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2014年12月31日

片麻痺の歩行リハビリに適した杖の種類が判明


Which type of cane is the most efficient, based on oxygen consumption and balance capacity, in chronic stroke patients?
2014  12月  韓国

片麻痺患者のバランス能力別に適した杖の種類を調べてみたそうな。


慢性期脳卒中患者29人を

*バランス能力の低い15人と
*バランス能力比較的良い14人

に分け、一本杖、4点杖、ヘミウォーカーのそれぞれについて3日間使用させた。

各々の杖でのエネルギー消費量、酸素使用量、歩行中の心拍数等を測定し、比較した。


次のようになった。

・一本杖が最もエネルギー消費量が大きく、歩行速度が高かった。

・一本杖使用時、バランス能力良好な患者では酸素使用量は多くなかった。

・バランス能力の低い患者では4点杖での酸素使用量がいちばん少なかった。


バランス能力のある片麻痺患者にとっては一本杖の方が酸素消費が少なく歩くスピードも速い。一方、バランス能力の低い患者は接地面積の大きい杖が適している、


というおはなし。

ヘミウォーカー
ヘミウォーカー


感想:

予想通りの結果ではある。

この記事を思い出した。
片麻痺の歩行リハビリに適した杖の長さが判明

2014年12月30日

3ヶ月後 これ以上悪くならないだろうと安心していたら いつのまにか要介護に


Changes in Functional Outcome Over the First Year After StrokeAn Observational Study From the Swedish Stroke Register
2014  12月  スウェーデン

脳卒中後1年間の機能回復程度の変化と関連する要因を調べてみたそうな。


2008-2010のスウェーデンの脳卒中患者の64万人あまりの医療記録から発症3ヶ月後、12ヶ月後の致命率、日常生活動作(ADL)を抽出し他のパラメータとの関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・致命率は 3ヶ月時点で13%、12ヶ月時点では18%(男16%、女20%)だった。

・ADL上で依存状態にある者の割合は、3ヶ月で16%、12ヶ月で28%(男23%、女35%)だった。

・3ヶ月から12ヶ月にかけてADL依存状態に落ち込む要因として、女性、糖尿病、入院時昏睡などとの関連がみられた。


発症3ヶ月以降は病状が安定化するという常識に反して、3ヶ月から12ヶ月にかけて日常生活動作的に自立から依存に悪化してしまう患者が思いのほか多かった。この傾向は女性に多く見られ およそ6分の1の者が相当した、


というおはなし。



感想:

ほんとかね。
たとえばバリアフリー化していない自宅に退院して、入浴の度にちょっと移動の手を借りるようになった場合、「ADLの悪化!」にされちゃうんじゃないのかな?

それとも ポイントは女性に多いってとこなのかな、、

2014年12月29日

もっとも多くの脳卒中経験者が困難に感じている日常生活動作は、、


Prevalence of Self-Reported Stroke and Disability in the French Adult Population: A Transversal Study.
2014  12月  フランス

脳卒中歴の有無と障害の程度について、自宅住人と施設入居者に面談調査したそうな。


33986人について調べたところ、


次のことがわかった。

・脳卒中経験者の割合は1.6%で、中等度以上の障害を持つ者は、自宅住まいの29%、施設入居者の88%だった。

・脳卒中経験が無く中等度以上の障害を持つ者は、自宅で3%、施設で72%だった。

・もっとも多くの脳卒中経験者が困難に感じている日常生活動作は風呂で身体を洗うことだった。(31% vs. 3%非経験者)

・脳卒中の有無に関わらず高齢になるに従い生活動作の自立が困難になる傾向があったが、

・60歳未満の若年脳卒中経験者については、同年代の非脳卒中経験者と比べ依存状態になるリスクが20倍ほど高かった。

・ベッドや椅子から離れられない人の23%は脳卒中経験者だった。


というおはなし。
mRS5以上の脳卒中経験者の割合
重度依存の脳卒中経験者の割合


感想:

洗髪はいまだに違和感ある。左手がシャカシャカ素早く動かないから、じれったくて結局 右手がアタマの左側まで回りこんでフィニッシュ、ってなる。

2014年12月28日

脳卒中の早期に集中訓練した効果が脳の活動から確認できた


A Randomized Controlled Trial of the Effect of Early Upper-Limb Training on Stroke Recovery and Brain Activation.
2014  12月  オーストラリア

