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2026年5月31日

若年脳梗塞の原因? 運動しすぎ、PFOは無罪か

2026  5月  フィンランド


若い人の脳梗塞では、高血圧、喫煙、肥満、飲酒など、よく知られた危険因子だけでは説明できない例が少なくない。特に、はっきりした原因が見つからない「潜因性脳梗塞」は、若年者では重要なタイプである。

運動はふつう、脳卒中予防によいものと考えられている。しかし、運動不足だけでなく、非常に激しい運動も若い人の脳梗塞に関係する可能性がある。

また、心臓にPFO(卵円孔開存)という小さな穴のなごりがある人では、強い運動によって血栓が脳へ流れやすくなるのではないか、という考え方もある。そこで、若年成人の原因不明の脳梗塞と身体活動量の関係を、PFOの有無も含めてくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月30日

瘤をしつこく探せ、の根拠は本当に堅いのか 「未治療は高死亡率」という数字のトリック

2026  5月  カナダ


くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤の破裂によって起こる。したがって、原因となった動脈瘤を早く見つけ、再出血を防ぐことがきわめて重要である。

とくに未治療の破裂脳動脈瘤は死亡率が高く、再出血を起こすと転帰が一気に悪化する。そのため、くも膜下出血では「出血しているか」を確認するだけでなく、「どの動脈瘤が破れたのか」をできるだけ早く突き止める画像戦略が必要になる。

現在はCT血管造影、つまりCTAが最初の検査としてよく使われる。しかし、くも膜下出血があるのに、初回CTAで動脈瘤が見つからない患者が一定数存在する。これを「動脈瘤はなかった」と安心してよいのか、それとも「まだ見えていないだけ」と考えるべきなのか、くわしくしらべてみたそうな。

2026年5月29日

クリップ vs コイル:日本のくも膜下出血治療「根拠なき闘い」

2026  5月  日本


破裂した脳動脈瘤によるくも膜下出血では、再出血を防ぐために、できるだけ早く動脈瘤を処置する必要がある。

近年は、頭を開けずに血管の中から治療する「血管内治療」が世界的に増えており、多くの施設で「まず血管内治療を考える」という流れになっている。

しかし、高齢者、重症の患者、脳内出血を伴う患者、形が複雑な動脈瘤では、血管内治療がいつも最善とは限らない。そこで、「まず血管内治療」という方針から、「血管内治療と開頭手術を同じ土俵で考え、患者ごとに選ぶ方針」へ変えた場合、90日後の回復具合がどう変わるかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月28日

コロナ後・ワクチン後に血管が裂けた?39歳男性を襲った小脳梗塞

2026  4月  アメリカ


COVID-19の流行以降、脳梗塞や動脈血栓など、神経・血管系の合併症が報告されてきた。

この症例報告では、COVID-19感染後、さらにmRNAワクチン接種後に、右椎骨動脈解離(首の後ろ側を走る血管の壁が裂ける病気)を起こし、小脳梗塞に至った39歳男性の経過をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月27日

軽症脳梗塞に「血栓を溶かす薬」は本当に必要なのか?

2026  5月  パキスタン


軽症急性虚血性脳卒中とは、NIHSS 5点以下の比較的軽い脳梗塞である。しかし「軽い」といっても、その後に後遺症が残る人は少なくない。

これまで急性期治療として静注血栓溶解療法が使われてきたが、軽症例に本当にどれほど有効なのか、安全なのかについては議論がある。

一方、アスピリンとクロピドグレルを組み合わせたDAPT(ダプト)は、軽症脳梗塞や高リスクTIAで、再発を防ぐ治療として有効性が示されている。そこで、軽症急性虚血性脳卒中に対して、DAPTと静注血栓溶解療法のどちらが有効で安全なのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月26日

くも膜下出血は本当に“治療すべき病気”なのか? 日本だけが瘤を閉じたがる理由

2023  3月  日本


くも膜下出血では、破裂動脈瘤をクリッピングまたはコイル塞栓で閉鎖することが重要とされてきた。

一方で、2002年のISAT以降、欧米ではコイル塞栓が増え、日本でも治療方針が変化している。

そこで、日本でくも膜下出血患者の治療選択と院内転帰が6年間でどう変化したか、さらに包括的脳卒中センター機能の向上が予後に関係したかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月25日

