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2015年12月31日

ミラーセラピーは早く始めた方がいいのか?


The effects of very early mirror therapy on functional improvement of the upper extremity in acute stroke patients.
2015  11月  トルコ

脳卒中上肢麻痺へのミラーセラピーの効果を、発症後早い時期に適用した場合で調べてみたそうな。


発症後10日前後の8人の脳卒中患者を2グループに分け、一方にはミラーセラピーを施した。

両グループには通常のリハビリも併行した。

これらを3週間継続したのち 上肢の感覚運動機能を比較したところ、


次のことがわかった。

・一連の治療後、両グループで有意な改善の差はなかった。

・ミラーセラピーグループに有害事象はなかった。

脳卒中発症後 早期の上肢ミラーセラピーに特筆すべき効果は確認できなかった、


というおはなし。

写真:ミラーセラピー


感想:

ふつーに考えたら早い方が効果的。

CI療法もそうなんだけど、早期に適用すると効果がない治療法っていうのはメンタル効果がとても大きいんだと思う。

2015年12月30日

療法士さんは機能的電気刺激(FES)使ってんの?


Physical Therapists' Use of Functional Electrical Stimulation for Clients With Stroke: Frequency, Barriers, and Facilitators.
2015  12月  カナダ

脳卒中患者の上下肢リハビリには機能的電気刺激(FES)が有効とされている。

実際にどのくらいの理学療法士がFESを採用しているものか調べてみたそうな。


298人の理学療法士にFESの利用頻度、知識、利用しない理由をアンケートして解析したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中患者へのFESは、歩行改善、上肢機能、筋力強化、感覚刺激、肩関節など あらゆる目的で利用頻度が低かった。

・52.6%の理学療法士はFESの利用を増やしたいと述べていた。

・40%以上はFESの脳卒中リハビリ効果に懐疑的だった。

・時間がない、機材がない、使い方がわからない などがFES利用を妨げる要因だった。

理学療法士はFESを脳卒中リハビリに あまり用いていなかった、


というおはなし。



感想:

自分が療法士だったら やはり採用しない。 

2015年12月29日

脳卒中患者をトランポリンに載せてみた


The effect of modified trampoline training on balance, gait, and falls efficacy of stroke patients.
2015  11月  韓国

脳卒中患者へのトランポリン訓練の効果を調べてみたそうな。


介助付きで2分間以上歩行可能な脳卒中患者24人について、半数にトランポリン訓練を施した。

訓練は、手すり付きトランポリンの上での体重移動、歩行、ジャンプなどを繰り返し、1回30分間x週3回x6週間行う。

全員には通常の理学療法訓練も施した。


次のことがわかった。

・両グループ共に訓練前に比べバランス能力、歩行能力、転倒恐怖感が明らかに改善した。

・さらにトランポリングループでそれら改善度が有意に高かった。


トランポリンを使った訓練により脳卒中患者のバランスや歩行能力、転倒恐怖感が著しく改善した、


というおはなし。

このひと↓片麻痺なんだって

よくみると右手は手すりを掴んでる



感想:

おもに自信がつくんだろね。

入院すると勝手な歩行は一切禁止で車いすが強制される。そして実際以上の重症感を抱く。トランポリンの危なっかしい体験は萎縮した感覚を解放する。

2015年12月28日

運転技術 損傷脳 左右での違い


A comparison of driving errors in patients with left or right hemispheric lesions after stroke.
2015  11月  韓国

脳卒中患者の自動車運転エラーが、ダメージ側が右脳か左脳かで違いがあるものか調べてみたそうな。

右脳損傷の脳卒中患者16人と左脳損傷の患者14人についてドライブシミュレーターを使って実験したところ、


次のことがわかった。

・シートベルト忘れやスピードコントロール、脱輪頻度 にグループ間の差はなかった。

・右脳損傷だと方向指示忘れやセンターラインはみ出し、トータルエラースコアが高かった。

・左脳損傷ではブレーキ反応時間が長かった。

損傷脳の左右別に運転技術に違いが生じた。運転リハビリではこの点に留意が必要だろう、


というおはなし。

図:自動運転 左右脳

感想:

右脳損傷だと右の手足がまともだから操作上は有利なんだけど、注意力に問題があるみたいなんだよなぁ、、、経験的に。

2015年12月27日

脳出血 手術を拒否する親族の気持ち


Treatment choice for patients with hemorrhagic cerebral stroke expected to be in a disabled condition -An analysis of questionnaire responses of patients' families.
2015  12月  日本

意識障害をともなう脳出血患者への外科的手術の適用の可否は通常 患者親族が決定することになる。

この決断に影響を与える要因を調べてみたそうな。


脳出血患者の親族30人と看護師18人について、
仮想状況として 患者を手術した場合の後遺症程度を4段階設け、
それぞれのケースでの手術希望をアンケートした。

また、自分が患者であった想定での選択にも答えてもらった。


次のことがわかった。

・後遺症が重くなるほど手術拒否が多くなった。

・自分が患者だったらどう考えるか、が決断に影響するもっとも大きな要因だった。

・看護師は、患者親族よりも手術を望む傾向にあった。

この種の決断は患者の事前の意志確認が望ましい。医療スタッフによる患者親族へのできるかぎり詳細な説明が必要である、


というおはなし。

図:植物状態だけど手術希望
感想:

原文が日本語(pdf)で読める。 とても興味深い内容だった。

『...で、このあと脳死が確認された場合にはですね、こちらの臓器提供同意書のほうに速やかにサインをしていただきたいのですが、、、』 と続くんだろか?

2015年12月26日

脳卒中後うつになりやすい人種が明らかに


Prevalence of Depression Among Stroke Survivors
Racial–Ethnic Differences
2015  12月  アメリカ

脳卒中後うつになりやすい人種を調べてみたそうな。


平均年齢64、発症後2年前後の脳卒中経験者556人について調査したところ、


次のことがわかった。

・黒人、白人、ラテン系アメリカ人を対象とした。

・ラテン系の2人に1人、黒人の4人に1人、白人の8人に1人がうつを経験していた。

・若い、女性、3つ以上の合併症、障害、社会サポートの欠如、がうつと関連する要因だった。

・ラテン系のうつになるリスクは黒人や白人の3倍だった。


ラテン系の脳卒中患者は他の人種に比べ明らかにうつになりやすい、


というおはなし。

写真:典型的ラテン系



感想:

これ思い出した。↓
ラテン系のメンタルは脳卒中に強いのか?

2015年12月25日

ボツリヌス療法、痙縮、疼痛の関連


Relationship Between Botulinum Toxin, Spasticity, and Pain: a Survey of Patient Perception.
2015  12月  カナダ

痙縮と疼痛のある脳卒中患者へのボツリヌス療法の効果を調べてみたそうな。


痙縮のある131人の患者について、疼痛の強さ、痙縮との関連、ボツリヌス療法後の主観的改善程度を評価したところ、

2015年12月24日

けいれん発作を起こした脳内出血患者は生存率が高い


Do Early Seizures Indicate Survival of Patients with Nontraumatic Intracerebral Hemorrhage?
2015  12月  ドイツ

脳内出血の早期にけいれん発作を起こす患者の回復度を調べてみたそうな。


平均年齢72、484人の脳内出血患者について調査したところ、


次のことがわかった。

・10.7%(52人)の患者に平均12日以内の早期けいれん発作があった。

・けいれん発作のあった患者の入院時の神経症状は発作のなかった者に比べ軽かった(NIHSS: 7 vs. 10)。

・出血位置を除けば発作の有無で患者の特徴に違いはなかった。

・大脳皮質の出血で早期けいれん発作が多かった。

・院内死亡率は 9.6 vs. 24.0% でけいれん発作グループが低かった。

・その後の日常生活指標が良好な者とけいれん発作の有無との関連は確認できなかった。

脳内出血患者の早期けいれん発作は生存率の高さと関連があった、


というおはなし。

図:脳内出血の院内死亡率


感想:

なぜだなんでだろう、、♪

2015年12月23日

限界まで太った高齢者は脳卒中からすぐに復活できる


Effect of obesity on functional outcomes at 6 months post-stroke among elderly Koreans: a prospective multicentre study.
2015  12月  韓国