脳卒中患者の75%は上肢の機能障害を経験する。その一方で、最初の1ヶ月間の機能の回復は非常に大きい。

発症後1ヶ月以内の集中的訓練により脳の活動も高まるものなのか実験してみたそうな。


急性期脳梗塞患者23人を、通常リハビリグループと上肢集中訓練グループに分けた。脳の活動を脳機能MRIで3ヶ月後まで観察、比較した。

上肢集中訓練は、発症1週間目から行い 1ヶ月間に計30時間の訓練を行った。


次のようになった。

・集中訓練グループでは、前帯状皮質と病側の補足運動野が活発になり、

・病側と反対の小脳の活動が低下した。

・集中訓練グループでは3ヶ月後までの機能改善程度に被験者間のバラつきが小さく、より確かな効果が期待できた。


脳卒中早期での上肢の集中訓練により、脳のそれらしい部分の活動に大きな変化がもたらされた、


というおはなし。


感想:

10数年前、健康な頃に撮った自分の脳機能MRI を思い出した。(↓これ)

指動かしただけで小脳の同じ側にこんなに反応がでることをそれまで知らなかった。

2014年12月27日

ペットが相棒の高齢脳卒中経験者にインタビューした


Living with companion animals after stroke: experiences of older people in community and primary care nursing.
2014  12月  スウェーデン

高齢者はよくペットを飼っていて、特に病気を患っているひとにとってはその存在意義は大きい。

そこで高齢の脳卒中経験者にとってのペットを飼う意味を身体、心理、社会的側面から調べてみたそうな。


62-88歳で発症後2年以上経つ脳卒中経験者17人(女10、男7)について個別に面談調査した結果、


次のことがわかった。

・「ペットによる有意義な人生への貢献」が共通のテーマとして見えてきた。

・これは次の4つの理由に分類できた。
*リハビリのやる気のもと、
*自分を慕ってくれる誰かがいる、
*家族の一員として、
*安心と安全のもと、、。


脳卒中経験者にとってペットは病気からの回復と有意義な人生のために大切な存在である、


というおはなし。


感想:

高齢だと飼い主が先に逝く→保健所で処分ってことになる。

そのうち高性能AI搭載のペッパー君が活躍するようになると思う。20万円だし。

2014年12月26日

リズムに合わせた歩行訓練がメッチャ効果的と判明


Walking training with cueing of cadence improves walking speed and stride length after stroke more than walking training alone: a systematic review.
2014  12月  オーストラリア

脳卒中患者がメトロノームや音楽の一定のリズム(キューイング)に合わせて歩行訓練をしたばあい、ただ歩行するだけの場合よりも効果的なものなのか 調べてみたそうな。


医学研究データベースから過去の関連する論文を厳選して、データを統合、再解析したところ、


次のことがわかった。

・計211人の被験者を含む7件の研究が見つかった。

・キューイングありの歩行訓練の場合、ただ歩行する訓練に比べ

・歩行速度が 0.23m/秒 向上した。

・歩幅は0.21m広くなり、歩数は19ステップ/分増えた。

・歩行対称性も15%改善した。

・1回30分間x週4回x4週間の訓練で効果があった。


脳卒中患者の リズムに合わせた歩行訓練で、単に歩くだけの訓練に比べ スピード、歩幅、歩数、対称性が明らかに向上した。簡単に実行できるのでオススメ、


というおはなし。

リズム歩行



感想:

リズムに乗るまでがたいへんそうだけど、それなりのペースがあるかもな。

2014年12月25日

シビレたほうの手は自分で思ってるほど使っていない 1年経っても


Predicting Daily Use of the Affected Upper Extremity 1 Year after Stroke.
2014  12月  イスラエル

脳卒中患者の手の使用頻度を1年間、追ってみたそうな。


複数の患者について手の機能および使用頻度を退院時および発症12ヶ月後の時点で計測した。

手の使用頻度は 自己申告と手首に着けた加速度計の記録の両方を参照した。


次のようになった。

・退院時から12ヶ月後までの間に麻痺手の機能が大きく改善した。

・自己申告による麻痺手の使用頻度も大きく改善していた。

・しかし、加速度計のカウント上ではまったく改善していなかった。

・麻痺手にくらべ健常な側の手の使用頻度は3倍だった。


手の機能改善にも関わらず、その使用頻度は非常に限られたものだった、


というおはなし。

シビレた手


感想:

なるほどキーボード打っていてわかる。右手のカバーする範囲が左手の倍ちかくある。

2014年12月24日

麻痺脚にウェイトバンドを巻いて歩かせてみたところ、、


The Use of Cuff Weights for Aquatic Gait Training in People Post-Stroke with Hemiparesis.
2014  12月  アメリカ

麻痺した脚に重りを着けたときの歩行が どう変わるのか調べてみたそうな。


平均年令66、脳卒中で片麻痺の患者21人について、次の3つの状況下での水中歩行を記録、解析した。

*膝に重りを着ける
*足首に重りを着ける
*重りをつけない


次のようになった。

・重りを着けたときに平均歩行スピードが著しくアップした。

・歩調、歩幅、関節の動きなどは "非"麻痺脚で変化し、

・麻痺脚での歩行パラメータの変化はほとんどなかった。


麻痺脚に重りを着けると歩くスピードが速くなった。しかし麻痺脚に動作の変化がなかったのはちょっと残念、


というおはなし。


感想:

これって 重りで筋肉が鍛えられたわけではなくて、「おもり着けられちゃったからいつもよりガンバらなきゃ」という気持ちの勢いだけで速くなったんだよね。

ただでさえ動きにくい麻痺脚へのさらなる負荷は健常な脚が代償してしまう、ってことと理解。

2014年12月23日

お米を食べると脳卒中になる可能性について


Rice consumption and risk of cardiovascular disease: results from a pooled analysis of 3 U.S. cohorts.
2014  12月  アメリカ

米(コメ)を経由したヒ素の摂取による健康被害への懸念が高まっている。しかし脳卒中など心血管疾患との関連はよくわかっていない。

そこで白米、玄米の摂取と心血管疾患リスクについて調べてみたそうな。


20万人あまりの健康調査記録から米の摂取量を推定し、心血管疾患の有無を追跡した。


次のようになった。

・20年前後の追跡期間中に1200件あまりの心血管疾患が発生した。

・ライフスタイル等を考慮に入れてなお 米の摂取と心血管疾患リスクとの関連はみられなかった。

・ほとんど米を摂らない人に比べ週に5回以上摂る人の心血管疾患のなりやすさは白米、玄米ともに同じだった。

・対象を白人に限定しても結果は変わらなかった。


白米、玄米の摂取と脳卒中などの心血管疾患との関連はなかった、


というおはなし。

ライス
ライス

感想:

コメのヒ素問題は知らなかったは、、
米国産のコメに「懸念される」濃度のヒ素? 消費者団体が摂取制限勧告(2012 CNN)

2014年12月22日

脳刺激効くの?効果続くの?いつ始めるの?


Enduring Poststroke Motor Functional Improvements by a Well-Timed Combination of Motor Rehabilitative Training and Cortical Stimulation in Rats.
2014  12月  アメリカ

脳への電気刺激とリハビリ訓練を組み合せる効果とベストなタイミングを調べてみたそうな。


ネズミを人為的に脳梗塞にして前脚の運動機能を麻痺させた後、

*脳刺激+片脚でエサを取る訓練
*片脚でエサを取る訓練のみ

のグループを設け3週間継続し、運動機能の改善効果を10ヶ月後までフォローした。

脳刺激は経頭蓋直流パルスを100ヘルツ、運動を誘発する強度の半分で行った。

また 実験時期を、梗塞後14日後に開始する早期実験と、3ヶ月後に開始する慢性期実験に分けた。


次のようになった。

・早期実験では、エサ取り訓練のみに比べ脳刺激を与えたグループで機能改善効果が大きかった。

・脳刺激を加えることで効果が10ヶ月後も持続した。

・慢性期実験では、脳刺激の効果は見られなかった。


脳刺激はリハビリ訓練の効果を持続させた。しかしその適用時期で効果は変わる、


というおはなし。


感想:

脳刺激系は試すなら早い方がいいってことなんだろな。

動物は空気を読まないから 人間での結果よりもはるかに信頼できる面がある。

2014年12月21日

一人暮らしは脳卒中になりやすく回復しないは本当か?


Prestroke Living Situation and Depression Contribute to Initial Stroke Severity and Stroke Recovery.
2014  12月  アメリカ

社会的な孤立は脳卒中の発症と予後の悪化に関連があるとされている。

脳卒中センターの医療記録を使ってそこのところを検証してみたそうな。


社会的孤立度の目安として患者を次の4つに分類した。

*配偶者と生活
*家族と生活
*一人暮らし+訪問サービス
*一人暮らし

入院時の重症度とその後の機能回復程度との関連を解析したところ、


次のようになった。
・一人暮らしの患者ほど入院時の神経症状が重くなく、機能回復も良好だった。

・一人暮らし患者は発症前の自立能力が高かった。

・ちなみに発症前のウツは女性に多く、ウツありの患者は予後が悪かった。


社会的孤立度に関する情報の取得はなかなか難しい、、


というおはなし。

一人暮らし

感想:

一人暮らしだからといって社会的に孤立しているわけではないってことなんだろね。

独居老人問題もサバイバル能力を鍛えていると考えれば悪くない話かもしれない。

2014年12月20日

脳卒中介護者のストレスについて


Caregiver stress in stroke survivor: data from a tertiary care hospital -a cross sectional survey.
2014  11月  パキスタン

脳卒中患者の介護者のストレス度と関連要因について調べてみたそうな。


100組の脳卒中患者とその介護者について調査した結果、


次のことがわかった。

・介護者の48%が30-39歳で、

・70%が男性だった。

・男性介護者の89%は患者の息子で、

・女性介護者は親類縁者のみだった。

・介護者のストレス度スコアに性別、年齢、婚姻、介護期間はあまり影響がなかった。

・女性のほうが感情適応力が高かった。

・独身介護者は人生設計に多くの変更を生じ、

・既婚者は患者を怒らせない扱いがうまかった。

・実の娘と義理の娘とでストレス度とその質に差がなかった。

・介護期間が長くなるにつれ睡眠障害や肉体負荷、生活負担も減少した。

・介護者の年齢が高いほど参ってしまいやすかった。


というおはなし。

イスラマバード
イスラマバード


感想:

男性70%が引っかかった。さすがマララさんの国。

2014年12月19日

片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!


