元
Return to Work after a Stroke in Working Age Persons; A Six-Year Follow Up.
2017 1月 スウェーデン
若年脳卒中の増加で復職は社会的にも重要なテーマである。復職率にかんする報告には幅があって45-75%といわれている。
そこで脳卒中患者6年間の復職率と関連要因をしらべてみたそうな。
63歳以下の脳卒中患者174人を6年間フォローしたところ、
次のことがわかった。
・最終的に74.7%が復職した。
・48%は1年内に復職し、 3年間は復職者は増加し続けた。
・脳梗塞と脳内出血で復職率に明らかな違いはなかった。
・退院時の身体障害度と脳卒中まえの病気休職が復職できないリスク要因だった。
脳卒中ですべての患者が復職できるわけではなかったが、これまで考えられてきたよりも長期にわたって復職は可能だった。障害が重かったり別の病気があると復職はむつかしかった、
というおはなし。
感想:
傷病or障害手当金の支給がとまったことをもって復職と判断したとある。ほんとうの復職率はもっと低いんだろな。