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2017年9月9日

失語症に良いツボと刺激の条件とは


An fMRI study of the effects on normal language areas when acupuncturing the Tongli (HT5) and Xuanzhong (GB39) acupoints.
2017  9月  中国

伝統中国医学では脳卒中で失語になった患者への鍼治療が試みられている。

しかし脳の言語野を活性化するためにはどのツボが適しているのか、左右のどちらのツボを刺激するべきかを明らかにした研究はまだない。

そこで 失語症治療によく使われる2つのツボ、通里(つうり:HT5)と懸鐘(けんしょう:DB39)についてその組み合わせと脳皮質の反応をしらべてみたそうな。


右利きの10人の健常者について鍼刺激中の脳の活動状態をfMRIで観察した。

ツボ HT5とGB39の組み合わせと、右または左のみの鍼刺激をおこなった。

次のようになった。

・GB39を組み合わせずに、右のHT5を刺激したときにのみ、

・両側の言語関連の皮質が複数箇所 活発になった。

・このとき左脳側の活動範囲がやや広かった。

右のツボ通里HT5への鍼刺激は 言語関連の両側の脳皮質をひろく活性化した。失語症治療につかえるかも、


というおはなし。
図:ツボHT5の刺激で左右の言語野が活性化
図:失語に効くツボHT5

感想:

これ↓も似たような位置にあるね。
失語症に効くツボを刺激したら本当に脳が反応した

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