脳卒中患者の肥満度と機能的自立度との関連を調べてみたそうな。


急性脳梗塞の患者2057人について、ボディマス指数(BMI)と6ヶ月後の機能的自立度評価(FIM)との関連を年齢層別に解析したところ、


次のことがわかった。

・65歳以上のグループでBMI30を超える極度肥満患者のFIMが有意に高かった。

・65歳未満ではBMIとFIMの関連は見られなかった。

65歳以上の脳梗塞患者の場合、極度肥満であることが6ヶ月後の良好な機能的自立度の目安になっていた、


というおはなし。

写真:極度肥満

感想:

歳をとってなお消化吸収能力の極めて高い優れた内臓をもっているわけで、脳も内臓と考えればそういうこともあるのかな、、、とおもった。

2015年12月22日

肩の痛みを改善する神経筋テーピングとは


Effectiveness of neuromuscular taping on painful hemiplegic shoulder: a randomised clinical trial.
2015  12月  イタリア

脳卒中で肩が痛くなり動かせない患者への神経筋テーピング(neuromuscular taping)の効果を実験してみたそうな。


安静時および動作時に強い肩の痛みのある脳卒中患者32人について、神経筋テーピングの有無で2グループに分け、両グループに通常のリハビリを4週間行い痛みと関節可動域を評価したところ、


次のことがわかった。

・テーピンググループで痛みのスケールが有意に低下し、1ヶ月後も効果が持続していた。

・同様に、関節可動域も30度ほど改善し 効果が持続した。


脳卒中患者への神経筋テーピングで肩の痛みと関節可動域を改善できた、


というおはなし。

写真:神経筋テーピング

感想:

正月に箱根駅伝みてると たまに顔にテーピングしてるランナーがいる。いったいどういう効果を狙っているのか知りたくなるんだけど なぜか調べる気が起きない。

2015年12月21日

よく動いてた患者は治りも良いのだろうか


Do Physically Active Patients Have Better Functional Outcome after Stroke? A Systematic Review.
2015  12月  ブラジル

身体活動は高血圧や糖尿病、肥満に影響することから脳卒中予防にも効果があると考えられている。

そこで、脳卒中発症前の身体活動レベルと機能的回復度についてはどうか調べてみたそうな。


関連する過去の研究を見なおしたところ、


次のことがわかった。

・Ristらによる最も規模の大きい研究では発症前の身体活動と機能的回復度との関連は確認できなかった。

・その次に規模の大きいStroudらの研究では 僅かな関連が見られた。

・Krarupらのもっとも小さい規模の研究3件で発症前の身体活動の機能保護効果が報告されていた。


脳卒中発症前の身体活動と機能回復との関連は結論が出せなかった、


というおはなし。

図:脳筋

感想:

もし関連があるとすると、脳機能のタフさは筋肉と一緒に鍛えることが可能ってことになる。

これ思い出した。↓
スポーツやってた脳卒中患者は再発しないのか?

2015年12月20日

PM2.5は脳梗塞か それとも脳出血か?


Differentiating the effects of characteristics of PM pollution on mortality from ischemic and hemorrhagic strokes.
2015  11月  中国

浮遊粒子状物質(PM)と脳卒中との関連は知られている。

そこで、PMのサイズや成分、脳梗塞と脳出血どちらに影響するのかなど調べてみたそうな。


広州市のデータについて、曜日や祝日、気象条件、インフルエンザなどの要素を考慮して解析したところ、


次のことがわかった。

・PMと脳卒中死亡率との明らかな関連を確認した。

・PM10,PM2.5,PM1と粒子サイズが小さくなるほど影響が強かった。

・特にPM2.5の有機炭素、元素状炭素、硫酸、硝酸、アンモニウム成分が脳卒中死亡率に関連していた。

・PM汚染は脳梗塞よりも脳出血と有意に関連していた。

浮遊粒子状物質の様々な成分が脳卒中死亡率に関連していた。特に脳出血で顕著だった、


というおはなし。



感想:

壮大な人体実験の結果だからな、、、

2015年12月19日

6年後に完全回復できた患者は何%?


