2019年4月25日

終末期にありがちな亡くなりかた


End of life after stroke- A nationwide study of 42,502 deaths occurring within a year after stroke
2018  3月  スウェーデン

自身の死に際しては 自宅で家族に囲まれて迎えたいとおおくのひとが考えている。

脳卒中患者の終末期についての科学論文には呼吸困難や疼痛の緩和 以外では報告がすくない。

経験的に、だれにも看取られずに亡くなる患者が少なくないと思えることから脳卒中患者の看取られ状況を大規模にくわしくしらべてみたそうな。



スウェーデンの3つの関連データベースから、
脳卒中の発症後3ヶ月から1年後までに亡くなった42502人を抽出した。

そのうち16408人については詳細な情報が得られたので解析したところ、



次のことがわかった。

・亡くなった場所は、46%が介護施設、37%が再入院した病院、10%が自宅だった。

・亡くなった者の11%は その死期を予測できていなかった。

・家族に看取られた者の率は49%だった。

・家族や医療スタッフにも看取られなかった(unattended)率は、自宅死の5%、病院死の25%だった。

脳卒中から退院したのに自宅で死を迎えられた者は10%に過ぎず、半数以上に家族は立ち会わなかった。およそ5人に1人はだれにも看取られず亡くなった、



というおはなし。

図:脳卒中の看取ら状況調査



感想:

ドラマのような盛り上がりがないから見守っているほうが疲れちゃうんだろな。

近い将来、病室にネットカメラが設置される。いよいよあぶないと判断したAIが関係者にメールを一斉配信する。
「まもなくライブ終了。いますぐアクセス!」って。

そしておおくの人に見守られて逝ける。

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