Association of Postural Instability With Asymptomatic Cerebrovascular Damage and Cognitive Decline
2014  12月  日本

脳卒中のもとになる無症候性のラクナ梗塞や微小脳出血と高齢者の姿勢安定性との関連を調べてみたそうな。


平均年齢67、健康な1387人について片足立ち可能時間を計測した。同時にMRIも撮影。さらに認知機能の検査を行い関連を解析した。


次のようになった。

・片足立ち時間が短い人ほど、特に20秒未満であるほど、脳微小血管障害箇所が多かった。

・ラクナ梗塞や微小脳出血が2箇所より多くある人の 3人に1人は片足立ち時間20秒未満だった。

・片足立ち時間が短い人には脳微小血管障害箇所の数に関わらず、認知機能の低下も見られた。


姿勢の不安定さは健康な人であっても脳の早期病変との関連があることがわかった、


というおはなし。
図:片足時間と脳卒中

感想:

さっそく親を片足立ちさせてみるわ、、、

2014年12月18日

モモとヒザにテーピングしたら速く歩けるようになった


Kinesthetic Taping Improves Walking Function in Patients with Stroke: A Pilot Cohort Study.
2014  12月  デンマーク

テーピングによって脳卒中患者の歩行と痙縮が改善するものかどうか実験してみたそうな。


発症50日前後で歩行に障害を持った脳卒中患者32人について、テーピング前後での歩行速度、歩数、痙縮の程度を測定した。

テープは、麻痺側の脚の腿とひざの前面に貼った。


次のことがわかった。

・テーピング後、歩行速度が秒速8㎝ほど有意に高くなった。

・同じ距離に要する歩数は減少した。

・痙縮は軽減する傾向がみられたが、有意な変化はなかった。


脳卒中患者の腿とひざへのテーピングで歩行機能が即座に改善された、


というおはなし。

テーピング

感想:

おそらくテープの色によっても効果が大きく変わると思うんだよね、、

2014年12月17日

脳卒中は左脳が多いはほんとうか?気のせいじゃないのか


Left-Sided Strokes Are More Often Recognized Than Right-Sided Strokes: The Rotterdam Study.
2014  12月  オランダ

脳卒中は右脳よりも左脳側の患者が多いと言われる。

本当に左脳側で脳卒中が起きやすいのかそれとも単に左脳の脳卒中が認識されやすいだけなのか確かめてみたそうな。


13894人について脳卒中またはTIAの有無を10年前後追跡し、それらの患者でランダムにMRIを撮り梗塞の数、位置を確認、 関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・調査期間中に1252人が脳卒中になり、そのうち704人は脳梗塞だった。

・脳卒中には至らなかったTIAは799人で起きた。

・MRIで計673箇所の梗塞を確認できた。

・脳梗塞患者の57.7%は左脳損傷が主な症状の原因だった。

・TIA患者も57.8%が左脳が原因の患者だった。

・一方、MRIでは左脳の梗塞数は51.9%で、有意な偏りは確認できなかった。


脳梗塞やTIAの患者は、臨床症状的には左脳に原因があると考えられるケースが明らかに多かった。しかしMRI上では梗塞の分布に左右差は見られなかった。左脳へのダメージの方がより認識されやすいことがわかった。右脳も損傷している可能性に注意を払うべきであろう、


というおはなし。
左脳脳卒中


感想:

右脳にも左脳にも梗塞ができた場合、典型的な左脳脳卒中の症状しか確認できない場合がよくある、ってことと理解。

過去記事
脳梗塞は左脳がなりやすいことがわかった

2014年12月16日

太った糖尿病患者は脳卒中も心配するべきなのか?