Participation in Complex and Social Everyday Activities Six Years after Stroke: Predictors for Return to Pre-Stroke Level.
2015  12月  スウェーデン

どれくらいの脳卒中患者が6年後、発症前のレベルに戻れるものなのか、調べてみたそうな。


脳卒中患者349人を6年間フォローして、応用的日常生活動作(Frenchay Activities Index:FAI)を屋内、屋外活動、職場 について評価したところ、


次のことがわかった。

・121人の調査を完遂できた。

・79.3%は軽症患者だった。

・6年後、84%の患者がFAI≥15の活動的なレベルであると評価された。

・発症以前のレベルよりも回復した患者は35%で、65%はそれより低かった。

・補助なしでの歩行、若いこと、3ヶ月時点での回復が良かったこと、が良好な回復と関連していた。

6年後 35%の脳卒中経験者は発症まえ以上に回復していた。歩行能力の改善と社会参加を促すことが長期的な回復につながるだろう、


というおはなし。

図:社会参加

感想:

軽症患者でも半数以上は6年後も悩んでるってことなんだよな。

2015年12月18日

歯の本数と脳卒中との関連


Tooth loss is independently associated with poor outcomes in stable coronary heart disease
2015  12月  スウェーデン

歯の本数と脳卒中など心血管疾患との関連を調べてみたそうな。


39カ国の冠動脈疾患患者15456人について、残っている歯の本数を申告してもらい その後3.7年間フォローした結果、


次のことがわかった。

・他の要因を考慮に入れてなお、歯が少なくなるほど脳卒中や心血管疾患死亡リスクが増加した。

・失った歯が6本未満の患者に比べ 歯がまったく残っていない患者の脳卒中リスクは67%高かった。

冠動脈疾患患者を対象とした研究では、失った歯の本数が多いほど脳卒中や心血管疾患死亡リスクが高かった


というおはなし。

写真:羽が抜けた


感想:

背景として歯周病がどうのこうのらしい。

過去記事↓
抜けた歯が多いと脳卒中になりやすいの?

歯がない人は脳卒中にだけ注意すれば良いと思う

若年脳卒中患者の特徴 → 歯が少ない

抜けた歯を数えてみて.  4本以上なら脳卒中予備軍決定

2015年12月17日

漢方薬はほんとうに脳卒中にいいのか?


Outcomes after stroke in patients receiving adjuvant therapy with traditional Chinese medicine: A nationwide matched interventional cohort study.
2015  11月  台湾

漢方薬を使っている脳卒中患者は多い。ほんとうに効果があるものかどうか調べてみたそうな。


脳卒中のあと、通常の治療に加えて

*漢方薬治療を受けた入院患者1734人と
*漢方薬治療を受けない入院患者1734人

を比較したところ、


次のことがわかった。

・漢方薬治療を受けた患者は、発症から3ヶ月以内の 尿路感染症、肺炎、てんかん、消化管出血、死亡率が明らかに低かった。

・6ヶ月後についても同様に上記各リスクはすべて低かった。

・入院期間、費用も漢方薬グループは少なかった。


脳卒中のあと漢方薬治療を追加してもらった入院患者の有害転帰は減少した、


というおはなし。


感想:

で、これ↓なんだろうな、、
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう

2015年12月16日

被殻へのダメージはリハビリ後の歩行が遅い!


Does stroke location predict walk speed response to gait rehabilitation?
2015  11月  イギリス

脳の損傷位置がリハビリ後の歩行スピードに影響するものかどうか調べてみたそうな。


50人の脳卒中患者について、断層画像から脳の損傷位置と皮質脊髄路など脳組織に及ぼす範囲を調べた。

6週間のリハビリ後の歩行能力や移動能力を評価し、関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・皮質脊髄路へのダメージは歩行スピードを除く移動能力に関連していた。

・皮質脊髄路にダメージのないグループでは、被殻、島皮質、外包、それら周辺組織へのダメージが歩行スピードに関連していた。


脳卒中リハビリ後の歩行スピードは 被殻と周辺組織へのダメージがあると遅かった。皮質脊髄路へのダメージは歩行スピードとは関連しなかったが移動能力には影響した、


というおはなし。

図:被殻と歩行スピード


感想:

オレ被殻だからな、、、

2015年12月15日

脳卒中経験者の脚の筋力は健常者の何%なのか?


