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2012年1月25日

半側空間無視患者は治っても右側ばかり気になる


Recovery From Visual Neglect After Right Hemisphere Stroke: Does Starting Point in Cancellation Tasks Change After 6 Months?
2012  1月  フィンランド




脳卒中で半側空間無視のある患者は、

自然と右方向へ注意が偏るようになる。



この傾向の変化を発症後10日から6ヶ月後まで

追跡調査したそうな。



43人の右脳卒中患者と49人の健常人について

行動性無視検査に含まれる6つの検査を行い、

視野の関心領域の正中線からのズレの大きさを

測定、評価した。




その結果、

半側空間無視患者は、

・注意の右方への偏りが大きかった。

・半側空間無視の症状は時間が経つにつれ

 明らかに改善に向かっていった。

・そうは言っても6ヶ月後でも注意の右方偏位は見られた。






半側空間無視患者の注意の右方偏位の程度を

きちんと測定できる方法が必要ですね、


というおはなし。




半側空間無視患者の行動性無視検査の様子

ラマチャンドラン先生が出てるよ

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