Body Mass Index and Stroke Risk Among Patients With Type 2 Diabetes Mellitus
2014  12月  アメリカ

糖尿病患者の肥満度と脳卒中のなりやすさの関連を調べてみたそうな。


2型糖尿病患者29554人について調査したところ、


次のことがわかった。

・8.3年の追跡期間中に2883人が脳卒中になった。(脳梗塞2821人、脳出血109人)

・ボディマス指数(BMI)
18.5–24.9 [標準], 25–29.9, 30–34.9, 35–39.9, ≥40 kg/m2
に対する脳卒中リスクはそれぞれ、

1.00, 0.86, 0.83, 0.76, 0.70(脳卒中全体)
1.00, 0.87, 0.85, 0.78, 0.72(脳梗塞)
1.00, 0.76, 0.72, 0.54, 0.53(脳出血)
となった。

・この関連は人種、性別、年齢、喫煙、投薬状況に依らなかった。


2型糖尿病患者は肥満度が高くなるほど脳卒中リスクは低下する、


というおはなし。



感想:

肥満パラドックスは太ってる人にとっては朗報だけど、痩せなのに糖尿病だともう救いがないな。

2014年12月15日

脳卒中リスク判定アプリ 無料 iOS & Android対応


The Stroke RiskometerTM App: Validation of a data collection tool and stroke risk predictor.
2014  12月  ニュージーランド

脳卒中リスクを判定するスマートフォンアプリを開発したそうな。


その名は Stroke Riskometer  (←Google Playにリンク)

このアプリを、従来の名の通った脳卒中リスク判定ソフト

Framingham Stroke Risk Score および
QStroke

と比較したところ、


次のようになった。

・ニュージーランド、ロシア、オランダで行われた9501人を対象とした752件の脳卒中事例を含む調査記録を用いてリスク判定の妥当性を検証した結果、

・Stroke Riskometerは従来の2つのソフトと同等の判定能力を有していた。

・しかしいずれも脳卒中予測能は低かった。


無料だし今後も改良してゆくから試してね、


というおはなし。



感想:

インストールして発症当時の値を入れてやってみた。

リスク 2.96% とでた。 アンインストールした。

2014年12月14日

大学でたのに物忘れで悩むようになったら もうすぐ脳卒中


Subjective Memory Complaints and the Risk of Stroke
2014  12月  オランダ

主観的な物忘れの訴えと脳卒中リスクとの関連を学歴による違いも含めて調べてみたそうな。


被験者9152人について物忘れについてのアンケート調査および痴呆を調べるミニメンタルステート検査も行い、その後10年以上にわたり脳卒中の有無をフォローした。


次のことがわかった。

・調査期間中に663件の脳梗塞、99件の脳出血が起きた。

・主観的物忘れの訴えがある人は脳卒中リスクが1.20倍だった。

・ミニメンタルステート検査のスコアと脳卒中リスクとの関連は見られなかった。

・高学歴者に限定すると物忘れがある場合の脳卒中リスクは1.39倍になった。


高学歴なのに物忘れが気になるようになったら脳卒中が近いぞ、


というおはなし。

物忘れと脳卒中

感想:

テストに慣れた人は痴呆検査の意図を瞬時に見抜き高スコアですり抜けてしまう。自分自身で『物忘れヤバイ‥』と言い出すほどになったときには病状がかなり進んでいるってことと理解。

2014年12月13日

子供をジェットコースターに乗せると脳卒中になっちゃうかもよ


Roller coaster rides trigger pediatric stroke

Internal carotid artery dissection after a roller-coaster ride in a 4-year-old. Case Report and Review of the Literature
2014  12月  アメリカ

ジェットコースターに乗せたばかりに子供が脳卒中になってしまった事例があったそうな。


・4歳の少年が両親と一緒に遊園地に行きジェットコースターに2回乗った。

・1回めは全長200m、高さ10m、時速40kmの規模のコースターで、2回めは落差16m、時速64kmのものだった。

・翌日帰宅途中、少年は嘔吐し左の顔面が歪んだ。家に帰り着いた時点では左半身が麻痺して歩くことができなくなっていた。

・病院で検査したところ、右脳の中大脳動脈領域の梗塞で、右の内頚動脈に解離が認められた。

・アスピリンで治療した。

・6ヶ月時点で歩行できるようになったものの左側にやや麻痺が残っている。


ジェットコースターによる急加速、急減速の繰り返しが頸動脈の壁に裂け目をつくり血栓のもとになったと考えられた。しかし頭のでかい子供にどの程度までの加速度が許容されるのかはよくわかっていない、


というおはなし。

ジェットコースター

感想:

成人後スプラッシュマウンテンに一度だけ乗ったことあるけど、頭もげるかと思った。
スプラッシュマウンテンって何歳くらいから乗れますか?(ヤフー知恵袋)

2014年12月12日

台風のせいで脳卒中になったりするの?


