2018年9月5日

脳卒中と認知症リスクのメタアナリシス


Stroke and dementia risk- A systematic review and meta-analysis
2018  8月  イギリス

脳卒中は認知障害や認知症のリスク要因である。

2009年のメタアナリシスでは脳卒中の前後で認知症の罹患率が2倍になり、再発後では3人に1人以上が認知症という結果がでた。

また2013年のメタアナリシスでは脳卒中はアルツハイマー病の中強度のリスク要因であることが示されている。

血管リスクとしてではなく脳卒中それ自体とすべての種類の認知症との関連をしらべたメタアナリシスはこれまでにないので やってみたそうな。


関連する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のようになった。

・脳卒中歴のある190万人を含む36の研究と、あらたに脳卒中を起こした130万人を含む12の研究がみつかった。

・脳卒中経験があると なんらかの認知症になるリスクは70%アップし、

・あらたに脳卒中になったばあいには、認知症のなりやすさはおよそ2倍になった。

脳卒中はそれ自体がなんらかの種類の認知症に関連する強いリスク要因だった、


というおはなし。
図:脳卒中後の認知症なりやすさ

感想:

いきなり認知症になるよりは脳卒中やってからのほうが本人も周囲もなっとくしやすいのでは?

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