中になったらとにかく刺激を与えなさい


2012年11月11日

宮古島に見る脳卒中のトレンド


Trends in the Incidence of Stroke and Cardiovascular Risk Factors on the Isolated Island of Okinawa: The Miyakojima Study.
2012  11月  日本




近年、沖縄では肥満が急速に問題になっている。

これが脳卒中の発生に影響しているか調べたそうな。



宮古島住人の医療データを2つの期間、

1988-1991、2002-2005に分けて比較した。



次のようになった。

・それぞれの期間で257人、370人の脳卒中患者があった。

・年齢を考慮に入れた時の10万人あたりの脳卒中発生率はそれぞれ、124人、144人だった。

・この発生率は脳梗塞で増加、脳出血では低下傾向にあった。

・血圧は全年齢で低下傾向にあった。

・ボディマス指数は50歳以上で増加傾向にあった。

・血糖値、コレステロール値は著しい増加傾向にあった。






宮古島では血圧がかなり低下してきているのに

脳卒中発生率があまり改善していない。

これはメタボによって脳梗塞が増えているためかもしれない



というおはなし。

2012年11月10日

脳卒中後にやたらトイレが近くなったのは 自分だけではなかった


Burden of overactive bladder symptom on quality of life in stroke patients.
2012  11月  日本



脳卒中患者に過活動膀胱(ヤバイほどトイレが近くなる)

がどれくらいあるか調べてみたそうな。




500人の慢性期脳卒中患者について

過活動膀胱スコア質問票および

QOLに関するアンケートをとった。



次のようになった。

・141人(28%)が過活動膀胱と診断された。

・そのうち103人は脳卒中以前にはこの症状はなかった。

・過活動膀胱患者は生活の質スコアが低くかった。

・高齢男性ほど過活動膀胱が重症だった。

・脳梗塞、脳出血で過活動膀胱の程度はおなじだった。





過活動膀胱の可能性について知ることは

脳卒中後の生活の質をよいものにする上で

とても重要であることがわかった



というおはなし。





感想:

この問題は関心がある。

過活動膀胱症状スコア質問票


で自己診断の結果、

5点で軽症になっちゃった。



よく読むとこの研究では過活動膀胱の原因を

脳神経の状態と結び付けたがっているようなんだけど


自分の経験から言うと、

その原因は、

明らかに

降圧薬にある。



降圧薬を飲まない日は、先のスコアは0点でなんの問題もない。



周囲にも同じような人が何人かいる。

2012年11月9日

運動イメージトレーニングで歩行が上手になる


Effects of motor imagery training on balance and gait abilities in post-stroke patients: a randomized controlled trial.
2012  11月  韓国



歩行リハビリに運動イメージトレーニングを組み合わせてみたそうな。



28人の慢性期脳卒中患者について、


・15人は運動イメージトレーニング15分間+歩行リハビリ30分間


・13人は歩行リハビリ30分間のみ(比較グループ)


を週に3回のペースで行った。




歩行やバランス能力を4種類のテストで評価した結果、

次のようになった。


・イメトレグループは4つ全てのスコアが大きく改善した。


・比較グループはフーゲル・マイヤー・アセスメント以外は改善した。


・イメトレグループは全てのテストでスコアが比較グループを大きく上回っていた。







脳卒中歩行リハビリに運動イメージトレーニングを組み合わせると

歩行、バランス能力が大きく改善することがわかった



というおはなし。

2012年11月8日

【わかった】脳卒中リハビリで最大効果を得るためには1日合計3時間半!


Daily Treatment Time and Functional Gains of Stroke Patients During Inpatient Rehabilitation.
2012  11月  アメリカ



脳卒中リハビリ病院での各訓練にかける時間と

機能回復との関連を調べてみたそうな。




脳卒中でリハビリ病院に入院していた360人の患者データから、

理学療法、作業療法、言語療法に要した時間を合計し、

機能検査スコアとの関連を解析した結果、


次のようになった。


・リハビリ訓練に要した合計時間は1日当たり、平均190.3分間だった。

・訓練時間が長いほど機能回復の程度も大きくなった。

・特にリハビリ訓練時間が3時間未満の場合、機能回復の程度が非常に低かった。

・しかし、3.5時間を超えると効果は頭打ちになった。







脳卒中リハビリ病院での訓練時間と回復程度との関係が明らかになった。

また、訓練に要する適切な時間もわかった



というおはなし。






感想:

自分は言語訓練がほとんど無かったので

1日合計2時間程度だった。


ただ、長い人でも3時間以上やっているケースは

無かったように記憶している。

2012年11月7日

【警告】左脳卒中は感染症に注意!