ChatGPTが神経内科医を上回った?脳卒中患者向け説明文で見えた医療AIの現実

2026  4月  韓国


脳卒中は、原因によって治療や再発予防のやり方が変わる病気である。そのため、患者や家族への説明も、本来はその人の状態に合わせて行う必要がある。

しかし、脳卒中の説明には専門用語が多く、内容も複雑である。

そこで、ChatGPT 4.0やClaude 3のようなAIが、脳卒中の情報をわかりやすく整理し、患者向けの説明文を作れるかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月24日

脳卒中後の認知症を防ぐカギは、脳ではなく「腸」にあったのか?

2026  5月  アメリカ


脳卒中を経験した人では、その後に認知機能が低下したり、認知症を発症したりするリスクが高いことが知られている。

これまでは、脳卒中によって脳の血流が悪くなる、神経細胞が傷つく、白質病変が増える、といった「脳の中の問題」が主な原因と考えられてきた。

しかし、アルツハイマー病(AD)では、脳内に異常なタンパク質がたまるだけでなく、慢性的な炎症やエネルギー代謝の乱れも関係している。そこで、「脳卒中後に乱れた腸内細菌が、アルツハイマー病に似た脳の変化を進めるのではないか」という仮説を検証してみたそうな。

2026年5月23日

脳卒中後にパンツをウンコで汚すのは「抗生物質のせい」?――便失禁は約4人に1人

2026  5月  中国


脳卒中のあとには、手足の麻痺や言葉の問題だけでなく、胃腸の働きにも問題が起こりやすい。

そのなかでも便失禁は、患者本人の生活の質を大きく下げる問題である。外出しにくくなったり、介護の負担が増えたり、本人の尊厳にも関わる。

しかし、脳卒中後の便失禁がどのくらい多いのか、どのような人に起こりやすいのかは、まだ十分に整理されているとは言いにくいので、その発生率と、関係する要因をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月22日

胃薬をやめたら握力が上がった?その薬、脳卒中リハに本当に必要だったのか

2026  5月  日本


脳卒中後の高齢患者では、筋肉が落ちるサルコペニアと、薬の数が多い多剤服用が重なりやすい。

多剤服用は、転倒、フレイル、認知機能低下、身体機能低下、薬の副作用などと関連する。
一方で、入院中に薬を減らすことが、筋力や筋肉量にどう関係するかは十分にわかっていなかった。

そこで、脳卒中後のサルコペニア患者で、入院中の減薬が退院時の握力と筋肉量に関係するかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月21日

クラゾセンタン実務マニュアルの不気味さ 予後改善なき高額薬を日本人に使わせる構造

2026  5月  日本


くも膜下出血後の予後はいまだ悪く、その大きな原因の一つが遅発性脳虚血 DCI である。

欧米ではDCI予防薬としてニモジピンが標準的に使われるが、日本では未承認で、代わりにファスジルなど日本独自の多剤併用管理が行われてきた。そこへ2022年、日本で世界初承認されたクラゾセンタンが登場し、血管攣縮や関連梗塞・虚血症状の予防薬として臨床使用が広がった。

ただし、クラゾセンタンは従来の術後管理にそのまま上乗せすると、十分な利益が得られないだけでなく、副作用・合併症を招く可能性がある。そこで、初めて使う医師が数か月〜1年の“学習期間”でつまずかないように、実務上の管理法をまとめてみたそうな。

2026年5月20日

未破裂脳動脈瘤治療を5年追跡してわかった『不都合な真実』

2026  5月  フランス


未破裂脳動脈瘤は、MRIなどの画像検査の普及により偶然見つかることが増えている。しかし、未破裂瘤を治療すれば本当に長期的に有利なのかは、はっきりしていない。

治療直後の合併症だけでなく、数年後の再開通、遅発性破裂、治療と無関係な死亡も考慮する必要がある。

そこで、偶然発見された未破裂脳動脈瘤を治療した患者の長期成績をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月19日

