思い返してみると…
発症1年くらい前から
手の震えがあった。
パソコンの画面を指差すときなど
その振るえを抑えることができなかった記憶がある。
あと、コーヒーを飲んだあとに
軽いめまいを覚えることが多くなった。
不思議なことなんだけど、
通勤途上、いつも目眩を感じる場所があって、
そこでときどき立ち止まったりしていた。
発症して倒れた場所が
その真下にある地下鉄のホームだった。
最初の異常に気付いたのは、
パソコンで文章を打っている最中に
キー入力のミスが連発するようになったときだ。
どうやら左手指の感覚がわからなくなっている
ことに気がついて、
ことの重大さを認識した。
その10分後にはなぜか
例の目眩がする場所へ向かっている自分がいた。
で、そこで力尽きた。
不思議だね。