Lower limb strength is significantly impaired in all muscle groups in ambulatory people with chronic stroke: a cross-sectional study.
2015  11月  オーストラリア

脳卒中経験者の下肢筋力が どのくらいなものか調べてみたそうな。


発症後1-6年 歩行可能な60人の脳卒中経験者について 両下肢の主な12種の筋肉の収縮力を調べ 健常者35人と比較したところ、


次のことがわかった。

・麻痺側の脚のすべての筋力は明らかに弱く 健常者の48%程度だった。

・特に影響が大きかったのは 大殿筋で38%、足首背屈筋 35%、股関節内転筋 38%だった。

・非麻痺脚も足首内回旋筋を除く全ての筋力が有意に弱く健常者の66%程度だった。


脳卒中経験者はたとえ歩行可能であったとしても 両脚のほとんどの筋力が健常者に比べ大きく低下していた、


というおはなし。

図:下肢筋肉

感想:

さいきん 片足首ジャンプ訓練をはじめたら 駅の階段の上りでかつてのような感覚を取り戻すことができて 静かに感動している。

2015年12月14日

ラクナ梗塞の症状がすぐに消えちゃいました


Transient and persistent symptoms in patients with lacunar infarction: results from a prospective cohort study.
2015  11月  中国

症状を伴うラクナ梗塞には 一過性のものと持続性のものがある。両者の特徴を知らべてみたそうな。


症候性のラクナ梗塞でMRIを撮った外来患者251人について6ヶ月間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・77.3%の患者は症状が一過性で、23.7%は持続性だった。

・一過性の患者は若く、症状も軽く、梗塞も小さく、前頭部が多かった。

・生存率は一過性患者が明らかに高く、

・再発も 30.9% vs 54.4% で一過性患者が少なかった。


症候性のラクナ梗塞には一過性のものが多く、症状が持続するタイプよりも死亡率や再発率が低かった、


というおはなし。

図:ラクナ梗塞の再発

感想:

どんな症状であれ その原因を数mmの梗塞と関係付けることに どれほどの説得力があるのかな。

2015年12月13日

脳卒中経験者の運転適格性判定ツール


Usefulness of the driveABLE cognitive assessment in predicting the driving risk factor of stroke patients.
2015  10月  韓国

自動車運転の認知機能上の適格性を評価する装置 DriveABLE(ドライブエイブル)が脳卒中患者に使えるか実験してみたそうな。


運転歴のある42人の脳卒中患者について DriveABLEでの評価に基づき

*安全ドライバー と
*非安全ドライバー

の2グループに分けた。

各々のグループをドライブシミュレーターおよび認知機能検査したところ、


次のことがわかった。

・11人が安全グループ、31人が非安全グループに分類された。

・安全グループは認知機能検査スコアが非安全グループよりも高かった。

・運転技術(ペダルやステアリング操作、スピード制御、衝突事故など)も安全グループが優れていた。

このような評価ツールは脳卒中経験者の運転適格性の判断に使えるかもしれない、


というおはなし。


これ↓



感想:

はやく自動運転を実現してほしいよ。脳に障害抱えた人間が1トン以上の鉄の塊を そこらじゅうで走らせていると思うと怖くてしかたがない。

2015年12月12日

迷走神経リハビリの人体実験開始


Safety, Feasibility, and Efficacy of Vagus Nerve Stimulation Paired With Upper-Limb Rehabilitation After Ischemic Stroke
2015  12月  アメリカ

迷走神経の電気刺激はてんかん治療に用いられている。いっぽう動物実験では 脳卒中後の迷走神経刺激により 脳の可塑性が促されることがわかってきた。

これを人間で試してみたそうな。


脳梗塞後6ヶ月以内の患者21人について、

*迷走神経刺激+上肢リハビリ  9人
*上肢リハビリのみ  11人

の2グループに分け、1回2時間x週3回x6週間の治療を行った。

迷走神経は首に埋め込んだ装置を無線制御で リハビリ訓練に併行して電気刺激した。


次のことがわかった。

・深刻な有害事象は起きなかった。

・迷走神経刺激グループで上肢機能スコアが大きく改善した。

リハビリ訓練しながらの迷走神経刺激は可能で、安全そうだった。慢性期脳卒中患者にも試したい、


というおはなし。

図:迷走神経刺激で脳卒中リハビリ



感想:

装置埋め込みの恐怖と痛みに見合う成果が得られるかどうか、、

2015年12月11日

スポーツでクモ膜下出血になる割合がわかった


Subarachnoid Haemorrhage and Sports.
2015  11月  ポルトガル

クモ膜下出血はスポーツなどの身体活動で誘発されることがあるという。

その頻度とスポーツの種類について調べてみたそうな。


クモ膜下出血患者738人について調査したところ、


次のことがわかった。

・57.5%(424人)が直前になんらかの身体活動をしていた。

・1.2%(9人)はスポーツと関連していた。

・その内訳は、ランニング、エアロビクス、サイクリング、ボディバランス、ダンス、サーフィンだった。

・それらスポーツ患者は平均年齢が 43.1 vs. 57.0 と他のグループより若かった。

・うち1人はスポーツにより首に外傷を負っていた。

・スポーツ患者の重症度は、ハント・ヘスの分類ですべてグレード2以下だった。


スポーツで誘発されるクモ膜下出血は多くはなく、外傷と関係するものは稀だった。患者はいずれも若く 軽症だった、


というおはなし。

写真:クモ膜下出血

感想:

エアロビやダンスでなってるということは、ラグビーや柔道やってる人たちをCT撮れば もっとひんぱんに見つかるんじゃないのかな、、

2015年12月10日

玄米食が脳卒中予防になるという根拠について


Association between whole grain intake and stroke risk: evidence from a meta-analysis.
2015  9月  中国

全粒穀物と脳卒中との関連については諸説ある。そこでこれまでの研究データをまとめて再解析してみたそうな。


信頼性の高そうな研究を厳選したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中1635件、被験者247487人を含む6件の研究が見つかった。

・全粒穀物を多く摂る人は少ない人に比べ脳卒中リスクが14%低かった。

・この関連は特に女性で顕著だった。


全粒穀物を摂ると脳卒中予防になる、


というおはなし。

写真:一日二玄米四合ト

感想:

宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』で 1日に玄米を4合食べると書いてある。これ多すぎねぇか?っていつも思ってたので関心をもった。

うんこの量がハンパないと思うんだ。

2015年12月9日

脳卒中後うつは普通のうつと違うのか?


Clinical Manifestation of Depression after Stroke: Is It Different from Depression in Other Patient Populations?
2015  12月  オランダ

脳卒中後のうつは原因がわからないため 不眠や食欲不振、集中力の低下などの症状があっても、それらが一般的なうつ症状なのか区別がつきにくい。

そこで、脳卒中後のうつと 他の病気でのうつ症状パターンに違いがないか調べてみたそうな。


脳卒中患者382人と
動脈硬化性疾患患者530人 および
一般診療患者1160人について調査したところ、


次のことがわかった。

・うつ患者の割合は、脳卒中で14.1%、動脈硬化で5.4%、一般診療で12.9%だった。

・各グループ間でうつの症状パターンはほとんど同じだった。

・脳卒中患者グループがもっともうつ症状は重かった。


脳卒中後のうつに特別な症状パターンはなかった、


というおはなし。

図:脳卒中後うつ 症状比較


感想:

てっきり普通のうつとは違うと思ってた。同じであるばかりかむしろ重いとは、、、

ただ 上のグラフで、非うつ脳卒中患者の症状が他のうつ患者と同じ程度に重い。うつに至らないまでも不眠や疲れ、集中力欠如といった症状はどうしてもでてしまうってことなのかな。

2015年12月8日

タブレットで手のリハビリはできるのか?


Tablet Apps and Dexterity: Comparison Between 3 Age Groups and Proof of Concept for Stroke Rehabilitation.
2015  12月  イスラエル

タブレットコンピュータのタッチスクリーン技術が 脳卒中後の手のリハビリに役立ちそうか実験してみたそうな。


広い年齢層の健常者172人と 平均年齢59の軽-中等度の障害をもつ脳卒中患者20人について、

手のタッピング動作を伴うiPadゲーム(Dexteria社のTap-it)を2回とナインホールペグテストを行った。


次のことがわかった。

・健常者の高齢グループと脳卒中患者でタッピングスピードや精度に変化があった。

・脳卒中グループのうちアプリを2回遂行できた者は20人中15人のみだった。

・しかし全員がこのアプリを楽しんでいた。


タブレットアプリが脳卒中後の手のセルフトレーニングに役立つかも知れない、


というおはなし。

Dexteria社のTap-it



感想:

スコアを上げるため麻痺していない方の手を使ってしまったときに、それがバレる仕組みがあるとイイと思った。

今回のiPadアプリは↓500円くらいで買える。
Dexteria - Fine Motor Skill Development(iTunes store)

