2018年3月7日

脳卒中で薬が増えた患者の末路


The association of increased drugs use with activities of daily living and discharge outcome among elderly stroke patients.
2018  3月  日本

脳卒中で入院する患者のほとんどは高齢者で 複数の薬を飲んでいることがおおい。

入院してから増えたくすりの量と回復度にかんする研究はほとんどないのでしらべてみたそうな。


65歳以上の脳卒中でリハビリ病院に入院した患者417人の記録について、

入院中にあらたに増えた薬の種類と
機能的自立度FIM、退院先、
との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・平均年齢は78.8、自宅へ退院が226人 自宅以外が191人で、FIM中央値は77だった。

・入院中ふえた薬の種類とFIMの増分は逆相関にあった。

・また 薬の種類が増えると自宅へ退院できる可能性が低下した。

・抗凝固薬は入退院時いずれでも もっともおおく使われ、睡眠薬 抗精神病薬 抗うつ薬 便秘薬が入院中あきらかに増加していた。

脳卒中でリハビリ入院中にあらたに薬の種類がふえた患者ほど回復が悪く自宅へ戻れなかった、


というおはなし。
図:脳卒中の退院までにふえた薬の種類

感想:

「なら 出された薬を飲まなければいいんだ!」
   ↑
これが冗談に思えない。

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