2019年1月1日

脳卒中の栄養療法


Effects of Nutrition Therapy in Older Stroke Patients Undergoing Rehabilitation- A Systematic Review and Meta-Analysis
2018  12月  日本
入院中の脳卒中患者のおよそ半数は栄養失調状態にあるという。これは回復不良、死亡、合併症と関連すると考えられている。

また栄養失調が原因で筋肉が減少し筋力が衰えるサルコペニアが障害をより重くする。そのためとくに高齢者では栄養療法がリハビリテーションの助けになると考えられるが脳卒中患者についての研究をレビューしたものはすくない。

そこで これまでの研究でメタアナリシスをこころみたそうな。


栄養療法としてカロリーとたんぱく質に重点をおいた介入をえらんだ。ビタミンなどの微量栄養素のみの研究は除いた。

関係する研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・65歳以上の脳卒中でリハビリ中の患者5484人をふくむ8つの研究がみつかった。

・栄養療法にADL(日常生活動作)の改善効果は確認できなかった。

・しかし感染症のリスクはあきらかに低下した。

・死亡率、肺炎率、障害度、歩行能力、転倒、再発、QoLとの関連はなかった。

高齢脳卒中患者への栄養療法はADLの改善効果はみられなかったが、感染症の発生リスクがあきらか低下した、


というおはなし。

図:脳卒中患者の栄養と感染症

感想:

感染症へるのなら死亡や肺炎もすくなくなりそうだけど、そこまでのインパクトはないんかね。
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