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2020年12月5日

最重症の上肢麻痺に効くメンタルプラクティスとは

2020  10月  イギリス


脳卒中後の上肢麻痺患者へのメンタルプラクティスの有効性と、いつどのように実施するべきかを明らかにすることを目的にシステマティックレビューとメタアナリシスをこころみたそうな。



2009-2020年のランダム化比較試験を厳選した。

コクランレビューも含めた。



次のことがわかった。

・参加者486人を含む15の研究を対象にした。

・メンタルプラクティスは通常ケアにくらべ上肢活動に有意な改善を示した。

・とくに、メンタルプラクティスは最初の3ヶ月間および最重症の上肢麻痺の患者でもっとも効果がおおきかった。


メンタルプラクティスは脳卒中後の上肢麻痺の軽減、とくに最初の3ヶ月間および最重度の上肢機能障害をもつ患者に有効であることがしめされた。理想的な訓練量の明確なパターンは見いだせなかった、


というおはなし。
上肢重症度とメンタルプラクティス



感想:

メンタルプラクティス、運動イメージ訓練、イメトレ、メンタルリハーサル、、
どれもいっしょなんだけど、数ある脳卒中リハビリのなかでもっともエビデンスがあって効果的。

脳に起因する問題は脳のなかで解決すべし、ってこと。



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