Left brain injury associated with more hospital-acquired infections during inpatient rehabilitation.
2012  10月  アメリカ



一般に 院内感染は脳卒中患者の予後を悪化させる。


優位脳(左脳)が免疫バランスに非常に重要であるとする

左脳優位免疫ネットワーク仮説が

入院中の脳卒中患者の感染症と関連があるかどうか調べてみたそうな。




過去の脳卒中または外傷性脳損傷患者の記録を見直して、

脳の左右損傷側と、院内感染の有無について関連を解析した。




次のようになった。

・左右脳のどちらかに損傷を抱えた2236人の脳卒中、外傷性脳損傷患者のデータを取得した。

・そのうち163人が院内感染に遭っていた。

脳損傷患者の院内感染割合は60.1%(98人)だった。

脳損傷患者の院内感染割合は39.9%(65人)だった。




左脳優位免疫ネットワーク仮説の通り

左脳損傷患者で院内感染が多かった。


損傷脳の側に応じたケアの仕方があるんじゃないのかな



というおはなし。





感想:

左脳優位免疫ネットワークを初めて知った。

日本語の資料はほとんどなくて、下記ページがみつかった。

左脳の手術で免疫力が後退




優位でないほうの脳が損傷すると逆に免疫力がアップするらしい。

不思議だ。




メモ

Role of cerebral lateralization in control of immune processes in humans.



2012年11月6日

食物繊維の脳卒中予防効果が明らかに


Dietary fiber intake and stroke risk: a meta-analysis of prospective cohort studies.
2012  10月  中国



食物繊維と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


食物繊維 摂取量と脳卒中リスクに関する

過去の研究を厳選し、データを統合し、再解析した。



次のようになった。

・314864人が参加し、8920人の脳卒中事例を含む6件の研究が見つかった。

・食物繊維を多く取る人は、少ない人に比べ脳卒中リスクが13%低かった。

・男女の差や、脳梗塞、脳出血での大きな違いはなかった。

・1日あたり10gの食物繊維が増えるごとに脳卒中リスク12%の低下が予想された。







食物繊維の多い食事にすると

かなり脳卒中予防になることがわかった



というおはなし。




感想:

この↓記事を思い出した。

【ひじき推奨】 食物繊維を多く摂る日本人女性は脳卒中になりにくい



2012年11月5日

脳卒中なのに病院にも行かず呑気にネット検索している人を大量に発見


A cross-sectional study of individuals seeking information on transient ischemic attack and stroke symptoms online: a target for intervention?
2012  10月  アメリカ



一過性脳虚血発作(TIA)や脳卒中の症状があってもすぐに病院に行かない人が多い。

そういった人たちをネットで見つけ出すことができるか実験してみたそうな。



以下のような仕組みを作った。

1. TIAや脳卒中をキーワードにした英語のGoogle検索広告をアメリカを対象地域として出稿する。

2. この広告にアクセスするとWebサイトに誘導されアンケートと電話番号を入力する。

3. すぐに血管神経学の専門家と電話でつながり、症状が評価される。




結果は次のようになった。

・122日間継続し、計25292人のサイト訪問者があった。

・訪問者の1%にあたる251人がアンケートに回答した。

・このうち175人(平均年齢59、女性63%)と電話でつながった。

・その37人は24時間以内に症状があり、また60人は医者にかかっていなかった。

・結局、39%にあたる68人がTIAまたは脳卒中だった。

ABCD2スコアはあまりアテにならなかった。






TIAや脳卒中の症状があって、それをネットで調べている人をみつけることは難しくなかった。

しかもそのうちの何割かは病院にも行っていなかった。


うまく自己診断できる仕組みを作ってあげると きっと喜ばれると思う



というおはなし。








感想:

脳卒中は高齢者が多い。

彼らがネットで一生懸命に検索している姿を今は想像しにくい。


でも今後はどんどん増えると思う。

2012年11月4日

マルチビタミンを10年以上飲んでも脳卒中予防にならないことが判明


Multivitamins in the Prevention of Cardiovascular Disease in Men: The Physicians' Health Study II Randomized Controlled Trial.
2012  11月  アメリカ



マルチビタミン剤の脳卒中を含む心血管系疾患への影響を調べてみたそうな。



50歳以降の男性内科医師14641人ついて、

マルチビタミン剤を毎日飲むグループと偽薬グループとに分けて

1997-2011まで心血管系疾患の有無を追跡調査した。

このうち754人には心血管系疾患の既往があった。



結果は次のようになった。

・この間に1732件の心血管系疾患があった。

・心血管系疾患の発生率はマルチビタミングループと偽薬グループとで違いは無かった。

・心筋梗塞、脳卒中に分けても差は見られなかった。

・死亡率との関連も見られなかった。

・疾患の既往の有無にも関連はなかった。







毎日10年以上マルチビタミン剤を飲んでも

脳卒中や心筋梗塞の予防にはならないことがわかった



というおはなし。




   これ↓を飲んでいたらしい


写真:マルチビタミン

成分の詳細は画像をクリック

2012年11月3日

脚の力が強いとどんどん歩けるようになる


Relationship between lower limp muscle strength and 6-minute walk test performance in stroke patients.
2012  10月  フランス




脳卒中患者の下肢の筋力や痙縮が、歩行能力に与える影響を調べてみたそうな。



男女12人ずつの脳卒中患者について、

・下肢の筋力テストと痙縮の程度を測定した。

・次に6分間歩行テストを行い、

・その間の心拍数を記録した。



筋力テストの結果が高い者と低い者に分類し、

6分間歩行テストの結果との関連を解析した。


次のようになった。

・6分間に歩行できた距離と、下肢筋力との間には強い関連があった。

・痙縮の程度や心拍数と 6分間歩行距離との関連は見られなかった。






下肢筋力を鍛えれば歩行能力が向上するのかも知れない


というおはなし。





感想:

リハビリ病院に移ったその日に、

リハ医が 脚に力がどの程度入るのか

調べていたのを思い出した。


これが後にも先にもリハ医が関心を示してくれた唯一の機会だった。

2012年11月2日

ボトックス注射で日常生活が改善するかな?


Consequences of neurologic lesions assessed by Barthel Index after Botox(R) injection may be underestimated.
2012  10月  アメリカ



ボツリヌス療法の効果が日常生活動作に反映されるのか調べてみたそうな。


脳卒中などの脳損傷による痙縮対策として

ボトックス注射を受けた患者の記録を見直し、

バーセルインデックス(日常生活動作から自立度を評価する指数)

との関連を解析した。



結果は、


痙縮改善の程度とバーセルインデックスとの間に何の関連も見られなかった。






ボツリヌス療法は痙縮を緩和できるのかも知れないけれど

日常生活動作に反映されるほどではないことがわかった


というおはなし。





感想:

期待しすぎると

ガッカリするよ…


ってことなんだと思う。



バーセルインデックス


2012年11月1日

脳卒中を素早く見分ける方法について


FAST enough? The U.K. general public's understanding of stroke.
2012  10月  イギリス



脳卒中の初期症状を周知し、

入院にかかる時間を短くすることはとても大切なことである。



脳卒中キャンペーンによる啓蒙活動の成果を検証してみたそうな。



バーミンガムの住人356人について脳卒中のFASTキャンペーン

についてどのくらいわかっているのかアンケートをとった。



次のようになった。


・知識の平均点は15点中11.8点だった。


・糖尿病、高血圧、高コレステロールが

脳卒中のリスクになることを知っていたのは54.2%だった。


・60.2%がFASTキャンペーンを耳にしたことがあったが、

多くはその意味を知らなかった。


・若者、高齢者、非白人系の脳卒中への理解が低かった。






FASTキャンペーン…もっと頑張んなきゃ


というおはなし。





感想:

自分が経験するまで

脳卒中って、突然すごい頭痛がして意識がフッ飛ぶもの

となんとなく思っていた。



でもそういうひとはほんのわずかで、

ほとんどはこのビデオ↓にあるような地味な症状から始まるようだ。

脳卒中がわかるFASTとは。(3分間)


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