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2016年2月29日

心原性の脳梗塞とテロメアの長さとの関連について


Short Leukocyte Telomere Length Is Associated With Cardioembolic Stroke Risk in Patients With Atrial Fibrillation
2016  1月  スペイン

心房細動のある患者が心原性の脳梗塞になるリスクを正確に予測する方法はまだない。

そこで テロメアの長さが心原性脳塞栓症と関連するものか調べてみたそうな。


心房細動患者で脳卒中歴のない93人と心原性脳塞栓症歴のある94人について、
白血球のテロメア長を測定し、心原性脳塞栓症との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・テロメア長が短くなるほど心原性脳塞栓症リスクが高くなった。

心房細動患者のテロメアの短かさは心原性脳塞栓症リスクと関連があった、


というおはなし。

図:テロメア


感想:

これ↓思い出した。
脳卒中患者のテロメアが短いのは遺伝か?

脳卒中になる人のテロメアは短いことが判明

脳梗塞患者のテロメアは とても短くて致命的

2016年2月28日

Wii vs CI療法 上肢と心肺機能を鍛えられるのはどっち?


Cardiovascular fitness is improved post-stroke with upper-limb Wii-based Movement Therapy but not dose-matched constraint therapy.
2016  2月  オーストラリア

脳卒中をやると心肺持久力が健常者の半分になると言われている一方、この問題は見過ごされることが多い。

そこで、上肢リハビリ法の種類によって心臓血管反応が異なるものか調べてみたそうな。


脳卒中患者46人を次のグループに分け、

*Wiiを使った上肢リハビリ
*CI療法

訓練中の心拍数、歩数および 訓練終了後の上肢機能、6分間歩行テストの結果を比較したところ、


次のことがわかった。

・両グループともに上肢機能が改善した。

・最高心拍数はWiiグループで33%増加し、心拍回復速度は40%速くなった。

・CI療法グループでは最高心拍数が高く心拍回復速度も速かったが、向上はなかった。

・訓練中の歩数はWiiテニス時で88%、Wiiボクシング時では21%増加したが、

・CI療法ではほとんど動いていない状態のままだった。

・6分間歩行距離はWiiグループで8%、CI療法グループで4%延びた。

・Wiiを使った上肢リハビリは心肺機能に明らかな改善があった。

・一方 CI療法は心臓血管系に対し強いストレスになっていただけだった。


Wiiリハビリなら上肢と心肺機能を同時に改善することができる、


というおはなし。

写真:Wiiリハビリ

感想:

CI療法は新たな治療法の引き立て役としての不動の地位を確立した感。

これ↓思い出した。
Wiiリハビリの効果をCI療法と比較してみた

2016年2月27日

10年後にも活動的な脳卒中経験者の4つの条件


Long-Term Predictors of Social and Leisure Activity 10 Years after Stroke.
2016  2月  スウェーデン

脳卒中経験者が10年後引きこもりになってしまうか それとも活動的でいられるかを予測する方法を調べてみたそうな。


145人の脳卒中経験者について、発症16ヶ月後に

*身体機能8項目
*社会活動5項目
*環境要因5項目
*個人要因2項目 について調査し、

10年後もフォローして活動状況との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・個人差は非常に大きかったが、

・特に次の4つの項目が10年後に関連していた。
1.自動車の運転ができること
2.数100メートル歩けること
3.社会的ネットワークがあること
4.年齢が75未満であること

発症後16ヶ月時点で車の運転ができて数100メートル歩けて社会的つながりを持っている患者は10年後も社会的、余暇的にも活発だった。だから外出する能力や社会的な拠り所を作ることがリハビリには必要だろう、


というおはなし。

写真:社会ネットワーク


感想:

あと10年もすると自動運転でどこへでも行けて、AIが良き心の友になってくれる。なんの心配も要らない。

2016年2月26日

脳梗塞の幹細胞治療 MultiStemセラピーの実力は


Stroke patients show higher recovery in MultiStem therapy studied at UH Case Med Center
2016  2月  アメリカ
アサーシス社(Athersys)が開発した脳梗塞患者への幹細胞治療法 :MultiStemセラピー の臨床試験の成果が明らかになったそうな。