脳内出血の再発リスク、血圧160未満では大差なし?――ただし死亡と脳梗塞は別問題か

2026  5月  韓国


脳内出血を起こしたあと、再発を防ぐために血圧管理が大事であることはよく知られている。しかし、血圧をどのくらいまで下げればよいのかは、まだはっきりしていない。

血圧は低いほどよいと思われがちだが、低すぎると低血圧や腎機能の悪化などの問題も起こりうる。

そこで脳内出血後に生き残った人たちについて、その後の血圧と、死亡、脳梗塞、脳内出血の再発との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月18日

CI療法的な“片手しばり”は本当に有利なのか 両手訓練メタ解析の衝撃

2026  5月  台湾


脳卒中後には、手や手指など遠位上肢の麻痺がよくみられる。これは日常生活動作を大きく制限し、機能回復の妨げになる重要な問題である。

上肢リハビリでは、麻痺側の腕や手を集中的に使う片側訓練がよく行われてきた。一方で、左右の腕を同時に使う両側訓練も、脳卒中後の運動回復を促す方法として注目されている。

しかし、両側訓練がとくに手先の回復にどの程度有効なのか、またどのような患者や訓練条件で効果が出やすいのかは十分に整理されていなかった。そこで、脳卒中後の遠位上肢麻痺に対する両側訓練と片側訓練の効果を比較してみたそうな。

2026年5月17日

脳動脈瘤治療信仰に冷水:くも膜下出血なのに7割がクリップもコイルもなし! 2020年米国全国データ

2020  4月  アメリカ


脳動脈瘤の治療は、この20年以上で大きく変化してきた。かつては開頭クリッピングが中心だったが、2000年代以降、血管内治療が急速に広がった。

この変化がすでに落ち着いたのか、それとも今も続いているのかを、未破裂脳動脈瘤の治療もふくめてくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月16日

新たなサラサラ薬への布石か? 脳梗塞再発と出血リスクの不都合な現実

2026  5月  日本


非心原性脳梗塞やTIAでは、再発を防ぐために抗血小板薬などの抗血栓薬が使われる。しかし、実際の日本の医療現場で、初回発症後にどのくらい再発するのか、死亡や出血、心臓の病気がどのくらい起きるのかは、十分にはわかっていなかった。

そこで、一度再発した後に、次にどんな問題が起きやすいのかについて日本での実態をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月15日

クリップやコイルは本当に正義か? くも膜下出血の「瘤治療」を問い直す大規模データ

2026  5月  中国


くも膜下出血は、破れた脳動脈瘤から出血して起こる重いタイプの脳卒中である。治療には、頭を開いて動脈瘤をクリップ処置する顕微鏡手術と、血管の中からコイル処置する血管内治療がある。

これまでの研究では、血管内治療のほうが治療後の状態がよい可能性が示されてきた。しかし、くも膜下出血のあとに起こる遅発性脳虚血、つまり数日たってから脳の血流が悪くなる合併症について、治療法によって差が出るのかは、まだ十分にはっきりしていなかった。

そこで、治療法の違いが遅発性脳虚血や3か月後の回復状態とどう関係するのかを、大規模な患者データで調べた。

2026年5月14日

「作業療法は効くかもしれない」――2026年にそれを言うのか?

2026  4月   中国


脳卒中後には、上肢の麻痺や巧緻動作の低下が残りやすい。その結果、食事、更衣、整容、移動などの日常生活動作が制限され、生活の質も低下する。さらに、身体機能の低下は抑うつや精神的苦痛にもつながり、回復を妨げる要因となる。

作業療法は脳卒中リハビリで推奨されているが、上肢機能、ADL、抑うつ症状をまとめて評価した新しいエビデンスは十分ではなかった。そこで、脳卒中患者に対する作業療法の効果を、最新のRCTを用いて総合的に評価してみたそうな。