The effect of hurricane sandy on cardiovascular events in new jersey.
2014  12月  アメリカ

記録的ハリケーン・サンディの影響で脳卒中や心筋梗塞がどのくらい増えたのか調べてみたそうな。


ハリケーン・サンディの被害があった2012/10/29日前後の2週間および同時期の過去5年間の心血管疾患発生数、死亡率を比較したところ、


次のことがわかった。

・被害の大きかった地域では、心筋梗塞が22%増加し、その死亡率も31%高くなった。

・同様に 脳卒中は7%増加したが死亡率はあまり変わらなかった。

・被害の小さかった地域での心筋梗塞、脳卒中の発症数、死亡率に変化はみられなかった。

記録的ハリケーンの被害に伴い、その後2週間に心筋梗塞、脳卒中の発症数、死亡率が上昇した、


というおはなし。


ハリケーン・サンディ
最盛期に達したサンディ(2012年10月25日)


感想:

地震のときの記事を思い出した。
クライストチャーチ地震で脳卒中は増えたのか?

東日本大震災のあと、脳卒中はぜんぜん増えていなかった…

【3.11】津波が脳卒中を引き起こす可能性について


2014年12月11日

ひどいめまいで検査したのに脳卒中を見落とされてしまうことはよくあるの?


Missed Strokes Using Computed Tomography Imaging in Patients With Vertigo: Population-Based Cohort Study.
2014  12月  カナダ

めまいがひどくて病院へ行き、CTまで撮ったのになにも見つからず帰宅、その後すぐに脳卒中になってしまった者がどのくらいいるものなのか調べてみたそうな。


2006-2011の救急患者のうち末梢性めまいと診断された41794人のデータを見なおしたところ、


次のことがわかった。

・20.6%に相当する人がCT検査を受けていた。

・そのうち0.29%が30日以内に脳卒中で入院した。

・一方、CT検査を受けなかった者で30日以内に脳卒中になったのは0.13%だった。

・30日以内に脳卒中になるリスクはCT検査を受けたグループで2.27倍だった。

・1年後にはグループ間の脳卒中リスクの差はなかった。

・脳卒中発症日の中央値はCT受けたグループで32日後、CTなしグループでは105日だった。


末梢性めまいと診断された患者の5分の1がCT検査を受けていた。そしてどういうわけかCT検査した患者ほど間もなく脳卒中になりやすかった、


というおはなし。
めまい

感想:

普通はCTなんか撮らないのに「撮ってみるか、、」と思わせるほどに症状がひどかったんだろね。

MRIならなにか見つかってたかも。これまで何度もCTの薦めを断ってMRIにしてもらった思い出。

2014年12月10日

薬を飲むように脳卒中患者の携帯番号にメッセージを送ってみた


Randomised Trial of Text Messaging on Adherence to Cardiovascular Preventive Treatment (INTERACT Trial).
2014  12月  イギリス

脳卒中など心血管疾患での降圧薬や降脂質薬の順守率を改善するためにテキストメッセージを送ってみることにしたそうな。


301人の患者について、テキストメッセージあり、なしのグループに分け、6ヶ月後の服薬状況を調査し、比較した。

テキストメッセージは最初の2週間は毎日、次の2週間は隔日、残りの22週間は週1回送信され、服薬を促し 返信確認を要求する内容となっている。


次のようになった。

・服薬順守率80%未満の者の割合は、メッセージなしでは25%に対し、メッセージありでは9%だった。

・テキストメッセージによって65%の患者が少なくとも1回は服薬に気付かされた。

・13%の患者は効果や副作用に疑念を抱き服薬をやめてしまっていたがテキストメッセージをきっかけに服薬を再開した。


脳卒中など心血管疾患の患者にテキストメッセージを送ることで 服薬順守率を改善することができた、


というおはなし。


感想:

メッセージ機能使いこなす患者いないだろ、、、と思い詳しくみると、患者7千人のなかからモバイル機器を使える人を厳選してた。

ごくたまにショートメッセージ来るんだけど、いまだに返信の仕方がわからないんだよね。

2014年12月9日

感じないほどの弱い触覚刺激で手の動きが良くなることが明らかに


Effect of Remote Sensory Noise on Hand Function Post Stroke.
2014  11月  アメリカ

脳卒中で障害を受けた手の運動機能は、感覚刺激により改善する可能性があるという。

ほんとうかどうか実験してみたそうな。


脳卒中の慢性期で片麻痺でかつ手の感覚障害のある患者10人について、手首の背と腹に振動装置を貼り付けた。

この振動装置は触覚で感知できる最も小さい強度の60%相当の振動刺激を起こす。

振動をオンにしているときとオフにしているときでの手の器用さ(9ホールペグテスト、ボックスブロックテスト、つまみ力、関節可動域等)を交互に繰り返し測定し、比較した。


次のようになった。

・振動がオンの時に手の運動機能の明らかな向上が確認できた。

・閾値下の感覚刺激が脳皮質で隣合う運動野に影響を与えた結果と考えられた。


知覚できないほどの弱い触覚刺激によって手の運動機能が簡単に改善できた。リストバンドタイプの装置を作ればいつでもどこでも手が使えるようになるかもね、


というおはなし。
触覚刺激装置


感想:

つらい訓練に耐え続けてこそリハビリ、という思い込みが常識になっているなかで 「知覚できないほどの弱い刺激で一瞬に改善」ってところがヒジョーに興味深い。

2014年12月8日

地上歩行とトレッドミル 効果があるのはどっち?


