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2013年8月29日

療法士さんは手に麻酔でも打って感覚麻痺を経験してみればいいと思う


Upper limb post-stroke sensory impairments: the survivor's experience.
2013  8月  アメリカ

感覚麻痺になった患者の体験について調べてみたそうな。


脳卒中で上肢感覚麻痺の脳卒中経験者15人に面談調査し、内容を3人の専門家が分析したところ、


患者の体験には次の3つのテーマが見つかった。

1)私の手に何が起こったのか?
感覚麻痺の大きな衝撃と、今後どう生活したらよいかへの不安。

2)未だリハビリ始まったばかりなのに?
概ね感覚麻痺はリハビリの対象とされず、自分でどうにかしなければならないと知る。

3)いつかは回復するかも?
根気強い努力によって感覚麻痺がゆっくりと回復に向かうだろうという希望を持つ。


感覚麻痺は見た目以上に患者にとって大きな意味を持つ。感覚麻痺対策への患者の希望を汲み取ったリハビリ計画が必要だろう、


というおはなし。



感想:

たしかにその通りで、たたいてもつねっても何も感じないというのは、動かないことよりも受け入れがたい体験だった。

幸い、感覚0(ゼロ)の状態は2-3週間しか続かなかった。

現在は、10段階評価で2か3って感じ。

それでも空気はもちろん風呂の温度もわからないし、人に触れていても気が付かないことがよくある。



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