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2013年3月26日

脳卒中になったら日本酒を2合飲むと梗塞を最小限にできる可能性について

Acute Administration of Ethanol Reduces Apoptosis Following Ischemic Stroke in Rats. 2013  3月  アメリカ


脳梗塞後のエタノール投与に神経保護効果があると言われている。
これを脳細胞のアポトーシス(細胞死)関連タンパク質から検証してみたそうな。


人為的に脳虚血状態にしたネズミに体重1kgあたり0.5-1.5gのエタノールを腹部注射した。
アポトーシス細胞の量、関連タンパク質の増減を調べた。


次のようになった。

・脳虚血後アポトーシスが増えたが、1.5g/kgのエタノール投与でアポトーシスは減った。
・1.5g/kgのエタノールでアポトーシス促進タンパク質の発現が減った。
・この効果は24時間後も続いた。
・0.5g/kgのエタノールではアポトーシス関連タンパク質の発現に影響はなかった。




ネズミへの1.5g/kgのエタノール腹腔内投与は
血中レベルで酒気帯び運転基準ギリギリの濃度に相当する。
これが脳梗塞後のアポトーシスを抑制することがわかった


というおはなし。


感想:
アメリカの酒気帯び運転基準は日本の倍以上余裕があって、0.8mg/ml.
これに相当する飲酒量は日本酒1-2合となる。
このくらいの量なら実践できるね。

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