先週の国際脳卒中会議での報告。

2016年2月25日

無症候性脳梗塞がみつかった...((((;゜Д゜)))


Silent Brain Infarction and Risk of Future Stroke
A Systematic Review and Meta-Analysis
2016  2月  アメリカ

無症候性脳梗塞が見つかった人のその後の脳卒中のなりやすさについて これまでの研究をまとめてみたそうな。


MRIで無症候性脳梗塞を診断され その後の脳卒中の有無をフォローされた被検者を含む信頼度の高い研究を厳選し、データを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・14000人あまりの被検者を含む13件の研究がみつかった。

・無症候性脳梗塞とその後の脳卒中には有意な関連があった。

・無症候性脳梗塞は60-70代の18%に見つかり、

・無症候性脳梗塞がある人が 次に症状のある脳卒中になるリスクは2.06倍だった。

高齢者の5人に1人に無症候性脳梗塞がみつかり その後の脳卒中リスクは2倍だった、


というおはなし。

写真:無症候性脳梗塞わたしのではない.

感想:

もっと多くの人に見つかって リスクも高いものだと思ってた。案外たいしたことないのね。

2016年2月24日

魚は脳卒中予防に良さそう... ホントのところはどうなの?


No association between fish consumption and risk of stroke in the Spanish cohort of the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition (EPIC-Spain): a 13·8-year follow-up study.
2016  2月  スペイン

魚の摂取と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


1992-1996にスペインの5つの地域で20-59歳の男女41020人を対象とした食事調査を行い、2008まで脳卒中の有無をフォローしたところ、


次のことがわかった。

・平均13.8年のフォロー期間に674件の脳卒中が起きた。

・内訳は、脳梗塞531人、脳出血79人、クモ膜下出血42人だった。

・赤身の魚、脂肪の多い魚など種類に関わらず 脳卒中との有意な関連は見られなかった。

4万人を13年間フォローした結果、魚の摂取と脳卒中と関連は確認できなかった、


というおはなし。

写真:赤身魚


感想:

これまでは魚は脳卒中予防にイイって報告ばかりだったんだよね。

これ↓思い出した。
さかな >゜))彡 をよく食べる女性の脳卒中リスクは半分

魚を食べると脳卒中が減る は本当

2016年2月23日

けいれん発作の割合を外傷性脳損傷と比べてみた


Stroke Survivors May Develop Seizures
2016  2月  アメリカ

脳卒中患者がけいれん発作を起こす割合を外傷性脳損傷の患者と比べてみたそうな。

先週の国際脳卒中会議での報告。


2005-2013の脳卒中患者60万人と 外傷性脳損傷の患者200万人の医療記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・発症後3年間に脳卒中の15%、外傷性脳損傷の6%でけいれん発作があった。

・脳出血に限定すると4人に1人でけいれん発作が起きていた。

・けいれん発作は短く1分未満で、単に顔の引きつりや虚空を見つめるだけといった軽いものもあり 記録に残らない例は少なくないであろう。

脳卒中患者は外傷性脳損傷に比べけいれん発作を起こす割合が2倍以上だった、


というおはなし。

図:けいれん発作の脳

感想:

脳卒中やってから気付いたことで、
風呂あがりに椅子に座って身体を左に傾けると視界がスーッと白くなってなにも見えなくなる。音もわからなくなる。手足の力は入る。
身体をまっすぐにするとすぐになおる。右に傾けてもなにもおきない。

2016年2月22日

tPAで脳内出血を治療する 臨床試験CLEARⅢの成果とは


New therapy could double chances of recovery from bleeding stroke for some patients
2016  2月  アメリカ

