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2023年2月22日

運動イメージ・メンタルプラクティスで上肢リハビリ

2023  1月  スペイン


脳卒中患者の30-66%はリハビリテーションをおこなっても上肢機能が十分に回復しない。

運動イメージ(MI)やメンタルプラクティス(MP)は、実際に運動をおこなうことなく認知プロセスのみで運動をシミュレートし、共通する中枢神経系の再活性化をはかるものである。

これらのメカニズムはミラーニューロン理論によっても支持され、たとえば手の動きの映像を観察することでも回復を促すことができる。

亜急性期、慢性期脳卒中患者の上肢機能へのMI・MPの有効性について体系的にレビューをこころみたそうな。



2009-2021年の関係するランダム化比較試験を厳選した。



次のことがわかった。

・11の研究が対象となった。

・亜急性期および慢性期のほとんどの研究で、介入前後の上肢機能に統計学的有意な短期の改善結果を得ていた。


運動イメージやメンタルプラクティスは、脳卒中後の上肢機能を改善し、日常生活動作の向上を期待できる。亜急性期、慢性期のいずれにおいても有効と考えられた、


というおはなし。
運動イメージ中


感想:

MIとMPの違いがあいまいだったので人工知能AIにきいてみた。

AI「運動イメージとメンタルプラクティスの違いについてお尋ねですね。

運動イメージとは、実際に動かないで、頭の中で運動を想像することです。メンタルプラクティスとは、運動イメージを繰り返して行うことで、運動能力を向上させる方法です。」


なるほど。

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