2018年3月11日

5年生存率、再発率、障害者率 in ブラジル


Five-year survival, disability, and recurrence after first-ever stroke in a middle-income country: A population-based study in Joinvile, Brazil.
2018  3月  ブラジル

これまで先進国では脳卒中患者を長期にフォローするおおきな研究が数多くおこなわれ、5年間で半数が死亡 3分の1が障害者 という結果がえられている。

そこで、途上国ではおそらく初のくわしい調査をおこなってみたそうな。


ブラジルの都市ジョインヴィレの2010-2015の脳卒中患者記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・平均年齢64、399人の5年後について、生存率は52%で、

・なんらかの障害が残っているmRS>2 は20%、これらのうち半数以上が要介護施設に入っていた。

・年間の死亡率はおよそ7%で、生存率はくも膜下出血と脳内出血が脳梗塞よりもずっと低かった。

・5年再発率は12%で、最初の脳卒中が死因の4分の3を占めていた。

5年後、脳卒中患者の68%(48%死亡+20%障害)は死亡または障害者となっていた。患者年齢こそ低いものの この比率は先進国のそれと同じだった、


というおはなし。
図:脳卒中の種類と5年生存率

感想:

5年で半分が死ぬといっても、ほとんどが最初の数ヶ月間のはなし。とくに脳内出血とくも膜下出血はそれを乗り越えると超安定(上のグラフ)。

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