脳内出血で脳室内に血が溜まった場合 外科手術でも取り除くのは難しく予後も悪い。

脳梗塞の血栓溶解治療に使うtPAを利用したあたらしい治療法で成果があったそうな。

先週の国際脳卒中会議での報告。


・CLEARⅢという名称の臨床試験。

・脳室内への出血に対し低用量のtPAをカテーテル経由で投与し血腫を溶かす治療法。

・2009-2015に世界73施設の脳内出血患者500人を対象に行われた。

・生理食塩水を投与されたグループに比べtPAグループでは死亡率が10%低かった。

・特に血腫の体積が大きく減少したグループでは回復度が2倍になった。


tPAで脳内出血を治療するこの方法を早く世に広めたい、

というおはなし。


写真:CLEARⅢ
ビフォー・アフター


感想:

tPAの副作用が脳内出血なのに あえて脳内出血の治療に用いる、、、

成果が事実であることを願うよ。

2016年2月21日

鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった


Acupuncture for ischemic stroke: cerebellar activation may be a central mechanism following Deqi.
2015  12月  中国

鍼治療がうまくいったときに患者が感じる独特の感覚を「得気」という。

得気があるときとないときで脳の活動部位に違いがあるものか、実験してみたそうな。


左脳に梗塞を起こし片麻痺になった患者12人について、有効性の報告の多いツボ Waiguan (SJ5)の右手側への鍼治療を行っている最中の脳機能MRIを撮影した。

鍼治療中に ひりひり、痺れ、膨満感、重さ、を感じた患者を得気グループとし、
それら感覚のなかった者を得気なしグループとした。
鋭い刺痛を感じた者は除外した。


次のことがわかった。
・得気グループが5人、得気なしグループが5人となった。

・得気なしグループにくらべ得気グループでは右小脳前葉と右辺縁葉に著しい活動域を認めた。

鍼治療中の得気は脳機能変化に基づくことがわかった。小脳の活動が脳梗塞鍼治療のメカニズムの1つなのかも知れない、


というおはなし。
図:得気の活動エリア

感想:

これ↓思い出した。
精確な鍼刺激で脳卒中患者の脳の特定の領域が反応した

2016年2月20日

空の旅で起きる脳卒中の頻度と原因について


Stroke in Commercial Flights
2016  2月  スペイン

商用機内での脳卒中事例について詳しく調べてみたそうな。


2008-2014に年間旅客数4000万人規模の国際空港から運ばれてきた脳卒中患者について調査したところ、


次のことがわかった。

・この間に脳梗塞32人、一過性脳虚血発作12人の脳卒中患者が発生した。

・脳卒中の推定発生率は35000便に1件だった。

・原因は アテローム血栓症36%、エコノミークラス症候群18%、心塞栓性16%、動脈解離9%、ラクナ梗塞9%、不明12% だった。

・27%の患者が頸動脈狭窄率70%以上だった。

・予後は良く、44%が血栓溶解治療を受けた。

・治療のために目的地外着陸を行った事例は1件だけだった。

航空旅行中の脳卒中の発生率は低かった。この調査ではエコノミークラス症候群や動脈解離も目立っていたが、頸動脈狭窄患者のアテローム血栓症が主な病因と考えられた、


というおはなし。

写真:フライト

感想:

これ↓思い出した。
CA『お客様の中にお医者さまはいらっしゃいませんか!』『リハ医だけどOK?』

2016年2月19日

テレビ視聴時間と脳卒中の関連


Association between television viewing time and risk of incident stroke in a general population: Results from the REGARDS study.
2016  2月  オーストラリア

身体を動かさない状態の目安としてのテレビ視聴時間と 脳卒中との関連を大規模に調べてみたそうな。


22257人を対象に一日のテレビ視聴時間を調べ 脳卒中の発生を7年間ほどフォローしたところ、


次のようになった。

・この間に727件の脳卒中が発生した。

・被検者の30%にあたる 1日に4時間以上テレビを観る人の脳卒中リスクは、ほとんど観ない人の1.37倍だった。

・この関連は教育歴や収入を考慮に入れると弱くなった。

テレビを観る時間が長いと脳卒中になりやすかった。しかし原因はテレビとは別のところにあるのかも知れない、


というおはなし。

写真:テレビを観る

感想:

パソコンの前にいるのも同じようなものだから、4時間じゃすまないぞ。

2016年2月18日

不安障害と脳卒中との関連


Anxiety and the Risk of Stroke
The Rotterdam Study
2016  2月  オランダ

不安が脳卒中のリスクになりうるのか、調べてみたそうな。


1期1993-1995に2625人、2期2002-2004に8662人 の不安度を測定し、2012までフォローして脳卒中の有無との関連を解析したところ、


次のようになった。

・1期グループでは332人が脳卒中になったが、不安症状の数との関連はなかった。

・ただし解析期間を3年間に限定すると2.7倍脳卒中リスクが増加していた。

・2期グループでは340人が脳卒中になったが、不安障害の種類(パニック障害、社交不安障害、強迫性障害など)との関連は見られなかった。


不安障害の種類と脳卒中の関連は確認できなかった。ただし短期的には不安症状の数と関連していた、


というおはなし。

写真:不安

感想:

不安障害とはなんぞや? と思いwikipediaを見ると、とにかくカフェインをやめるよう書いてある。

はじめて知った。

2016年2月17日

寒い日の脳内出血リスクを1時間刻みで調べた結果、、


Low Ambient Temperature and Intracerebral Hemorrhage: The INTERACT2 Study
2016  2月  オーストラリア

脳内出血は冬に増えるが それがどの程度のものかよくわかっていない。

そこで気温と脳内出血リスクとの関連を1時間毎に調べてみたそうな。


1997人の脳内出血患者について直前24時間の気温データとの関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・気温20℃に比べ10℃以下では脳内出血リスクが上昇し、

・10℃では1.37倍、0℃では1.92倍、-10℃では3.13倍、-20℃は5.76倍だった。

・低気温にさらされた3時間以降のはっきりとした関連はなかった。

・1日のうちでは6:00-10:00、20:00-23:00に発症ピークがあった。

脳内出血リスクは低い気温にさらされた数時間内に大きく上昇する、


というおはなし。
図:気温と脳内出血

感想:

いままでにない なまら詳細な報告だな。

2016年2月16日

大麻の嗜みと脳梗塞の関連


Recreational marijuana use and acute ischemic stroke: A population-based analysis of hospitalized patients in the United States.
2016  2月  アメリカ

嗜好品としての大麻使用には有害事象がほとんどないとされているが、心血管疾患を促すとの報告もある。

そこで脳梗塞との関連を調べてみたそうな。


全米入院患者データベースから2004-2011の急性脳梗塞患者を抽出し、大麻使用歴の有無で分類し 関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・脳梗塞は大麻使用者の方が明らかに多かった。

・この傾向は 特に25-34歳の層で顕著だった。

・大麻使用者は 若年、男性、アフリカ系アメリカ人、メディケイド加入者に多く、

・他の不法薬物も使用していることが多かった。

・脳梗塞のなりやすさは、大麻1.17倍、タバコ1.76倍、コカイン1.32倍、アンフェタミン2.21倍だった。

若年成人の嗜好品としての大麻使用は脳梗塞リスクを17%上げる、


というおはなし。

図:アメリカ大麻マップ

感想:

wikipedia見ると 合法化以前にアメリカじゃ大麻使用がすでにゆるゆるみたいだ。

これ↓思い出した。
大麻と脳卒中の関係について

大麻をやった若者が脳梗塞になったという事例

2016年2月15日

ウツになりやすい脳卒中患者の特徴


Depression predictors within six months of ischemic stroke: The DEPRESS Study.
2016  2月  フランス

脳卒中のあと ウツがあるとリハビリや生活の質に悪影響が及ぶ。

そこで どんな患者がウツになりやすいのか調べてみたそうな。


急性期の脳梗塞患者251人について ウツの有無を6ヶ月間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・24%の患者にウツがあった。

・女性、うつ歴、身体障害、脳卒中歴、直近1ヶ月の強いストレス体験、病的な泣き叫び がウツの予測因子だった。

・左脳の尾状核やレンズ核に損傷があるとウツが多かったが、有意差はなかった。

・うつグループには 2つ以上の因子を持っている者が多かった。

発症から6ヶ月以内にウツになりやすい脳卒中患者の特徴を明らかにすることができた、


というおはなし。

図:脳卒中後うつのリスク要因の個数



感想:

女性ってとこがポイントかな。

これ↓思い出した。
男女のストレスへの反応のしかたと脳卒中後ウツとの関連

2016年2月14日

ADL自立の脳卒中患者の復職率がわかった


Return to work after stroke: The KOSCO Study.
2016  2月  韓国

脳卒中の後、機能的に自立レベルにある患者の職場復帰状況を調べてみたそうな。


脳卒中の発症から6ヶ月後、日常生活動作が機能的に自立状態(FIM>120)にある患者933人について調査したところ、


次のことがわかった。

・60.0%が復職していた。

・性別、年齢、教育レベル、合併症が復職に関係していた。

・65歳未満女性と65歳以上男性の復職率は同レベルだった。

・復職できた患者の情動状態は 復職できなかった者よりも良好だった。

機能的に自立状態にあっても復職していなかった脳卒中患者は少なくなかった。復職のためのリハビリテーションが必要だろう、


というおはなし。

図:復職率

感想:

ADL自立と仕事で要求される能力レベルには大きなギャップがあるからな、、

2016年2月13日

嚥下障害のある脳卒中患者の最近


Dysphagia in Acute Stroke: Incidence, Burden and Impact on Clinical Outcome.
2016  2月  スイス

脳卒中後の嚥下障害の予後について最近の状況を調べてみたそうな。


脳卒中センターで治療を受けた患者570人について、嚥下障害の有無と肺炎、入院日数、退院先、3ヶ月後の死亡率を調査したところ、


次のことがわかった。

・全体の20.7%が嚥下障害になった。

・そのうち50.9%は退院時までに嚥下障害が治らなかった。

・嚥下障害の30.5%は重度のため経鼻栄養が必要だった。

・梗塞の位置よりも脳卒中の重症度の方が嚥下障害に関連していた。

・嚥下障害があると、ない場合よりも肺炎に罹りやすく(23.1% vs. 1.1%)、

・自宅へ退院できる割合も少なかった(19.5% vs. 63.7%)。

・また 死亡する割合も多かった( 13.6% vs. 1.6%)。

脳卒中の嚥下障害はいまもなお患者の多くに大きな影響を及ぼしていた、


というおはなし。
図:嚥下障害の有無
感想:

意外と多いのね。

2016年2月12日

軽症脳卒中 超早期の社会サポートの影響


Very early social support following mild stroke is associated with emotional and behavioral outcomes three months later.
2016  2月  フランス

軽症脳卒中で入院直後の社会的サポートと 3ヶ月後の状態との関連を調べてみたそうな。


34人の軽症脳梗塞患者について、入院から24時間以内に受けた社会的サポートの内容と回数をすべて記録し、3ヶ月後のうつや日常生活動作との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・社会的サポートの「回数」と3ヶ月後の状態に関連はなかった。

・しかし 脳卒中直後の友人や家族による精神的サポートは うつを減らし日常生活動作を向上させた。

・友人や家族からの物質的なサポートも日常生活動作の改善につながった。

・医療スタッフから受けたサポートの効果は確認できなかった。

軽症脳卒中の直後に受けたサポートの 量ではなく質が、3ヶ月後の感情面、行動面の改善につながっていた、


というおはなし。

写真:サポート

感想:

これはよくわかるわ、、、よくわかる。

2016年2月11日

交差性失語になったバイリンガルの男性


Recovery of language function in Korean-Japanese crossed bilingual aphasia following right basal ganglia hemorrhage.
2016  2月  韓国

右利き右脳損傷なのに言語に障害を持つことを「交叉性失語」という。

バイリンガルで交叉性失語になった事例があったそうな。


韓国語と日本語に堪能な47歳男性右利きが 右脳基底核に出血を起こし、失語症になった。

韓国語と日本語の回復過程を調べたところ、


次のようになった。

・1ヶ月後の失語指数は韓国語32 日本語51 で日本語の方が回復良好だった。

・脳機能MRIでは両言語ともに左脳の特に下前頭回の働きが活発だった。

・韓国語トレーニングを行って6ヶ月後、韓国語は明らかに改善したが、

・韓国語の改善効果が日本語にも現れることはなかった。

優位脳の皮質下の損傷がバイリンガル男性の一方の言語に影響した。その後 言語機能が左脳に統合されたのだろう、


というおはなし。
図:失語症

感想:

交叉性失語を初めて耳にしたので関心をもった。

2016年2月10日

JAMA誌:課題指向型訓練 やる意味ない


Effect of a Task-Oriented Rehabilitation Program on Upper Extremity Recovery Following Motor StrokeThe ICARE Randomized Clinical Trial
2016  2月  アメリカ

これまで高用量の課題指向型訓練は 脳卒中患者の上肢機能の回復に有効であると信じられてきた。

ほんとうのところをきっちりと調べてみたそうな。


米国7ヶ所の病院から 脳卒中で中等度の上肢機能麻痺の外来患者361人を募り 次の3つのグループに分けた。

A) 課題指向型訓練
B) Aと同用量の作業療法(30時間/10週間)
C) 通常用量(Bの時間半分)の作業療法

12ヶ月間フォローし 上肢機能を評価 比較したところ、


次のことがわかった。

・どう評価しても 3グループ間で上肢機能の改善度に有意な差は見られなかった。

中等度の上肢麻痺患者への課題指向型訓練は、その半分の時間の従来型作業療法と成果が同レベルだった。
脳卒中患者への課題指向型訓練はまったく効果的とはいえない、


というおはなし。

図:課題指向型トレーニング

図:課題指向型訓練


感想:

コントロールとして「病院に来て雑談するだけ」というグループも設けて欲しかったな。

さらに驚くべき結論になる予感、、

追記:
課題指向型訓練 いくらやっても役には立たない

コクランレビュー:反復課題訓練 エビデンスない

訓練繰り返すほど良くなると思ってたら そうでもなかった

2016年2月9日

リハビリ病院ではあまり身体を動かさないことが明らかに


Poststroke Physical Activity Levels No Higher in Rehabilitation than in the Acute Hospital.
2016  2月  スウェーデン

急性期の病院に比べリハビリ病院では 脳卒中患者に対しより高度な身体活動が行われているものか調べてみたそうな。


リハビリ病院4箇所と急性期の大学病院1ヶ所で患者を募り、午前8時から午後5時まで10分毎に活動内容を調査し 比較したところ、


次のことがわかった。

・リハビリ病院で104人、急性期病院で86人の脳卒中患者を対象にした。

・中等度-高度の身体活動を行った総時間は、リハビリ病院24%、急性期病院23%で 有意な差はなかった。

・しかしリハビリ病院ではベッドで寝ている時間は少なく、座位の状態でより多くの時間を療法士と過ごしていた。

リハビリ病院で脳卒中患者は 急性期病院にいる時よりも高度な身体活動を行っているわけではなかった、


というおはなし。

写真:リハビリ


感想:

たしかにその通りだったんだけど、なかなか居心地良かったのでまったく気にしていない。

これ↓思い出した。
日本の理学療法士はどういう根拠に基づいて仕事をしているのか?

2016年2月8日

終末期にある脳卒中患者の特徴は死前喘鳴


End of Life Care for Patients Dying of Stroke: A Comparative Registry Study of Stroke and Cancer.
2016  2月  スウェーデン

終末期にある脳卒中患者の特徴をガン患者の場合と比べてみたそうな。


終末期で緩和ケアを受けていた脳卒中患者1626人およびガン患者1626人の記録を比較したところ、


次のことがわかった。

・ガン患者に比べ脳卒中患者では、死に際に喉がなる死前喘鳴(しぜんぜんめい)が明らかに多かった、

・しかし 吐き気、錯乱、呼吸困難、不安、疼痛は少なかった。

・さらに医療スタッフが上記6つの症状すべてに気づいていないことも多かった。

・また医師から終末期医療や遺族ケアサービスについての詳しい説明を受けていないケースも多かった。

終末期にある脳卒中患者の症状の特徴をガン患者との比較で明らかにできた。緩和ケアの質と家族への教育の向上が求められる、


というおはなし。

図:死前喘鳴


感想:

できるものならガンよりも脳卒中で死にたいな、、

2016年2月7日

エルニーニョは脳梗塞で ラニーニャは脳出血の理由


Impact of seasons, years El Nino/La Nina and rainfalls on stroke-related morbidity and mortality in Kinshasa.
2016  1月  コンゴ

