2019年3月3日

脳卒中医師の4割は燃え尽き寸前


Burnout syndrome- are stroke neurologists at a higher risk?
2019  2月  ブラジル

燃え尽き症候群は仕事のストレスや対人関係からくる精神疾患と考えられ、興味関心の喪失、離人症(魂が体から抜ける)、自尊心や仕事の達成感の低下を伴う。

医師に多いとされ、医療の質の低下や医療過誤、さらには自身の薬物中毒や突然の退職の原因になるという。

ブラジルでは神経科医についての調査がこれまで1件しかないのでくわしくしらべてみたそうな。



神経科の医師74人にアンケート調査した。

燃え尽き症候群の判定は Maslach Burnout Inventoryを用いた。



次のようになった。

・彼らのうち44.6%が燃え尽き症候群と判定された。

・女性(60.6%)と脳卒中専門医(51.5%)に若干おおかった。

・脳卒中の救急治療を専門とする医師とそれ以外の神経科医では、いずれも精神的消耗度は中レベルで、仕事の達成感は脳卒中専門医が高かった。

・年齢と精神的消耗度は比例関係にあり、

・女性神経科医は仕事の達成感レベルが低かった。

神経科医の燃え尽き症候群は4割にみられ、他の報告と一致していた。脳卒中の専門医と外来患者を主対象とする神経科医とではあきらかな差はみられなかった、


というおはなし。

図:脳卒中専門医の燃え尽き


感想:

日本でも4割↓。これを知っていると医師の冷たさや態度の悪さにいちいちショックを受けなくなる。
患者が死んでも構わない 脳卒中医の4割が「燃え尽き症候群」

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