2026年5月13日

脳卒中リハビリにtDCSは効くのか? TRANSPORT2が示した「上乗せ効果なし」の衝撃

2026  5月  アメリカ


脳卒中のあとに手や腕の動きが悪くなった人に対して、tDCSという方法が注目されてきた。これは、頭の外からごく弱い直流電流を流し、脳の働きを少し後押ししようとする方法である。

期待された理由はわかりやすい。装置が比較的安く、使い方も難しすぎず、リハビリ中に一緒に使えるからである。つまり、「ふつうのリハビリに電気刺激を足せば、回復がもっとよくなるのではないか」と考えられていた。

しかし、TRANSPORT2という大きめの多施設試験では、その期待どおりの結果は出なかった。その失敗から何を学ぶべきかを整理してみたそうな。

2026年5月12日

血栓回収は回数が増えるほど成績悪化 「医者が頑張るほど危ない」のか?

2,026  3月  ブラジル


太い脳血管が詰まる急性期脳梗塞では、カテーテルで血栓を取り除く「機械的血栓回収療法」が標準的な治療になっている。

しかし、血栓は1回で取れるとは限らない。何度もカテーテルを入れて取りにいくことがある。では、その回数が増えるほど、本当に成功に近づくのか。それとも、血管を傷つける危険が増えるだけなのか。

そこで、血栓回収の回数と、血管造影上の成功・失敗、さらに合併症との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月11日

症例数が少なくても成績は悪くない──くも膜下出血の動脈瘤治療は「儀式」なのか?

2022  1月  ノルウェー


動脈瘤性くも膜下出血では、「症例数の多い大きな病院ほど治療成績がよい」と考えられている。しかし、人口が少なく広い地域では、患者を大病院に集めすぎると搬送に時間がかかる。

そこで、ノルウェー北部のような地方で、症例数の少ない脳神経外科施設でも治療成績が保てるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月10日

脳卒中で入院すると便秘になりやすい理由 食べられない・動けない・トイレに行けない急性期の現実

2026  4月  中国


脳卒中のあとには便秘になる人が多い。しかし、どのくらいの人が便秘になるのか、どんな人で起こりやすいのか、さらにリハビリや退院時の体の状態に関係するのかは、まだ十分にわかっていなかった。

そこで、急性期の脳卒中患者を対象に、脳卒中後の便秘、とくに「脳卒中の前には便秘ではなかったのに、入院後に新しく便秘になった人」に注目してくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月9日

脳を救って腎臓を失う?――血栓回収療法後に急性腎不全がほぼ倍増していた

2026  5月  アメリカ


急性期の脳梗塞では、詰まった血管から血栓を取り除く「血栓回収療法」が広く行われるようになってきた。この治療によって、助かる人や回復する人は増えている。

しかし、血栓を取ることに成功しても、その後に別の体のトラブルが起きることがある。たとえば、肺炎、尿路感染、敗血症、急性腎不全、心筋梗塞、肺塞栓などである。

そこで、血栓回収療法を受けた脳梗塞患者で、こうした合併症がどれくらい起きているのか、そして年々増えているのか減っているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月8日

「褒めれば伸びる」は本当か?脳卒中リハビリに潜む“しょぼい報酬”

2026  5月  イギリス


脳卒中後のリハビリでは、「できたら褒める」「点数を出す」「報酬を与える」といった方法で、やる気や運動学習を高めようとすることがある。

しかし、脳卒中後の人が本当に報酬をうまく使えているのかは、まだよくわかっていなかった。

報酬には、大きく2つの働きがある。ひとつは、報酬が期待できると動きが速くなる働きである。もうひとつは、報酬を手がかりにして「次はどちらを選べばよいか」を学ぶ働きである。

そこで、慢性期脳卒中者で、この2つの働きがどのように変化しているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月7日

心房細動を見つけすぎる時代:薬を出す前に考えるべきヤバい盲点

2026  4月  イギリス


心房細動は、脳梗塞の原因として知られている。だから心房細動が見つかれば、抗凝固薬で血栓を防ぐ、という考え方は一見わかりやすい。

しかし近年、ペースメーカー、植込み型心電計、スマートウォッチなどによって、ごく短時間の心房細動らしきエピソードが大量に見つかるようになった。問題は、それを従来の心房細動と同じように扱ってよいのか、という点である。