季節や気象条件と脳卒中が関連することはよく知られている。

そこで エルニーニョ現象と脳卒中について調べてみたそうな。


コンゴ民主共和国キンシャサの大学病院で1998-2004の脳卒中患者について、
太平洋赤道域東部の海水温が上昇する「エルニーニョ現象」 および
逆に海水温が低下する「ラニーニャ現象」が発生した年との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・470人の脳卒中患者のうち34.5%が亡くなった。

・気候が平年通りの場合 脳卒中の発生率に変化はなかった。

・エルニーニョの年には降雨が減少し脳梗塞が増えた。

・ラニーニャの年には降雨が増加して脳出血が増えた。

・特にエルニーニョの年の脳卒中は死亡率が高かった。

気象状況をみて脳卒中への注意を促すシステムが必要かもしれない、


というおはなし。

図:エルニーニョ


感想:

「ラニーニャ」 を初めて耳にしたので関心をもった。

2016年2月6日

脳内出血を起こす虫歯菌の種類が判明


Intracerebral hemorrhage and deep microbleeds associated with cnm-positive Streptococcus mutans; a hospital cohort study
2016  1月  日本

虫歯の原因菌のひとつであるミュータンス菌の中には血液中で積極的にコラーゲンに結合して血小板凝集を阻害するタンパク質を作り出すcnm遺伝子を持つ種類がある。

そこで 実際の脳卒中患者にこの種類のミュータンス菌を持つ患者がどれくらいいるのか調べてみたそうな。


脳卒中患者100人について唾液中のミュータンス菌のDNAを調べ、脳卒中の種類との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・患者内訳は 脳梗塞67人、TIA5人、脳内出血27人、協力拒否1人だった。

・このうち11人のミュータンス菌にcnm遺伝子がみつかった。

・cnm種は脳梗塞にくらべ脳内出血患者で4.5倍の頻度で存在し、

・特に深部微小脳出血の数と関連が強かった。

cnmタンパク質を生成するミュータンス菌を持つ人は、脳内出血や深部微小脳出血を起こしやすいのかも知れない、


というおはなし。

虫歯菌で脳出血
cnmミュータンス菌を持つ57歳女性が脳内出血を再発した例


感想:

歯医者さん大喜びだろうな、、、

2016年2月5日

抗血栓薬をやめなければならない理由と頻度


Withdrawal of Antithrombotic Agents and the Risk of Stroke.
2016  1月  アメリカ

抗血栓薬は脳梗塞の予防に有効である。抗血栓薬を中止しなければならない状況がどの程度あるものか 調べてみたそうな。


脳卒中経験者2036人に電話をして、医師からの抗血栓薬の使用や中止指示の有無を確認したところ、


次のことがわかった。

・回答者の62%に抗血栓薬使用の経験があった。

・そのうち10%は、最近60日以内に1度 医師から薬を止められていた。

・止められる薬の種類は抗血小板薬よりも抗凝固薬の方が多かった。

・抗血小板薬を止める理由の主なものは大腸内視鏡検査や整形外科手術であり、

・抗凝固薬を止める理由では 整形や血管の手術が多かった。

脳卒中経験者に対して手術や検査目的で抗血栓薬を中止することは珍しくなかった。中止による血栓塞栓症リスクの評価が必要だろう、


というおはなし。

図:抗血小板薬


感想:

自分は脳内出血だったからこの種の薬は飲んでないけど、血が止まりにくくなる薬っていうのは降圧薬よりも桁違いに恐いイメージがある。

2016年2月4日

脳ネットワークの可塑的変化をグラフ解析したところ、、


Functional reorganization and prediction of motor recovery after a stroke: A graph theoretical analysis of functional networks.
2015  10月  韓国

回復途上にある脳卒中患者の 脳機能ネットワークの可塑的変化をグラフ理論にもとづき解析してみたそうな。


12人の脳卒中患者について、発症後2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の各時点で
安静時の脳機能MRI測定および上下肢の運動機能を評価した。

脳機能ネットワークの位相幾何学的な再編状況をグラフ理論で解析したところ、


次のことがわかった。

・損傷脳半球でネットワークの再編活動が起きていた。

・ネットワークのランダムネスは最初の3ヶ月間は非常に活発だったが、

・3ヶ月以降は止んでしまった。

・発症直後の損傷脳半球グラフの平均最短距離が小さいほど3ヶ月以降の回復度が良かった。

グラフ理論的アプローチは脳卒中患者の脳機能ネットワークの動的変化を理解するのに役立つだろう、


というおはなし。


図:脳機能MRI


感想:

3ヶ月で止まっちゃうのね、、、
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について

2016年2月3日

ビタミンBの脳卒中予防効果 抗血小板薬なしのばあい


Effect of B-vitamins on stroke risk among individuals with vascular disease who are not on antiplatelets: A meta-analysis.
2016  2月  アメリカ

心血管疾患リスクでもある血中ホモシステインはビタミンBを摂ることで低下させることができるが、抗血小板薬はこの効果に影響すると考えられる。

そこで心血管疾患リスクがあり抗血小板薬を使っていない患者に限定して ビタミンBサプリメントの効果を過去の研究から調べてみたそうな。


1966-2015の関連する研究を厳選しデータを統合 再解析した結果、


次のことがわかった。

・心血管疾患リスクが高くかつ 抗血小板薬を使っていない患者4643人ぶんのデータが3つの研究から集まった。

・ビタミンBサプリメントを摂らないグループに比べ 摂るグループでは脳卒中リスクが0.71倍になった。


心血管疾患リスクの高い患者へのビタミンBサプリメントを使ったホモシステイン対策は脳卒中リスクを29%下げる効果があった、


というおはなし。

図:ビタミンBの脳卒中予防効果

感想:

ビタミンとかmg単位の微量栄養素にはやたら気を遣ってきたのに、糖質摂取量には100g単位でまったく無頓着だった自分に衝撃を受けている今日このごろ、、、

2016年2月2日

片麻痺に気づかない病態失認 その客観視能力は、、


Mentalizing the body: spatial and social cognition in anosognosia for hemiplegia.
2016  1月  イギリス

脳卒中で右脳を損傷したにもかかわらず 自らの片麻痺に気づいていない患者がいる。これを病態失認と呼ぶ。

これまで病態失認の研究は患者の一人称視点に基づいたものが多かったが、自分を客観視する三人称視点を持つ能力に問題はないのか、調べてみたそうな。


右脳損傷で病態失認の15人と病態失認の無い15人および健常者15人について、
視覚的または心理的に一人称視点、三人称視点をとったときの認知能力テストを行い比較した。

また病態失認に固有な病巣位置を解析したところ、


次のことがわかった。

・病態失認患者では三人称視点を持つ能力のスコアが明らかに悪かった。

・特に心理的に自らを客観視する能力が劣っていた。

・下、中前頭回、上側頭回がこの能力に関連すると考えられた。

心的に視点を切り替える能力の神経認知上の障害が病態失認に関係していると考えられた。この結果は自己意識と客観認識について新たな見方を与えてくれるだろう、


というおはなし。

図:病態失認の三人称テスト

感想:

以前は自動車運転中に半径10m以内の他車の動きは見なくてもはっきりと心にイメージできていた。けどいまは 見える範囲に少ない注意リソースを配ることで精一杯なんだ。
たぶんそんなようなことだと思う。

2016年2月1日

血栓溶解治療を受ければ復職できるという根拠


Return to Paid Work after Ischemic Stroke in Patients Treated with Intravenous Thrombolysis.
2016  1月  セルビア

脳梗塞の血栓溶解治療では大きな機能回復が期待できる。

そこで、復職までこぎつけたかどうかを調べてみたそうな。


もともと職に就いていて脳梗塞で入院した279人の患者のうち、
血栓溶解治療を受けた146人と受けなかった133人を約3年間フォローして復職の可否を調べたところ、


次のようになった。

・血栓溶解治療を受けた患者の復職率は42.1%で

・受けなかった患者では33.3%だった。

・関連要因を考慮にいれてなお、血栓溶解治療はフルタイム勤務復帰と関連があった。

血栓溶解治療を受けた脳卒中患者は復職できる可能性が高い、


というおはなし。

写真:復職

感想:

治療リスクに比べ回復メリットの大きそうな患者を厳選しているわけだから こういう結果になるのは当然だと思うんだけどなぁ、、、
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