2019年6月9日

Stroke誌:血液中の金属と脳卒中


CirculatingZ Multiple Metals and Incident Stroke in Chinese Adults
2019  6月  中国

環境に存在する重金属は人間の代謝や機能に影響し有害となりうる。

これまでの研究から、ヒ素、鉛、銅、セレニウムの単体と心血管疾患との関連があきらかになっている。

しかし脳卒中との関連については結論がでていない。

そこで、同時に複数の金属にさらされているばあいの脳卒中との関連をくわしくしらべてみたそうな。



中国 Dongfeng-Tongji cohort研究の 2008-2016の脳梗塞1035例、脳出血269例と他の条件の等しい一般人について、

血中の24種類の金属濃度との関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・銅、モリブデン、チタンが脳梗塞リスクの上昇とあきらかな関連を示し、

・ルビジウム、セレニウムは脳出血リスクの低下と関連していた。

・これら複数の金属の血中濃度から脳梗塞や脳出血のリスク予測ができた。

血中の銅、モリブデン チタンは脳梗塞リスクの上昇と、ルビジウム セレニウムは脳出血リスクの低下と関連していた、


というおはなし。
図:セレニウムと脳出血リスク


感想:

ルビジウムとセレニウムは「善」なんだな 憶えとこ。

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