心房細動の「持続時間」だけを見て、抗凝固薬を始める時代の限界を、とくにNOAH-AFNET 6とARTESiAという最近の臨床試験からまとめてみたそうな。

2026年5月6日

動脈瘤治療を守るためか?トラネキサム酸を“効かない薬”に見せる研究設計

2026  5月  オランダ


くも膜下出血は、脳卒中の中でもかなり重いタイプである。命にかかわるだけでなく、助かったあとも、体の動かしにくさ、認知機能の低下、日常生活への影響が残りやすい。

トラネキサム酸は、血を止まりやすくする薬であり、くも膜下出血後の早い段階で起きる再出血を減らす可能性がある。しかし、以前のULTRA試験では、発症後ごく早期に短期間使っても、6か月後の臨床的な回復は良くならなかった。

そこで「患者本人が感じる生活の質は良くなるのか」をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月5日

脳卒中は減るのに死亡は増える? 善玉コレステロールに潜む死亡リスクの落とし穴

2026  4月  韓国


HDL-C、いわゆる「善玉コレステロール」は、一般には高いほど体によいと考えられてきた。とくに、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などを防ぐ方向に働くものとされてきた。

しかし近年、「HDL-Cが高すぎる人では、かえって死亡リスクが上がるのではないか」という報告が出ている。つまり、「善玉だから高いほど安心」とは言い切れない可能性がある。

そこで、韓国の大規模な健診データを使い、HDL-Cの値と、脳卒中をふくむ心血管疾患、総死亡との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月4日

コロナワクチンで心房細動リスク低下?わずか0.27%差で「心血管保護」!

2026  4月  台湾


COVID-19にかかったあと、心臓に影響が出ることがある。たとえば、心筋の障害、不整脈、血栓塞栓症などである。

その中でも、新しく起こる心房細動・心房粗動は重要である。心房細動・心房粗動は、脳卒中、全身性塞栓症、心不全のリスク上昇と関係するためである。

しかし、COVID-19ワクチンを接種していた人で、感染後の長期的な心房細動・心房粗動リスクが下がるのかは、よくわかっていなかった。
そこで、COVID-19感染後の新規心房細動・心房粗動リスクに対するワクチン接種の影響をくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月3日

「治った」はずのコロナで、2年後も脳に霧が残る?

2026  4月  中国


COVID-19は、せきや発熱だけの病気ではない。感染中に、せん妄、ブレインフォグ、頭痛、めまい、脳卒中など、脳や神経に関係する症状が出ることがある。さらに回復後も、頭がぼんやりする、疲れやすい、記憶や注意力が落ちる、といったlong COVIDが問題になっている。

そこで、COVID-19の急性期に神経症状が出た人では、2年後に認知機能の低下や神経の後遺症が起こりやすいのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月2日

突然の「人生最悪の頭痛」は、くも膜下出血のサインではなかった?

2026  1月  トルコ


救急外来に来る非外傷性頭痛は多い。しかし、神経脱落症状がない患者では、頭蓋内病変が隠れているかどうかを判断するのが難しい。すべての患者に頭部CTを行えば、放射線被ばくや医療費の問題が生じる。一方で、くも膜下出血などの見逃してはいけない疾患もある。

そこで、神経脱落症状のない非外傷性頭痛患者において、どのような臨床症状が頭蓋内病変の予測因子になるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月1日

「心停止くも膜下出血」は本当に絶望なのか――最重症でも社会復帰した患者たち

2026  4月  日本


くも膜下出血の中でも、WFNS Grade Vは最重症にあたる。さらに呼吸停止や心停止を伴う場合、これまでは「ほとんど助からない」と考えられ、積極的な治療の対象から外されることも多かった。

しかし救急医療の進歩により、呼吸停止や心停止を起こしても、いったん蘇生されて病院へ運ばれる患者が増えている。そこで、WFNS Grade Vをひとまとめにせず、発症時の心肺状態で分け、回復の可能性をくわしくしらべてみたそうな。

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