2018年9月2日

脳梗塞のあと認知障害をふせぐ血圧がわかった


Effects of Blood Pressure in the Early Phase of Ischemic Stroke and Stroke Subtype on Poststroke Cognitive Impairment
2018  7月  中国

脳卒中患者の24-58%は3ヶ月時点で認知障害を示すという。そのリスク要因として高血圧がいちばんにあげられるいっぽう、低血圧も認知機能の低下に影響するとかんがえられている。

そこで、急性期の脳梗塞で認知障害予防にてきした血圧と脳梗塞の種類との関連をくわしくしらべてみたそうな。


発症から24時間以内の脳梗塞患者796人について血圧と認知機能を3ヶ月後までフォローしたところ、


次のことがわかった。

・収縮期血圧が143-158mmHgのグループにくらべて、低い102-127mmHg のグループと、高い171-215mmHgのグループで3ヶ月後の認知障害リスクはいずれも約2倍だった。

・同様の関連が拡張期血圧でもみられた。

・このリスクはアテローム血栓性梗塞と完全前循環梗塞でとくに高かった。

急性期脳梗塞の血圧は低くても高くても認知障害リスクが高かった。認知障害を防ぐには143-158/93-102mmHgが適していると考えられた。


図:脳梗塞早期の血圧と認知障害リスク


感想:

お医者さんにほめられるからもっとがんばって血圧を下げよう!と考えてしまうけれど、
120を下回ってはいかんと思うよ。
脳内出血で血圧を下げ過ぎてはいけない理由

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