Effect of an Overground Training Session Versus a Treadmill Training Session on Timed Up and Go in Hemiparetic Patients.
2014  12月  フランス

片麻痺患者の歩行訓練に、地上歩行とトレッドミルとどちらが効果的なのか実験してみたそうな。


脳卒中で片麻痺の57人について、
*地上歩行グループ
*トレッドミルグループ
に分けて、訓練セッションを1回行った直後にタイムアップアンドゴーテストを行い比較したところ、


次のようになった。

・両グループともにタイムが短縮した。

・短縮できたタイムの割合はどちらも同程度だった。(5.9% vs. 5.2%)


地上歩行訓練とトレッドミル訓練は片麻痺患者にとって同程度の効果を示した。20分ほど近所を歩きまわることで経済的かつ効果的な歩行訓練になる、


というおはなし。

トレッドミル


感想:

そういえば療法士さんも オレと一緒に外に出て地上歩行に付き添うことが良い気分転換になるって言ってたなぁ、、訓練室に1日中いると息が詰まるんだって。

2014年12月7日

脳卒中予防に適した睡眠時間


Habitual Sleep Duration and Predicted 10-Year Cardiovascular Risk Using the Pooled Cohort Risk Equations Among US Adults.
2014  12月  アメリカ

睡眠時間と脳卒中など心血管疾患の関連を調べてみたそうな。


2005-2012米国全国健康・栄養調査に参加した40-79歳の男女7690人のデータを解析したところ、


次のことがわかった。

・自己申告の睡眠時間ごとの被験者の割合は、5時間未満が13.1%、6時間が24.4%、7時間が31.9%、8時間が25.2%、9時間が4.0%、10時間以上が1.3%だった。

・10年間の心血管疾患リスクは睡眠時間が7時間のとき最も低かった(3.4%)。

・心血管疾患リスクが特に高い20%以上になる者の割合も睡眠7時間がもっとも少なかった。


脳卒中など心血管疾患になるリスクは一晩の睡眠時間が7時間のときにもっとも低かった。睡眠時間が少なくても多くてもリスクは高くなった、


というおはなし。
睡眠

感想:

脳卒中やってからの「睡眠が足りないときの我慢のできなさ」は異常。
かといって長く眠るようになったわけでもない。

2014年12月6日

速く歩けるようになると遠くまで歩けるようにもなる


Maximum Walking Speed Is a Key Determinant of Long Distance Walking Function After Stroke.
2014  12月  アメリカ

脳卒中経験者の遠くまで歩く能力と最大歩行スピードとの関連を調べてみたそうな。


発症後6ヶ月以上経つ脳卒中経験者57人について、
長距離歩行能力と、立位バランス、歩行バランス、下肢運動機能、最大歩行速度およびトレーニング効果との関連を解析した結果、


次のことがわかった。

・他の要素に関わらず最大歩行速度が長距離歩行能力ともっとも強く関連していた。

・トレーニングによる最大歩行速度の変化と長距離歩行能力の改善度がよく関連していた。


慢性期脳卒中では最大歩行速度の改善が長距離歩行能力の向上につながるのかもしれない、


というおはなし。



感想:

難しさの順番が

スピード>距離>>バランス>パワー 、ってことなんだと思う。

速く歩けるひとは遠くまで歩けるし、当然バランスもパワーも申し分ない。

2014年12月5日

片頭痛は脳出血のもと?


Migraine and risk of hemorrhagic stroke: a study based on data from general practice.
2014  11月  デンマーク

脳出血と片頭痛との関連を調べてみたそうな。


患者医療データベースから脳内出血1797件、くも膜下出血1340件を抽出し、発症前の片頭痛との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・片頭痛のある人の脳内出血およびくも膜下出血リスクは若干(~1.2倍)高かった。

・特に、片頭痛と診断されて20年以上経つ場合に脳内出血リスクが高めだった。

・前兆付き片頭痛のある女性で脳内出血のリスクが高めだった。


片頭痛がある人の脳内出血またはくも膜下出血について若干の傾向は見られたものの、明らかなリスク上昇は確認できなかった、


というおはなし。


感想:

脳卒中になるまえもなったあとも、とりあえずは関連を心配しなくてもいいみたいね。
片頭痛になる脳卒中患者の割合は

2014年12月4日

5年前の今日、このブログを始めた。

キリがいいので振り返って思いついたことをメモ。

・あっという間。始めたのが昨日のことのようだ。アタマのリハビリを兼ねて好きでやっているので 更新はほとんど苦にならない。

・とは言ってもネタ探しには時間がかかる。「脳卒中」をキーワードに検索結果を新しいもの順に片端からチェックしている。それらのうち脳卒中経験者として興味の持てるニュースは20-30件に1つしかない。

・365日x5年=1825件以上の記事が溜まった。そのわりにはアクセスが当初からほとんど増えていない。

・たぶん脳卒中になる人は高齢者が多いのでネット触らないのだと思う。

・記事の更新をツイッターで3年半、自動でつぶやかせていたものの フォロワーが30人にも達し 閉鎖。

・フェイスブックはいまだ使い方がわからずアカウントもない。

・最近1年間のアクセスを解析した結果 ツイッターやフェイスブックからの流入者数は全体の1%にも満たなかった。

・ふた月ほど前に_ブログ村を知りランキングに参加してみた_ところ、訪問者数ベースで病気系ブログの20位前後に居ることはわかった。

・上位はガン闘病記ばかり。とにかく脳卒中分野はネット使う人の密度が低い。ここになにかしらの市場を見出そうとしている人は苦労すると思う。

・ごくごくたまーに「記事が役にたったよ」とメッセージをもらうことがあり励みにしている。


これまで再発もなく過ごせたことに感謝かな、、


2014年12月3日

手のリハビリにイメージ訓練を組み合わせた結果‥


Mental practice combined with physical practice to enhance hand recovery in stroke patients.
2014  11月  中国

脳卒中患者の手のリハビリに イメージ訓練と身体訓練を組み合わせたときの効果を調べてみたそうな。


20人の脳卒中患者の上肢について、

*イメージ訓練+実際に手を動かす身体訓練
*身体訓練のみ

の2グループに分けて4週間の訓練を行い、手の運動機能および脳機能画像上での改善度を比較した。


次のようになった。

・アクション・リサーチアームテストのスコアがイメージ訓練を組み合わせたグループで12.65ポイント、身体訓練のみのグループで5.20ポイント改善し、有意な差だった。

・fMRIによる健常側脳の運動野の活性化ボクセル数がイメージ訓練グループで勝り、手の運動機能の改善度とよく相関した。


脳卒中患者の手の訓練には、単に動かすだけではなく、イメージ訓練も組み合わせるとより効果的である、


というおはなし。

イメージ訓練の結果

感想:

この記事おもいだした。
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに

2014年12月2日

自動車運転復帰に必要な路上能力と左右脳損傷の違いについて


On-Road Driving Impairments and Associated Cognitive Deficits After Stroke.
2014  10月  アメリカ

脳卒中経験者が自動車運転に必要な能力と左右脳損傷の違いについて調べてみたそうな。


99人の脳卒中経験者について 認知機能テストを行い、運転教習の専門家による路上運転スキルの評価結果との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・37人が路上テストで非常に低い評価だった。

・彼らは特に、車線変更や合流操作に問題があった。

・同時に2つ以上の作業を併行して行う「分配性注意力」がもっとも重要な能力だった。

・右脳損傷者は、左脳損傷者に比べ視野の広さ、空間無視、視野探索、視空間構成、分配性注意の点で劣っていた。

・左脳損傷者については視野探索、情報処理スピード、執行機能障害の組み合わせが運転評価の判定に適していた。


運転中のとっさの対応力や視覚情報統合力の低下が脳卒中経験者の自動車運転を困難にしていた。脳損傷の左右側別に評価、トレーニングできる仕組みが必要だろう、


というおはなし。

脳卒中の自動車運転


感想:

まったくそのとおりで、最近になってようやく運転中に同乗者と会話ができる余裕が生まれてきた。

しかし夜や雨の日の運転中は話しかけられても いまだに返事もできない。

2014年12月1日

脳卒中患者のいる家庭には宗教がおすすめ


Religious coping and psychological well-being among Iranian stroke caregivers.
2014  9月  イラン

脳卒中患者の介護者について 信仰心と心理的な健康度との関連を調べてみたそうな。


脳卒中で重度障害の患者を看る家族介護者96人について調査したところ、


次のことがわかった。

・介護者のうち、62人は患者の実の娘で34人は義理の娘だった。

・母親を看るケースが69人、父親を看るケースが27人だった。

・宗教活動に積極的に取り組む介護者ほど心理的健康度が保たれていた。

・年齢、教育レベル、結婚歴、家族人数などと心理的健康度との関連は見られなかった。


介護者の宗教的、精神的信条が 過酷な状況への適応を可能にしていると考えられた、


というおはなし。

宗教


感想:

入院中、勤め先の同僚が本を送ってくれたんだ。Law of ナントカ っていうhappy系の...
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