2015年12月7日

肩手症候群の触覚障害と痛みを治す方法について


High-Frequency Repetitive Sensory Stimulation as Intervention to Improve Sensory Loss in Patients with Complex Regional Pain Syndrome I.
2015  11月  ドイツ

周期的な触覚刺激により脳卒中患者のリハビリ効果が促されるという報告がある。

そこで、触覚障害と痛みを伴う複合性局所疼痛症候群(CRPS)患者について、周期的な触覚電気刺激の効果を調べてみたそうな。


CRPS患者20人について、触覚障害を起こしている手の指先すべてに電極を着けて1日45分間x5日間刺激を与えた。

高周波数(20Hz)グループ16人と低周波数(1Hz)グループ4人に分けて前後での触覚2点弁別能および触圧覚、疼痛の程度を測定した。


次のことがわかった。

・高周波数グループでは触覚弁別能が著しく改善し、

・4人の患者で痛みが30%以上減少した。

・低周波数グループでは全ての患者で触覚弁別能が低下し 触圧覚と痛みに変化はなかった。


CRPS患者への高周波数電気刺激は感覚障害に効くかもしれない。痛みの緩和にはさらに長い期間の刺激治療が必要だろう、


というおはなし。

図:高周波数電気刺激と触覚弁別能


感想:

脳卒中のあと肩が痛くなって手がむくむ肩手症候群は CRPSに分類されるってことで関心を持った。

2015年12月6日

自己免疫疾患で脳卒中リスクが50%アップ


Painful Autoimmune Diseases = 50% Increased Risk of Stroke, Study Says
2015  12月  アメリカ

痛みを伴う自己免疫疾患と脳卒中との関連を調べてみたそうな。

先月行われた米国リウマチ学会会議での発表内容。


帯状疱疹やリウマチ、脊椎炎、クローン病などの自己免疫疾患を診断された51000人について、1,6,12ヶ月後の脳梗塞の有無を調べたところ、


次のことがわかった。

・診断された直後6ヶ月間に脳卒中になる割合は2-6年後に比べ1.5倍だった。

・合併症があるとその割合はさらに倍になった。

・帯状疱疹後に抗ウィルス薬を処方された患者は脳卒中リスクが16%低かった。


帯状疱疹など自己免疫疾患へのワクチン接種や免疫抑制療法は 脳卒中予防の点からも重要である、


というおはなし。

図:自己免疫疾患
感想:

これ↓おもいだした。
帯状疱疹なったら脳卒中に注意しなさい

2015年12月5日

脳卒中後うつにギャバロン茶が効くという根拠について


Antidepressive-like effects and antioxidant activity of green tea and GABA green tea in a mouse model of post-stroke depression.
2015  12月  イタリア

緑茶の抗酸化作用、抑うつ緩和効果は知られている。

脳卒中後のうつにも効くものかどうか、緑茶とGABA緑茶(ギャバロン茶)で実験してみたそうな。


脳卒中後うつを再現したネズミを使って、緑茶やギャバロン茶を飲ませたあとの行動検査および脳の複数の酸化関連物質を調べた。


次のことがわかった。

・緑茶およびギャバロン茶でうつ症状に変化があった。

・酸化ストレスが低下し、

・行動が正常化した。

・ポリフェノールやテアニン、グルタミン、カフェインが多いせいかギャバロン茶で行動がより活発だった。

緑茶、特にギャバロン茶は脳卒中後のうつ症状に効果があるかも知れない、


というおはなし。

写真:ギャバロン茶


感想:

ギャバロン茶って健康食品の名前かと思ったらそうではなくて、日本人が開発 命名したGABAを多く含む緑茶のこと。通販で安く買える。

GABA Tea(wikipedia)

”ギャバロン茶、血圧抑制機能で注目"

2015年12月4日

立方体のはなし

ブログ継続 満6年を記念してメモ

これまで あたまオカシイと思われるのが嫌で発症当日の幻覚関連のはなしはほとんどしていない。特にこの立方体のことは誰にも言ったことがない。

心に秘め続けて妄想を膨らませるのもどうか、、と思い吐き出すことにした。


脳の異変に気づいて勤め先を早退して 地下鉄のホームまで辿り着いたところで左手足の力が完全に抜けて床に崩れ落ちた。右手足だけで這って近くのベンチによじ登り腰掛けた。

