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2009年12月17日

片麻痺による現実への没入感の低下

左半身の皮膚感覚が麻痺している。

手足が触れた物の質感や温度はさっぱりわからない。


そのせいか、しばしば現実への没入感に乏しい時がある。

没入感はテレビゲームなどで仮想現実の世界に自分自身が
どっぷりと浸かる状態を言う。

それと同じく、現実というゲームに浸かりきれない自分がいる。


頭の上に、カエルの目のように自分の目があって、
自分自身の動きを見下ろしている。


あたかもテレビゲームの主人公を操っている気分がするときがある。


このゲームにもっと感覚が豊かであるならば、
主人公と一体化することができるのであろうが、

この片麻痺を経験するようになってから、
その一体感が欠けるのである。


じつはこの状態を歓迎している自分が居る。

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