右手で左手足をさすりながら「まずいことになったなー」と思っていた。

そしたら目の前に一辺5mほどの金属光沢 半透明の立方体が現れた。それがググっと近寄ってきて膝に触れるほどの位置で止まった。同時にその重量が5000万トンあることを直感的に知った。

「これがお迎え現象なのか、、」と思った。

こんなクソ重たい奴が相手じゃ為す術はないと観念して目を閉じた。

つぎの瞬間ホームの床の上に仰向けで、近くにいた人が救急車呼んでくれた。


文字にするとこれだけなんだけど、のちにこの立方体が時間旅行機だった気がしてならなくなった。というのもそのあと病室で 「とにかく時間についてしらべなきゃ」って気持ちが繰り返し強くなり、以来 そっち系の話(時をかける少女、ドラえもん、スーパージェッターなど)を集めては 考えを巡らすようになった。

じつは現在も脳卒中以上に関心を持っていて、専用のWebサイトも作った。日によってはここよりもアクセスがあり ツイッタもやっている。

2015年12月3日

脳卒中後のうつと疲労 損傷位置と対処様式


Factors associated with post-stroke depression and fatigue: lesion location and coping styles.
2015  11月  中国

脳卒中あとのうつや疲労感は珍しいことではなく 長く続く問題でもある。それらと脳の損傷部位や心理状態との関連を調べてみたそうな。


急性脳梗塞で情動障害の患者368人について、発症3ヶ月時点でのうつ、疲労の程度を調べ、MRIで確認した損傷位置、対処行動傾向との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・梗塞の位置が大脳基底核、放射冠、内包にある場合、脳卒中後の疲労に関連し、

・脳卒中後のうつと梗塞位置との関連はなかった。

・障害受容はうつと疲労に関連した。

・回避傾向はうつに関連し、対峙傾向は疲労と関連していた。


脳卒中後のうつと疲労に関連する脳の損傷位置は異なった。また各々の対処様式も違っていた、

というおはなし。


感想:

うつが位置によらないって話はときどき聞く。これっておもしろいと思う。

2015年12月2日

身体無視って知ってた?


Recovery of personal neglect.
2015  11月  イタリア

脳卒中のあと半側空間無視があると回復が良くないと言われている。

一方、空間だけでなく自分の半身を無視してしまう "身体無視"(personal neglect)は注目度が低い。

そこで半側空間無視と身体無視で回復が違うものか調べてみたそうな。


右脳梗塞で半側空間無視の患者49人について、身体無視の有無およびリハビリ前後での回復度を調査したところ、


次のことがわかった。

・半側空間無視と身体無視の回復に明らかな関連はなく、どちらも通常のリハビリ後に改善した。

・身体無視があっても予後の悪化要因にはならなかった。


半側空間無視と身体無視の回復過程は独立したもので、身体無視があったからといって回復が悪いわけではなかった、


というおはなし。

図:半側空間無視の種類
感想:

personal neglect 初めて知った。
こじらせると、こう↓なるようだ
身体パラフレニア:自分の腕じゃないみたい!

2015年12月1日

失語症患者が「読みやすい!」と感じるフォント


Do particular design features assist people with aphasia to comprehend text? An exploratory study.
2015  11月  イギリス

失語症患者が理解しやすい文字、文章の特徴を調べてみたそうな。


9人の失語症患者について、読んで理解がしやすい文章テキストのフォントの種類、大文字 小文字の区別、補助画像の有無を調べ解析したところ、


次のことがわかった。

・フォントは文字飾りのないサンセリフ(sans-serif)がセリフ(serif)よりも明らかに理解しやすく、

・大文字よりも小文字表記のほうが分かりやすかった。

・テキストが読みにくい場合、理解を助ける目的の1枚の画像はあまり効果的ではなかった。


失語症患者の文章理解は文字のフォント、大文字 小文字で影響を受けた。また、補助画像1枚では大して理解の助けにはならなかった、


というおはなし。


図:サンセリフフォント


感想:

毎回できるだけ写真や図をなにか1枚貼るように心がけているけど、あえて説明文は添えないようにしている。

わかったような気になってくれればいいと思うから。
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